採用情報

障害者福祉施設の(スタッフの)人材定着について

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この時期になると卒論や修論の調査が行われます。当社にもある大学院から「障害者福祉施設では人手不足が慢性化している。中でも人材定着が悪いのが原因ではないか。実態を探って対策を考える」という形で調査依頼が来ていました。

普段はほとんどこういうことに反応をする暇、というより元気がないのですが、今日は「確かにね・・・」と思ったのと数分は時間が取れたので早速回答してポストに入れてきました。

僕の中でどうして福祉施設で人材定着が良くないのかというのはわかっているつもりです。給与(お金)ではないと思います。勤務時間でもないと思いますし、面白みの無さでもないと思います(実際ほかの業界に比べると休みやすいですし、やりがいがあると思います)。

僕の仮説を二つお伝えする前に、当社を振り返ってみますと、徐々に定着が高まっています。これはベンチャー企業すべてが直面する問題だと思いますが、起業したての段階からスタッフが安定するのは非常にまれなのです。というのも全く稼げない段階で安定するスタッフがいるわけはなく、ある程度お金の裏付けができ安定度が出るとスタッフも安定してくるということだと理解しています。おかげさまで当社ではこの5年間、「人材が定着しなくてやばい!!」と思ったことは一度もなく、人生の色々なタイミングで卒業していくスタッフはいましたがそれは自分もNHKを辞めたくちですのでとても理解でき、サービスの質を維持し向上させるためにはある程度自然の摂理によるスタッフの入れ替えがあったほうが良いと思うぐらいです。

でも多くの福祉施設は人材が安定しないと聞きます。そういったことを頻繁に聞きますのでこれまでに2つ仮説を考えていました。

一つはやはり営利企業にしないと軸が定めにくくなること(これもNHKにいた時に感じましたが、お金を稼ぐという程よい資本主義の競争にいないと、視聴者が良いと思う基準は星の数ほどあって正解が定まりにくくなり、会社としての軸が定まりにくくなります)が大きいと思っています。積極的な意味でお金の縛りがないと、同じ志のもとに集まっても、どうも支援の方向性が違うから、ということになりやすいと思っています。福祉はどうしてもお金が二の次の人が多いですから、良い意味ではとても当事者目線の人が多く、悪い意味では支援者同士が些細なことで同床異夢になりやすい、ということだと思っています。

もう一つの理由は、自分が苦しいからこの業界に入ってくる人が多いということだと思っています。この公然の秘密はこの業界のタブーだと昔ある精神科医に言われましたので、多くの人が気付いていることだと思います。僕の言葉では、「おぼれている人を助けたいならば、自分の分とその人の分2人分泳げないといけない。救いたい、自分もおぼれたことがあるから共感できるでは、ミイラ取りがミイラになる可能性が高まる」という感じです。ちなみに当社がスタッフに求める第一の力が「健康」なのはこのためです。

Kaien採用 <人・働く力>  
http://www.kaien-lab.com/company/recruit/

1) 健康である
思想的、精神的、肉体的に健康でないと仕事を楽しめない。自分の凸凹や弱さに向き合うこともできず、より苦しい人たちのことを考える余裕もとれない。ただし思想面は特定の宗教等を持つことを排除しない。

今回のアンケートは論文としてまとめられ、結果を送ってもらえるらしいので、僕の仮説が正しいか確認したいと思います。

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
Kaien新宿・横浜・秋葉原
小中高生向け 学習支援&お仕事体験プログラム
TEENS新宿・横浜 (秋葉原計画中)
発達障害(含・疑い)の大学生向け 学外就活サークル
ガクプロ (2014年12月 新拠点で受入枠UP)

放送業界への近道? TEENSビデオクラブ発足

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2014年10月13日 東京/横浜

今日は東京と横浜でTEENSビデオクラブの第1回を開催。

NHKには、老若男女、もとい、概ね老男が参加しているビデオクラブがあり(あるいは過去有り)、一般の人たちが撮影したビデオを放送に生かすような、いわば前近代的なYouTubeのような仕組みがあった。

それをパクらせてもらってTEENS(発達凸凹のあるお子様向けのお仕事体験)内で、TEENSビデオクラブを発足。今日は1回目のセッションでした。あいにくの天気ではありましたが、参加希望のお子さん全員が出席。最近はTEENSに通うお子さん一人一人に接する時間がどうしても少なくなるので僕にとっても現場をしる貴重な時間です。

TEENSビデオクラブの目的。それは撮影・編集・動画アップロードまでを行い、放送業界での仕事をイメージしてもらうこと。もちろんそれ以外の仕事でも今後は映像を活かす仕事が多くなると思うので流れを知っておくのは損ではありません。

社内向け資料でど~も君もどき!?を使わせてもらいました。

実はNHK時代、「鈴木はアナウンスよりもカメラのほうがうまいな」と言われること仕切りでしたので、実は自分の十八番の分野ではあります。

本当なら「撮鉄(とりてつ 鉄道を撮影して喜ぶ人たち)」が多いこの界隈なのですが、いろいろな制約もあり、きょうは、目立つ車を撮影しよう、というテーマで行いました。天気や場所、雰囲気などを数十秒のカットで撮りながら、後日編集するための素材を集めていく形です。

