発達障害 女性の場合
2011年11月23日
今日は午前中に初回相談会を開催。無料で発達障害の診断を受けた方、あるいは自分がそうではないかと思っている方のキャリア相談にのっている。
Kaienの相談会に来る女性比率は3割ぐらい。今日もお一方いらした。
女性は、発達障害の診断を受けていたとしても、特性がとてもとてもうっすらしている場合が多くて、本当に困り感があるのか分からないケースが多い。このため、パッと見でわかることが多い男性の場合と比べて、女性の発達障害は見過ごされる場合が多いように思う。わかりにくいものだから、適応障害とか、気分変調とか、そういう状態が出てきて初めて気づくケースが多い。
女性だから目立ちにくいのか(つまり男性と女性はもともと脳が違う部分があるのでそれが為に発達障害の傾向がある時もめだちにくくなるのか)、女性という役回りを社会で担わされているときにそれ自体がソーシャルスキルトレーニング的な効果があって目立ちにくくなるのか?
完全な私見だが、案外後者の影響が大きいのではないかなと思っている。
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