採用情報

発達障害大学生に対する社会参入支援 いつもお世話になっている富山大学でお話してきます

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発達障害大学生に対する社会参入支援~学生のセルフアウェアネスを育てる「支援の見える化」~

というテーマのセミナーに参加してきます。富山大学で開催されるセミナーはいつもかっこよい名前です。

学生はセルフアウェアネス(自己理解・気づき)を得られる場が少ないものの、卒業後の社会では自身の凸凹に気づいていないといけない状況に直面することから、小中高生向けのややほんわかした希望に満ちた話題よりも、現実的に”気づいて!!”という親や教職員を中心とした周囲の人たちの思いが、本人の気づきがない状態とのズレを引き起こしやすく、課題です。そのあたりのお話を各現場で奮闘されている方々とお話してきます。

今週はこの後、愛知と岐阜に直行します。発達障害者雇用促進イベントでやはりお話をさせていただきます。

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
Kaien新宿・横浜・秋葉原 (池袋計画中)
小中高生向け 学習支援&お仕事体験プログラム
TEENS新宿・横浜 (秋葉原計画中)
発達障害(含・疑い)の大学生向け 学習・就活支援
ガクプロ (秋葉原と新宿で開講中)

本ブログの人気記事を抜粋したDecobo通信第一号 Amazon Kindle版&書籍で発売間近

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今日は朝から横浜事業所。実は横浜では訓練の中で出版業務を体験できる形になっています。なかでも訓練生がこの社長ブログの優良記事を書籍にする作業が進んでいます。

すでに関係者の皆様にはお配りしている書籍版のDecobo通信(でこぼ つうしん)がそれです。Macなどのデザインも活用してもらって、結構本格的です。もちろんその後の印刷・製本作業まで行きます。今後当社のオンラインショップ(これも訓練生運営)で販売する予定です。

Kaienオンラインショップ
http://kaien-shop.com/

実は同時にAmazon Kindle化も進めていて、もうすぐ販売ができそうな状態まで来ました。以下がテスト版です。書籍バージョンとは同じデザインができないので、少し表紙を変えていますが、なかなか良い感じです。

価格は今日200円とすることに決定。当社が取り上げてもらった『増加する大人の発達障害 職場はどう向き合うか 週刊ダイヤモンド特集BOOKS(Vol.69)』 が200円だそう。それと同等の価値はある!!ということで200円の設定としました。

当社も取り上げてもらった週刊ダイヤモンド
Kindleでも読めます

Decobo通信。書籍でも通販をする予定です。Kindleでも書籍でも発売になりましたらお買い上げの方よろしくお願いいたします。

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
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障害者枠と農業 隣百姓は今は昔

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秋田での講演から日帰り。自宅に向かう電車の中です。それにしても秋田杉をふんだんに使った、非常に美しい会場でした。

地方で講演させていただくときはなるべく地方の状況を質問するようにしています。将来、当社のビジネスという意味でも重要ですし、やはり東京だけでは世の中は動いていないからです。

そこで「障害者枠っていうと農業とよく言われるけれども、(農業の厳しさを知る秋田のような)地方から見るとそのアイデアの困難さがわかりますよね」という会話になりました。

何を隠そうわが鈴木家も、もとはミカン農家。僕はまったく土いじりはしませんが、父親はすでに半農生活をおくっている血が流れています。農業の厳しさは折に触れて聞きました。またNHK時代に鹿児島で東北で様々に取材した時も、育てることの難しさをしのぐほど、売ることの難しさ(流通の困難さ)を見聞きしていました。

もしかしたら昔の農業は良かったかもしれません。変化を象徴するような「隣百姓」という言葉をきょうは学びました。ネットでさがしたら、『隣の百姓が種を蒔けば種を蒔き、水をやれば水をやり、稲刈りをすれば稲刈りをするという、自分では考えず、隣のするとおりに真似をする百姓が自分の事をやや自嘲的に表現する言い回し』なのだそうです。

今の農業は違います。JAを通していてはなかなか稼げないそうですし、それこそTPPなどで一気に外国産が入ってくると、売れる商材を探す力、ブランドを作り出す力が必要になります。右へ倣えでは隣近所で共倒れしてしまうわけです。土に触れて、のんびり、障害者に良いのではないか、という都会の人が考える、農業はすでになくなってしまっているのだと思います。

もちろん、知恵をしぼれば、新しい農業を考え出せれば、当然雇用の受け皿になるはずです。当社は農業に進出する知恵も実現する体力もまだまだないのですが、可能性の道筋は細いもののやはりその先の可能性の大きさは魅力的ですので、特に地方に行った時に農業の話は毎回振ってみようと思っています。

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大都市 対 地方

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今週末は5週目の土日であるため、当社のほとんどの営業が止まっています。TEENSもガクプロも週末に行っているプログラムは月4回なために第5週は空くのです。というわけで昨日は久しぶりにゆっくりとPCに向かうことができ、企画書など仕上げることができました。

今日は第5週ということで、普段は難しい週末の地方での講演を入れられるタイミングでもあります。これから講演で秋田。日帰りになってしまいますが、親の会で話します。なんと1年ほど前から予約していただいたものです。。。

もちろん、そんな早くなくても受けられることが多いのですが、どうしても地方になると特にオフィスの人が手薄になる週末には動きにくくなります。第5週は例外なのです。

地方で話すと、東京や大都市との差をどうすればよい、という質問が出ます。正直わかりません。僕もNHK時代、鹿児島で5年、仙台で1年暮らしたので、地方のテンポ感や常識感はある程度理解しているつもりです。NHKに入局を決めた一つの要因が、地方での勤務に不安があった僕に対して、人事担当者が「鈴木君、日本の地方に住む人は東京に住む人よりも多い。地方で働き、情報を伝えるのは大きな役割」というアドバイスが大きかったです。

世界を見回してもほとんどの人が都市に暮らしているオーストラリアなどの国と違って日本はまだまだ地方に住む人が多いですので、発達障害の子どもや大人も当然たくさん暮らしています。どうしても日本の制度的に、特に雇用の部分は大都市が有利ですが、それを変えるようなことをもう少し会社に余裕が出たら始めたいと思います。