新宿の高層ビル街で特殊車両を狙う形でした。歩道橋などから撮影。

先ほど、参加した20数人分のカットを少し見ましたが、想像よりも撮れているかなという印象。これから数日か数週間かけてフィードバックしていく形になります。

子どもたちに感想を聞いたら、「公文とか明光義塾ってどうして有名なんですかね?」と聞いてくるお子さんがいて「なんで?」と聞き返したところ、「撮影や編集をうまくなってTEENSを宣伝したい」とのことでした。なかなか泣ける話です。

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18~9時を背負うこと

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都心から少し離れた自治体を訪問。生活保護の相談の付き添いとして。これまで精神科の通院に同行をしたり、障害者向けの合同就職面接会に同行したり、いろいろと同行はしているのだが、生活保護についての同行は初めてだった。

当社は設立当時の”生みの苦しみ”から、小さな企業のため、支援者と言ってもその人のすべては背負いきれない、と悟った。まずはできることから、つまり、9~18時の仕事の部分についての責任を負うことを意識してきた。その分、ほかの福祉系の団体には難しい企業とのつながり、具体的に言うと、発達障害の特性を活かして資本主義社会に切り込む部隊、発達障害者が企業につながるための橋渡しとなることに注力している。

でも、9~18時をしっかり背負うためには、そのほかの18~9時の生活面、衣食住面、体力面の基盤を整える必要も出てくる。今日はそんな一例だった。実は一度申請をしたが、追い返されてしまっていたという。そんなこともあって、”支援者”が付き添えば話がだいぶ進みやすいのではと思ったこともあり、同行をした。

実際僕がいたことでかなり話は前進した。その点は良かったと思う。

でも、感想としては、なかなか硬い制度だなぁということ。具体的に書くと個人が少し特定しやすくなってしまうので避けるが、(昔行政の人に言われた言葉を使うと)「帽子に合わせて頭を削る」必要がある。つまり制度に合った行動をしないと、いくら困窮度が強くても生活保護がもらえないのである。頭では分かっていたが、ああこういうことなのかと実感した。

日々の生活で僕自身も”頭を削る”場面には出くわす。行政相手の仕事が多いからである。だが、なんというか、余裕しゃくしゃくではないが精神的にも肉体的にも金銭的にも困窮してはいないので、頭を削る余地は残っている。でも生活保護を申請しに来た、がけっぷちの場面では多くの人は制度が分厚い壁に感じかねないなと思った。頭を削れといわれてもそんな余裕はかけらも残っていない、ということである。

また不正受給が多いからだとは思うが、どうしても取調べされている感じがあり、横に座って聞いていても圧迫感のある相談時間であった。勝手に相談者のほうに共感してしまったりして、隣にいる僕ですら近年ない疲れを感じてしまった。18~9時の支援の仕事をされている人には本当に頭が下がる思いがした。

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障害者雇用で最も大事なこと

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きょうは生まれて初めて静岡に行ってきました。静岡県生まれですが、静岡市は初めてです。当然、ほぼ365日働いている自分に旅行での訪問ということはありえず、仕事(講演)での訪問でした。

主催者ウェブサイトより

テーマは「発達障害者の働く力を引き出すために」。静岡の状況も伺いながら、登壇者4人での話でした。参加されていたのは企業関係者が多く全部で50人ぐらいだったでしょうか。

僕もいろいろと発言したのですが、「障害者雇用で最も大事なこと」を言い忘れた気がしたのでブログで記載しておきます。それは、「管理者がこの仕事が楽しいと思える事」だと思っています。あるいは「楽しいと思ってくれる人を企業は管理者として配置すること」が何より大事です。

法定雇用率を達成するための、あるいはほかの部署で成績が挙げられなかったから配置転換としての、管理者ですとどうしてもやる気が出ません。なかなか苦労多い分野だからこそ、好きな人でないと難しいと思います。どうしても今日のセミナーでも、発達障害の人をどう理解してどう定着してもらうか、というテクニカルな部分に向かいやすいですが、面白いと思ってもらうことが何よりも重要です。

僕はこの仕事がかなり面白いので続けられていますし、今後も続けると思います。こんな感じじゃないと障害者雇用を勧めてもあまり企業には響かないと思っています。やっぱりセールスマンとしては、商品に惚れていないとなかなか売れません。

が、今の仕事のすべてが面白いわけではなく、苦手ももちろんあります。それが経営。社長業はあまりあっていないので、どうしてもほかの人にベンチャー経営を勧めにくい。。。今日も講演が始まる寸前まで、また、終わったらすぐにメールをチェックしないといけないほど経営はなかなか忙しいのです。現場をするにも経営はある程度必要なので、現場を楽しむためにも経営への苦手意識は早く打ち破らないといけないなと思っています。

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自閉症研究者がノーベル医学・生理学賞候補に挙がっているとのこと

