会サ説明会の説明
2011年6月4日
少し前までは「キャリア相談会」といっていた「会社・サービス説明会」。ちょっと長いので、内部では、「会サ説明会」といっている。
実は、キャリア相談会の頃と、内容は、実際のところあまり変わっていない。時間的には説明している時間のほうが7割ぐらいあり、相談の時間が3割ぐらいなので、「キャリア相談会」=>「会サ説明会」という正しい状態を伝える言葉に変えたという感じ。
内容は、4つに分けられる。
- 会社・サービスの説明、それに関するQ&A 30分
- 職業トレーニングのミニ体験 20分
- アンケート記入 20~60分
- 個別ヒアリング 20~30分
2まではお越しになった3~4人の方が一緒に。3と4は個別に行う。やはり一番喜んでいただけるのは個別ヒアリングの部分。無料でやってるし、でも出し惜しみは一切していない。なので、これまでどこに行っても(※つまり医者に行っても、カウンセラーのところに行っても、ハローワークに行っても、就労支援組織に行っても)なかなか分からなかった、ご自身の等身大の姿と、これから進む方向性・可能性を、現実的にお伝えできている率が高いからだと思う。
もちろん、それはこれまで数百人にあって話を聞き、数十人と毎日毎日訓練で顔をあわせ、就職後の様子を現場でメールでSNSで見聞きしながら、社内で蓄えた経験値が大きい。支援しているというよりも色々と学ばせてもらっているという関係から生まれた力だと思っている。
最後に参加した皆さんからの感想を列記。
- 一人一人にむきあって、適材適所をみつけてくれると思いました。これからどんどん伸びていく企業さんだと思います。
- キャリア相談会以前に考えていたような理系に限らず、発達障害の人の適材適所を親身になって考えてくれる企業さんだと思いました。
- 職業訓練に肩ひじ張らずに通えそう。
- もう少し堅苦しいイメージがあったが、説明会の会場が普段の訓練の現場であるなど、もっと生活観というか、生身の感触が感じ取れて好感が持てた。
- 高い意識を持って取り組みをしているという印象を受けました。
- 出来るだけ希望と現状を的確に掴もうとしてくれていると感じました。
- 3時間弱の面接で、私の発達障害の特性をよく見抜いてとても適切なアドバイスを下さいました。信頼できる企業さんだと思いました。 Kaienさんがこの先、発達障害の人を社会の中で活躍させ、社会に発達障害を認知させるための布石となることを切に願います。
- 信頼できる感じだった。
- 「独特のトレーニングをしている」ということと、良いことをしていると実感できた。
- 個別相談の時間があってとても良かった。 自分自身のことをもっと客観的に見る必要があると反省した。
- 真摯に面談を行ってくれたのでとても良かった。
- 公式サイトで分かる情報もあったけど、体験や面談など「生」でないとやりづらいことがあって良かった。行っただけの価値はあった。
- 思っ たよりもさらに小規模だけれど、その分一人ひとりのことをきちんと把握しているように感じた。単に「早くお仕事を紹介する」ではなく、まずその人が「どう いう人生設計を考えてるのか」を聞いて、アスペでもきちんとこの先生きていけるように考えさせてくれる所かもしれない。対応がはっきり・丁寧だった。
- 公的援助とは一味違ったアプローチで、実務上の問題点を発見できるトレーニングを行っている。 定形発達者ではなかなか発達障害者の感覚を把握できていない相談者が多いが、発達障害者の感覚をよく理解されていると感じられた。
Kaien会社ウェブサイト http://www.kaien-lab.com
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