初めての秋田新幹線
これで東北の全県に訪れたことになります

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胡蝶蘭 ビルオーナー様から頂きました

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Kaien秋葉原サテライトが先週末に引越し。今週から本格稼働中です。

新しいオフィスは、包装紙を作る機械を手掛ける(株)東京自働機械製作所さんの自社・本社ビルの3階。上場企業のビルに入らせてもらえることだけで非常にありがたいにもかかわらず、お祝いまで頂きました。本当に感謝です。

役員の方が当社の新宿事業所を見ていただいて、これなら入居してもOKですよとGOサインが出たのが5カ月ほど前。いろいろとありましたが無事営業が開始できてほっとしています。

すでに、次なる展開ということで、今TEENS秋葉原(仮)の物件を探したり、Kaien池袋(仮)の物件を探していますが、発達障害者の就労支援、発達障害児の学習支援・生活支援というだけで、断れることのほうが多いです。そんな中、きちんとご理解いただけたオフィスを探せたというご縁に感謝するとともに、しっかりと皆様のご恩に応えたいと思っています。

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Charm(チャーム)人を魅了する力

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誰の言葉だか忘れたが、有名な経営者の発言で以下のようなものがあったと思う。

「リーダーとしての資質で最も重要なのは頭脳でも技能でもなく人を惹きつける力。チャーミングであることである。」

本当にその通りで、会社というのは人が作るサービスや商品でお客様が喜ぶとお金が入ってくる仕組み。何事も良い人を集めること、良い人の才能を引き出す事が力の源泉になる、このためリーダーが一番重要とされる力が人を惹きつけ(採用力)、引き立たせる力(牽引力)だということだったと思う。

これはどの立場でも当てはまると思っている。例えば発達障害の人の就労支援をしていても、就職しやすい人に共通するのはCharmだなと思うわけである。学歴や職歴、面接のうまさ下手さはもちろん関係するけれども、長い目で見るとCharmがあると人生まるっとうまく行きやすいわけである。

ちょうど明日も講演があるのだが、「うちの子はまだ○才なのだが、将来に向けてどのような支援、どのようなスキルを伸ばして置くことが必要でしょうか」と発達障害児がいるお母様からよく質問される。僕の答えはいつでも「Charm」であるのだが、実は、この辺りを醸成しにくいのが一部の発達障害の人であることも事実だと思う。(※他人の目線がわからず(意図はしていないが)自分勝手にふるまってしまったり、孤立しがちだったりするタイプがいるのは確かで、そうするとなかなかCharmを感じるのが周囲からは難しくなるのである)

一方で発達障害だからこそチャーミングだなと思う人も多く、卑近な例でいうと、自分の息子が自分よりも優れていると思うところはこの辺り。僕は経営者になったまでは良いけれども、やはりCharm力が高くないと苦労するなというのを今日も仕事をしながら感じた。うち親も一生懸命僕を育てたと思うのだが、この程度まで無害化するのが限界だったのかなぁという印象。自分のCharm力の限界を受け入れないといけません。。。

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”外様”の力を使った発信

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知的障害者福祉協会が発行する『さぽーと』誌。
http://www.aigo.or.jp/menu01/

夏にセミナーにお招きいただいた時に、執筆もお誘いを受けた。「であい」という ”知的障害の有る人や福祉に関連した内容で、ご自由にご執筆頂ければ”というコーナーである。

画像は協会ウェブサイトから

きょうは、年末にかけての講演資料を作り続けた一日だったので、頭がまとまっていたこともあり、一気に2,000字の原稿を書いた。主にベースにしたのが、1年以上前に書いた以下のブログ記事。

日本の障害者数<発達障害者数?
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2013/07/blog-post_24.html

タイトルは『”外様”の力を使った発信』にしてみた。仕上がりが若干刺激的になってしまったので、少し寝かせてもう一度読み直してから、原稿を送付しようと思う。掲載号は平成27年1月号の予定。

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ガクプロ拠点 オフィスらしくなってきました

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来月開ける予定の新拠点であるガクプロ本部。パーティション工事が今日終了。このオフィスはまだプレオープン状態ですが、同時並行で来年予定している2つの新拠点候補について来週見て回ります。

新しいオフィス。いつもいろいろと想定外が起こるので、立ち上げは好きな仕事ではありません。はやく新拠点立ち上げ部隊を作らないとと思います。が、個人的には机や椅子などの選定が好きなので、この部分だけは担当し続けるかもなぁという感じです。

明日は、今月末から怒涛の講演ラッシュなので10回分ぐらい講演資料を作ります。 コピペが正直多いのですが、毛色の変わったものがいくつかあるので1日で終わるかどうか。。。

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発達障害と仕事 オックスフォード大学の702職種調査『あと10年で”消える職業”』の原文を読んで

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週刊現代の記事が面白かったので、原文を読みに行きました。発達障害の人と接していると、今後無くなる職種については興味どころではない重大関心事ですので。。。

オックスフォード大学が認定 あと10年で「消える職業」「なくなる仕事」702業種を徹底調査してわかった(現代ビジネス)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/40925

THE FUTURE OF EMPLOYMENT: HOWSUSCEPTIBLE ARE JOBS TOCOMPUTERISATION?
Carl Benedikt Frey and Michael A. Osborne September 17, 2013
http://www.oxfordmartin.ox.ac.uk/downloads/academic/The_Future_of_Employment.pdf

原文は英語で40ページ強。途中数式もありますが、一方で歴史的考察も多く勉強になりました。気づいたことをいくつか。
  

■消える可能性の高い仕事 事務補助、販売補助、簡易接客、工場ラインって。。。

以下が論文から丸々もらってきた図です。これをみると、事務補助、販売補助、簡易接客、工場ラインなどがなくなる予想になっています。こうした仕事は、アルバイトやパート、また当社関連でいうと障害者雇用での主力となる職種であり、いわゆる弱者の仕事がなくなることとイコールに見えます。

論文の37ページ の図表より
FIGURE III. The distribution of BLS 2010 occupational employment over the probability of computerisation,
along with the share in low, medium and high probability categories.
Note that the total area under all curves is equal to total US employment.

