社会的企業の本質 PainとHope
2014年10月20日
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週末、三島で講演をしてきました。現地在住の叔母と従妹が講演会場に紛れ込んでいることを開演直後に知り話しづらい中でしたが、、、発達障害以外のことを話すことはあまりないのでこちらにまとめておきます。
色々と偉そうに話しましたが、すべてはほかの人の言葉や考えをまとめただけです。自分の起業前後のストーリーをだしに使いながら。まずはスライド。いくつかは個人的な理由があり外していますが、95%ぐらい発表したそのままの内容です。
で、大筋は、、、
- 自分の子どもが診断されて発達障害に興味を持ち、
- デンマークのSpecialisterne(発達障害の人を雇用しているIT企業)に感化されて、
- MBAの最中にビジネスプランを書いたところ全米制覇をしてしまったので、
- 全く興味関心がなかった起業・社会起業といわれることをしてしまったが、
- 実力不足で七転八倒をするはめになったが、
- なんとか本当にやりたい骨だけ残してぜい肉を落としたところ何とか事業化ができ、
- 今ようやく未来のことを考え始めるようになった会社になりました。
が第一部。第二部は、
- 社会起業といっても自分やKaienは本当に当てはまるかわからず、
- そもそもTeslaとかSpace Xの人類や地球を助ける企業こそが社会起業ではないかと思われ、
- 起業自体が金儲けがしたいだけではとても成功できるようなものではないので常に社会的だと思い、
- とはいっても社会貢献系の起業はたしかにカネが回りにくいので、かえって、より真剣にビジネスに向き合う必要があり、
- そのためには、ニーズよりもつよいペイン(痛み位のニーズ)を理解することと、その苦しみを理解しつつもホープ(希望・光)を(カルトのようではなく)現実的に見せる必要があり、
- そのためには、Why、How、What (なぜ事業をしているか、どのように価値を創出・提供するか、提供するものは何か)を常に意識しながら、
- 自分がしたいことを押し付ける(ドリルを売る)のではなく、対象者・受益者・顧客が欲しいもの(穴)を提供することを第一に置き、
- そうすれば、政府かエンジェルか企業か個人かがお金を払ってくれる可能性が高くなる。
ということで、第三部はいつもの発達障害のことを少し話したので今日は割愛し、第四部では雑多な所感として
- MBAで学んだ営利企業のリーダーシップは実は発達障害のリーダーシップにも重なるところがあり驚きであり、
- なので発達障害の人を上手に管理・活用できる人は、多くの人を管理・活用できるリーダーともいえ、現実的にそうである。
- また、発達障害の世界人口は日本の人口よりも多く、発達障害というとニッチと言われるが実は考えようによっては大きな業界である。
- 最後に、21世紀型の先進国型の社会的な課題をするにはモノよりもヒトが重要で、そのためには優秀な人を雇う必要があるが、
- 優秀な人は雇うのにお金がかかるので、優秀でありつつも”訳あり”を上手に使う必要があり、例えば子育て中や介護中の主婦層や60代以上のアクティブシニア層だ。
- 少なくともKaienの福祉の業界はそういった”訳あり”が活躍しやすい、働きやすい場だ。
ということで終わりにしました。
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