可愛げのある人、可愛げのない人
2011年5月12日
今日は某クリニック主催の発達障害者就労研究会に参加。ちょっと発表もさせてもらった。その場である参加者から出た発言が今日のタイトル。
自閉症スペクトラムの有る無し、というか多寡、に限らないと思うが、人間はやはり可愛げのある人を守りたくなる。雇用の現場でも一緒。職場に平和に残れる、あるいは職をつかめる、最大の分岐点は、能力とか自閉症スペクトラムの特性の強さというところではなく、可愛げだという話。実はKaienでも「可愛げ」はアセスメントのキーワードである。同じことを感じている人はやはり多いなぁと感じた。
じゃあ、どうやって可愛げを養うか?という問に行き着く。残念ながら、生まれ持ったものや、「三つ子の魂百まで」という幼少期に形作られるものが多く、大人になってから可愛げが大きく向上するとは考えにくい。Kaienの利用者を見ても、家族に見守られているケースが多い。やはり安定した親子関係は将来に大きく影響しているように思う。
(話は変わるが、記憶が定かではないが、数日前に何かで読んだものに、「リーダー(あるいは経営者だったか?)には何が必要か」という問いに「チャーミングなこと(愛嬌があることだったか?)」と答えたある方がいらっしゃった。合点。)
Kaien会社ウェブサイト http://www.kaien-lab.com
就業応援パック説明サイト http://bit.ly/dSQMSv
ニュースレター登録 http://bit.ly/awLJVz
会社・サービス説明会 申込み http://bit.ly/iaEPcb
###