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発達障害のミッショナリーを育てたい2018Kaien内定イベント

 来春(2018年4月)入社予定の新卒7名。ほとんどがTEENSのインターンを経て、当社に入社を希望した学生たちです。今回の懸け橋では先ごろ開催した内定イベントの様子をお送りします。

菅原:都留文科大学文学部比較文化学科 TEENS新宿で指導員として勤務
岸:中央大学文学部人文社会学科心理学専攻 TEENS三鷹で指導員として勤務
出納:中央大学文学部人文社会学科心理学専攻4年 TEENS三鷹で指導員として勤務
田中:立正大学心理学部臨床心理学科4年 TEENS川崎で指導員として勤務
谷口:慶應義塾大学総合政策学部4年 TEENS新宿で指導員として勤務
石下:筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程2年 TEENS新宿で指導員として勤務
杉本:新潟大学理学部自然環境科学科4年
飯島:教育事業担当 執行役員
鈴木:代表取締役

全員参加型の組織

飯島)それでは2018年度の入社内定式を始めます。こういうイベントは実は当社では初めてです。昨年まで新卒入社は1~2名でしたが、来春はたくさん入社頂けることになったので、せっかくだからこういう機会を設けさせていただきました。よろしくおねがいします。

一同)おねがいします。

鈴木)では、まずは今日の「全員集合」(注:フルタイムスタッフが全員集まり、会社の中長期的な課題をテーマに話し合う場で月1回実施している。この会は内定式の直前に開催していた。)の感想から聞きましょうか?

田中)出席するのは、今回で3回目です。いつも特に事前共有なく参加しているので、どんな状況なのか飲み込みだけで精一杯だったりします。

谷口)私はこれまで何回か参加してます。その時々で取り上げるテーマにもよるのですが一番最初に参加した時に強く感じたのは距離感が近いということでしたね。

鈴木)スタッフ間の?

谷口)鈴木さんとの、ですね。鈴木さんと社員の間にちゃんと対話があるということを感じて、なんというか、スタッフそれぞれが皆、正直に自分の意見を言うんだなと驚きました。

菅原) 私も前回から参加していて、今回2回目の参加です。社長など偉い人だけが話すのではなくて、スタッフのみんなが感じたことを発言している。本当に全員参加の場だということを感じました。

ミッショナリーを組織の内外で育てる

鈴木)そもそも、なぜインターンを募集し始めたか、知っている人はいますか?

理由のひとつに学習支援では福祉にどっぷり使ったフルタイムスタッフが子どもたちに勉強を教えるより、学生の皆さんにお願いしたほうが良い場面というのはあります。ときに高校・数学を教えたりしなくてはいけないときもありますからね。それからまっすぐいうと、人件費の面でインターンの方が安上がりということももちろんあります。

でももともとはTeach For Americaに影響を受けたんです。皆さんはTeach For Americaって知っていますか?アメリカでは公立高校がほとんど機能していないので、就職前のエリート大学生を派遣して大学生に立て直してもらう。それがTeach For Americaのプログラムです。

22~25歳ぐらいの若い人たちが2年間必死の思いで崩壊寸前の学校を立て直し、その後、行政なり企業に就職する。立て直した経験を彼らのその後の人生で発信する媒体になってもらう、いわばミッショナリーですね。そうすれば教育や福祉にとどまらずより広い世界に発信ができる。

当社の柱は3つあって短くまとめると、①発達障害の人たちの力の底上げをすること ②底上げされた力を企業に理解してもらうこと ③その状況を社会に広く発信することです。その中でも③の発信はテレビなどメディアとかを想起する人が多いと思うけれど、一番効果があると僕が思っているのは、現場の状況を理解した人がミッショナリーとして広めることだと思っています。その意味でここに今参加している内定者のは4月から当社に入社するわけだから、ミッショナリーの趣旨には反していますけどね…。うちに来ちゃいけないのかもしれない。

一同)笑

飯島)趣旨に反してますね…。ちゃんと続きがありますよね?

