発達障害に詳しいクリニックを訪問
午前中は某一部上場企業で今週末からトライアルを受ける予定の方と会う。2日間にわたって数時間、予想される業務内容について「特訓」を行った。目に見える上達ぶりで、ご本人も満足のよう。すんなりと初日からパフォーマンスを出すことは難しいかもしれないが、十分に自信をもってトライアルに望めると思う。
午後は偶然にもその方が通院しているクリニックへ。自閉症スペクトラムなど発達障害に詳しい精神科の先生はまだまだ数えるほど。特に成人の方を診察できる先生は少ない。初診が3,4ヶ月待ちというのはザラである。今日伺ったクリニックもそのうちの一つだ。 (※クローズアップ現代でも取り上げられた昭和大学付属烏山病院は初診の受付電話がつながらないため「チケットぴあ状態」だとも言われている)
診察に訪れる方は東京都民が多いのだろうかと思って質問をしたところ、関東を中心に全国からとのこと。確かに、今日も診療時間の前に10分間だけお時間を頂いたのだが、お話が終わって外に出てみると、たった10分間の間に待合室に6、7人の姿が。。。さっきまで僕一人だったのに。。。
発達障害を見落としていて、統合失調症や欝などと診断され、治療。しかしあまりよくならず次第に発達障害ということが可能性として取り上げられ、今日伺ったクリニックに足を運ぶケースが多いらしい。 専門医といえどもそうなんだから、職場の上司や人事の方が気づくケースはまだあまり多く無いのは当然だと改めて感じた。
クリニックから麻布十番の事務所へ電車で移動中。着き次第、スタッフMTG。第2期は優秀すぎる人が多くって、僕らが用意したプログラムの課題が少し物足りないらしい。負荷を高める方策を考えることになりそう。
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