実際論文でも、今でも賃金水準の高い仕事は図表の左側、つまり無くなる可能性の低い仕事として固まっています。これらの仕事は残り、そして相対的に賃金が上がっていくのでしょう。

なお個人的には公務員の仕事ってけっこう無くなりそうだな、、、と思いました。今はかなりマンパワーを割いて法令にもとづくように動いていますが、対応する職員によってルールがことなり結構住民の不満があったように思います。それがコンピュータにどんどん置き換わると効率的で(良い意味で)安い政府が仕上がりそうです。もちろん、地方の雇用を支えている公務員の職が今以上に少なくなると、失業率が高くなりそうですが。。。

■AI(人工知能)等によって消える仕事はこれまでのITや機械化による職業の変遷とは違いそう

恐ろしいことが本論文で示唆されています。これまでは機械化などが進んでも、それによって高度に属人的だった、つまり職人に任せられていた仕事が機械を使う
多くの”そこそこ熟練”、”そこそこ教育”した多数の労働者によってとってかわられるだけでした。社会的にはむしろ機械化が良かったかもしれません。が、
AIはそれとは別の変化が起こるかもしれないということです。

例えとして、車の製造は、初期は高度に”超熟練工”の
仕事だった。そのため1人の熟練職人に任されるものだったが、機械によって30人以上の”そこそこ労働者”によってとってかわられ、つまり雇用が増え、か
つ生産性も上がり、安く大量に生産できるようになったとのことです。

これが、AIの場合ですと、1人の仕事が0人によって
とって代られる、つまり人間の仕事がなくなる可能性があるわけです。AIは原子力のように人類にとって悪用される恐れがあり国際的な監視が必要、という議
論もかなり強くなってきているようですが、それ以前に雇用を奪うという点で人類にとって脅威かなと思われます。

■残りうる仕事の特徴「器用さ」「創造性」「社交性」って、発達障害の裏返し?

論文の31ページ の図表より
”O∗NETvariables that serve as indicators of bottlenecks to computerisation.”

では、702職種のうち無くならないと予想される仕事の特徴は何かというと、今賃金が高く教育レベルが必要な職種、もう少し細かく要素分解すると、「器用さ」「創造性」「社交性」と論文では考えています。

これって、実はよく言われる発達障害のマイナスの意味での特徴の裏返しであり、つまり発達障害って不器用さがあり、社交性が弱いと言われており、なんだか発達障害の人が仕事に困っていることを証明しているような印象すらあるのです。

創造性は発達障害の人むしろ有るじゃない、という議論もできます。たしかにそうなのです!!が、自分のペース、自分の価値観での創造性であり、この論文でいわれている他人のニーズに合わせて自分の創造性を調整するという機能が得意かというとやはり疑問符がつく場合もありそうです。

■それにしても今の職種って、どんなものでも社交性が求められているのですね。。。

社交性といっても、社交クラブみたいなところでの会話が上手という意味ではなく、広く人とのやり取りが上手、いわゆるコミュニケーションスキルがあるということ。それがどの職種でもそれないに求められているのが、以下の図表でわかる。

左中央のグラフがそれ。9つの特徴(社交性のほかには創造性や交渉力、手先の器用さなど)の中でも一番上下のぶれが少ない。つまりどんな仕事でも”50前後”の社交性が要求されていることがわかり、0~100まで職種によって要求度が幅広く存在するほかの要素と異なることがわかります。(例えば芸術性が要求される仕事については9つのグラフで真ん中で示されているが、ほとんどの仕事は底辺、つまり0のところに貼りついているのがわかる。)

論文の35ページ の図表より
”FIGUREII. The distribution of occupational variables as a function of probability of
computerisation; each occupation is a unique point.”

■ 発達障害の人に仕事をする未来はないのか?

発達障害の人に職業という意味での未来があるのか非常に悲観的に思えてしまう論文でありますが、それは実は発達障害の人に限りません。以前本ブログでも取り上げたように、高度な管理ができる、あるいは高度な技術を持つ人以外のほとんどの人にとって、仕事が出来なくなる将来が予想されているような気もします。

発達障害の人が今苦しみ始めているのは、炭鉱のカナリアのようなものであり、想像したよりも近い将来、多くの人に襲い掛かるストーリーかもしれないのです。。。

“空の宅配”サービス Amazon Prime Air 発達障害関連への衝撃
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2013/12/amazon-prime-air.html

■消える仕事を予想するのは難しいが、今後増える仕事を予想するのはもっと難しい

しかし、希望もあります。論文には書いてありませんでしたが、実は以下別の文章を引用するように今後必要になる仕事を予測するのはほとんど不可能です。ですので、702職種のうち仕事が半減したとしても、全然問題ないかもしれません。

Did you know that fifty percent of the jobs in America today didn’t
exist 25 years ago? And that eighty percent of the jobs students will
fill in the future don’t exist today?

