スタッフの一日
Kaien、TEENSでの働き方について、一例をご紹介します。
- Kaien:サービス管理責任者
- Kaien:就労支援員(ブリッジコンサルタント)
- Kaien:生活支援員(ブリッジコンサルタント)
- TEENS:児童発達支援管理責任者
- TEENS:児童指導員(エイブルシーカー)
- インターン
Kaien:サービス管理責任者
8:45 出社
9:00 訓練生の出欠確認
訓練生から送られた勤怠連絡のメールや電話の対応をします。
9:30 朝会
約20名の訓練生と6名のスタッフ・講師で求人情報や訓練に関する連絡事項を共有する朝会に参加します。
朝会の運営は主にブリッジコンサルタントが担当しますが、訓練生の参加状況・表情などから訓練生の様子を把握したり、その日の支援における安全面や運営面の確認をします。訓練生との朝会の後には、職業訓練講師とブリッジコンサルタントと、その日の訓練生の勤怠確認や新訓練生の情報共有、前日の引継ぎ確認などを行います。
10:00 新規利用契約手続き
Kaienで訓練を開始される方と就労移行支援の利用契約書を交わします。
新規訓練開始者への障害福祉サービス受給者証の申請手続きの案内、生活状況や他の支援状況の確認など、スムーズに訓練開始ができるようなサポートを行います。
これから訓練を始めるにあたり不安に思っていらっしゃる方もいるので、訓練の際に気を付けることなど丁寧にお伝えするように努めています。
12:00 お昼休み
お昼は自宅からお弁当を持ってきたり、近くのコンビニで買ってきて事業所中で食べることが多いです。
月に1回、福利厚生として会社から補助が出るので、事業所のスタッフで一緒に贅沢にランチをすることもあります。
ランチの時間は、一緒に働く事業所のメンバーといろいろ話はしますが、自然と訓練や利用者さんの話になってしまうことが多いです。
13:00 キャリアカウンセリング
担当の訓練生と1対1で、心身の健康状態や就職活動についてお話を聞き、アドバイスをしていきます。キャリアカウンセリングは、サービス管理責任者とブリッジコンサルタントが担当している仕事です。
『Kaienのカウンセリング技法は当社独自。共感傾聴はもちろんですが、カーナビのようにわかりやすく人生を見渡したうえでナビゲートする感覚です。』
15:30 終礼
講師の方とその日の訓練生の訓練の様子やキャリアカウンセリングで話したことの共有をしたり、翌日への引き継ぎ事項を確認したりします。
16:00 事務作業
新規訓練開始者への障害福祉サービス受給者証の申請手続きの案内、生活状況や他の支援状況の確認など、スムーズに訓練開始ができるようなサポートを行います。
また、行政機関との窓口の役割としては、新規利用者の障害福祉サービス受給者証手続きの進捗確認、訓練開始の連絡、就職が決まって訓練修了予定の訓練生の状況の報告。個別支援計画の作成をはじめ、定期的な状況報告や自治体ごとの規定書式の作成、都県への事業所状況報告等、多岐に渡ります
17:00 請求業務
月末~月初には月ごとの利用状況のデータを作成し、国民保険健康連合会・各自治体へ報告します。会社の売り上げに直接影響をするのでミスの内容に慎重に行います。
17:30 書類整理
行政への提出書類や日々の事業所の業務日誌・利用者ごとの日報、障害福祉サービス受給者証の情報の管理保管を行います。
18:00 退勤
その日の日報を提出して、退勤します。
プライベートの過ごし方
昨年、産休を取って3人目を出産しました。子どもたちはかわいく、一緒に過ごす時間を大切にしたいので、仕事とプライベートの時間はメリハリをつけるようにしています。
Kaien:就労支援員(ブリッジコンサルタント)
8:50 出社
9:30 朝会
約20名の訓練生と6名のスタッフ・講師と一緒に毎朝15分程度行います。
就職説明会や募集企業の案内、履歴書などの書類の提出期日の確認などを行います。
訓練における連絡事項を確認します。
朝会の後半は「注目記事」のコーナー。
その日のピックアップされたニュースについて訓練生と一緒に話し合います。
時事問題を少しずつ噛み砕いて伝え、訓練生に仕事選びや面接対策にしてもらっています。
『発達障害の人はコミュニケーションが苦手と思われがちです。
たしかに雑談が苦手なタイプが多いですが、よく話す(喋り過ぎる)方も多くいますし、知識豊富な人も多く、博識ぶりに驚くこともしばしばです。』
10:00 ビジネススキル講座
基本的なビジネスメールや電話のコツ、職場のマナーなどを模擬的に体験してもらいながら学んでいってもらいます。
自分ならどうするのかを訓練生に考えてもらい、自分で納得できる答えを見つけてもらうことが大切です。
12:00 お昼休み
