先入観か準備か
Twitter経由で知ったスポーツナビのインタビュー。
サッカーW杯で一躍有名になった西村さんのインタビューです。 仕事にも私生活にもとても納得感の高いコメントなのでそのまま引用します。これをするために日々努力している感じです。
///引用はじめ///
――心の準備の重要性については理解できました。ただ「この選手はカードコレクターである」といった事前情報が、逆に先入観につながることはないのでしょうか?
それはすごく面白い質問ですね。先入観というのは、悪い方の特徴をつかむと「先入観」になるんですが、いい方の特徴だけをつかむと「準備」なんですよ。悪い方の特徴は理解にとどめて、いい方の特徴がぶつかり合うと「こういうことが起こるよね」という考え方ですね。先入観だと、どうしてもゲームコントロールに影響してしまうので、あまりネガティブなとらえ方は(選手に対して)していないです。
――今回のW杯に限らず、よくカードを受ける選手は印象があまりよくないために、またもらってしまうというケースがあると思います。そこを「先入観」でなく「準備」とするためには、何が必要なんでしょうか?
カードの理由を見ることですね。例えば中盤の某選手は、相手を止めなければならない役割を担っているからカードをもらいやすい、とか。そこに悪いイメージはない、むしろいい情報なんですよね。それはやっぱり、事前準備をいろいろ繰り返してきたから思えることなんです。以前は先入観から、細かく見極めすぎてカードに至ることもありました。そういう経験もしているので、どうやったら先入観ではない準備ができるのか、考えるようになりましたね。
///引用おわり///
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