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TEENSインターンの魅力を現役インターン生に聞きました <前編>心理・教育・福祉の現場体験が積める有償インターンシップ!

2017年5月1日

 発達障害のあるお子さんのための放課後等デイサービス「TEENS」では、フルタイムのスタッフだけではなく現役大学生・大学院生がインターンとしてお子さんの支援にあたっています。今回は、現場で活躍してくれているインターン生5名にお集まりいただき、Kaienで働き始めたきっかけや、やりがいについてお伺いしました。

メンバー紹介

ファシリテーション
  • 堀井:共立女子大学大学院 家政学研究科卒。TEENSで1年間のインターンを経験した後、2017年度にKaienへ入社。
  • 高橋:筑波大学大学院人間総合科学研究科卒。TEENSで1年間のインターンを経験した後、2017年度にKaienへ入社。
参加者
  • 田野崎:東京大学大学院人文社会系研究科修士課程2年。TEENS新宿で指導員として勤務。
  • 田中:立正大学心理学部臨床心理学科4年。TEENS川崎で指導員として勤務。
  • 谷口:慶應義塾大学総合政策学部4年。TEENS新宿で指導員として勤務。
  • 佐藤:慶應義塾大学総合政策学部4年。TEENS三鷹で指導員として勤務。
  • 石下:筑波大学大学院人間総合科学研究科博士前期課程2年(修士) 。TEENS新宿で指導員として勤務。

Q. 皆さんそれぞれバックグラウンドや発達障害に興味をもったきっかけが違うと思いますが、どんな経緯でTEENSのインターンになったのか教えてください。

田野崎) TEENS新宿でインターンをしている、東京大学大学院の人文社会系研究科の修士課程の2年の田野崎です。福祉とは全く関係のない分野の勉強をしています。インターンを始めたきっかけになったのは、既にインターンをしていた同じ大学の友達から誘っていただいたことでした。

堀井) おとももち制度(注:インターンとして働いている人にお知り合いを紹介してもらう制度のこと。採用時の評価が高かった場合3~10万円程度のボーナスが付与される) を活用されたんですね。

田野崎) はい、それが直接のきっかけではありました。でもそもそも発達障害に対する興味っていうのはどこからきているかというと、僕の場合は身近に発達障害の人がいたっていうのがありまして。そういう経緯があるなかで、友達からインターンの話を聞いて…。

 発達障害の学習支援っていうと、福祉関係のボランティアとか、NPOみたいなやつっていうのは想像してはいたんですけど、ベンチャー企業だっていうのを聞いて、今まで聞いたことない形だなと思って興味を引かれました。自分への学びになったらいいな、発達障害への対応の仕方を知れたらいいな、あとは社会に貢献できたらいいな、と思えたのが応募の動機でしたね。

堀井) インターンの中に東大生は多いですけど、皆さん横の繋がりがあるんですかね?

田野崎) 私の場合は紹介してくれた人はたまたま同じ外国語を学んでいたというだけで、偶然友人が同じ分野に興味があったっていう状況でした。児童心理や発達心理を勉強されている人たちのコミュニティではおとももち制度がよく活用されているみたいです。

堀井) ありがとうございます。では次は合宿(注:Kaienが半年に1度行っている研修・新ビジネスプラン創出のための合宿。詳しくはこちら) にも参加してくれた田中さん。

田中) はい。今TEENS川崎でインターンをさせていただいています立正大学臨床心理学部4年の田中です。インターンを始めたきっかけは、ゼミの先輩からの紹介でした。

 入ったゼミがDVとか虐待とか養護施設とかについて研究するゼミで、元々児童福祉系に携わっていきたいなって思いがあったんです。先輩から紹介されて早いうちから現場で実践が積めるのはいいなと思って、それまで発達障害ということにスポットをあてて学んでいたわけではないのですが、とにかく子どもと関われて、心理が関係していて現場で働けるならいいな、と思って始めました

堀井) 田中さんの中でほしい条件が全部そろっていた?

田中) 本当に。発達障害に関する知識もほとんどなかったのですが、まず始めてみようと思えました。

堀井) なるほど…先日の社員合宿、いってみたら田中さんがいてびっくりしましたけど、あれはどういう経緯で参加されたんですか?