今のアメリカの仕事のうち50%は25年前には存在しなかったもの。今の学生が将来就く仕事の80%は、現時点ではまだこの世に存在しない仕事。

What We Can Do for the Next Generation
Eric A. SpiegelInfluencer  President and CEO, Siemens USA
http://www.linkedin.com/pulse/article/20140127102255-77238165-what-we-can-do-for-the-next-generation

もちろん、先に書いたようにAIによる雇用の破壊はこれまでの機械化とは違いそうで、それに備えるためには、数年ごとに進化する業界でのルールを理解し、新しい知識や技術を見につける、学び続ける労働者である必要があります。こういった働きながら学び、徐々に方向を調整する、そして時に大きな決断をして職種を変えていくというのは発達障害の人にとってはかなりチャレンジなのですが、将来は本当にわかりませんし、クレー射撃のように動く的に向かって、まっすぐにしか飛びにくい頑固な人(発達障害の人)を当てていく仕事は、より価値のある、やりがいのある仕事になっていくと思っています。

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会社の成長を感じる時は失敗した時

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自分の思い込みというか過信というか、、、細かな抜け漏れが大きな仕事上のミスにつながる、という経験をしました、というか、しています。久しぶりに睡眠が浅くなりました、というか、なっています。慎重に行けば十分に防げたのに覆水盆に返らず。仕事は奥深いです。今回の教訓を今後に活かそうと思います。

というかなりの傷心状態ではありますが、土曜は大学生向けガクプロや新設の在職者向けKaien倶楽部の人たちに元気をもらい、きょうはインターン会議で当社で働いてくれている若者が一生懸命議論をしてくれている若者に活力をもらった感じです。

経営とはなかなか奥深く、与えているのかもらっているのか。自分が作り始めたはずの組織ですが、自分のミスでその組織を苦しめていると思えば、生き物のように動きだしてくれていて(社員のみならずお客様もが)助けてくれる感じもあり、ありがたいものです。

会社組織になってきたなと思うのは、うまく行っている時ではなく、失敗しているときに強く感じます。

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プロフェッショナル 仕事の流儀

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五嶋みどりさんが、NHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で取り上げられたそうで、めでたいです。

ヴァイオリニスト・五嶋みどり 楽しみも苦しみも、すべて音になる
http://www.nhk.or.jp/professional/2014/1103/index.html

これまでも発達障害にほぼ特化したブログでは関係ない話題は珍しいのですが、こちらでは五嶋みどりさんをしばしば取り上げています。

五嶋みどりとPain(痛み)
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2014/03/pain.html

Kaien4周年
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2013/09/kaien4.html

五嶋みどりさんのコンサートに行ってきました!!
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2011/06/blog-post_16.html

 今回の番組は、テレビ持っていないので、見られないのですが、、、まあ大体筋書きはウェブサイトで見ましたので、ある程度満足してしまいました。大体知っている内容だったかなと。上にあげた一つ目のブログ記事で僕が感じていることが番組になった感じなのかなと想像しています。職業人ということでは僕のお師匠さんですね。様々な意味でだいぶ距離がありますが。。。

ただ少しでも近づくためともいえますが、真ん中のブログ記事にある通り、当社の5つの柱の一つ目である「健康である」というのは、五嶋みどりさんが教授を務める大学の研究室の方針から頂いています。Healthというのが確か1番目にある方針でした。

それにしても、そろそろ来年の日本でのコンサートのスケジュールがわかるかなと思って、ウェブサイトを見に行ったら、サーバーがだいぶ重い。テレビの影響でしょうか?(昔はNHKで働いていて中だとあまり実感がなかったですが)やはりテレビ、NHKの影響は大きいようです。

五嶋みどり公式サイト
http://gotomidori.com/japan

と書いているうちに、ようやく読み込まれましたが、まだ来年の予定は載っていないようです。。。来年はなにを演奏してくれるか楽しみです。個人的にはそろそろチャイコフスキーが聞きたいかなぁと。また現代曲も、僕は苦手ですが、どう解釈・演奏してくれるのか聞いてみたいところです。

再放送は 木曜深夜とのこと。

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ADHDは女性に多い? 大人の発達障害

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米国の最新統計によると、子どもの8.8%がADHDと診断されている。
http://www.help4adhd.org/about/statistics

5.1 million children (8.8% or 1 in 11 of this age group 4-17 years) have a current diagnosis of ADHD:

  • 6.8% of children ages 4-10 (1 in 15)
  • 11.4% of children ages 11-14 (1 in 9)
  • 10.2% of children ages 15-17 (1 in 10)

多動という特徴は年齢とともに少なくなるので、徐々にADHDの割合が下がると思いきや、実際はそれほど変わらない、むしろ年齢とともに診断数が増える傾向があるのかもと思える統計である。一方大人に関しての統計は同じウェブサイトで紹介されているのは、4.4%という数字である。

The National Institute of Mental Health (NIMH) funded the National Comorbidity Survey Replication (NCS-R), (American Journal of Psychiatry, April 2006). This study estimated that 4.4% of adults between ages 18 and 44 experience some symptoms and disabilities from AD/HD. 

なぜかここに無いのが男女差。発達障害でもASD(自閉症スペクトラム)については、男性のほうが多いという統計ばかりが並ぶがADHDはそういった性差についての記述をあまり見ない気がする。今調べて見つけた以下のサイトによると、子供の時は6:4ぐらいで男子に多いが、大人になるとADHDの男女比はほぼ半々とのこと。

Psych Central ADHD & Gender
http://psychcentral.com/lib/adhd-and-gender/0003126

たしかに、当社のデータでも、女性にADHDの診断が目立つ。これには2つの側面がある。

1.当社に来る中でADHDと診断されている大人は、男女比は若干男性が多い程度。これは自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群、広汎性発達障害が主診断の場合に比べると、ADHDの場合は性差が少ないことを意味しているようである。(なお広汎性発達障害の診断も男女差が少ない)

2.1と関連するが発達障害と診断されている女性の場合、最も多いのが実はADHDである。男性は自閉症スペクトラムやアスペルガー症候群がナンバーワンであるのとは好対照である。

女性のADHDは、大人になっていると多動ということもなく、むしろ若干おとなしい人が多いかもしれない。ただし頭の中は多動(というかおっちょこちょいだったりそそっかしい特徴)はあり、 日常生活では困難は少ないが、仕事になるとドカンとミスの多さや同時並行の苦手さ、気分のアップダウンの波が悪い方に出てくるときがあるらしい。

きょうは若干時間があり、当社の内部資料を統計でいろいろといじくっていたら女性のADHDについて気づいたので皆さんとの共有でした。

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精神科臨床サービス 第14巻04号「成人の発達障害を支援する」

