うらやましいと思わないのがうらやましい ”孤立型”の人たち
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合宿の疲れがなかなか取れず、土曜日を迎えた今、声が枯れて出にくくなっています。とはいえ、NHKのアナウンサー時代は声が少し出にくくなるだけでとてもハラハラしましたが、今の仕事はそういう意味では気楽です。
今日はガクプロのセッションでした。
http://www.kaien-lab.com/gakupro/univ/
セッション内では、『しゃべり場』というどこかの放送局で聞いた名前のプログラムも行っています。本場『しゃべり場』とは違って、発達の凸凹にある感じに構造化はしてはいますし、話す話題も特性や苦手感などのことが多いのですが、概ね『しゃべり場』っぽい雰囲気にはなっています。
今週のお題は『うらやましいと思うことは?』と『親との付き合い方』でした。発達障害のポイントの一つは、両極端(つまり頃合いがつかめていない)事だと思うのですが、今回の二つのテーマでもまさにそれが出ました。
『うらやましいと思うことは?』の回で驚いたのが、うらやましいと思うこと自体が少ないこと。あったとしても、「自分よりお小遣いが多い」とか「自分が欲しいゲームを持っている」など小学生?と思うような程度の人が一定割合いたこと。。。「友達と楽しそうにしている」、「仕事や勉強がバリバリできる」、「恋人がいる」、などにはほとんどうらやましさを感じないとのことでした。。。
俗に、精神的な成長は7掛けとか、二分の1とか言われていますが、たしかにうらやましいと思う次元が年齢とはかけ離れているという面もあるのでしょう。また”孤立型”という分類の仕方があるように、プラスの意味でもマイナスの意味でも、他人に興味・関心が乏しいのだなぁと思いました。多くの人にはうらやましいなと思うほどのレベルでのマイペース。うーんと、うなりながらも、こう生きたいな、とも思わせられるセッションでした。
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