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株式会社は営利が第一目的か?

2013年12月2日
今日は「人事実務」さんの取材があった。障害者雇用や発達障害についての現状や知見についてお話した。

当社の会社の役割の最大のものは「発信」。すなわち発達障害の人の活躍について、福祉村の外に届けるのが目的である。なので、可能な限り、当社の考えやノウハウについて、今日もお話した。

別の話。昨日は、横浜市のモデル事業についての事業報告のリライトをした。こちらも出来る範囲で当社の2年半の事業成果やノウハウを詰め込んでいる。この事業は厚労省系のお金を頂いて実施している。このため、1年毎にチェックが有るのだが、前回の「有識者会議?」で、「営利企業に事業を委託しているので、きっちりノウハウを公開させるように」という趣旨のお達しがあったと聞く。

歴史的に見ると情報を最も隠しているのは国・行政府だよねと思うし、(営利企業ではない)社会福祉法人やNPOがノウハウをどこまで公開しているのかと思うし、民間企業でも色々と想いを持って事業を展開していると思うのである。

たしかに営利企業は短期的な利益に偏っている考えで経営しがちかもしれないが、そういった企業は大抵株式市場のプレッシャーが強い上場企業である。その上場企業は世の中の企業数のたった1%ぐらい。。。その評判で残りの99%まで巻き添えにしないでほしいなと思う。

(※そもそも法人税を払わないといけないのが営利企業であり、税金を払う分、非営利の団体に比べると儲かりにくいとも思えるのだが。。。ただそれは中小企業の話であり、大企業を飛び越えたグローバル企業になるとタックスヘイブンを使って海外に資金を移動させ税金対策をしていると思われる・・・)

当社に関して言うと、前掲の3つの役割をしっかり行い続ける創造性を持てば、お金は後からついてくるはず、ぐらいの営利の考え方である。僕の感覚ではあるが、お金を稼ごうと思って稼ぐ能力はなく、しっかりと人に評価されればそれが対価となって返ってくるはず、ぐらいの考え方である。結果であり目的ではないというか。

さてさて、ネガティブ発言はこれぐらい。人事実務に当社が掲載されるのは、おそらく1月号。当社の修了生が複数働いているある企業さんとセットで紹介されるはずである。

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