4年目にはいった定着支援
2014年7月26日
当社の草創期に就職活動を支援した(※支援というよりほとんど一緒に取り組んだという感じだった)人たちは、就職から4年が経つまでになった。
就労移行支援では、定着支援は半年、というのが一般的。当社はそれよりは長く、概ね半年は職場訪問などを行った後もニーズに応じて職場に赴いたり、当社に来てもらって話を聞いたりしている。なので2年、3年と、頻度は低くなるが定着支援をおこなうことがある。
中でも当社の初期に訓練に入った人たちの定着支援は今もかなりの頻度で行っている。就職した人たちがその後どのようにキャリアを進むか、新たな、あるいは古い課題ととりくむのか、というのは何かを研究したりデータを集めたりするよりも、実地で定点観測的に触れ合っていたほうが良いと思うからだ。
4年前に就職支援をし、その後の継続支援を僕が行っている一人とは昨日、新宿の居酒屋でお酒を飲みながら話を聞いてきた。
「言外の意図を先読みして動けるようになった」とか、「自分の得意なところだけではダメで、苦手なことでも同僚に近づくことを目標にするようになった」など、、、日本的な会社の中でどのように職場で考え振舞っているのか聞くことで、思い込みや自分の価値観を貫きすぎることが多い、ほかの人の支援にも参考になるところが多かったと思う。
実はご本人だけではなく、職場の上司・同僚にも話を聞く機会があるので、情報がより多角的に分析できる。両者からの情報があるというのが、もろもろのことでズレやすい発達障害の人の支援にはとても重要だと思っている。
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