海外メディア 韓国の自閉症スペクトラム調査「38人に1人」
とっくに日本語のニュースになっていると思っていたが、いまサーチしたところまだ朝鮮日報の日本語版以外は報道していないようなので、ブログにアップすることにした。米国のニュースでは同様記事が500件以上ヒットする。さっきみたCBSのTonightという看板番組でも取り上げていたほど。
朝鮮日報の記事はこちら(正直あまり訳は良くないが日本語で読める「韓国児童の自閉症有病率2.64%、欧米上回る」)
要約すると、これまでの米国の研究では110人にひとりだったのが、その3倍ほどの率であるとの調査結果を米国(エール大学)と韓国のチームが発表。京畿道のある地域の小学生5万5266人と保護者を対象に全数調査を実施したという。いわゆる高機能の自閉症スペクトラムまで含めた数字なので、率が上がっているという解説。つまり韓国に特段多いというわけではない、とのこと。
なお、米国のWebMDというサイトの記事はこちら。
なんで韓国を調査対象にしたのかは記事にはなかったが、おそらく歴史的なものだと思う。WebMDでもこの研究についてコメントしているNY大学のBennett L. Leventhal医師に、僕はシカゴ時代に1対1でKaienのプロジェクトについて説明したことがある。その時に韓国で彼が行っている調査について教えてもらったのだが、「韓国は長い間他の民族との混血がないので調査がクリアに出る」と聞いた。多分今回エール大学が韓国を選んだのも、そういった背景があると思う。
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