鈴木)うん。まだ少ないけれどこれまで既に新卒でうちに入った社員が活躍してくれていて、成功例がでてきているというのが大きい。そういう人を育てることも社会に発信する上でもちろん必要ですね。

鈴木)ところで、皆さんは何歳まで働くつもりですか?

杉本)ここでですか?

鈴木)いや、人生で。みなさん世代は年金が出るのが70歳からだとして、あと50年は働くわけですよね。じゃあうちの会社が50年持つかというと…。

飯島)内定式なのに、なんだかすごい内容になってきましたね..。

一同)笑

鈴木)正直に言うと持たない可能性が高い。本当にそんなもんですよ。だいたい会社って3年以上存続する方が稀なんです。Amazon創業者のジェフ・ベゾスですら「Amazonもそのうちなくなるかもしれないね」とか言っていてたぶんそれは本心なんですよね。なのでKaienもそのうちなくなるかもしれない。だから結局は外にでる可能性は十分にあると思っています。なのでうちにあまり過剰適応しないことが大切です。

一方でKaienは9月18日で8周年。8年間で培った何らかの良いものがこの組織に存在しているのも確かですよね。皆さんは職業人として当社の良いところを学びつつ、職業人としてひとり立ちできるようなくらいの時間軸で働いて欲しいと思っています。そういう会社が結局は強いんですよ。卒業生がばんばん活躍するような会社ですね。例えば日本だと、リクルート、マッキンゼーさんですよね。

もしかしたら70歳までKaienで続く人もいるかもしれないし、5年なのかもしれない。多くのスタッフにとって自分の人生のMAXの時期が当社で働いているタイミングと上手に重なっている期間がどのくらいかによって勤続年数は変わるでしょう。いずれにせよ職業人として基礎を固めてほしいですね。

 

あなたも有機体の構成要素

鈴木)もうひとつだけ。それから会社は「なまもの」です。皆さんはその有機体のひとつの構成要素ですね。何を言っているかというと、絵の具が混ざり重るようなイメージかな。もとの絵の具の色に染まろうと思っても染まり切れない部分もあるだろうし、むしろよりよい色にすることになることだってできる。だからより良い色になるようなエネルギーのインプットはぜひしてほしいと思っています。

そうやって組織を変えるという経験というのがまた次に活きるのではないかと思んですよね。じゃあ僕は前職(NHK)で変えたかって?いや・・・変えていないね。(笑)

飯島)大きすぎる組織はなかなか難しいですよね。

鈴木)でも当社は規模的にちょうど変えやすいサイズだとは思いますね。もう一つ。採用基準をお伝えしておくと、当社では「おもしろいキャラかどうか」が重要です。キャラ立ちしているしているかどうかね。

一同)笑

鈴木)「え!?私は面白い?」って、気になりますか?少なくとも当社に採用されたということは、何らかのキャラクターが確立されているということ。つまり他の絵の具とは重ならない色を持っているということです。それを上手に出して言ってほしいなと思いますね。

僕からは以上です。飯島さんからはなにかありますか?

飯島)そうですね。私の感覚としては、新卒の人と一緒に働くのってすごく楽しいんですよね。みなさん、インターンの期間を経て入社しているおかげか、会社のこと理解して、ここで働く意味を見出した状態でスタートできていますし。情熱をもって働いてくれているのがよくわかります。

なので今年は新卒の方を多くとりたいな、という気持ちは強かったです。その中でこんなに集まってくれたのはうれしいことですし、鈴木さんは羽ばたきなさいっておっしゃっていますが、私としてはできるだけ長く働いてほしいです。

わたしからひとつお願いは、残り少ない学生生活なので、有意義に使ってほしいと思います。インターンにはいってもらえるのもありがたいですが、そこだけにならないように。旅行でもなんでもいいんですけど、4月までのエネルギーをためる期間にしてほしいなと思います。

10年後のあなたへ

飯島)ではここからは内定者のみなさんとのお話にしましょうか。 

鈴木)皆さんには「10年後のあなたへ」というテーマで話してもらいましょうか。菅原さんからどうぞ。

菅原)私がどういうことをしていたいかというよりは、「どんな社会に生きていたいか」でもいいですか?

