採用情報

共感覚と発達障害

今日お会いした方は共感覚がある方だった。Wikipediaで共感覚は、「ある刺激に対して通常の感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる一部の人にみられる特殊な知覚現象をいう。 例えば、共感覚を持つ人には文字に色を感じたり、音に色を感じたり、形に味を感じたりする。」と定義されている。

発達障害の人に、共感覚がある人が多いかはわからない。が、これまで僕が1000人以上の人にあった中で、共感覚を持っている人は複数いたことは確か。相関が少しあるのかなぁと感じている。 実際、発達障害は他の人に比べて、脳の各部分の連携が上手にリンクしていないところがあったり、逆により活発にリンクをしているところがあったり、という特徴があるようなので、共感覚と繋がりそうな気が(素人感覚では)する。

今日の方は共感覚「障害」と、「障害」という言葉で自分の特徴を表していた。たしかにあまり強いと日常生活でも支障が出るらしく苦しいのだろう。一方で、ある感覚を別の感覚で表すのは詩的であり、芸術での主要な方法であるような気がする。実際僕が好きなピアニストのエレーヌ・グリモー(以下動画)は、音が色に見える感覚をもっているとのこと。今日お会いした方も芸術的なセンスが光り輝いていて、人材は本当にどのような視点で見るか、使えるかだな、と思った。

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Kaien訓練生・修了生からの逆評定 ちょっと意外な満足度トップの項目

当社では毎週訓練生から逆評定をもらっている。スタッフに対して、プログラムに対して、かなり長いアンケートである。それに加えて、訓練を終えて就職をしている修了生も含めて、いま満足度アンケートをしている。

スタッフの質やプログラム内容、定着支援など複数の項目で評価をしてもらっている。まだアンケート途中だが、今の時点で中間まとめをしたところ、最も評価されている項目で少々驚いてしまった。

一番人気だったのが、「雰囲気」なのである。 我ながら結構、硬い感じのプログラムだと思うし、発達障害専門クリニックの先生からも(正直営業妨害かと思うが。。。)「Kaienはスパルタ式」といわれていたので、僕自身も「訓練生には厳しい環境だと思われているのでは」という印象を持っていたが、ふたを開けてみると大違い。

一体感というか、なんというか。。。ほんわかしているわけではないが、 たしかにどの事業所も多くの訓練生が楽しみに通ってくれる空間になっていると思う。職場と訓練のギャップを少なくしつつ、居心地をよくするように今後もしていきたい。

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ポケモン

本社のある東神田。電気街とは駅の反対側(東側)にあり、実は周囲は問屋街。この時期にはバザールを行っている。

 

とはいえ、当社は出すものもないので、普段通り営業。今日は学生向けプログラムの日で一日があっという間に過ぎた。

懇親会(つまり呑み会)は90分ずっとポケモンの話を聞く。鉄道とポケモンの話についていけたら、当社に通う若者のほとんどと話が通じてしまうと思う。個人的にはまったく興味がない話題だが、語っている学生が面白いので飽きることはほとんどない。とりあえず、ポケモンで「世代」という概念があることはわかった一日だった。

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Kaien体験講座

今夜は当社の訓練に興味のある方向けの夜ゼミ。体験講座ともいえる。

学生だったり少し前まで学生だったという若い男性ばかり5人だった。MicrosoftのSurface Pro 2はこういったミニ講義の時に使い勝手が良い。ビデオをとり、一人ひとり見ながら、「ノート」というアプリを使って解説。

以下がその時のノート。

今日のアドバイスの一つは、例えば「学生時代にもっとも打ち込んだことは何ですか?」と聞かれても、(※つまり英語だと、What were you interested in? と What(なに?)という疑問文でも)、How(どのように)やWhy(なぜ)も併せて答えないといけないんだよ!ということ。

なんだか新大陸を発見したかのように全員が「なるほど!!」みたいな素直な反応で、やりがいがありました。


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ドボ8

今年はドボルザークの交響曲第8番(通称:どぼはち)を演奏するらしい。ブラームスの悲劇的序曲もあるらしい。僕が所属していた東京大学音楽部管弦楽団(通称:東大オケ)の駒場祭の今年の演目である。