  • 掲載日:2014年11月号
  • 発行元:星和書店
  • URL:http://seiwa-pb.co.jp/search/bo01/bo0110/bn/14/04index.html
  • 内容:2014年11月発行の精神科臨床サービス 第14巻04号に、当社ブリッジコンサルタントの藤恭子が「発達障害×働く×強みを活かす:企業の立場から就労支援を実施する」という論文を寄稿しています。その他、本特集では成人の発達障害の人との付き合い方、就学や職業生活における工夫、外来治療の進め方、デイケアトレーニングの試み、発達障害支援センターの上手な利用方法などの情報が掲載されています。

マイノリティの社長 Apple CEOのティム・クック

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朝から電車で目頭が熱くなる感じ。久しぶり。ティム・クックのゲイカミングアウトの文章。

アップルのCEO、ティム・クックが、ゲイであることを公にした。

たしかにインタビュー動画を見ると、出身の南部アクセントだけでは説明できない、非常に女性的な柔らかすぎる発音が印象的なティム・クック。これまでも、もっとも有名なゲイの経営者は?というと米誌ではティム・クックがあがるほど、公然の秘密ではあった。

そのティム・クックがこの度ビジネスウィーク誌に手記を寄せて自らのセクシャルオリエンテーションを明らかにした。
  

Tim Cook Speaks Up (英語の原文 BusinessWeek誌)
http://www.businessweek.com/articles/2014-10-30/tim-cook-im-proud-to-be-gay

ティム・クック氏「同性愛者であることは、神からの贈り物だ」 AppleのCEOがゲイをカミングアウト (日本語 ハフィントンポスト)
http://www.huffingtonpost.jp/2014/10/30/tim-cook-gay_n_6079632.html 

全文の日本語訳があるかわからないが、通勤途中の電車でもろに感動してしまうほど、僕がここ数年で読んだ文章の中では無駄がない名文中の名文である。

たとえば、「ゲイであることによって、少数派に対する共感があること。そしてそれが人生を豊かにすること。時に不快な思いもするが、逆境を乗り越え自分に自信を持つことができていること。」

Being gay has given me a deeper understanding of what it means to be in the minority and provided a window into the challenges that people in other minority groups deal with every day. It’s made me more empathetic, which has led to a richer life. It’s been tough and uncomfortable at times, but it has given me the confidence to be myself, to follow my own path, and to rise above adversity and bigotry.

それから、「過去の偉大な(平等を主張し続けたキング牧師などの)リーダーにはなれないが、正義に向けてはレンガを一つずつ並べて道を作っていかないといけない。これが自分なりの煉瓦の一枚だ。」

When I arrive in my office each morning, I’m greeted by framed photos of Dr. King and Robert F. Kennedy. I don’t pretend that writing this puts me in their league. All it does is allow me to look at those pictures and know that I’m doing my part, however small, to help others. We pave the sunlit path toward justice together, brick by brick. This is my brick.

というところである。

僕も関係している少数派である発達障害をカミングアウトしている経営者は実は多く、(読字障害などのLDの場合が多いが)、ヴァージングループの創業者であるリチャード・ブランソンや、最近知ったのだがキンコーズ創業者のポール・オーファラもオープンにしている。

夢は、「働きがいのある会社」を創ること。―“難読症”を乗り越えて成功したキンコーズ創業者自伝
http://www.amazon.co.jp/%E5%A4%A2%E3%81%AF%E3%80%81%E3%80%8C%E5%83%8D%E3%81%8D%E3%81%8C%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%82%E3%82%8B%E4%BC%9A%E7%A4%BE%E3%80%8D%E3%82%92%E5%89%B5%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%80%82%E2%80%95%E2%80%9C%E9%9B%A3%E8%AA%AD%E7%97%87%E2%80%9D%E3%82%92%E4%B9%97%E3%82%8A%E8%B6%8A%E3%81%88%E3%81%A6%E6%88%90%E5%8A%9F%E3%81%97%E3%81%9F%E3%82%AD%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%BC%E3%82%BA%E5%89%B5%E6%A5%AD%E8%80%85%E8%87%AA%E4%BC%9D-%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%AB-%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%A9/dp/4757212747

現実では少数派であっても多数派であっても成功者といえる人はどの世界でも一握りだが、ティム・クックの言うようにAppleの経営者がゲイであることでそれを希望に感じる人は間違えなくいる。

『アップルのCEOがゲイだと聞いて、孤独な人が癒され、平等を求めて立ち上がっている人を力づけるなら、自分のプライバシーを公にすることには意味があると思う』

So if hearing that the CEO of Apple is gay can help someone struggling to come to terms with who he or she is, or bring comfort to anyone who feels alone, or inspire people to insist on their equality, then it’s worth the trade-off with my own privacy.

日本の大企業でこういうことができる経営者はほとんどいないと思うし、Steve Jobs亡き後、世界一ともいわれる経営陣を率いることができているティム・クックの人柄や知性・勇気が、高尚でかつ真摯な文章に表れていると思い、こんな言葉で語れる経営者はやはりアメリカにいるなぁ、、、とリーダーをつくる米国のすごさに恐れ入りましたという感じです。

『創造性と革新を愛する会社で働ける幸せ、そして人々の違いを抱え込むことでそうした力が生まれることを知っている会社で働けていることは幸運である。だがすべての人がその幸せに巡り合えるわけではない。』

For years, I’ve been open with many people about my sexual orientation. Plenty of colleagues at Apple know I’m gay, and it doesn’t seem to make a difference in the way they treat me. Of course, I’ve had the good fortune to work at a company that loves creativity and innovation and knows it can only flourish when you embrace people’s differences. Not everyone is so lucky.