鈴木)すごいね、もちろんどうぞ。

菅原)私はそもそもこのKaienという会社の理念にとても共感してここに来たので、発達障害の人に限らず今まで理解を得られていなかった人が上手に働けたり、生きていけるということに社会のみんなが気がついている状態。だから世の中に生きにくいと感じる人が少ないような社会に生きていたいという気持ちがあります。

飯島)立派すぎる回答ですね。ちょっと次の人が話しづらいレベルですが…。次は、岸さん。

岸)うーん。何か熱中できるものを見つけたい。それに向かって頑張ったりしたいなぁと思っています。ざっくりですけど。

鈴木)僕も岸さんと同じ年ぐらいのときそうだったと思う。22歳の時。確かに。何をやってもつまらなかったぁ。…なるほど。

出納)10年後の自分にですよね。私生活でいえば、結婚と出産をしていて欲しい。でも仕事をやめたいという気持ちはなくて。生きがいの一つとして仕事を楽しみたいと思っていて。それがKaienであっても、もしかしたらKaienから出てしまったとしても。漠然としているけれども仕事って楽しいというか、やりがいに感じる何かがあれば良いなぁと思います。

飯島)出納さんらしい答えですね。自分のキャラクターを分かっている!

田中)私の10年後ですよね。まず、漠然としていていますが、組織でも人なんでもいいんですど、ひっぱっていきたいなということ。自己覚知も弱いし、自分のこと薄っぺらいと感じていて、自己を確立する意味で、組織の上の方に行きたいです。

鈴木)自分が薄っぺらいから上の方に立ちたいという考えをもう少し聞きたいです。

田中)上に立つ人ってキャラクターがすごく濃いっていうイメージがあって、そういうのにあこがれています。自分は周りにあわせてしまうというか、適応するタイプなので…。それでもいいのかもしれませんけど、自分はキャラの色付けをしたくて。その結果として、目に見える役職につければいいなぁって。

鈴木)自己成長をするという一つの形ですね。

石下)僕は朝起きて、ポストに新聞を取りに行って。コーヒーをいれて飲みながら新聞を読むという生活を送っていたいです。そしてお休みの日はちゃんとお出かけしたい。

鈴木)何になりたいというより、あるべき状態をイメージしているということだと思うけど、そういうのが一番強いんだよね。

谷口)私は最初ここに入社すると決めたときは10年は続けたいって思っていました。10年続けるというのがまずあって、何をするかはそれほど重要ではないです。

なんで10年かというと、それが何であろうと10年前より全然違う景色が見えるし、成長とはちょっと違うと思うんですが、10年続けると違うというのを今までも経験から感じていたので。目的は職人になること。この会社で働くのは手段です。だからもしかしたら、将来その手段にあたる部分が変わっているかもしれない。その10年後会社があって、手段が自分にあっていればこの会社にいるという、、、10年後、私は31歳ですね。

鈴木)特に職人になりたいというのはそうだよね。何かを極めるには一万時間が必要と言われていますよね。四六時中していたら3年、4年で1万時間に達するけれども、普通に働くなら5年以上かかるから10年というのは納得です。

杉本)私も漠然としているのですが、貪欲に刺激を求めて居続けられる環境にいられたらなぁというのがあります。刺激があたっら楽しいだろうなって。物こと全ては人が運んでくるものという考えを私は持っていて、周りの人が楽しくしている雰囲気があれば、それでいいかなって思っています。

鈴木)確かに刺激があり、かつ周りがニコニコしているような職場になったら最高ですね。

飯島)そうですね。皆さんからいろいろなお話を伺うことが出来ました。それではこのあたりで内定イベントは一旦お開きにしましょう。ありがとうございました。

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