二次障害の苦しみ
2013年10月28日
発達障害の関係で、難しいなと思うのが、二次障害である。
うつ 躁うつ 不安障害 適応障害 強迫性障害 パーソナリティ障害 アダルトチルドレン が僕がお会いする中で、(上げた順に)おおいと思う。
今日もある方のお話になり、発達障害の苦しみというよりも、その後の人生で「社会に付け加えられてしまった」二次障害の苦しみが大きいなと感じた。就職活動や就業に影響が出るのは総じて二次障害である。
二次障害が出ないためにはやはり小さい頃からの『継続したサポート』が必要なのだと思う。これも統計をとっているわけではないが、一時点のサポートではなく継続というのがとても重要に思える。
なお、統合失調症との合併はあるのかなんとも言えない。なにしろ僕があまりお会いしたことがないからである。以前ある先生に教わったことは、統合失調症の幻聴・幻覚は、なにも外界からの刺激がなくても発生し、発達障害の幻聴・幻覚は、なにか外界からの特定の刺激があるときに発生する、というものだ。
本来重なるものではないような気がしていて、むしろ誤診ということがおおいのかもしれない。 『統合失調症と発達障害』(過去の記事から)
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