発達障害の雇用調査 報告書が届く
2011年4月1日
2月に『発達障害の雇用調査スタート!!』というエントリーでも書いたように、東京都自閉症協会とTOSCA(東京都発達障害者支援センター)が中心となって、発達障害の方についての雇用実態調査をした。発達障害の人に聞くのではなく、企業の人事に聞いた。その報告が上がってきた。
報告書といってもまだアラアラなのだし、今回はサンプル数が少なかったし、バイアスがかかっていることも予想されるのだが、、、協会の理事長の言葉を一部借りると、
- 人事の担当者レベルだと、発達障害がなんであるかは分かってきているのかもしれない (コミュニケーションの部分や限られた興味という特性についてチェックする回答者が多かった。一方で感覚過敏という部分や特性でもプラスにとれる部分についての意識は低かったが。。。)
- ただ、特性を知っていても、雇用に対しては不安が残る。雇用を拡大するには、それについての対応が必要であろう (それを裏付けるように障害者雇用になると採用しやすくなるという答えが8割を超えていた)
ということはわかったと思う。数字できちんと追っていくというのは必要。アンケートの設計面でも見直しを加えて、年に1度は行っていきたい。
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