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ロイターの予想で、自閉症の研究者がノーベル医学・生理学賞候補に挙がっているとのことである。

Thomson Reuters Predicts Nobel for Autism Speaks AUT10K Director Stephen Scherer
http://www.thestar.com/news/gta/2014/09/25/sick_kids_researcher_touted_for_nobel_prize.html

名前は、Dr. Stephen Scherer(ステファン・シェーラー博士かな?)。カナダ・トロント大学の教授。

写真はAutism Speaksより

教授の成果は記事(Toronto Star Newspapers)によると、大規模な遺伝子の研究により、「自閉症を予想する方法を見つけ出し、(超)早期の療育につなげることが期待されている」とのことである。

Scherer’s team at Sick Kids found a statistically significant way of predicting autism, which has been hailed as offering hope to parents seeking early treatment.

先日もまだ自閉症の発症理由が子育てにあるということをいう医学関係者がいることを本ブログでも紹介したばかりだが、ノーベル賞受賞となればこれほどの正しい理解促進につながる一報はないであろう。

福生市の広報誌 発達障害についてのきわどいコラムについてのきわどい論評
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2014/10/blog-post.html

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オバマ大統領が母校(ケロッグ)を訪問

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母校と言っても海の向こう、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院です。

Special Feature: President Obama’s Visit to Northwestern
www.northwestern.edu/newscenter/archives/special/president-obama-to-visit.html

オバマは大学院卒業後はシカゴで働いていましたので、シカゴは地元です。自宅も大学からもう少し北に行った高級住宅街にあったはず。ちょうど僕が米国に居たころに大統領選があったので非常になつかしく感じます。あのころは時代が変わる感じがしました。

President Obama Speaks at Northwestern University from Northwestern News on Vimeo.

オバマの演説から引用します。

政策大学院ではなくビジネススクール(経営大学院)にきょう私が来たのは理由がある。資本主義が繁栄と機会をもたらす力だと思っているからだ。政府ではなく、イノベーター(革新を起こす人)とリスクテイカー(危険を冒す人)、作成者と実践者が雇用を創出するのである。

“There’s a reason I came to a business school instead of a school of government.”
“I believe capitalism is the greatest force for prosperity & opportunity the world has ever known.”
 Not gov, but “innovators & risk-takers & makers & doers” driving job creation.

まさに当社が目指すところです。まだ一歩目も踏み出せていない段階ですが、頑張りたいと思います。

Kaien 採用情報

企業に凸凹のある人材の活用方法を伝え、資本主義社会の本来の力を引き出すこと

http://www.kaien-lab.com/company/recruit/

追記 なぜケロッグが、MBAがスピーチの場に選ばれたかが、いかに詳しく書かれていました。(英語)

Why Obama Went To The Kellogg School
http://poetsandquants.com/2014/10/02/why-obama-went-to-the-kellogg-school/

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埼玉県民に向けたKaien/TEENSの発達障害者支援サービス

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埼玉県庁の発達障害担当の方による訪問を受けた。埼玉県では子どもから大人まで発達障害者の支援に力を入れ始めていてその情報共有であった。

僕としては、ようやく来ていただけましたか、という印象。なぜか当社は秋葉原、新宿、横浜、という形で拠点を展開し始めているため、東京・千葉・神奈川の人には使いやすい立地だが、埼玉県の人にはいまいちという感じだったからである。むしろ秋葉原にあるので茨城の人もTXにのって来やすい場所であるが、北関東の雄・埼玉はなかなか遠い存在であったと思う。

実は(生まれは違うが)僕の育ちはずっと埼玉の奥地。海がないため、冬寒く、夏暑いという、なかなか厳しい北関東の四季を20数回も味わった。そして大人になっても懲りずに、半年ほど前から埼玉県民に復帰している。今年もきちんと西武ライオンズの観戦に行っているし、郷土愛はそこそこあるほうだと思う。高校も地元の公立だし、ローカルの感覚はかなり研ぎ澄まされている。

去年の母校(川越高校)の文化祭ポスター
男子シンクロと門が有名なのだが今はどうなっているだろうか?
ポスターから醸し出されるように、とにかくお馬鹿な男子校である。

ということもあり、これからは埼玉県の人も通いやすいKaien/TEENSにしたいなと思っている。が、どういう形になるか、少し今日のお話を聞いて考えないといけないなと思った。やるとなったら当社らしく圧倒的にファンになってもらう、ほかの追随を許さない質の高いサービスをしたいと思う。

なお、埼玉県庁の方には、どうやらまだ当社の情報は伝わっていないらしいことも今日の訪問でわかった。Kaienでは作業系の(PCをあまり使わない)訓練も行っていて就職者もどんどん出ているのだが、そのイメージはなかったとのこと。当社ではPCとかITとかそこそこ高度なこともしているが、労働集約系の椅子に座らず体を動かすような仕事へのサポートも増えてきているのは強調しておいた。埼玉の企業はそれほど大きくなく、むしろ店舗型が多いと思うので、バックヤードで働くような支援も、東京や横浜以上に考えていかないといけないと思っている。

