アンダードッグの価値
移動の前の時間調整中。パソコンでメールを受送信。少し時間が余ったので、ふと思い出したことを書く。
去年の夏、Aspiritech(米国シカゴ郊外のNPO、Kaienと同じくアスペルガー症候群などの自閉症スペクトラムの人たちをソフトウェアテスター等として活かすことを目指している)の立ち上げ支援をするために、Aspiritechの設立者の夫妻に家に長期宿泊していた。簡単にいうとホームステイ。
ともに人間として尊敬する2人だったが、特に夫のMosheは博識で、とにかく何でも知っていた。イスラエルで生まれ、アメリカに移住し、Abbottという企業で化学者としてつい最近まで働いていた人である。(当然ユダヤ人)本業の化学はもちろん、文学から政治、宗教、料理、スポーツなど様々なことを知っていたし、まだ若造の僕に色々と人生に付いて教えてくれた。
彼が教えてくれたことの一つに、世界で有名なユダヤ人は多いが、ほとんどはイスラエル育ちではなく、イスラエル外で生まれ育った人間であるということだ。イスラエル以外では、ユダヤ系は少数派でありアンダードッグである。そうでないと人は大成しにくいということを言っていた。
underdog 【名】
1. 〔試合{しあい}や選挙{せんきょ}などで〕勝ち目のない[負けそうな]人
2. 〔人生{じんせい}などの〕敗残者{はいざん しゃ}、弱者{じゃくしゃ}、負け犬
なんとなくそれを感じる出来事が今日あったわけだけど、少し感傷的になるので省略。さあ、移動を始めよう!!
Kaien会社ウェブサイト http://www.kaien-lab.com
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