失敗時々成功
2010年11月23日
Kaienの1期生で、すでに働いて数カ月たつ人と話した。話をするということは、当然、彼が壁にぶつかっているという事。。。勤めている会社・職場の関係もあり、具体的なことは書けないが、僕が話をしながら感じたことは以下の通り。
失敗することが当然と考えないと人生やっていけない。スランプはだれにでもあるし、思い通り行かないことばかり。なので失敗を繰り返しながら、たまの成功を喜べばいいということ。成功は本当に運がよかったと思えばいいと思う。。。でもこれが難しいんだな。
昔、トヨタ自動車の話を誰かから聞いたが、「ほとんどの会社では失敗したときに何が行けなかったかを分析、議論する。でもトヨタは逆。トヨタでは失敗したときは当たり前と受け止め、成功してしまったときに、なぜ成功してしまったのかを分析している」というものだった。
成功したい、うまくいきたい、という邪念が人を苦しめるようだ。これまで数ヶ月書きためたブログでも何度か紹介したことである。僕も含めておそらく殆どの人を苦しませるから。
- 「唯一の障害は自分の見栄」 PTPの有吉社長
- 「自分に期待しないで、目の前の1打に集中する」 宮里藍さん
ただ失敗はいいけれども、挫折はいけない。そのためには失敗の苦しみを共有して挫折にならないように掬い上げる共同体や家族、友達が必要だと思う。残念ながら自閉症スペクトラムの人で、そういったセーフティネットを持っていない人が、多い気がする。僕の肌感覚だが、それが根本の問題のひとつだったりする。
Kaien会社ウェブサイト http://www.kaien-lab.com
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