残念ながら今年(11月24日)もいけない。来年は行ければよいなと思う。僕の時はブラームス交響曲第2番だった。あの時なんであれだけ頑張っていたのか不明。今の大学生は就活に向けて頑張っているだろうに、必死に楽譜と格闘していた。大学時代では数少ない良い思い出である。

強引に仕事に絡めると、、、50~100人程度で演奏するオーケストラは、(音を出せない)指揮者など役割がはっきりしていて、会社組織にとても似ている。僕はファゴットという不思議な楽器を吹いていたが、それはそれで楽譜上は限られた役割の中でどのように全体に良い影響を与えるかを考えることを学べたのかもしれない。

以下はおそらく駒場のオケと比較してはいけないだろうが、、、知らない方のためにベルリンフィル×アバドによるドボ8の4楽章。パユ(第1フルート)が相も変わらず凄まじい。


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定着支援

昨日今日と定着支援。実際は定着支援というよりも状況確認に近い。働いている様子を見て個別に面談をさせてもらう。実際どのように働けているか、いないかを間近で見ることは、訓練にも生かせるし、学生向けや子ども向けプログラムにも生かせる機会。

右奥にかすかにスカイツリー

理想は定着支援をしないこと。それだけ、入社前に、ピタッと受け入れ先を整え、訓練生も整え、というのが誰にとってもハッピーなことなのだが、現実はそうもいかない場合がある。一方で、おおむね半年が定着支援の目安だが、その間に成長がみられるのもうれしいものである。

支援者の中には訓練生の就職が決まるとうれしいという人がいる。確かにそうなのだが、僕としては定着支援の時に評価を受けたり、成長がみられると、ようやく安心というか、よかったね、という感じになる。

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前職NHKで学んだこと

20歳代。最も伸びるであろう時期をNHKで過ごした。当時は失敗した!!と思っていたNHKでの勤務。振り返ると色々と学びが多かったように思うし、今の仕事に結構役立っているなと思う。

次は2月に訪れる鹿児島
錦江湾の対岸の鹿屋で講演会に呼ばれている

先週末は、初任地の鹿児島に行ってきた。

僕がいたのは2001年から2006年。桜島はまだ静かだったが、ここ数年は「危険」を感じるほどに常に噴いている。僕の訪問時もしっかりと噴煙をあげていた。(よほどNHK鹿児島ファンじゃないと覚えていないと思うが、僕がいた時に担当していたコーナーが「桜島と私」という写真&朗読コーナーであり、桜島については知らず知らず思い入れが深まっている)

鹿児島時代に学べたことはやはり地方がどうなっているかをしれたことだと思う。僕は東京の電波の中で育ったので、地方がどのようなリズムで動いているか、様々な意味で体感できたことは大きいと思う。

特にNHKだと、まったくの新人でまったく仕事ができない僕のようなものであっても、取材を受けてくれた。焼酎蔵、政治家、行政職員、漁師、農家、ベンチャー企業、たくさんの地方に暮らす人達がどのように生きているのか、直接触れ合えたのがとても良かったと思う。

発達障害の人の働くを支援するのが今の仕事だが、様々な仕事を、地方で見られたという経験は今の仕事で視野をとても広げてくれているはずだ。

くわえて、発達障害者の支援では視覚化が鍵となる。テレビではいかに視覚を使って伝えるかということにこだわるし、実はラジオでも視覚化が簡単にできるようにいかに語るかをいつも考えていた。ので、ちょっと毛色は違うかもしれないが、視覚化を叩きこまれたNHK時代だったとも言える。それが発達障害に通じるとは当時はまったく気づくはずもなかったが。。。

ちなみに今世間を騒がせている徳田虎雄氏は、僕が事務所中継を初めて担当した国政選挙の時にインタビューをした政治家である。何かを聞いたのか覚えていない。だが「絶対に他局に質問させるな」的な指導を受けて当確後のインタビューをしたので、隙を見せずに質問をしなくてはと、ものすごい緊張していたことと、マイクを差し出しながら見た徳田虎雄氏の威圧感はよく覚えている。まあ、そういうのも含めて、様々な場面に出くわせてもらったNHKには感謝している。