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億万長者では最年少の女性起業家によるTheranos(セラノス)という物凄い会社について

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世界の億万長者(Billionaire=10億ドル≒1000億円以上の個人資産)では、最年少の女性起業家である、Elizabeth Holmes(エリザベス・ホームズ)。彼女がCEOをつとめるTheranos(セラノス)がすごすぎてびっくりしました。

Theranos(セラノス)は、Therapy(セラピー)とDiagnosis(診断)とのこと。注射での血液検査が嫌いだったことや、Cure(治す)ということに抵抗を感じたこともあって、創業につながり、またこの名前にしたとのことです。

彼女のことは、僕も数時間前にふと見ていた動画で知ったばかりなのですが、ざっと調べると、まあすごいです。

  • 2003年に19歳で起業 (当時スタンフォード大の学生、のちに中退) 
  • 血液検査を、圧倒的な低価格で、圧倒的な検査種類数で、圧倒的な正確さで行うシステムや体制を構築。
  • 10年でアメリカの医療財政を2000億ドル≒20兆円、毎年2兆円低下させられる技術を持つとのこと。 
  • ほかの会社や投資家を刺激しないようについ先日まで「ステルスモード」の会社で何をしているか外部からほとんどわからなかったこと

注射いらずのわずかな血液で検査ができるという点でいうと、日本では僕も一度か二度お会いしたことがある川添さんが代表を務めるケアプロ社が有名です。Theranos(セラノス)はインフルエンザウイルスの発見方法や、健康ウェアブル端末の特許もすでに取っているらしく、世界的な会社になりそうです。

Theranosウェブサイト (英語)
http://www.theranos.com/

Elizabeth Holmes(エリザベス・ホームズ) Wikipedia(英語)
http://en.wikipedia.org/wiki/Elizabeth_Holmes_%28businesswoman%29

エリザベス・ホームズ  「革新的な簡易診断 スタンフォード大中退者がより正確で、痛みが少なく、かつ現在のコストのかけらのような価格で血液検査を作る」 ウォールストリートジャーナル(英語)
Elizabeth Holmes: The Breakthrough of Instant Diagnosis
A Stanford dropout is bidding to make tests more accurate, less painful—and at a fraction of the current price.
http://online.wsj.com/articles/SB10001424127887324123004579055003869574012

19歳で11年前に起業ということで、当たり前ですが、まだ30歳の女性です。動画を見ると、まず非常に声が低いなぁ、、、というところに驚きますが、見続けると、Empower People的な、つまり自分の体を知るという当たり前の権利を世界の誰でもが支払える価格で提供することで一人一人を力づける、、、という人権思想家に近い、静かなでも巨大な意思を感じます。

そのほか、セラノスという会社やエリザベス・ホームズCEOにはいろいろと感じるところがあり、このブログを書き始めたわけですが、先も書いた通りまだ数時間前に知ったばかりですのでまとまっていませんが、ざっと書き連ねると、、、

  • アメリカで(保守的に見てもだそうですが)10年で20兆円医療費が削減できる技術が1社(しかも学生ベンチャー)から生み出されているとしたらすごいことで、日本で考えてみてもアメリカの人口の三分の一としても10年間で7兆円位、1年間では1兆円弱削減できるってことで、これって消費税1%の増税分ぐらい(大体そのぐらいらしいです)だよね、、、とか
  • どうやら治験薬(実験中の薬)の効果を血液検査するところ(つまりB2Bですね)をまずターゲットにして売り上げや稼ぎを上げていく一方で、10年間ほとんど表舞台に出ず、着実に開発、特許取得、オペレーション改善を続け、急に昨年(B2Cにつながる)メディアに浮上している、徹底した戦略を取っているところ、、とか
  • 安く、質高く、品ぞろえ良く、というのは誰もが反対しないところであり、ちょうどAmazonの安く、早く、品ぞろえ良く、というところとかぶるなぁ、そりゃもちろん強いよね、、、と思うところとか、
  • 10代のころは親の仕事の関係で中国にいたそうで、世界を見据える目や頭脳をしっかりと活かしている人が、やはりアメリカの西海岸で出てくるというところの、シリコンバレーって何なんでしょう、というところとか、
  • 質高く、かつ安く、というのは、検査に関わる人的エラーを極小にする、つまり人を介在させずに、ということ。コンテイナーならぬ、ナノテイナー(ナノ的に小さい容器という意味であろう)でとった雨粒ほどの血液で即検査が簡単に完了するので、人の手いらず。これって、医療従事者の多くの職を失わせるであろう大変革である。ちょうど上述のようにAmazonが多くの昔ながらの本屋さんをなくしたように、Theranos(セラノス)は世界中の検査系医療従事者を失業に追いやるのだろう、とも思えたりとか、でもその一方で財政的にも、人権的にも正しいのだろうとか、、、
  • 普通レベルの人が手分けして頑張って資本主義のおこぼれをもらっていた時代は終わって、超すごい技術者が圧倒的なサービス・商品を開発して、圧倒的に富を集め、これまでの大勢の職を失わせつつ、でもその人たちは慈善家的に富を政府のように社会に還元するエンジェルとなってまた次の革新を呼び、そこで違うタイプの雇用を作るような、一部の天才事業家によって社会が回る仕組みに近づいているのかなぁとか、、、

そういうことを考えさせられました。一応当社についても関連するのかもなぁというところですが、どうしても労働集約的な就職支援、キャリア教育はこういった革新は一気には来ない(特許というもので人を成長させる支援が急に変わるわけはない)と思いつつ、でも技術革新ってすごくて、Elon Musk(テスラやSpaceXのCEO)やStephen Hawking(ホーキング博士)が警告しているように、AI(人工知能)がものすごい勢いで開発されているらしいので福祉の世界もAIでだいぶ置き換わってしまうことがあるのではないか、つまり今人でしているサービスが超高度な人工知能によって置き換わってしまうのではないかとか、その時当社はどうすればよいのかとか、勝手にいろいろとびっくりしたり怖がったりしている夜です。

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20回シリーズの地域精神保健講座の初回に出てきました!

