ガクプロは学生版「ご長寿早押しクイズ」みたい
今日は日本生産性本部での「大学キャリアコンサルタント講座」で「発達障害の傾向のある学生」についてお話をしてきました。 (講演についてはこちら) 当社はガクプロという発達障害(の傾向のある)学生について『学外就活サークル』的なプログラムを行っているのでその話がメインでした。
久しぶりに講演しているところを写真に撮ってもらいました |
発達障害の(疑いのある)学生の支援は、大学関係のキャリアカウンセラーにとっては最大の関心事の一つともいえるテーマだそうです。医学の知識も必要になったり、様々な福祉制度のことを理解しないといけなかったり、ですし、履修して単位を取ってもらうという学業のサポートもあれば、気分の浮き沈みや対人関係などの生活面のサポートもあり、そして就職活動の時に一般枠のことや障害者枠のこと、その後の就労支援機関のことなども頭に入っている必要があって大変だそうです。
たしかに、深刻なケースもありますし、僕も結構頭を日々悩ませています。が、今僕が現場にもっとも入っている時間が多いのが学生支援ということもあり、仕事のかなりの部分を占めるのですが、楽しくて仕方ない、というのが率直な感想です。
非常に奇想天外な反応があり、本当にピュアに人生や社会について考えている(そして悩んでいる)ので心洗われるという感じでしょうか。セッションをしていると、学生版のご長寿早押しクイズか、と思うほど不思議系な発言や行動があり、このままだと会社では大変だなぁと思う反面、どのようにしたら内定に近づくか、かつその後定着しやすいか、楽しみやすいか、というのは日々日々考えさせられます。その一つが、発達障害学生の新卒枠の確保への模索であり、 実習枠の確保でもあります。
ガクプロもスタートから1年半。就活生の中では、徐々に内定者が出てきて、道が見えつつあります。大人向けの就労支援や、子ども向けの療育というのは、福祉制度があってサービスを整えやすいですが、大学生は福祉をほぼ使えません。その中でどのように当社も稼げ、お客様に喜んでもらえるサービスを作れるかはなかなかやりがいのある挑戦です。
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