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福生市の広報誌 発達障害についてのきわどいコラムについてのきわどい論評

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すでに東京都をはじめ関係各機関には情報が広まり、しかるべき啓発活動なども推進されることが決まって一段落したようなので、僕もこの場で触れてみようと思います。

福生(ふっさ)市の広報誌に、目を疑いたくなる発達障害についてコラムが掲載されました。医師会だよりというコーナーであり、執筆者は医師です。まだウェブで見られます。

福生市広報 医師会だより 「発達障害」について
https://www.city.fussa.tokyo.jp/municipal/koho/pdf/m1cpmb0000039eiq-att/26-9-15-7P.pdf

要点としては、発達障害の原因としての、親の子育てによる可能性が、「打ち消され」、「タブーとなり」、「政治的な力関係」で封印され、いつの間に先天的な原因となっている、ということに現場の医師が”警鐘”を鳴らしたもののようです。結びには以下のようなことも書いてあります。

発達障害とは多くの傷を負った子どもたちの心と脳であり、大人の発達障害とは、その傷を引きずりながら成長した大人たちの心と脳です。

もちろん僕の立場は、ありえないーーーー、です。

が、医師もいろいろいますのでそれをどうこう言っても仕方がないです。またれっきとした行政である福生市(ちなみに東京都にあります)がこの文章をそのまま載せているところも仕方ないと思わざるをえないのでしょう。言論の自由が保障された国ですので。。。厚労省や東京都の方針と明確に反する文章なので、なかなか挑戦的ではありますが。。。

僕がここで強調する必要すらないかもしれませんが、発達障害は、科学的には先天的・遺伝的な要素が絡んでいることはほぼほぼ確かで、環境要因があるにせよ子育ての問題ではないことは、コラムの言葉を借りれば「学問として」証明されてきているところです。僕のブログの記事から2つご紹介します。

自閉症スペクトラム研究 最新情報がTED動画に
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2014/06/ted.html

発達障害丁々発止8 『発達障害の原因は親の愛情不足、日本伝統の子育てで予防可能という大阪維新の会・大阪市議団の条例案について』
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2012_06_01_archive.html

ひとつ目のブログ記事にもある以下の動画は英語なのですが、自閉症の原因を科学的に分析しているのでぜひ見ていただきたいです。日本語に訳せればよいのですが、全訳はまだのようなため、要点のみ上記ブログに書いてありますのでご参考までに。

この医師のいうこともわからなくはないのです。特に幼少時に”育ての問題”で発達障害っぽい、目を合わせない、こだわりが強い、落ち着きがない、衝動的に行動する、などが出るケースはあると専門医もおっしゃっています。が、それは虐待やネグレクトなどのケースであり、決してちょっと育て方が下手だったからというもので困難化するものではありません。

つまり福生市のコラムは、例えば熱が出たら全部風邪であり、インフルエンザも薬の副作用でも熱が出るのにそれを現象面だけ見て一緒に風邪と断じているようなものです。現象面が似ていたとしても、「先天的な発達障害」と「育てに大きな屈折があった行動特性」をいっしょくたにすべきではないでしょう。それこそ非科学的です、、、と、科学を出さないまでも論理的に破たんしています。

ただ同情の余地があるとすると今の医者は忙しいのです。昨日もお付き合いのある児童精神科医の先生とランチを一緒にさせていただいたのですが、精神科の世界は先生方が想像する以上に患者が増える一方で、ただ診療しているだけでは稼ぎにくくなり、とにかく忙しい。場合によっては、発達障害など新しい動きが出てきても最新情報に追いつけないということのようです。いわば、心も脳も傷つくプレッシャーにさらされているのは医者も同じことのようです。執筆時に少し調べればすぐ誤解だと分かってしまう文章が出てきてしまうことに、医師の大変さを感じます。

今回の文章を見て、発達障害の啓発は社会全体だけではなく灯台下暗しというか医療・行政にもしないといけないという事実を謙虚に受け止めるとともに、医者の忙しさからこのようなコラムを書く時間が十分に取れないことに憐れみを感じ、共感・傾聴をしてあげるべきなのでしょう。つまり、(最後に再びコラムから借用すると)今回のようなことがあったとしても「理解の方法は、やはり近づき寄り添うしかない」のかもしれません。

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頭の中は未来へ ケース会議を実施

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昨日お世話になっているETIC.の方がいらっしゃった。その話の中で「まだ仕事の5割ぐらいは現場です」という話をしたらすごく驚いていらした。たしかに一応社長ですし、もう少し管理っぽいことをすべきなのかもしれない。

今チェックしたところ、今週だと個別相談とかセッションのファシリテートとか定着支援の訪問とかで、7~8割が費やされている。逆に言うと2~3割の時間が社長業。とはいえ、社長の仕事は何なのかまだよくわからない。採用面接は一つの仕事なのだが、あとは、現場なのか管理なのか区分けのしにくいのが中小企業の現状である。