ランチは職場で取るスタッフが多数です。訓練生や他のスタッフとリラックスできる話題で盛り上がります。また、月に一度、福利厚生の一環で会社から補助が出る「仲良しランチ」に行きます。
同じ事業所で働くメンバーの仕事の中では見えない好みや性格がわかり、楽しく過ごしています。
14:30 面接同行
訓練生の採用面接に同席するための外出は毎週のようにあります。
一人で面接に対応できる訓練生が多いものの、障害者枠での選考ではご本人や企業側からの要望に応じて面接に同席し訓練の様子などを補足説明することが大事な仕事です。
就職決定後の定着支援のための企業訪問でもオフィスを出る機会があります。
17:00 夕礼
職業訓練講師と一緒にその日の訓練生の様子や翌日への引き継ぎ事項などを共有します。
職業訓練講師の方は一般企業で数十年お仕事をされてきた方々なので、ご意見などはとても参考になります。
18:00 退勤
その日の日報を提出して、退勤します。
【プライベートの過ごし方】
休日は、サッカーやフットサルの審判をしています。全国大会等も担当する責任もある立場ですが、平日夜に開かれる研修を含めて両立できています。
プライベートと仕事のバランスをとれることもKaienで働く魅力の一つです。
Kaien:生活支援員(ブリッジコンサルタント)
8:50 出社
9:00 メールチェック
行政に提出する書類作成や、新規利用希望の方へのやりとり等を行います。
訓練生から送られた勤怠連絡のメールや電話の対応もこの時間に行うことが多いです。
9:30 朝会
その日を中心としたスタッフの動きやセッションの内容を確認するほか、各々のスタッフの目標や支援における困り事などを話し合います。
訓練生の状況についても確認します。
10:30 開所
訓練生が通所しはじめます。訓練生と話しながら、それぞれの状況、出欠を記録していきます。
11時過ぎからはセッション開始。ファシリテーションなどを行います。
その日は直接支援に入らないスタッフも訓練生が安全で安心して過ごしていただけるように見守ります。
12:45 お昼休み
訓練生同士がゲームしたり談笑している様子を見守ります。スタッフ自身も訓練生とゲームをすることもあります。
持ち場を離れず、お弁当を持っていったり、近くのお店でランチを購入したりする場合がほとんどです。
15:30 キャリアカウンセリング
14時からの午後のセッション修了後、キャリアカウンセリングを行うこともあります。
生活訓練修了後の進路は、就職、進学、その他様々。訓練生のニーズを聞きながら、取り組むべき目標を決めて行きます。
16:30 終礼
スタッフ全員でその日のセッションを振り返り、訓練生の行動や発言を共有しています。
17:00 通院同行や家族面談
訓練生の通院先である病院・クリニックに同行することや、ご家族との面談を行ったりすることは、セッションの前後に行うことが多めです。
通所以外のご本人の生活や考えを知るために医療やご家族との連携は重要です。
18:00 退勤
その日の日報を提出して、退勤します。
【プライベートの過ごし方】
昨年、結婚しました。今まではフルタイムで働いていましたが、プライベートも大切にしたいと思い、勤務時間を調整してもらいながら、仕事と家庭の両立を行っています。(出勤や退勤の時間は可能な範囲で調整できることがあります。)
TEENS:児童発達支援管理責任者
9:30 出社
メールチェックやお子さんの予約確認をします。また、10:30からお子さんがいらっしゃるので、担当の教材の準備も行います。
10:30 個別セッション(日中コース)
エイブルシーカーと一緒にお子さんの学習支援を行います。勉強を教えるだけではなく、「はたらく力」を身に着けるために、段取りなど勉強の進め方もわかりやすく支援をしていきます。
『発達障害のお子さんには成功体験を積んでもうだけでなく、上手に失敗して自ら学んでもらえるようにサポートをするのがKaien式の支援方法です。』
12:00 お昼休み
普段は事業所内でお子さんと一緒にお昼ごはんを食べることが多いです。お子さんたちはリラックスして自分のことを話してくれるので、学習支援の時間に見えない側面が見られて、とても楽しいです。また、月に一回、福利厚生の一環で「仲良しランチ」とういうものがあります。
同じ事業所のメンバーと一緒に日々の支援について語ることもありますが、一緒に働く仲間としてお互いのことを知る良い機会だと思っています。
14:30 朝会
遅番のエイブルシーカーやインターンと一緒に、お子さんの情報共有や支援の方向性などのすり合わせ、その日の運営タスク整理を行います。また、現場のインターンとも、支援方法の共有や課題など常にコミュニケーションを行いながら、お子さんにわかりやすい支援ができるように工夫をしています。
15:30 事務作業・保護者面談
