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昨年の自閉症研究 トップ10

2014年1月7日

この世界では最大と思われるAutism Speaksが、2013年の研究トップ10を発表していた。とにかくこの団体はものすごい予算規模で啓発活動だけでなく、大がかりな研究の資金助成にも積極的に乗り出している。英語だが、リンクは以下の通り。Autism Speaks Top Ten Advances in Autism Research 2013

1位は遺伝子の解読によって診断と個別支援が進むというもので、これもやはりAutism Speaksの助成によって進んでいるらしい。“10K Autism Genomes Program” というとのこと。

僕が興味を持ったのは2位の Researchers Identify Earliest Known Sign of Autism; Potential Window for Very Early Intervention

目の動きをとらえる「アイトラッキング」という装置を使うと、早ければ生後2か月でアイコンタクトなどから自閉症の傾向がわかる可能性が出てきたとのこと。画像は研究風景。

早期発見・療育は必要なのだが、Autism Speaksはその必要性を過度と思えるほど啓発していて気がかりではあるが、生後2か月というとやはりその後のプログラムが非常に効果的になりそうな予感はする。

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