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Maximizing Experimentation (実験を最大化する)

2013年11月18日

当社はものづくりの会社。発達障害の就労に関するプログラムや就業方法などを編み出すのが仕事の一つだと思っている。なので絶えず実験。失敗するもの、うまく行きにくいものもあるし、大きく当社の歩みを進めてくれるものもある。

本日もひとつのプログラムが終わりを迎え、一方でもう一つのプログラムが始まった。

今日本格的に開始したのが印刷工場。いわゆるボーダー層(IQでいうと80から90ぐらいの人たち)はPCを多用したデスクワークよりも作業系の仕事につくことが多いので、その段取り・オペレーションを行ってもらおうというプログラムである。作業系の訓練はスペースや道具の初期投資が必要。だがそう簡単にはお金も場所もなく、できる中で工夫して、労働集約軽作業の肝を学べるようにしたいと思っている。

子ども向けのTEENSでも「こしょこしょTEENS」というプログラムが始まる。古書を販売する「こしょこしょ」というKaien(大人向けの就労移行)で行っているオンライン店舗があるのだが、そのレビュー(書店にある、お薦め本のポップ的なものを作成する部分)を担当する。

ポップなので短いし、読書感想文(文科省のお役人や教育委員会の職員に向けて書く文章)ぽくならず、現実的な店員さんがするアートの要素もつまった遊び感覚もある「感想文」になる予定。レビューは徐々にウェブサイトでも公開する予定である。

こしょこしょTEENSのテストサイト

Maximizing Experimentation こしょこしょが出店するAmazonの創業者・ベゾス氏による言葉である。あれだけの巨大企業でも数えきれないほどの小さな実験を絶えず行っているので革新的なサービスが生まれるという。当社も実験をこわがらずおこな外部の人が「なるほど!!」といってもらえるような新企画をコツコツだしていきたい。


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