とはいえ、僕は自宅にテレビが無い。なので久方ぶりに鹿児島のホテルでテレビを見た。伝統芸能的なNHKのニュースを見て、少しほっとする。NHKの旧態依然とする感じも、中から味わえたのは、少し皮肉だが、組織を知る上でとても良かったと思う。

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Maximizing Experimentation (実験を最大化する)

当社はものづくりの会社。発達障害の就労に関するプログラムや就業方法などを編み出すのが仕事の一つだと思っている。なので絶えず実験。失敗するもの、うまく行きにくいものもあるし、大きく当社の歩みを進めてくれるものもある。

本日もひとつのプログラムが終わりを迎え、一方でもう一つのプログラムが始まった。

今日本格的に開始したのが印刷工場。いわゆるボーダー層(IQでいうと80から90ぐらいの人たち)はPCを多用したデスクワークよりも作業系の仕事につくことが多いので、その段取り・オペレーションを行ってもらおうというプログラムである。作業系の訓練はスペースや道具の初期投資が必要。だがそう簡単にはお金も場所もなく、できる中で工夫して、労働集約軽作業の肝を学べるようにしたいと思っている。

子ども向けのTEENSでも「こしょこしょTEENS」というプログラムが始まる。古書を販売する「こしょこしょ」というKaien(大人向けの就労移行)で行っているオンライン店舗があるのだが、そのレビュー(書店にある、お薦め本のポップ的なものを作成する部分)を担当する。

ポップなので短いし、読書感想文(文科省のお役人や教育委員会の職員に向けて書く文章)ぽくならず、現実的な店員さんがするアートの要素もつまった遊び感覚もある「感想文」になる予定。レビューは徐々にウェブサイトでも公開する予定である。

こしょこしょTEENSのテストサイト

Maximizing Experimentation こしょこしょが出店するAmazonの創業者・ベゾス氏による言葉である。あれだけの巨大企業でも数えきれないほどの小さな実験を絶えず行っているので革新的なサービスが生まれるという。当社も実験をこわがらずおこな外部の人が「なるほど!!」といってもらえるような新企画をコツコツだしていきたい。


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季刊誌「発達」へ寄稿

ありがたいことに講演の機会をいただくことが多いが、執筆の機会も同じぐらい頂く。最近では医師向けの「最新医学」に載せてもらった。

今回はミネルヴァ書房から季刊誌「発達」からの執筆依頼。ちょうど週末、久しぶりにフライトがあったので、空の時間をつかって書くことにした。改めて発達障害を考えるというような大きなテーマで、親の視点で書いてくださいとのこと。

行きも帰りも多分ボーイング787だった
機内の音楽ではムーティ指揮の序曲ナブッコ(ヴェルディ)が良かった

そもそも、僕にとっては講演が一番楽しくやりやすい。次に取材で、一番苦しむのが執筆。。。加えて、ご存知の方はいると思うが、親からの視点というのは僕にとっては難しいお題。なので書き上げられるか少し心配したが、空という異空間と新しい相棒であるSurface Pro 2の力を借りて、先ほど無事脱稿。ナブッコもよかった。

多分次の1月号に載ると思われる。今まで書いたものとは全く違うものを書いたので、よろしければご一読いただきたい。

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共同創業者現る

当社には取締役が僕の他にもうひとりいる。共同創業者として名を連ねてもらっている徐勝徹(チュルさん)である。チュルさんにはまだ1銭も役員報酬をお支払い出来ていないが、、、数ヶ月に一度定期的に経営をチェックしてもらっている。

チュルさんは米国の大学院を修了後、ユネスコや赤十字、外資系コンサルで働いていた。その後、通ったケロッグMBAで出会った。(つまり2つ目の修士) 僕とはMBAの1年目から一緒に動き、2年目ではKAIEN(米国で起業前の段階ではKaienではなくKAIENと全部大文字だった)のビジネスプラン作成に関わってもらった。

1時間ほどの話 動画と音声でしっかりと記録した

当社のDNAは僕が作ったものではなく、チュルさんから学んだこと。ウェブに乗せている僕の代表メッセージもチュルさんから「なにか書いたほうが良い」といわれて書いたものである。 その他にもいろいろなきっかけや思考の軸を教わった。

なので当社内では何度も「チュルさんから言われたのは、、、」などと話していたので馴染み深い人なのだが、実は今日まで9割以上のスタッフは一度も会ったことがない存在だった。

