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障害理解から少数派理解へ ~小中高生のじぶん研究合宿~

2022年8月22日

当社の子ども向けサービス「TEENS」の合宿に少し顔を出しています。

この夏、オンライン療育の「しごと未来塾」で、自分の障害特性/少数派らしさを研究(『じぶん研究講座』といっています)してきた小中高生。一泊二日でまとめの研究合宿を行っています。

支援者の言葉を使うと、「障害理解」や「障害受容」なのですが、胸を張って自分の特徴を伝えて配慮要求をできる人間に育ってほしいという意味で「少数派研究」とか「じぶん研究」という言葉を使っています。

今は、自分の苦手をどのように言い換えるか(リフレーミングするか)をゲームを通して学んでいました。

それにしても、夏本番の野球小僧っぽい子もいれば、今冬だっけ?という着こんだ子もいて、見た目からもとても多様です。

わが社でのイベントでありながら、こういうところに参加できるご家庭に生まれたお子さんは幸せだな…。他にも似たようなイベントが広がればよいな…と感慨深く見ています。

これまでオンラインで講座を受けていた子どもたち。リアルでは初対面だったりしてのっけから大盛り上がりです…。まだ明日夕方まであるよー。エネルギー配分が心配です…。

当社の定宿。神奈川・三浦海岸です。夜には花火大会もするとのこと。

当てはまる少数派=障害特性に手を挙げてもらっているが、ここではほとんど多数派になってしまっている…。

スタッフもあわせて30人ぐらい。コロナ対策は…いろいろ考えたうえで、取れる範囲で取りながらという感じです。でもやはりリアルの良さは凄いなと…。記憶の残り方が違うでしょうね。

 

 

文責: 鈴木慶太 ㈱Kaien代表取締役
長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。放課後等デイサービス TEENS大学生向けの就活サークル ガクプロ就労移行支援 Kaien の立ち上げを通じて、これまで1,000人以上の発達障害の人たちの就職支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等への登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。東京大学経済学部卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。星槎大学共生科学部 特任教授 。 代表メッセージ ・ メディア掲載歴社長ブログ一覧

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