今日は福祉の世界では大層一般的なケース会議ということをした。小中高生向けのサービスを行っているTEENSのケース会議である。

ケースとは一人一人の利用者(当社では訓練生とかお子さんとか言っているが)について現場のスタッフが意見を出し合って今後の方針を決めていくものである。当社の支援は一人に決まった人がつく形は極力行わず、ゾーンディフェンスを主としている。このため、ケース会議はスタッフ間のすり合わせという意味合いが大きい。

僕の役割は、その子がどんな高校や専門学校、大学に行きそうかとか、職種は何なのか、一般枠なのか障害者枠なのか、その過程で考えられるリスクはなんで、そのために逆算して何が優先順位高いか、あるいは新たにすべきことはないか、などを伝える役目である。ケースで出ている子を頭の中でタイムマシンで数年後や十数年後に連れて行ってみる感じにちかい。

もちろんこれまでかなりの年齢層のかなりの数の人を見てきているのでそこからの類推が多いわけだし、将来はその子は変わらないペースで成長しても社会のほうがいろいろと変わってしまう可能性もあるわけで、確度がそれほど高いとも我ながら思えない。でも今の段階でのベストショットは考えられているかなとは思っている。

というわけで、きょうも朝から晩まで現場ということで、これから少し社長に近い仕事をしようと思います。

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NFL(米アメフト)のインディアナポリス・コルツ 自閉症に優しいスタジアムへ

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NFLのインディアナポリス・コルツ。スーパーボウルも制したことがある名門です。僕も(退団したらしいですが)QBのマニングの名前は聞いたことがあるほど。そのコルツが、自閉症の人でも親しみやすいスタジアムになったとのことです。いったいどういうものなのか??

Indianapolis Coltsのウェブサイトから

インディアナポリス・コルツ 自閉症のファンの体験を高める
Indianapolis Colts Improve Game Day Experience for Fans with Autism
http://www.stadiumjourney.com/news/09-26-2014/821/indianapolis-colts-improve-game-day-experience-for-fans-with-autism

NFLは秋から冬に行われるので、スタジアムに行くと極寒(零下なのは当然)の中でのゲームもしばしばなうえ、雄々しすぎる米国人が最も好むゲームです。かつ、写真でもわかるようにそれ以外にもショーの要素が多く、感覚過敏が強い、あるいは想定外のことに驚きすぎるタイプの自閉症の人には大変な場です。テレビで見ていてもド派手なことはあらゆるプロスポーツでもナンバーワンかもしれません。

今回は、イヤマフなどの道具だけではなく、スタジアムに行く前にスタジアムの様子がわかる写真集とかもあり、かつ、様々な部門(営業、ゲストサービス、地域関係、イベント部門)のスタッフが夏の間にどのように自閉症の人に接するのが良いのか専門のトレーニングを受けてシーズンに臨んでいるとのこと。モノよりやはり接し方が肝なので、さすがそのあたりは米国、しっかりしています。

(引用)This past summer, the Colts sent their employees who work in sales, guest services, community relations, and events to the Damar Disability Needs Accreditation (DNA) training program.

おそらく診断を受けた子供のお父さんがNFL好きで子供と一緒に行きたいけれどもいけない、という時にとても頼りになりそうな演出ですし、それが主眼かもなぁと、うがった見方はしてしまいますが、MLB(大リーグ)はリーグ全体で自閉症対応に取り組んでいるようですし、NFLも動いてきており、日本でもそろそろ動きを求めていきたいなと思うところです。

個人的には、鳴り物をやめたプロ野球をするだけで、自閉症デイになると思うのですが。。。関係者にトライしていただきたいところです。おこがましいですが、助言でしたらさせていただけると思いますので。(埼玉出身ですので)我らが西武ライオンズとか、考えてほしいなと思います。

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神様コトラー、労働経済、マーケティング3.0、ビッグデータ、そしてプログラミング「パイソン(Python)」まで

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日経新聞の「私の履歴書」。たしか3月だったと思うが、マーケティングの神様と言われ、僕の母校ケロッグ経営大学院の教授である、コトラー教授が執筆した。実は僕の名前も”日本の卒業生”として触れてくれていた。この度、私の履歴書が加筆されて、コトラー教授の最初の自伝として出版されたので買ってみました。

マーケティングと共に フィリップ・コトラー自伝
http://www.amazon.co.jp/dp/4532169224/ref=cm_sw_r_tw_dp_-3Jjub060NM0Z

 
本の中盤に僕(鈴木慶太)の名前が出てきます。
ということで紹介だけのつもりでブログを書こうと思っていたのだが、、、しっかり読むとKaienの経営ともクロスオーバーすることがわかったので、ブログに記しておきたいと思う。コトラー教授の難しい専門書を読んでもなんだかわからない、難しすぎるという人も、この自伝はわかりやすく、マーケティングが素人でもわかりやすいので、お勧めです。
左から2行目 日産の初の女性執行委員
(星野リゾートの社長夫人でもある)星野さんの次にあります

