滑り出し快調すぎ?第2期職業トレーニング
第2期の職業トレーニングが始まった。15時30分ごろに終わって、少しぼーっとした。濃密な時間。訓練生も疲れたと思うが、スタッフ側もとても疲れたというのが印象。
というのも、今日はPCの設定やアプリケーションの使用方法の説明、資料の概要説明だけにしようと思っていたが、プランにあった項目が次々に終わり、結果想像以上にはかどったからである。
今日行ったのは午前が・・・
- 開校式 (しごと財団の担当者から)
- 訓練生とスタッフの自己紹介
- 秘密保持契約書など署名
- 訓練中のルール(オフィスの利用方法、遅刻・欠席など連絡方法など)
- 典型的な一日の流れについて説明
- 訓練中の使用アプリケーション説明(メール、メーリングリスト、ファイル共有機能、アカウントの設定やパスワード変更、)
- PCアカウントの設定
- 訓練中に使う会計や画像のアプリの説明
- タイピングテスト
とここまでが午前。。。特にタイピングテストは30分以上使って行った。みんなタイピングは得意らしく、今回の訓練ではそこまでタイピングで苦労しないかもしれない。むしろ講師の南さんのタイピング速度が訓練生に追いつくか心配したほうがよさそう。。。
なお、秘密保持契約書はKaienと訓練生の間で交わす。当然センシティブな情報もあるので、お互いにメリットがあるから。 その他、訓練生にお願いしている「行動規範」にもサインをしてもらう。これでリスクを回避しながら訓練に集中できるはず。
午後もみっちりで、、、
- 講義スケジュールの説明
- ソフトウェアテスト
- IT基礎体験
- 自由研究(SNS構築やバグ投稿)
- 就職活動MTG
- 参考資料・書籍について
- 虎の巻の解説(ソフトウエアテストの味噌について南さんお手製のファイル)
- 就労・生活支援組織についての説明
- 日報、受講簿記載
を行う。虎の巻はかなり分厚くつくっているので、初心者の方でもソフトウェアテストがなんなのかというのがとてもよくわかると思う。僕自身も勉強させてもらった。
公的な就労・生活支援組織についての説明もリクエストがあったので説明。いわゆるナカポツセンターや障害者職業センターというのはあまり存在を知られていない。。。行政が行っている、あるいは委託しているため、基本的には無料で使えるので、ぜひ活用してもらいたい。(※知られていない割には、こういった期間で働かれている方はみなさんとても忙しそう。個人的な見解だが、このあたりのシステムをもっとすっきりさせ、そして予算をきちんと付けて欲しい。生活面まで含めたセーフティーネットは重要だと思う)
週末を挟んで、月曜日からは本格的にIT関連のコマが始まる。とはいえ、座学はほとんどなく、実際の職場に近い業務フロー、情報フロー、時間の使い方を目指している。とてもいい成果がえられそうな予感がした第2期のスタート。仕事って楽しいなぁと思わせてもらいました。皆さんに多謝。
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