秩序ある無秩序
2011年11月24日
東京の「発達障害者のための職業訓練」を覗く。事務系の作業やソフトウェアテストの基礎的な内容を行いながら、上司や同僚との対人コミュニケーションを学ぶプログラム。
今日は訓練内容をじっと眺める時間があった。僕自身が、訓練の細部を把握していたのは今年4月ぐらいまで。今日、ファイルの中身まで確認しなおしたが、特に最終週のプログラムは進化を遂げていて、スタイリッシュになっている。
ただし、逆に言うと少し予定調和になりつつある。このため最近は秩序ある無秩序を仕込むようにしている。予想ができないことが仕事では起こるし、実は発達障害の人はそれが苦手なので、失敗できる訓練の環境で無秩序への対応を学ぶことは必要。一方で、講師がある程度対応できないといけないので秩序も必要。その中間点が秩序ある無秩序というわけ。
8期の訓練はそろそろ終了。今まで1人が1日休んだ以外は相変わらず皆勤が続いている。休まないことが仕事をする上でなにより重要なので、勤怠は最も気を配っている部分。9期も同じように適当に休みにくい空気感が続けば良いなと思っている。
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