実は僕がケロッグにいた時に、コトラー教授の謦咳に接したのは1回だけ、2009年冬だか春だったと思う。その講演の際に、ソーシャルマーケティング(SNSを使ったマーケティングではなく、社会をよくするためのマーケティング)について強調されていたのを覚えている。社会起業とかが流行っていたころだったからというよりも、そもそもこの言葉をコトラー教授が使い始めたのが1971年だというから、いわゆるSNSのソーシャルではなく、社会正義のソーシャルという意味である。コトラー教授の先見性がわかるであろう。

ソーシャルマーケティングのベースとなるのが、コトラー教授の生い立ち、というのをこの本で知った。

コトラー教授はシカゴの移民・労働階級で育ったということで、労働経済が大きなベースにあるということ。これがために、マーケティングという言葉から想像される「企業企業」した概念から明らかに違う、労働者や社会という言葉とリンクすることがわかる。

なお、コトラー教授はNPOとマーケティングという本はだいぶ前に出しているし、政治の世界のマーケティングはもちろん、パフォーマンスアートや博物館などのマーケティングに関するニッチな専門書も発行しているとのこと。

ちなみにマーケティングは、「消費者にモノ・サービスをできるだけ高く、できるだけ多く買わせる」、つまり「ガツガツした営業」と「テレビCMなどの広告」と思っている人が多いと思うが、それはマーケティングのごくごく一部。

コトラー教授によると、マーケティングは①調査、②セグメンテーション/ターゲティング/ポジショニング、③マーケティング・ミックス、④実施、⑤管理とあり、僕の中で①~⑤をまとめると「より良い商品・サービスを送り出すための顧客との対話(発信と受信とその間の分析)」になるかなり広い概念である。

また、コトラー教授が提唱しているマーケティング3.0とは「価値主導のマーケティング」である。

マーケティング1.0は「製品中心のマーケティング」、マーケティング2.0は「消費者志向のマーケティング」ということ。押し込めば良かった(多くの人がマーケティングと思っているプッシュ型)が1.0。プル型で消費者のニーズを形にするのが2.0としたら、価値観を一緒に作っていくのが、3.0なのだとおもう。

当社も良質なファンを作る、ということが重要な基盤思想なので、3.0型だと自認している。つまり、顧客との双方向でサービスや価値観を作っていく会社いうことである。
<人・働く力> Be Professional 良質なファン
マーケティングも進む。昔マーケティングスクールと言われ、確かに今もマーケティングに一番強いケロッグMBAの現状は、僕がケロッグの授業でかなりお勧めしているフロリアン・ゼッテルマイヤ(Florian Zettelmeyer)教授が率いるビッグデータを使いこなす超MBAプログラムである。
ゼッテルマイヤー教授はドイツ出身で、たしかマッキンゼーで働きながら、ギークとして1990年代からビッグデータをマーケティングに持ち込み、ちょうど僕がケロッグMBA2年生であった時に、UCバークレーのMBA(ハース)からケロッグに来てくれた教授である。
ビビッとその面白さを感じ、授業をとったのが懐かしい。ケロッグでの初回の講義から、ケーブルテレビのリアルな購買データや、携帯電話キャリアの膨大なデータを使いながら、学生に課題を出すスタイルに魅了された。僕のMBA時代にもっとも面白かった授業の一つである。
ちょうど今週、ケロッグの卒業生向けにウェブ講座があったので、とても懐かしくなり、受講した。 Data Analytics: Why It’s a Leadership Problem  なぜデータ分析がリーダーの課題なのか? ちなみに日本時間では深夜2時からのセッションでした。。。

その中で驚いたのが、今ケロッグのMBAは、TwitterなどのAPIを利用する授業があったり、パイソン(Python)を使いこなす授業があったり、超データドリブン(Data Driven=情報主導)な感じになっているということである。

当社はまだそこまでデータドリブンではないが、顧客との対話であるマーケティングの中で顧客が残した足跡であるビッグデータはとても貴重な情報。流石にぼくはPythonは無理だが、小さい会社を経営していても、コトラー教授の大きな教えやゼッテルマイヤー教授の最新の教えはとても為になり、まったくかみ合わないと思っていた福祉の分野でもきっちりと運用できているところに、1000万円以上MBAにかけた投資は正しかったのだ、と思ったのでした。

マーケティングの表層ではなくしっかり深部を理解できたのは今に生きている、はずです。学んだスキルを上手に活かして、双方向の経営・企業としての成長を目指していきたいと思います。

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http://www.kaien-lab.com/gakupro/univ/

(続)Google Glass 発達障害用の治具としての可能性

当社について。まずは利用説明会にお越しください。採用情報も下記から。

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先日、本ブログで紹介したGoogle Glassの発達障害への応用。

Google Glass 発達障害用の治具としての可能性
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2014/09/google-glass.html

予告通りAutism Speaks(世界最大の自閉症啓発団体)の第7回自閉症カンファレンスで、Google Glassの説明がされた。深夜ではあったが、Ustreamでカンファレンスの模様を視聴。

