コーポレートサイト : 株式会社Kaien
MENU

ハッタツケース会議Kaien流の支援を動画で公開

2021年11月29日

Kaien12周年を機に書いたブログで「YouTuberになる」と宣言していますが一向に果たせず…。しかし違う形で、発達障害の方の支援に資する動画シリーズをスタートさせることになりました。

発達障害の人のための「働くインフラ」作り、「ニューロ・ダイバーシティ経営」を広めたい 他

それが、『Kaienハッタツケース会議』です。

Kaienハッタツケース会議とは?

簡単に言うと、Kaienのケース会議を再現し、公開したものです。

ケース会議というのは福祉の用語で、支援対象者(ケース)をみんなで分析して、よりよい進路・進学/自立・就職につなげようという会議のことです。

本当のケースを分析してしまうと個人情報的にNGですので…架空のケースを設定して、当社の支援者が議論をしていきます。

 

動画で何がわかるの?

この動画を見ると、そもそもKaienが何を大切にして支援をしているかがわかっていただけると思います。

例えば、本人の特性(強みや弱み)をどう把握しているのか、どんなプログラムを実施しているのか、自立や企業にどう結び付けているのか、他にも支援の舞台裏を垣間見られるのではないかと思っています。

ですので、これからKaienの支援を受けようと思っている発達障害の当事者の方、あるいはそのご家族の方を、メインの対象として動画を撮影しています。

また、支援者を志す方も、どんな目線で見るほうが良いのかなど、勉強もして頂けるかなと思っています。

実際、就職率をはじめとした指標が平均の倍程度ある当社の支援というのは、どういう風に行われているのか。スタッフの人となりや専門性も含めてオープンにしていきたいと思っています。

記念すべき第1回のテーマは?

第1回としては下記のような設定にしました。よくあるタイプですね。

22歳男性。小野正人(おのまさと・仮名) 東京・世田谷区在住。大学を卒業したばかり。安定した家庭の長男(一人っ子)。保育園の時に自閉症スペクトラムと診断を受けて、発達系のクリニックには通っている。服薬無し。小さい頃は通級にも通っていたが、親のサポートもあり大きな問題なし。大学まで普通級で上がる。WISCは1回受けていて、90前後。ただし処理速度などが低い。大学時代は単位取得に専念し、4月から就労移行支援に通っている。聞き分けの良いタイプだが、こだわりが強く、割込みの指示や違う考えがあるとパニックになる。現在、利用半年だが、グループワークができず、個人で職業訓練を行っている。声の調整が効かず、興奮した時はもちろん、通常の時も声が大きいのが難点。アルバイトもしたことがないので、数社受ければ働けると思っているよう。障害者雇用を希望中。

今後は、子どものケース、女性のケース、知的障害のあるケース、精神障害が重いケース等々、いろいろと取り上げていきたいです。(そもそもこのシリーズにニーズがあればですが…)

当社の視聴者の皆さんからリアルなケースを応募いただければそれを取り上げていくことも考えていますので、ご希望の方がいらしたらお教えください。(個人情報は伏せたうえで、でもリアルなデータを基にケース検討ができると思います。ご希望者はまずは当社のTwitterにご連絡ください)

制作陣は、Powered by 発達障害

このハッタツケース会議。実は「テーマ音楽」「動画編集」は、Kaienの修了生と現役訓練生にお願いしているところも特徴です。

音楽はRさん。Kaien代々木出身のミュージシャンです。

編集作業は、サザビーリーグHR社にお願いしました。NHKのクローズアップ現代+(「企業が注目!発達障害 能力引き出す職場改革」)でも紹介された発達障害がITやデザイン・商品発送など、本業を支える部門で数多く活躍されている会社です。当社の出身者が9割程度を占める会社で、編集作業を中心にしていただいたのもKaien東神奈川(旧Kaien横浜)の修了生でした。

粗編という編集手前の段階は、Kaienの就労移行支援の訓練生に工賃をお渡しする形で作業をしてもらっています。

特性を活かした活躍の実例を、動画を通じて味わっていただきたいです。編集後の完成度には当社のスタッフ一同驚愕しました。

動画は2本に分かれています

是非ご感想をお寄せください。第二弾は年内に撮影し、年明け(といっても2・3月になってしまうかも…)に公開したいと思っています。

 

【前編】処理速度が低めでこだわりもあり… Kaienハッタツケース会議「自閉症スペクトラム 大卒22歳!就職活動中」

 

【後編】金融系の特例子会社○○がお勧め!! Kaienハッタツケース会議「自閉症スペクトラム 大卒22歳!就職活動中」

 

文責: 鈴木慶太 ㈱Kaien代表取締役
長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。放課後等デイサービス「TEENS」
大学生向けの就活サークル「ガクプロ」就労移行支援および自立訓練(生活訓練)「Kaien」 の立ち上げを通じて、これまで2,000人以上の発達障害の人たちの就職支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等への登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。東京大学経済学部卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。星槎大学共生科学部 特任教授 。 代表メッセージ ・ メディア掲載歴

この記事をシェア / ブックマークする
Google+1
はてブ
あとで
Line
ページの先頭へ