田中) 1週間前に穂刈さん(注:当社スタッフ) から連絡があって、来ない?って。合宿があるのは聞いていたんですけど、フルタイム社員の方のものだと思っていたので…。声をかけていただいて、じゃあ行こうと思いました。すごく勉強になりました

堀井) なるほど。じゃあ、次は谷口さん。

谷口) TEENS新宿でインターンをしています、慶應義塾大学総合政策学部4年の谷口といいます。大学で3年生くらいから心理学系の勉強を始めたのですが、心理学系は大学を出た後にどういう仕事があるのか知らなくて、活かせる仕事はないかなあって思っていたんです。そんな時に大学の授業にTEENSのスタッフの方がインターン募集の説明に来てくれたことがインターンを始めたきっかけでした

堀井) 谷口さんは紹介ではなく、直接つながったんですね。

谷口) はい。その時、やりたいことが定まっているわけでもなかったし、とりあえずやってみようかなっていう感じで。あと引っ越したばっかりでお金もなくてアルバイトしたかったのもあって。

堀井) ああ、有給(注:時給1000円~。児童指導員資格がある場合は手当もつく) ですもんね。

谷口) ちょうどいいタイミングで知ったので、その時は軽い気持ちで始めました。

堀井) 始めたころはやってやるぞ、っていう強い気持ちはなかっったんですね…でも今はやる気満々ですよね。

谷口) その頃は全然Kaienのことよくわかったいなかったので。

堀井) ではその気持ちの変化はのちほどぜひ、お聞かせください。次は佐藤さん。

佐藤) はい、谷口さんと同じ慶應大学総合政策学部4年の佐藤です。今はTEENS三鷹でインターンをさせていただいています。私も直接のきっかけはゼミにTEENSのスタッフの方がきてくれたことでした。私は元々福祉全般に関心があり大学で心理学を勉強していて、DVとか虐待とかに関心をもっている時期だったんです。そういう社会問題を解決したいな、と思っていた時にKaienのスタッフの方に出会いました。

 その時もらったチラシに「ソーシャルベンチャー」って書いてあったんですが、初めて聞いた言葉でした。福祉っていうと施設とかで、行政とか国が税金をつかってする、してあげる、支援する、っていうイメージが強くて、株式会社で、ベンチャーで、っていうのでびっくりして。なにそれ、って思ってすごく興味がわきました。あと、子どもがすごい好きで、お子さんに直接かかわりたかったので、応募をしました。

堀井) もともと関心のあるワードと結び付いたんですね。

佐藤) はい、タイミングもすごくよかったです。

堀井) ありがとうございました。それでは最後、石下さんお願いします。

石下) はい、TEENS新宿でインターンをしています、筑波大学大学院の人間総合科学研究科で障害科学を専攻してます、石下です。

 きっかけとしては、たまたま学習室にKaienの求人チラシがあって、そこに「発達障害児専門の学習塾」って書いてあって、「あ、ばっちりだな。専門中の専門じゃん」って思ったことでした。しかもチラシに「会社の運営まで学べます、自分のスキルアップに繋がります」っていうのが書いてあって。自分の専門で能力も発揮できて、さらにスキルアップできるなんてありがとうございます!、って感じで

一同) 笑

石下) 見た瞬間にメールを送りましたね。でも当時は、日本の会社は「残業してなんぼ」みたいな伝統があるイメージをもっていて、ちょっと舐めてたんです。教育実習にも行った時、学校の先生もまさにそんな感じで。「日本の仕事なんてやだ」っていうのを社長の鈴木さんに言ったら、一回ここで勉強してみなよって言われて、「超面白い、やったろうか」と奮起しました。今は少し丸まりましたけど(笑)

堀井) 石下さん入りたての時、インターン全員集合(注:インターンが集まって行うミーティング。ワークショップ形式で研修などを行う) でお会いしましたけど、すごい尖ってましたよね。