国連事務総長夫人をはじめ、Distinguished Guests(お歴々の方々)が世界各国から集まったものすごいカンファレンスでした。表彰などが多く疲れましたが。。。
 

予定を大幅に押して始まったのが、Google Glassの説明。実際プレゼンをしたのはGoogleのチームではなく、ベンチャー企業でした。MITやハーバードで学んだPhDの人たちを中心にした今どきの企業です。かのテンプル・グランディンもGoogle Glassをかけて可能性を感じ取ったとのことで、米国らしい前向きなテンションでプレゼンが終わりました。

どうやら、現状のところ、
・古典的な自閉症の症状(目を合わせにくい、注意が散漫になる)などについて
・原始的(幼児レベル)なゲーム要素を使って
拡張現実の世界を提供するということにとどまっています。

むしろ僕が可能性を感じたのは、支援者が支援器具として使う形であり、かなりレベル差のある支援が収斂されていくのではという期待を感じました。

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
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異性との距離感

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きょうはガクプロ。異性との距離感がテーマで「しゃべり場」を行いました。

ガクプロ 発達に凸凹のある大学生・専門学校生向け
http://www.kaien-lab.com/gakupro/univ/

自分の未熟なところをあえて活用するという
逆転の発想がなかなかのヒットでした

ファシリテートができないぐらい盛り上がりました。正直なところ異性と付き合った経験がない人が多いのですが、だからこそ盛り上がります。

男子学生は非常にまっすぐすぎる恋愛観、というか、直球すぎる意思表示の仕方をしている人が多く、「あれ、ひょっとしたら僕のほうがずれているのか、少数派なのか」と思うほど。恋愛はコミュニケーションの上級コースですので、今後もガクプロで刺激的になりすぎない程度に上手に取り上げていきたいと思います。

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『週刊ダイヤモンド』大人の発達障害特集

  • 掲載日:2014年9月22日
  • 発行元:ダイヤモンド社
  • URL:http://dw.diamond.ne.jp/list/magazine?isd=2014-09-27
  • 内容:週刊ダイヤモンド2014年9月27日号。特集2「増加する大人の発達障害 職場はどう向き合うか」で、当社の支援企業であるサザビーリーグHR社や当社の就労移行支援の様子が写真入りで取り上げられました。発達障害者の支援に必要な「論理的な情報整理のアプローチ」や、具体的な「適材適所」の例が紹介されています。

週刊ダイヤモンド最新号 「発達障害特集」に掲載

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Kaienやその修了生が、週刊ダイヤモンドの特集に載っています。

「お金持ちに学ぶ殖やし方使い方」という特集とのカップリング
若干いびつな合わせ方だと思いますが、良しとしましょう。

僕のコメントは写真下のあたり
NHKについてのコラムの下に配置されたのは奇遇です。

絵がふんだんにあって結構わかりやすいと思います。特に発達障害って何?という職場の方には。

もしかしたら期間限定ですが、ウェブでも読めます。http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/10910

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ADHDの持ち味

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発達障害というのは奥が深く、最近ADHDやLDと定義されているものがよりくっきりと見えるようになった気がする。ほとんどの場合は自閉症スペクトラム(アスペルガー症候群、広汎性発達障害)と重なっているような気がするのではあるが、やはりADHDやLD優勢の人はいるなという印象である。

今日まで、当社としては7回目の合宿だった。僕としてはADHDの強み・特性をどう生かすかということを考える時間がとれたので収穫はあったと思う。

当社ウェブサイトから

いずれにせよ、動画は撮ったのだが、いつも通り全体写真を撮り忘れたので、代わりに当社の大人の発達障害の説明画像を貼り付けました。

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スタッフ合宿でFedEx Day実施中

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昨日夕方からスタッフ合宿。ほぼ全員のフルタイムの社員に数名のインターンで行っています。場所はまたまた静岡です。

遊びは一切なし。これから24時間は 『FedEx Day』。FedEXのサービスのように24時間で新サービスプラン、新プログラムプラン、新オペレーションプランを配達するというものです。TED動画からパクりました。

数名ごとに10のチームに分かれています。一つ二つ良いのが出てくればと思います。僕は案外目立たないプロジェクトを一人ぼっちで24時間かけて練り直します。

今回の宿舎は高台にあるので伊豆の海が見えます
人数が増えて合宿地を変えたのですが、
次回はまた変えないといけなそうです。

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良貨は悪貨に駆逐されない Kaien5周年

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きょうでちょうど創業から5年です。はじめは麻布十番のマンションの1室で開始しました。5年たち会社らしくなってきています。この間、界隈ではいろいろと怪しいものが出回ってきていますが、当社は良貨のつもりなので、悪貨には交わらず、価値を高めていきたいと思います。

