市川宏伸先生の講演を初めて聞いてきました
2015年5月8日
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発達障害の界隈では高名な先生である、市川宏伸先生(発達障害関係の専門家を軸とした社団法人である日本発達障害ネットワーク(JDDnet)の理事長)の講演を聞いてきました。去年から今年にかけて20回シリーズで聞いている錦糸町・クボタクリニックの地域精神保健講座 でです。今夜はややもたついた拠点にいたため、、、遅刻をしてしまいましたが、セミナーの肝要な部分はしっかり聞いてきました。
様々な気付きがありましたし、医師ならではの事実に基づいた解説にはいちいち納得するところがありました。やはり同じ時代に同じ傾向の人たちを見ているので、なんというか、ものすごい意外に思うところ、納得いかないところは、当たり前かもしれませんがまったくなかったです。
個人的にはADHDの二次障害についてや、自閉症スペクトラム(先生はPDDとまとめていらっしゃいました)やADHDのお薬の国内外における使用方法、子どもと大人の診断の状況、などが参考になりました。
また聞きながら、やはり引きこもりや、ご自身が自らの特性を認めない場合、また親が頑なな場合、二次障害(境界例や愛着障害でしょうか)が非常に強くベースに発達障害が疑われる場合、あるいはうっすらとしていて周囲には気づかれにくいグレーのケースなどは、いろいろと知恵を絞る必要があり、簡単には解決策があるとはいえないのだなぁという風に改めて感じました。
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