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発達障害は一番大変な障害者?

2011年1月25日

職業トレーニングの第3期が先週終わった。第4期は明後日(27日・木)から。

それにしても1年前の今頃は第1期を始めるために、色々と準備をしていた。結構ひどいことも言われた。、「発達障害というのは一番大変な障害者という認識です。訓練をするとしても一人についてひとりの講師がつかないと無理でしょう」とか。。。しかもこの発言、障害者雇用に関係する公的機関の方だった。。。これからもこの言葉はある意味励みにしていくが、言われたときはさすがにショックを受けたものである。

先日、尊敬する方に言われたのが「世の中が分かってくれると思っていると、世間はいつまでも分かってくれないよ」ということ。Kaienモデルは、自閉症スペクトラムの方を一般の職場で活躍させるモデルなだけに、世の中の方からの理解は必須。設立1年で方向性は見えてきたとは思うが、まだまだ遅々として進まない。

たとえば、今日営業で複数回言われたこと。「うちは身体障害者のみですので、お断りです」。それとか「うちは障害者雇用は考えていないので、お断りです」。

たしかに企業は営利のためにあるし、それのために障害者雇用はせめて身体障害者でないと無理、という論法なのだろうが、まあ、将来、人事の担当者に「あの時から発達障害に目を向けておけばよかったなぁ」と思われるように、着実な成果を上げていきたいものである。

なかには、興味を示してくれる企業もある。

ともに外資系だったが、今日訪問した1社は、2人の発達障害者を雇用しているところ。もう1社は「障害者雇用に関するセールスが1日2,3本来て大変なんだけど、、、」と言いつつも、「他の業者と違うところは何?」と聞いてくれた。そのかたはおそらく米国人なのだが、米国のほうが自閉症スペクトラムに対する啓蒙が進んでいるので、「へぇー」という感じで話を聞いてくれ、資料を送ることを許可された。

まあ、一歩一歩だが、進んでいるのか!? 明日はキャリア相談会。3人がお見えになる予定。

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