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VR×リモートの発達障害支援(NHKおはよう日本)

2021年1月31日

今朝のおはよう日本。見ましたか?

「emou(エモウ)」という発達障害支援のVRについてでした。

個人的には、ちょっと宣伝臭く見えてしまうのではないかという懸念がありましたが…。特徴は十分に伝わったかなぁと思います。

開発しているジョリーグッドさんとは2018年秋にお会いして、半年もせずサービスが開始。当初からすごいスピード感でした。

ずっと以前から発達障害の支援にはVRが適すると思っていたのです。が、どうにもリアル感が無さすぎて、また開発費が天文学的になるのではという懸念で夢物語かなとあきらめていたところ、ジョリーグッドさんのシステムは当初からリアルの動画を取り込める形なんですよね。(経営陣の方がテレビ業界出身なのでただのITではなく、IT×テレビ的な発想が強い会社さんです。)なので分かりやすいし開発も早く、ジョリーグッドさんならいけると話がトントン拍子に進みました。その当時のリリースが下記投稿です。

 

発達障害者向け SST VR プログラム「emou」 Kaienが開発協力

 

本来は当社向けだけに作ろうとしたものの、話を進めるうちに全国に広げようということで、当社は後方支援に。以来、コンテンツ企画や作成で協力させていただいています。初めは「色モノ扱い」されて各種セミナーなどに参加しても興味を持たれることが少なかったです…。そこから、2年余りでメインストリームのメディアに取り上げてもらうところまで広げていかれているジョリーグッドさんの根気・熱意には学ぶことが多いです。

今日の放送を見ると、開発当初からの狙い・特徴は現場で感じてもらえているようで良かったなと。まだコンテンツは足りないですし、どうしても対人支援には届かない部分も多いですが、今日のように地方や郊外でのリモート利用は強みを発揮する部分。コロナ禍は発達障害支援(のIT化)には絶対に好機なので、「emou」に限らず、「発達障害テック」に力を入れていきたいと思います。

当社が進める支援のIT化。他の新サービスは…、明日(2021年2月1日)から提供開始の『ウェブTEENS』(定額使い放題のSST)と、夏にサービス開始予定の「ミッテル」(全世代型のオンライン総合支援サービス)。これらのサービスの拡大にこの数年は力を入れていきたいと思います。

ウェブTEENS | 発達障害/グレーゾーンのお子様のためのオンラインSST

 

 

 

文責: 鈴木慶太 ㈱Kaien代表取締役
長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。放課後等デイサービス TEENS大学生向けの就活サークル ガクプロ就労移行支援 Kaien の立ち上げを通じて、これまで1,000人以上の発達障害の人たちの就職支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等への登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。東京大学経済学部卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。星槎大学共生科学部 特任教授 。 代表メッセージ ・ メディア掲載歴社長ブログ一覧

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