今日は、チュルさんの生い立ちから、KAIENに携わった経緯、現状分析や今後への期待などを話してもらった。 会社が始まった状況を僕の視点以外から語ってもらったことで、何故この会社があるのか、スタッフにも今一度確認してもらえたと思う。僕も過去を振り返り、これまでの軌跡や今後の方向性を考え直せた1時間だった。

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支援者の皆様 Kaien見学会を開きます

昨年の2月、横浜で支援者向けの見学を行ったところ、月に100人も来ていただき、業務に支障が出そうになった。それから当社はスタッフも増え、拠点も増えた。また支援者の皆さんの中の「発達障害フィーバー」が落ち着いてきたこともある。なのでそろそろ当社の中を見ていただく用意ができるかなと思ってきた。

というわけで、月に1回ずつだが、また少人数での対応だが、毎月第2金曜日の午後に開催予定。第一回は12月13日の予定。詳しくはこちら

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告知協力 第5回浦安市発達支援セミナー「クラスで気になる子のふわっとサポート」 ~子どもの見方を変えて味方になろう~

いつもお世話になっている「発達わんぱく会」さんから浦安でのイベントについてご紹介を受けた。以下共有します。

==以下、ご案内==

第5回浦安市発達支援セミナー
「クラスで気になる子のふわっとサポート」 ~子どもの見方を変えて味方になろう~

園や学校で気になるこどもの理解と具体的な関わり方の講演です。講師は、阿部利彦先生。発達障がいを持つ子どもたちのサポート方法や、子どもたちの魅力について、全国各地で講演会・研修講師を務めるとともに、テレビ出演、執筆活動も行なっていらっしゃいます。

日時:平成25年11月29日(金)18:00-20:00 【受付】17:30開始
場所:浦安市民プラザWave101大ホール http://www.urayasu-kousha.or.jp/wave101/
定員:200名 (先着)
参加費: 無料
講師:星槎大学 共生科学部 准教授 阿部 利彦先生

     浦安市教育委員会まなびサポート スーパーバイザー

     埼玉県特別支援教育推進委員会 副委員長
主催:浦安市、NPO法人発達わんぱく会
共催:千葉発達障害児・者親の会「コスモ」浦安グループ、浦安市自閉症協会
後援:浦安市教育委員会

お問い合わせ:こころとことばの教室こっこ Tel:047-711-1871 Mail:1129@hwanpaku.org

なお、保育は定員に達しましたので、締め切らせて頂きました。

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レッツノートからサーフィス2へ

Panasonic のLet’s Note。電車で作業をしていると、隣の人が驚くほどのファンの音になってきた。そろそろ寿命。。。Kaienの草創期を支えてくれてお疲れ様。ありがとうございました。このブログエントリーが僕との最後のお仕事。引退後は秋葉原サテライトでプリントアウト専用マシンとして地味に働いて貰う予定。

今度はSurface Pro 2へ乗り換え。母校Kelloggのパープルを選択。セッティングはあっという間。快調です。

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横浜市の発達障害検討委員会に出てきた

今日午前は、横浜市の発達障害検討委員会に出てきた。といっても傍聴に近い。

委員会では当社が受託している発達障害者就労移行支援事業(国・横浜市のモデル事業)の経過報告を(2時間の会議のうち)数分行ったのだが、それもスタッフが行ったので、僕は残りの時間は純粋に委員会の成り行きを勉強させてもらえた。

3カ年の最終年になったモデル事業。8月の夏休みをつかって事業所にこもり、草稿を書いた報告書(その時のブログ記事)がそろそろお披露目となる。まだ国(厚労省)がどのように活用するか決まっていない、というのが横浜市の回答であったが、全国各地の皆さんに読んでいただけるものになれば良いと思う。3月末には数百人?を集めて、横浜で3カ年の報告会を行うとのこと。

今日の横浜市と委員の先生、また委員の先生同士のやりとりは、行政が施策を作っていく、またそれを実施していく時の注意点がよくわかって、個人的に非常に参考になった。僕もこういう仕事をするまでしらなかったが、国や地方自治体の委員会は公開されているものが多いと思う。みなさんもたまにでも良いので傍聴をお勧めしたい。その時の関心事が何か、いつもの現場ではない感覚で捉えられると思う。