石下) そう…舐めてかかってたんで。

堀井) 今は雰囲気違いますよね。

石下) それは色んなスタッフの方に関わっていくうちに、諭されたというか、優しくなだめてもらって…スタッフの方の雰囲気は落ち着いてるけど明るくもあって、そこにどんどん惹かれていきました。

Q. Kaienはどんな会社ですか?

石下) 自分の浅い経験の中での企業しか知らなかったんですけど、ベンチャーだからなのかKaienだからのなのか分からないですが、時間とかじゃなくて本当に能力を発揮することが求められる場所だとは思っています

田野崎) 石下さんと同じことを僕も感じていて、僕の同級生で就職している人も、終身雇用だったり年功序列が厳しい純日本型の企業に行った人も多くって、僕もそういうイメージを会社に対してもっていたんです。若い人は何も言えずに、ただ従うだけ、とりあえず最初はこれやればいいって感じでやらされるだけで。

 でもここに入って全然違うなって感じたのが、新人とかでも自由に意見を言っていいよっていう雰囲気があって、そこは自分にぴったりだな、って思いました。本当に些末な質問とかであってもどんどん聞いてくださいっていう社風になっていて。質問しないで失敗するくらいだったら、意見を言わないで溜め込んでしまうんならどんどん言ってもらった方がいいっていう姿勢をスタッフの方に感じたので、こっちもどんどん意見を言うことができるし、スタッフと対話ができるし、いい意味で日本らしくない企業理念が自分の中ではぴったりきました。そういうところが魅力的ですね。

堀井) あくまでいいサービスを作りたいだけだから、変なルールとかとっぱらってどんどん意見を出していこうっていう姿勢ですね。

田野崎) そうですね。逆に言うと、初めての人にこれをやっとけばいいっていう教え込みを上からしてくれるわけではなくて自分から掴みにいかないといけない会社だから、自分の中での甘えが断ち切られたというところもありました。こういう風にやればいいですよ、これ読んでればいいですよっていうのはなくって、よりより支援をしていこうってするために積極的になって自分でどんどん学んだり質問していかなければいけないっていうのは、必要なスキルなんだなって。それが自分自身の学びで、そこに気づけたのは大きかったです。

堀井) 確かに。ここでそういうのを学んで、別の会社に就職していったとしても絶対に役に立ちますもんね。

田野崎) そうですね。自分で動かないと何も始まらない、っていう感じで。

堀井) なるほど。他の人はどうですか?

谷口) 私は両親が共働きで、私が寝てから帰ってくるっていう状態で、将来自分もそうやって働くのかなってなんとなく思ってました。働くことは好きなので、仕事があって、やりがいがあれば、別に残業とかいいかなって思ってたんですけど、ここに入ってみて、残業ダメっていうのにちょっとびっくりして。

 福祉ってサービス残業も多いイメージですけど、Kaienはボランティアっぽくないんですよね。いい意味でちゃんとビジネスをしていて。この会社は社会に必要なんだなって思いました。あと、色んな人と一緒に働きたいっていう思いがあって、自分の人生の中で学んだこととか、こういうことをしたいとかっていうのを、目指す方向さえ一緒なら自由に取り入れてよくって社風なんですよね。会社の色に合わせすぎなくていいところがいいなって思いました。

田野崎) 確かに、目から鱗でしたよね。社会貢献をしている会社って、宗教みたいにその色に染まらなきゃいけない、ってなりがちだって社長の鈴木さんも仰っていましたしね。Kaienは熱意だけで進めていく感じじゃなくて、いい意味でビジネスを絡めている。染まらなくていいから多彩な、多種類な人材がほしいていうのが社風としてでてますよね

谷口) みんな同じじゃなくていいところがいいです。

堀井) ありのままの自分を財産だと思ってくれるところがありますよね。

谷口) 中で働いてみてわかったことですね。外からでは分からなかったです。

田中) みんな同じじゃなくていいっていうのは、この間の合宿に参加させていただいた時にも感じました。社員の方がたくさんいらっしゃっていましたけど、経歴がみなさんバラバラなんですよね。それぞれ得意な分野があってそれを発揮して働いているところに魅力を感じました

TEENSインターン座談会 後編に続く

 

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