海外メディア 『スピルバーグ監督 自身の学習障害を語る』
2012年9月30日
スティーブン・スピルバーグ監督。 数年前に学習障害の一つのディスレクシア(読み書き障害)と診断された事について、非常にリラックスした感じでインタビューに答えている。インタビューまるごと学習障害の話題だ。
英語の動画だが、、、こちら Friends Of Quinn インタビューの要旨は、
- 人生を通じてディスレクシアであること
- 小学校のときに前に立たされて教科書を読むことがとても苦手だったこと
- 怠けているといつも周囲から思われていたこと。
- 変わっていることから、いじめに有ったこと。特に同年代が他人の目を気にする中学校の時が大変だったこと
- 映画制作が自分の避難場所だったこと。それによって、いじめによる恥から逃れられたこと
- ご両親が非常に厳格だったが、学習面などで大変に助けられたこと
- だいぶ訓練をしたが今でも他の人の数倍は読むのに時間がかかること。でもそのおかげで、他の人が気づかないようなことにも気づけること
- もっと早く診断を受けたかったこと。周囲に事情を分かってほしかったこと
- 今、学習障害で悩む子どもたちに、その苦しみを抱えているのは一人ではないから安心してほしいこと。人生を通じて難しさは残るが、読み書きを改善する方法はあること。得意な事、好きな事が日々の苦しみから救ってくれること。
である。とても前向きで、でも変に気張っていない、納得感のある話だった。
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