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先輩風を吹かせよ

2016年7月2日

当社について。まずは利用説明会にお越しください。採用情報も下記から。

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Kaienでは就労移行支援の修了生にしゃべってもらう「ようこそ先輩」というのを土曜日に開催しています。

就労移行支援を経由して就職を果たした人はおそらくこの3年累計で300人を超え、今年度は200人ぐらいが就職するペースで推移しています。

就職活動で重要なのが、一歩先に就職を果たした人の声を聞くこと。概ね半年以上就職から立った人たちに登壇してもらい、先輩としての経験談を語ってもらっています。詳しくは以前にスタッフが書いたブログ記事をご覧ください。

先輩の経験を聞くことが動き出せるきっかけになれば嬉しい~「ようこそ先輩」を続ける理由~
http://blog.kaien-lab.com/2016/03/blog-post_4.html

さて、大人向けの就労移行支援は首都圏6か所で行っていますが、実は遅れてスタートした大学・専門学校生向けのガクプロも3か所で開催するようになり、修了した人も100人を優に超える規模となってきました。

そういえば、ガクプロの子たちも、先輩の声が聞きたいのではないか?

ということで、試験的に、ガクプロ版の「ようこそ先輩」をスタートさせています。その名も『先輩風を吹かせよ』。ややウィットを含んだネーミングにしたのは、まあ、偉そうにと思いつつ、後輩に語ることで先輩自身も先輩として成長していくんだよね、という思いを込めたつもりです。そう感じられないかもしれませんが。。。

昨夜は3カ月の試用期間を経て、本採用として働き始めた男性の話でした。レポートを読むと、

就職した経緯、仕事のやりがいや苦労話、先輩との付き合い、週末の過ごし方など話題は幅広く及ぶ。 

家に毎月、食費代を出し貯金を始めた。初任給で、祖母と両親にプレゼントをしたとのこと。また「給料で革靴を買った時、おれは今、働いてるんだと実感した」ことなど、「働く」ことの良さを自分の言葉で具体的に語ってくれた。 

参加者からの質問もほぼ途切れず、後輩へのアドバイスとして「一般枠か障害者枠かも含め、最終的に自分で決断して進むこと」。「もしKaien・ガクプロに来ていなかったら、今なにをやっていたか。おそらく働いていなかったと思う」というのが締めの言葉だった。

とのことです。なんだか作ったような話ですが、こういう人が一人一人増えて、それに一人一人影響されて、仲間が増えていくことが大事なのだなぁと感じます。

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