一歩前進
2010年12月21日
今日の営業先。担当していただいた人事の方は、僕が説明する前から、アスペルガー、発達障害、自閉症スペクトラムについて可能性を感じていただいていた。ただ上層部が「目に見えて分かりやすい障害」、「軽度の身体障害」のある方を求めているとのこと。なかなか理解が得られないと聞かされた。
これまでKaienの人材を受け入れてくださった企業は、2人目、3人目と、リピーターになっていただけている。(あるいはその一歩手前である) もちろん個々人によるが、自閉症スペクトラムにふさわしい職種を与えてもらえ、最低限の理解をえれば、パフォーマンスを発揮できる方はたくさんいることの、なによりの証拠だと思う。見えない壁を乗り越えるサポートをするのがKaienスタッフの役割。営業というよりも代弁をしようと思って、最近は企業を訪問するようにしている。
11月24日に職業トレーニングを終えた2期生。面接や実習もほぼ終わり、就職活動も最終盤である。無事今日オファー第1号が出た。めでたい。ぜひ職場でエースになってほしいもの。障害者雇用という国の制度を利用させていただいて職場に入ったとしても、そこからのパフォーマンスの評価基準・方法は、他の「一般雇用枠」の人と対等。これからの活躍が楽しみである。ぜひ周囲をギャフンと言わせて欲しい。
Kaien会社ウェブサイト http://www.kaien-lab.com
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