発達障害学会の発表、HFFでの発表
打ち合わせから赤坂のオフィスに戻った。練馬で38度越え。。。いつもはフロアの空調が効きすぎ、寒いぐらいのこのビルも、窓のそばはかなり暑く感じる。
今日は幸か不幸かあまり業務がない。なので、9月上旬~中旬にセットされている2つの発表の資料作りに勤しんでいる。
一つは9月はじめの週末に神奈川県で開かれる第45回発達障害学会。ここでパネリストとして、職場での「合理的な配慮」について意見を交わす。もちろん、Kaienで日々悩み中の事柄であり、何か解答を用意し発表するわけではなく、どのようなことが見え、どのようなことで苦しみ、何が解決の糸口になるかを共有したい、という思いだ。
発達障害の専門家である医師や臨床心理士の方は、症状には詳しいし、いわゆる当事者と長い関係をもっているわけ。が、毎日毎日数時間一緒に職場で過ごしているわけではないので、どのような合理的な支援が求められているのか、ようやく注目が集まりはじめた段階だと言える。そういう場に参加させていただき、なおかつ意見を述べられるのはとてもありがたい。せっかくなのでKaienの日々の経営・訓練の運営・就業定着サポートにつながる何かを得られる時間にしていきたいと思う。
その翌週はヒューマン・フロンティア・フォーラム2010(HFF2010)に参加する。『異分野・多領域でフロンティアに立っている人達が集まり、合宿形式で徹底的に議論することで、現代の日本のフロンティア課題は何かを浮き彫りにし、問題意識、考え方、具体的な方向を深め、参加者が何かを持ち帰ることを主目的にしています』と、とても恐れ多い感じなのだが、テーマの一つとして自閉症の強みを生かし障害者就業に結びつけるということを取り上げてくださることになり、参加させていただくことになった。
普段はお会いできないような多士済々が集まるとのことなので、秋を感じる(であろう)軽井沢で、昼に夕に議論を交わしたい。
Kaien会社ウェブサイト http://www.kaien-lab.com
ニュースレター登録 http://bit.ly/awLJVz
「自閉症スペクトラムの方向けのキャリア相談会」申し込み http://bit.ly/985ume
###