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一昨日ブログで書いた通り、いろいろと感じるところがあったので、地域精神保健講座という10カ月の夜間連続講座に出ることになりました。錦糸町のクボタクリニックでの開催です。

当社が医療とか(発達障害以外の)精神保健の分野への進出を考えることはまずないのですが、発達障害に併発する二次障害として精神障害をどう理解すべきかとか、まだまだ生活リズムが整っていなくて就職を狙うにはまだ早いと思う状態の方をどのようにスモールステップで適切な支援先につなげるかを考える上では、医療と福祉の現状を学ぶ必要があると思ったからです。

昨日、「受講料6万円(とはいっても20回シリーズなので1回3千円ぐらい)を払いました。それと1回目は少し遅れるかもです」 と電話したところ、応対した女性になぜか鼻で笑われるという、(いろいろと学歴とか経歴でチヤホヤしてもらえてしまっている自分からすると、かつて受けたことがないぐらいの上から目線での応対。。。を受けるという)あまりにも想定外のやり取りがあったので、いったいどういうところだろうと恐る恐る行きましたが、非常に鷹揚な感じのクリニックでした。というよりざっくばらんな院長先生でした。

やはり錦糸町ということで、なによりもスカイツリーがウリらしく、9階の屋上まで案内していただき、、、きれいな夜景を見ることができました。
 
デイケアの現場も見せていただいて、やはり驚きました。少なくとも僕がデイケアをつくろう!!としたら、こういう風にはとても発想できないな、という配置の仕方やプログラムの作り方でした。やっぱり本日の話にも合った通り、様々な選択が今の日本にはあるんだな、ということで日本の医療福祉の強さも感じましたし、その中のたった一つの選択肢が(デイケアはしていないですが)当社でもあるんだな、とまだまだ小さなソリューションであることも理解できました。

肝心の講義は次回から本格化で、今日は15分ぐらいでしたが、医療とか福祉とか、歴史をざっと知ることができ、かなり有益でした。なるほど、この世界では(1)精神病院とか入院とかそういうところがまず話の軸にあって、そこから(2)地域医療(つまり自宅にいる人への通院してもらっての支援とか、訪問しての支援)があり、かつ(3)従来の医療としての専門性ではないが心理士や精神保健福祉士などのコメディカル(という僕も今日ようやく意味をつかんだ)人が中心となる福祉という地域のサポート役がいるという地図になっているということを、諸外国との比較を通じて、また現代までの文脈を通して、知ることができました。

それと同時に、上のパラグラフともかぶりますが、数十人の同業他社・他団体が講師や受講生となって一緒の空間にいられる場では、お互いの違いも分かりやすくなるようです。例えば今日出た話では、「ある就労系では半分の職員が集客をしている」ということであり、(10分の一の5%ぐらいの時間しか集客に当てていなくて、もう少し時間かけてもよいんじゃない!とスタッフに喝を入れながら、でも、もう少し現場に時間使うべきかな、などと揺れ動く程度の)当社からは考えられないバランスで事業を展開している他社さんとの違いを気づけたりしました。「引きこもり系の経営者」としては業界における当社の立ち位置を知ることにもつながりそうな感じがしております。

最近ではいろいろと講師をさせていただく機会がありますが、逆の立場で講義を聞くというのは正直新鮮でした。なお、今回の講義では発達障害の界隈で
はもっとも有名ともいえる市川宏伸先生のお話も5月に聞けるとのこと。たぶんまだお会いしていない筈なので、楽しみにしています。

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インテーク(初回個別相談)の難しさ

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きょうは、大学生、障害者枠での就業者、一般枠での就業者、無職の人の相談だった。男女別も半分半分。かつ英語オンリーの人も初めていた。

とても情報豊富で親しみやすいと喜んでもらえた人もいれば、高圧的で怖かったという感想をくれる人もいて、その評価を見て一喜一憂。たった数時間なので僕の応対のレベルや方法が変わるわけがないのだが、良かれと思って伝えることが上手に受け取ってもらえないもどかしさや、理解や技術の足りなさを痛感する日だった。

難しいケースはやはり二次障害が必ずと言っていいほど絡んでいて、それもうつではなく、それ以外の精神面での難しさがあるようで、この辺りしっかり背景を学ばないといけないなぁと改めて感じた。

ちょうど某クリニックで(発達障害も含まれるが)心理的な側面全体を学べる連続講座がある。発達障害だけなら本当にわかりやすいことが多いのだが、やはり雇用につながりにくいケースはそれ以外の知見を蓄える必要がある。通えない日程が多そうだったり、これから拠点を立ち上げたり忙しくなる半年なので尻込みをしていたが、やはり必要な講座だなぁと思いなおしたので、これから申し込みをしようと思う。

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社会的企業の本質 PainとHope

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週末、三島で講演をしてきました。現地在住の叔母と従妹が講演会場に紛れ込んでいることを開演直後に知り話しづらい中でしたが、、、発達障害以外のことを話すことはあまりないのでこちらにまとめておきます。

色々と偉そうに話しましたが、すべてはほかの人の言葉や考えをまとめただけです。自分の起業前後のストーリーをだしに使いながら。まずはスライド。いくつかは個人的な理由があり外していますが、95%ぐらい発表したそのままの内容です。

で、大筋は、、、

  • 自分の子どもが診断されて発達障害に興味を持ち、
  • デンマークのSpecialisterne(発達障害の人を雇用しているIT企業)に感化されて、
  • MBAの最中にビジネスプランを書いたところ全米制覇をしてしまったので、
  • 全く興味関心がなかった起業・社会起業といわれることをしてしまったが、
  • 実力不足で七転八倒をするはめになったが、
  • なんとか本当にやりたい骨だけ残してぜい肉を落としたところ何とか事業化ができ、
  • 今ようやく未来のことを考え始めるようになった会社になりました。

が第一部。第二部は、

  • 社会起業といっても自分やKaienは本当に当てはまるかわからず、
  • そもそもTeslaとかSpace Xの人類や地球を助ける企業こそが社会起業ではないかと思われ、
  • 起業自体が金儲けがしたいだけではとても成功できるようなものではないので常に社会的だと思い、
  • とはいっても社会貢献系の起業はたしかにカネが回りにくいので、かえって、より真剣にビジネスに向き合う必要があり、
  • そのためには、ニーズよりもつよいペイン(痛み位のニーズ)を理解することと、その苦しみを理解しつつもホープ(希望・光)を(カルトのようではなく)現実的に見せる必要があり、
  • そのためには、Why、How、What (なぜ事業をしているか、どのように価値を創出・提供するか、提供するものは何か)を常に意識しながら、
  • 自分がしたいことを押し付ける(ドリルを売る)のではなく、対象者・受益者・顧客が欲しいもの(穴)を提供することを第一に置き、
  • そうすれば、政府かエンジェルか企業か個人かがお金を払ってくれる可能性が高くなる。