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気づかないうちに学んでいる Head Fake Learning

昨日に続いて「最後の授業」のランディ・パウシュ氏から学んだ話し。(と書こうとしたら、昨日のブログを削除してしまった。。。ショック。。。まあ良い話なので、削除したものは、もう一度、近日中に書こうと思う。)

今日は、就労移行支援と放課後等デイサービスをされている会社の方と、前々からお世話になっている社会事業系のファンド運営の会社の方が来社された。その方々とのお話で出たのが Head Fake Learning。

例えば、僕は小さいころ野球をしていた。そこでは野球を学んだのはもちろんである。だが、実際より学んでいたのは、協調性や役割、忍耐、スポーツマンシップ、フェアプレーなどだったように思う。

最近言われるゲーミフィケーションとも似ているだろうか。当社の場合は、会社の実務を学んでいるつもりが、いつの間にかコミュニケーションを学んでいることになっている、ということを目指している。コミュニケーションを学んで欲しい時にコミュニケーションのセッションをするのではなく、他のもので夢中にさせながらその中にコミュニケーションの要素を散りばめていく感じである。

このHead Fake Learningというのは本当に至る所に有る。小さな会社の経営というのも経営を学んでいるのではなく、もう少し他の物を学んでいるような気がする。

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修了生の呑み会

今日は利用説明会をした後、学生向けプログラムを行い、最後は「サロン」という名の呑み会。

修了生がきて近況を報告してもらう。久しぶりに会う人が多く、訓練後にどの程度楽しく働いているか、ポテトチップスを食べながら聞く。こういった場が苦手な人も多いが、逆に人付き合いを求めている人も(コミュニケーションが苦手と言われる)発達障害でも多い。

サロンはそういった人たちによって支えられている。学生やまだ訓練に参加している人も、少し先に進む人たちの働く話を聞いて、現実の厳しさや、働く楽しさを共有してもらっている。

今日はドーナツとポテチが食事だった

今日は利用説明会で、一般枠か障害者枠か、どちらが良いか、という話が出た。

学校までは通級や支援級など、健常児と障害児の間に様々な制度があるが、雇用の世界は障害者枠か一般枠かのどちらか。二者択一の中に挟まれる人の話を聞きながら、アドバイスが非常に難しい業界だな、と改めて思う。本来なら0.5枠のようなものがあると良いのだが。。。

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ようやくゴールド免許 奇遇にも「国際交通安全学会」に登壇

免許証の更新のお知らせが来た。苦節15年。ようやくゴールド免許になるらしい。iPhoneを半年で水没させて3万円弱かかった心の雲が少し晴れた気がする。

早めに行ってゴールドにしてきたい

ちなみにこれまで事故を起こして、ゴールド免許が取れなかったわけではなく、更新ができなかった(外国に行っていた)ことが主因である。ただし、一回は違反。自宅の前で駐禁を取られたことがある。なぜ車庫に入れなかったか、未だに自分でも理解できないが、その一瞬を見逃されなかった。

ゴールド免許を祝してというわけではないが、奇遇にも「国際交通安全学会」に登壇させてもらうことになった。『これからの知的障害生徒の通学支援 ~海外事例に学ぶ~ セミナー開催のお知らせ』 (その他の講演一覧はこちら

Kaienではお子様向け(TEENS)も行っており、もちろん我が子のこともあって、通学には他の年代の人たちよりは心を配っている方だと思う。発達障害のケースしか見ていないため、「知的障害」についてのイベントで、どのようにコメントをすればよいか、若干アウェイ感があるのも確か。

空間認知や衝動性などの発達障害特有のケースを知る限りお伝えできればと思っている。オフィスの外ですれ違ったりすると、あれ何しているのかな?と思うことは結構ある。そういうちょっとした気づきをお伝えできればと思う。

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信頼出来る専門医

渋谷にある橋本クリニックさんに大変にお世話になっている。

橋本クリニック
ウェブサイトのスクリーンショット

もう2年以上前だと思うが、クリニック周りをしていた時、発達障害を診られる数少ない医師という評判を聞き伺った。精神科のお医者さんというと気むずかしい方が多いが、「へー、こんな会社があるんですね」と、当時のボロボロプリンターで刷ったパンフレットを受け取っていただいた。

