バンコク 1 機内
国際会議に出席するため、飛行機で移動中。だいぶ気流が乱れている。
5日間英語での会議が多くなるので少し楽しみ。今回は東アジアの社会事業に関係する人たちが集まる。全体で200人ぐらいらしい。会議全体の目的は「東アジア社会事業コンソーシアム」などという(正式名称は忘れたが)共同体を立ち上げるためのシンポジウムとのこと。
参加に手を上げたのは、率直に言うと面白そうだったし、Kaienの事業の参考になるかもなぁ程度であった。その後、申し込みをしてからは手続きで精一杯で、この会議で自分が何を得るべきか考える時間はほぼゼロ。ようやく機内で考える時間が持てている。まとめると。。。
僕の目的は、そもそも社会事業とか社会的企業って何なのかということ。米国時代もKelloggで、日本に帰ってからもETIC.さんなどで、いろいろ聞く言葉ではあるが、自分の中で意味や目的が腹落ちしているわけではない。Kaienがそういう定義の中に入るのだろうなというのは否定しないけれども、一体何者なのか、それが少しでも分かったらいいなあというきがしている。
加えて、最近違和感をおぼえる社会事業の可能性。米国にいたときは隣の芝だったからというのもあるが、もう少しこの漠然としたセクターに希望を感じていた。それが日本では、あるいは最近は当時の熱っぽさを、少なくとも僕の周囲には感じない。そんな中、国際会議まで開かれて、200人も集まって話す程度にまで関心も呼んでいるし、お金も集まりつつあるということで、ここに行けば今後の社会事業の将来像が感じられるかなぁと思った。
でも一番楽しみなのはフィールドスタディ。タイで社会事業を行っている現場を見せてもらえるというのだ。社会事業の現場って見たことない。本で読んだことすら無い。あるといえば、いくつかの講演のみ。なので、どういう物なのだろうと楽しみ。やっぱり高級ホテルでの会議じゃあ、わからないことが多いですからね。
もちろん、聞いているだけではない。明日はKaienの事業を7分でピッチしないといけない。資料は用意したものの、何を話すかを練習していない。今日は歓迎パーティだと言うけど、早めに抜け出して少し練習しないとな。
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