「合理的配慮/セルフアドボカシー」「子どもと大人の発達障害の連結」を漫画で学ぶKaien社長ブログ
今月(2019年11月)発売予定。
「発達障害の人のためのお仕事スキル」。
装丁が出来上がってきました。こんな(↓)感じです。
この本は2つの特徴があります。
1つ目は合理的配慮やセルフアドボカシーを学べること。
ただ単に自分が努力するだけではなく
周囲にも調整してもらうという合理的配慮と
その配慮を得るための力(セルフアドボカシー)を学べる部分です。
もう一つは子どもの発達障害とおとなの発達障害を結びつけること。
支援者でも大人の支援をしている人は子どもの時のイメージがつかない。
子どもの支援をしている人はおとなになった姿を想像できない。
そういうことがしばしば起こります。
この本では13歳のときの5人のキャラクターの10年後(23歳)を予想。
将来から逆算をして今どういう支援や教育をしていったら良いか?
そういうものを見やすくしたいと思っているというのが2つ目の特徴です。
上が前作「発達障害の子のためのハローワーク」のキャラクター。
13歳のときのASD・ADHD・LDの典型例です。
そして下が今回「発達障害の人のためのお仕事スキル」。
23歳に成長したときのASD・ADHD・LDの典型例です。
色々と発達障害関連の情報は溢れていますが
「合理的配慮」と「子から大人の連結」は
なかなか伝わっていない部分なので
そのあたりを上手に埋められれば良いなと考えています。
+++購入+++
+++刊行記念イベント+++
東京都自閉症協会
高機能自閉症・アスペルガー部会
11月定例会
『楽しく仕事をするためのヒント&セルフアドボガシー』
発達障害の人のためのお仕事ガイド 出版記念講演
11/21(木)10:00~ セシオン杉並
1000円(会員は無料)
「発達障害のためのハローワーク」(合同出版)続編の刊行を記念し
監修者で東京都自閉症協会理事でもある
当社代表の鈴木が登壇します。
イベント詳細・お申し込み
http://www.autism.jp/news/2019/10/000977.html
文責: 鈴木慶太 ㈱Kaien代表取締役
長男の診断を機に発達障害に特化した就労支援企業Kaienを2009年に起業。放課後等デイサービス TEENS、大学生向けの就活サークル ガクプロ、就労移行支援 Kaien の立ち上げを通じて、これまで1,000人以上の発達障害の人たちの就職支援に現場で携わる。日本精神神経学会・日本LD学会等への登壇や『月刊精神科』、『臨床心理学』、『労働の科学』等の専門誌への寄稿多数。文科省の第1・2回障害のある学生の修学支援に関する検討会委員。著書に『親子で理解する発達障害 進学・就労準備のススメ』(河出書房新社)、『発達障害の子のためのハローワーク』(合同出版)、『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』(大和書房)。東京大学経済学部卒・ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院修了(MBA)。星槎大学共生科学部 特任教授 。 代表メッセージ ・ メディア掲載歴・社長ブログ一覧