麻布十番駅から歩いて5分ほどでした。
ほんの2年前までここが本社でした。

ニュースレターの今月号に5周年の所感を書きましたが、きょうを迎えても特に新しい感慨も湧き上がってこないのでニュースレターで書いたことを以下に転記します。

Kaienニュースレター
http://www.kaien-lab.com/newsletter/

9月18日で当社創業から丸5年となります。マンションの一室で一人で始めた事業でしたが現在、日々100人を超える人たちが通う事業に膨らみました。それにとどまらず定員を超える利用希望があり、心苦しいですが、今も数か月待機していただいている方も多数いらっしゃいます。

この5年間多くの皆様にお世話になっていますが、特に草創期に当社に光を見出して集まってくださった当事者の皆様の意見・反応が当社の礎になっており、何より感謝しています。また、自分たちが見たい世の中だけを見ず、価値観を押し付けず、ゼロベースで人や社会を見る努力をして、それに基づいて行動してきた結果であると思っています。

これまでベンチャーキャピタルに頼らず、身の丈に合ったスピードで事業を拡げてきました。今後も、事業の健全性・継続性を保ったうえで、サービスの質を高めつつ規模・インパクトを可能な限り拡大したいと思っています。

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海外ニュース【閲覧注意】自閉症の少年 アイスバケットチャレンジで陰湿な嫌がらせを受ける

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オハイオ州での出来事。アイスバケットチャレンジという名で、自閉症の少年(14歳)が、尿や、つばなどが溜まった水をかぶせられたというもの。

Autism Speaksなどの、発達障害関係団体からは配信されていたし、各メディアでも取り上げられている。そもそも、少年の母親が実態を世の中に広めたいということで、勇気をもってこのビデオを共有したとのこと。ただし本当にひどい映像なので、見たくない人は見ないほうが良いとは思います。

この動画に憤った米国コメディアンのDrew Carey(ドリュー・キャリー)が10,000ドル、つまり100万円ほどの懸賞金を自費でかけて、”犯人”を捜したとのことである。懸賞金をかけることについては、さすがの米国でも賛否があるらしいが、憤りはわかります。

なぜ自閉症の少年本人が相手を特定できなかったのか?それは彼の障害の程度から、彼自身がいじめを受けているということがわからないから。そして”犯人”のほうも、そういった理解度を悪用し、特定されないだろうということで、この悪質な行為をしたのであろうことを考えると、より憤りがわかります。

ドリュー・キャリー 自閉症の少年へのいじめに関し10,000ドルの懸賞金
http://www.latimes.com/entertainment/tv/showtracker/la-et-st-drew-carey-als-ice-bucket-challenge-reward-ohio-20140907-story.html

動画内のコメンテーターも自閉症の兄弟がいるとのことで、やや感情的になっている。ただし動画の後半は少し別の話題でなぜか笑いが起こっていたりして、様々な反応があるのは米国らしいと言えばらしい。

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ネイティブ広告記事風 「発達障害者向けの発声・発音セミナー」

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2014年9月15日 東京

声量や声色を調整しにくい人が多い発達障害の人に、面接での発声・発音スキルを高めてもらおうというセミナーがきょう東京都内で開かれました。

このセミナーは、ADHDや自閉症スペクトラム、アスペルガー症候群など発達障害者の就職支援を行う会社が祝日限定で開いたもので、きょうは各地から20人ほどが参加しました。

5時間にわたって行われたセミナーでは、早口言葉で緊張をほぐした後、面接の場面を想定したセッションが行われました。元放送局アナウンサーで現在は発達障害者の支援を行っている専門家が講師とあって、発達障害の特性を加味した具体的な指摘を受けながら、参加した人たちは引き締まった表情で講義を受けていました。

参加者Aさん 「ちょうど明日が最終面接なのでそのために参加しました。緊張すると早口になってしまいますが、滑舌はそこまで悪くないと言われてほっとしました。一方で、間の空け方に注意して欲しいとアドバイスを頂いたので、そこに注意して明日は面接に挑みたいと思います。」

参加者Bさん 「常々話し方は難しいと思っていたので今回の講座に参加しましたが、やはり難しいものだと再確認した一方で、奥が深く面白いものだと思いました。皆が案外共通の苦手を持っていることや、何度かやり直しただけでも変化することに少し驚きました。」

参加者Cさん 「指摘を受けた後の、声の変わりように自分でびっくり!!頭の中はひっちゃかめっちゃかでしたが、とても有意義な濃密な時間を過ごす事ができました。」

主催者 「発達障害の人は自分の振る舞いが他人にどう受け取られているか気づくのが苦手な人が多いです。中でも自分の声がどのように響いているのか知らなかったり、声の大きさや状況に応じた声の種類の使い分けが難しい人がいます。発声や発音は抽象的で教えにくく、特に具体的に伝える必要のある発達障害の方への発声・発音セミナーは当社としても挑戦でしたが、きょうは明らかに変化が見られた人が多かったのでほっとしています。ぜひ今日学んだことを今後の就活に生かしてほしいと思います。」

このセミナーは今後も祝日を中心に開かれる予定で、今後は面接だけでなく職場での設定など種類を増やしていきたいということです。 

参考:参加を希望される方は主催者(Kaien)にお問い合わせください。

Kaien(大人向け就労支援)・ガクプロ 利用説明会

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