訓練参加者の感想 ぜひご一読下さい
東京で行なっている『発達障害者のための職業訓練』。今日修了した9期の皆さんの感想です。当社の訓練は職場での対人コミュニケーションとして(1)ホウレンソウ+質問の徹底と(2)意見感想の危険性をお伝えしているのだが、プログラムの中で色々と気づきがあったようでうれしくなる。ぜひ一日でも早く就職して活躍して欲しい。
<Kaienで学んだこと>
今回の訓練に参加するにあたって「コミュニケーション力」について改善したいという考えで参加しました。今までは、思ったことをすぐ口にしてしまう、言いたいことが言えない(相手に伝わらない)、相手の話を聞かず自分の話を続けてしまう、話をしても本題からずれていって結局相手に伝わらない、などなど・・・人と対面してのコミュニケーションが苦手でした。訓練ではホウレンソウ+確認や5W2Hなど「相手に情報を伝えるにはどうしたらわかりやすくなるのか」ということを教えていただき、自分に足りないところ・努力すべきところに気付くことができ、今度どうしたら良くなるのかを考えることができました。今後の生活に今回の訓練で得たものをさらに向上できるように注意・努力していきたいと思います。
訓練で学んだ一番大きな事。それは、上司や同僚との情報共有と、ほかの方たちを信頼し、頼ることの大切さです。これまでの私は、問題が生じると自己回帰してしまいがちで、よほどのことがない限り自分の中で解決してしまっていました。けれど、自分が分かってないことを隠すのではなくきちんと開示して、助けてもらうことがとても大切だということを、この訓練を通して知ることができました。この経験を、就職後も活かしていきたいと思います。
何を訓練で学んだか
・ホウレンソウのスキルアップ
・職場でのルール
・わからないところの質問
・上司にわかりやすく伝えること
・メモの整理
・報告するときの決まり
・臨機応変さ
・出社したときから作業が始まること
メール形式で日報や作業報告などのビジネスに不可欠なホウレンソウを徹底させる事。→1つのことに集中すると周りが見えない性格のせいか、報告が滞ることがしばしば。今後は、定時になると報告してくれるシステムを用いたい。またテスト仕様書によるシステムテストなどより実践的な作業を行うこと。→基本は出来ているが、はじめての事、もしくは応用となると知識が発揮されず右往左往する点が見られる。今後は、実践はもちろんホウレンソウを徹底させて向上に努めようと思う。
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