ということで、第三部はいつもの発達障害のことを少し話したので今日は割愛し、第四部では雑多な所感として

  • MBAで学んだ営利企業のリーダーシップは実は発達障害のリーダーシップにも重なるところがあり驚きであり、
  • なので発達障害の人を上手に管理・活用できる人は、多くの人を管理・活用できるリーダーともいえ、現実的にそうである。
  • また、発達障害の世界人口は日本の人口よりも多く、発達障害というとニッチと言われるが実は考えようによっては大きな業界である。
  • 最後に、21世紀型の先進国型の社会的な課題をするにはモノよりもヒトが重要で、そのためには優秀な人を雇う必要があるが、
  • 優秀な人は雇うのにお金がかかるので、優秀でありつつも”訳あり”を上手に使う必要があり、例えば子育て中や介護中の主婦層や60代以上のアクティブシニア層だ。
  • 少なくともKaienの福祉の業界はそういった”訳あり”が活躍しやすい、働きやすい場だ。

ということで終わりにしました。

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一手目で王手を掛けたがる発達障害の特徴について

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一足飛びをしたがるのは人の性かもしれないが、発達障害の傾向のある人と接していると、より強く感じる。

たとえば、就活をする前に、まず生活リズムを整えてとか、まず面接練習を受けてとか、まず与えられた作業をこなせるようになってからとか、そういうスモールステップをしたほうが良いよ、というアドバイスが通用せず、すぐに”上がり”、”完成”を狙うような言動をする人に出くわす。かなり説得力あるよなというアドバイスをしても頑ななまま。将棋でいうとすぐに一手目から王手を掛けに来る感じである。もちろんそんなに世の中は甘くないので、やっぱり浅い段階から王手をかけまくっても負けまくってしまい、かえって傷つきが多くなるような人に多数あってきた。

以前は、(発達障害の特質として)客観視が苦手だから、自分がすぐに王手がかけられる立場にあると勘違いしている(例えば就活でいうと就職間近だと本当に信じていて、周囲から見ると無謀なチャレンジを繰り返す)のではないかと思っていた。自分が99段目にいるからあとは100歩目を踏み出せばよいという感じである。実際そういう人も多い。

だが、初手で王手をかけるのは無謀だと自分でもわかっていながら、つまり客観的には難しいと分かっていながら、王手をかけ続ける人も多いということがわかってきた。どうやら、それも発達障害の特性に起因するらしいこともわかってきた。以下のように説明されると思う。

就職するために100のステップが必要だとすると、多くの人はそういうものかと思う。そのうちの一つが自己分析であり、業界研究であり、 面接であり、という感じで理解をしつつあるが、自分で考えられるのはそのぐらいで、残りの90以上は道中でだんだん気づいていくのだろう。その時はその時で対処していくのだろう、と雑に考えられるのである。

つまりステップははじめと最後の部分のいくつかしか見えていない状態で、途中の90ぐらいのステップが見えていなくてもあまり怖さを感じないのである。鈍感といえば鈍感であり、楽観的過ぎるといえば楽観的なのだが、大抵多くの人が通った道という経験則や常識感からなんとかなると思えるのである。

しかし発達障害の人は想像が苦手である。途中の階段が見えないとやはり不安になるのである。レールが最後まで見えていないと気持ちが悪いようなのである。幼稚園、小学校、中学校、高校、大学というレールは明らかに見えるので安心感があるのだが、残念ながらその先はレールが非常に多岐にわたっていてさらに先が見えにくい世界になる。

特に就活の場では、上述のように、最初と最後のいくつかのステップしか見えないために不安になりやすい。一歩一歩ステップをあがったほうが良いよとアドバイスされても、頭でわかっていてもやはり頑なに王手をかけてしまうのは、途中が透明にしか見えない階段を上るような怖さがあって、それなら最後の100段目が面接でしっかり見える階段なので、一足飛びにその階段に行けばゴールにたどり着けるのではないかと行動をしてしまうようなのである。

現実的に面接を受けまくることは無理なことではない。つまり透明な中間部分を超えていくこともできなくはないが、成功確率は非常に低くなってしまう。それがわかっていて、でも初めから見えない道を行くという途方もない階段が怖く、どのぐらいのエネルギーがかかるか、途中でどんな怪物が出てくるかわからず、ワープしたいのだと思われる。

と、ここまで書いてあまりわかりやすく書けなかったなぁと思ったが、自分の中ではそれなりに大きな発見であるので、まとめてみました。

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LINE

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今日は土曜日。ガクプロ(大学生向けプログラム)の日。無事内定を得た人の発表もあり、いつも通りなかなかの凸凹もあり、楽しく終了した。今日の驚きは「しゃべり場」(※発達障害の特性を気兼ねなく話す場所)。

大学の教授教官との距離感やコミュニケーション方法をテーマに話したが、なんと最近の大学はクラス単位で、時には担当教授も交じってLINEでグループ会話が行われているとのこと。この為に学生同士の会話に取り残されやすい人でもレポート・課題など気軽に最新情報にアクセスできるとのことだった。

画期的。もちろんLINEならではの友人関係のやりにくさ、いじめへつながる危険性もわかるが、会話が視覚化されしかもいつでも見られるように残っている状態は発達障害のある学生にとってはやりやすい環境だろうなと良い意味で驚きがあった。

とはいえ、 僕は数日前にLINEで初めて人とつながったほどの晩生なので、どこまで効用がわかっているか不明ではあるが、きょうガクプロに参加する学生の話を聞くだけでもLINEの大学内での活用の速さ・広まりに感嘆しました。

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