発達障害の人を積極的に採用しています!という企業
2011年1月31日
今日はタイトルに書いたような企業さんとアポイントメントがとれた。Kaienの既存の顧客企業以外にも、そういう思いを持って人事計画を作っているところもあるんだなぁと思うと、とても嬉しい。良い関係が築けるといいなぁと思う。
思えば、この1年で色々な方にあった。叩かれることの多いハローワークの中にも、発達障害について深く勉強し、一人ひとりに向かい合っている方もいる。何回か発達障害者の就労研究会でお目にかかった。
有料職業紹介事業でも、つまり同業他社でも、半年ほど前出版された本に僕も寄稿させていただいたテスコ・プレミアムサーチさんや、地方で就労移行支援事業を次々に立ち上げているウイングルさんは発達障害に関して取り組み始めている。当然地方のノンプロフィットでは、先日お伝えした高崎のリンケージさん、それから以前お会いした千葉のビックハートさんなどはだいぶ前から取り組まれている。
支援の輪が広がるというのはあまり好きではないが、少なくとも社会福祉関係者の中では「発達障害」というワードがバズ化してきていると思う。これが冒頭の企業さんのように、会社の人事に広がり、現場に広がり、そしてようやく社会に少しずつ広がっていくのかもしれない。
はじめは一足飛びに世の中の人の自閉症に対するイメージを変えたいと思っていたが、物事には順序というものがあるらしい。もちろん、一足飛びの方策も考えてはいますが、なかなか成功しない。「成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである」(チャーチル)とのことなので、今日のような出会いをエネルギーに、くじけずに頑張ります。
Kaien会社ウェブサイト http://www.kaien-lab.com
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