大人から子どもまで診られるというのが大きいのと、良心的・良識的に診断してくれ、杓子定規に権威を振りかざす感じがない。今ではKaien就労移行支援の協力医療機関(ページ下部)にもなっていただいているし、特にTEENSの運営は共同でさせていただいている。

今日はTEENSのスタッフでクリニックに押しかけた。今日の僕の学びは「喋れるが書いてまとめるのが難しいタイプと、書いてまとめられるが喋れないタイプの理解の仕方」である。後日、本ブログでまとめたいと思う。

この冬の仕事の一つはクリニック周り。橋本先生のように様々にご協力いただける医師は他にもいらっしゃる。上手につながっていきたい。

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15分でわかるKaienの今のサービス

今日は少し時間があったので撮影した。当社のサービスの内、就労移行支援(職業訓練と就活支援)と学生プログラムの2つについて。当社のYouTubeサイト(http://youtube.com/kaienjpn)にアップロード。将来的には圧倒的にセンスの良いものを作っていきたいが、今はこの程度かなと思う。

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TEACCHの次の40年

1972年から、ノースカロライナ大学で始まったTEACCH(ティーチ)プログラム。40年たちこれからの40年について動画が公開されているとFacebookで教えてもらった。僕自身はTEACCHについては聞きかじった程度なのだが、当社のプログラムも気づかないうちにTEACCHにのっとったものになってきていると思う。

(※TEACCHについてご存知のない方のために、短く僕の理解を。。。TEACCHとは、Treatment and Education of Autistic and related Communication-handicapped CHildren(自閉症とその関連するコミュニケーション障害の子どもへの治療と教育プログラム)の略であり、ノースカロライナ大学が1970年代から開発。「視覚化」・「構造化」を主とした支援の考え方。日本でも米国でも発達障害の支援者の中ではメインストリームの一つといえると思う。)

動画はこちら(英語)。

TEACCHが始まったころは、自閉症は0.05%の2,000人に一人といわれ、まだ育ての問題が要因だと思う人が多かったという。それが今や20倍以上。1%を超え88人に一人と言われている。これによって、当初考えられていたミッションをより発展させるという。

特に今後は以下の4つに取り組んでいくという。

  1. 地域での活動
  2. 大人の支援
  3. 幼児の支援 (TEACCHの原点だと思うが、今一度見つめ直すということだと思う)
  4. 専門家の育成

2つ目に関しては特に当社のフィールドと重なる。ビデオの中でも、就労の課題と、大学などの高等教育機関での受け入れ方法について、かなり時間が割かれている。来年9月に開催されるTEACCHのカンファレンスでも主要なテーマになるかもしれない。当社始まって以来の米国出張をしてみたくなる。

また、4つ目については、TEACCH認定制度(支援者と、支援者を育てる育成者の2段階)をはじめたり、オンラインコースをはじめたりするという。すでに1つの無料コース(英語)は以下のウェブサイトから受けられる、という。
http://www.aheconnect.com/teacch/cdetail.asp?courseid=teacch

TEACCHのオンラインコースから

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さてさて、僕が(かなり個人的に)気になったのは、プレゼンの中で宗教という言葉が何度か使われていること。

ノースカロライナ州は米国で言うと南部に属す。南部は宗教が今なお残る。先進国で宗教が日々の生活や政治に強く影響を与えるのは米国南部など数えるぐらいであろう。政治的にも宗教色がより強い共和党の地盤。(ただしちょうど南部の北限にあたるため、大統領選挙では民主党候補も善戦する、いわゆるスイングステートの一つである。) 

今回のビデオで語られる「地域」という概念でも、「教会活動への参加」なども含まれている。そもそもノースカロライナ大学(※)のTEACCH本部がある都市は、Chapel Hill(チャペルの丘)という名前。西海岸のUCLAで生まれたさっぱりした感じを(勝手に個人的に)受けているABAと、ゆったりとした古き良きアメリカ的な雰囲気を(これまた勝手に)感じているTEACCHの違いに少しは関わっている!?かもしれない。

(※また、さらに、どうでも良い知識だが、ノースカロライナ大学は、バスケットのマイケル・ジョーダンの出身大学でもある。大学のカラーは水色。)

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