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遺言書とビジネスプランの書き直し

2014年1月1日

元日。例年通り遺言書とビジネスプランを書き直す作業から一年をスタートさせた。

個人的には、これまでの人生でやり残したことや不安はほとんどなく、いつ神様から声がかかってもよいかなと思っている。いい意味でも悪い意味でも自分の小さな器から考えると波瀾万丈で、「他人の一生分はもう生きた」と思っている。とはいえ悲観的なのではない。良いこと悪いことに直面する中で、お陰様で自分の本来の力以上のものを獲得できた。精一杯日々を送らせてもらっている。遺言書もさっぱりとかけ、爽やかな一年のスタートである。

一方、会社は今年で5年目である。まだまだやり残したことが多い。

当社は12月決算なので今日からまた新しい期が始まる。2013年は売上で見ると前年の3倍近くになった。2012年も2倍成長だったので、この2年は変化が大きかったと思う。実際、去年元日に書いたビジネスプランでの当初計画と比べてもスピードが早い。今年2014年は内部固めが目標ではあるが、それでも50%ぐらいの伸びにはなりそうである。

年末に、本来なら2012年のはじめに出版するはずだった自分の本(※装丁デザインも終わって後は印刷だけだったが、内容面で家族のことに触れざるをえないことがあり、最後の最後で出版を見合わせている状態が2年続いている)を読み返してみた。読み返して、またビジネスプランを書きながら、思い直したことがある。 

ひとつは、「発達障害の特性を活かす」という言葉を使っていれば、錦の御旗を持っているような気持ちになっていないかということ。もう一つは、「いわゆる健常者をはっとさせる、対等な人間と思ってもらえる人を送り出せているか」ということである。

一つ目はいわゆるマンネリであり、鮮度が落ちてしまっているのではないかということ。2つ目は、当社に関わるお客様や関係者にとても満足して頂いているので、現状のサービスレベルで僕もスタッフも満足していないかということである。

先の未出版本の中で「満足より感動させる」ことがベンチャーとしてすべきことだと先輩から教わったと書いてある。読み返して数年前の自分に教わるような感じがしている。自分の器を考えると個人的にはこれ以上出来る人にはなれないと思うが、会社の経営者としては会社の文化を僕を超すのが当たり前にしていかなければならない。そうしないと今以上の満足、つまり感動レベルに会社がなっていかないと思う。

仕事帰りに立ち寄った神田明神

今日はこれから、社員の研修用ビデオの撮影の続きである。自分にできることが会社全体から見ると日に日に小さくなって行くので、当社に共感していただける人を採用し、育てていけるかが、今年も課題になりそうである。

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