半歩先のサービス
2013年12月21日
ちょうど年末、そして当社としては年度末ということもあり、来年・来年度をどうしていこうかと考える時間が増えてくる。1年365日どの日も変わらないとは思っているが、区切りがあるというのは不思議なもの。いつもより考えの軸がすこし長尺になる気がする。
当社がなんのためにあるかというと、発達障害の人と企業をどのようにつなげていき、両方の本来の力を引き出すこと。売り込みも必要だが、それだけではダメで、やはりアイデアが必要になってくる。定着支援や一般枠(グレー層)というのがテーマ。
あまり時代の先を見すぎてもNG。NHK時代に「半歩先を見て、半歩後の表現をする」と教わったし、今お付き合いのある企業さんにも「半歩先の精神」を教わっている。一歩先だとビジネスにならないということである。
ニーズはあるけれどもビジネスになりにくいところ、考えとしては筋が通っているけれども自己満足で終わってしまうもの、理想的だけれどもスタッフにスーパーマンがいないと小規模で終わってしまうサービスなどなど、、、多くのアイデアは様々なフィルターで没になり、フィルターをかいくぐっても試案段階で没になる、という感じの繰り返しである。
Kaienの就労支援は形になってきたし、TEENSのお仕事体験なども柱みたいなものが見え始めた。これらの既存サービスを充実させつつ、他では出来ないものを作っていかないといけない。ものづくりのところが自分の原点だと思っているので、適度にプレッシャーを掛けていこうと思う。
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