入退所の手続き、請求業務、個別支援計画作成、自治体と受給者証発行の進捗確認などのやり取りを行います。入退所の手続きに際して、保護者の方と面談することもあります。
保護者の方とお話しするときには、エイブルシーカー同様に来所しているときの課題やご家庭のご様子などお話をし、支援の方向性を決めていきます。
18:30 退勤
日報を提出して、帰宅します。
【プライベートの過ごし方】
休日はしっかり確保されていますので、趣味のクラシック音楽や歌舞伎を楽しみ、仕事への英気を養っています。また、入社して新しいことにチャレンジする気持ちも出てきて最近運動を始めました。
TEENS:児童指導員(エイブルシーカー)
10:00 出勤
遅番の人はラッシュの時間を避けての出勤ができます。出勤後、メールと予定のチェックから一日が始まります。
12:30 お昼休み
お昼ごはんは、昼間に通所しているお子さんたちとやほかのスタッフとリラックスした時間を過ごします。
お子さんたちの間で流行っていることや興味など教えてくれるので、とても大切な時間だと思っています。
13:30 書類作成
ほぼすべてのスタッフは、現場での直接支援以外に事業所の運営事務に関わっています。請求業務や利用者の入退所管理、プログラム作成など行います。
年2回ある上長との面談でしたいこと・できることを勘案した上で業務が割り振られます。
14:00 保護者面談
利用者様の保護者の方との定期面談を行います。お子さんの強みや弱み、今後の課題やご家庭などのお悩みなどについてじっくりお話をします。
もちろん、初めは先輩スタッフが付き添いながら行っていきます。
『発達障害のお子さんの目の前の課題だけでなく、将来どういう生き方をしていくのかを視点に親御さんとお話をしていく事が大切だと思っています。』
14:30 朝会
児童発達管理責任者とインターンと一緒にお子さんの情報共有やその日の運営タスクの整理などを行います。
事業所には発達障害の専門知識を持ったスタッフもいるので、支援で難しいと感じていることなどをみんなで共有し、チームで支援ができるようにしています。
15:00 セッション準備
15時30分からのセッションに備え、来所するお子さんの先週の様子や当日の課題など、事業所の全スタッフでミーティングを行います。この時間を最大限利用して、支援の方向性や知見の共有を行っていきます。
15:30 個別セッション(放課後コース)
来所したお子さんの学習支援を行います。TEENSでは「はたらく力を身に着ける」ということを第一に考えています。そのため、ただ勉強を教えるのではなく、スケジュールを立てる方法、質問をする方法、自力で調べる方法についても指導をしていきます。
休憩時間にはお子さんとおしゃべりをしたり、お悩み相談を受けたりしています。また、同世代とコミュニケーションをとることが苦手なお子さんが多いため、お子さん同士の交流を促していくのも大事なお仕事です。
18:45 振り返り
スタッフ全員でその日の振り返りをします。あの場面はどうすればよかったか?など記憶が新鮮なうちに対策を共有します。またその日のお子さんのご様子を記録して保護者の方にメールでお知らせします。(送信が翌日になることもあります。)
プライベートの過ごし方
平日は、朝に時間があるので、家事をしたり、お弁当を作ったりしています。休日は、友達と会っていることが多いです。
シフトの都合上、土日でお休みの週と、平日を含んでお休みする週があるので、いろんな友人と予定を合わせられることも有難いです。また、ゴールデンウィークや夏休み、年末などにはしっかり連休をとれるので、旅行によく行きます。
インターン
14:30 出勤・朝会
出勤後はPCの準備や出欠表記入などの事務作業を行います。また、お子さんの情報について共有するために朝会(ミーティング)に参加します。
自分の授業や就活の関係で時間が遅れる場合には、常勤スタッフに相談します。
15:00 セッション準備
当日来所するお子さんの教材準備等を行います。
15:30 学習支援
来所したお子さんの学習支援を行います。
インターンも2~3名のお子さんを担当し、勉強を教えると同時に「はたらく力」になる質問の方法や自分で調べる方法などについて指導をします。
休憩時間にはお子さんとおしゃべりをしたり、お悩み相談を受けたりします。
『お子さんの年齢に近い”大人”として交流することで、日々インターンとしての仕事をしています。』
19:00 振り返り
お子さんが帰られた後、その日のお子さんのご様子を記録して保護者の方にメールでお知らせします。また、常勤スタッフが送信前にメール内容を確認しながら、その日の支援のフィードバックも行います。
19:30 退勤
業務が終わったら、その日の日報を送って帰宅します。