採用情報

鉄道マニアの卒論

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http://teensmoon.com
TEENS秋葉原 今春開校予定 
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今年度は大学生のプログラム、ガクプロに費やす時間が多いです。就職活動の支援はもちろんですが、学習支援の時間もかなりあり、そのうちの相当量が卒論・卒研へのアドバイスです。レポートが苦手な割合は非常に高いですし、それの化け物バージョンである卒論はなかなか巨大な壁となって発達に凸凹のある学生の前にそびえたっているからです。

実は僕自身は、卒論も修論も書いていません。(※経済学部は卒論がないケースが多く、法学部よりも経済学は数的だったり社会学的だったり農業的だったり哲学的だったり歴史的だったりゼミの幅もかなりあるので発達障害の学生には特におすすめです)

というわけで、卒論素人の僕にとっては、永遠なる未知なる領域である上に、理系文系両方一手に引き受ける感じなので、いろいろと難儀もしますが、そうはいっても大学生の論文ですので、内容というよりも、構成だったり、取捨選択だったり、計画・実行の支援だったりするので、案外やってみると楽しく支援できるものです。

今日は、 ある男子学生の卒論を読ませてもらいました。ほぼ完成という段階だが、教授からいくつか修正を依頼されたのでどのようにすれば良いかという相談でした。

内容を書くと個人が特定されるのでぼやっとしか触れられないのですが、 まあ、びっくりするほど、マニアックな、オタクな、鉄道の話題です。文系のゼミですが、鉄道のある有名な物語をテーマにそこにおける社会背景などを論じたもので、なかなかの大作でした。

好きこそものの上手なれとはよく言ったもの。かなりの割合で「鉄ちゃん」(乗鉄だったり、撮鉄だったり、時刻表マニアだったりいろいろしますが、とにかく鉄ちゃん)であるので、こういう風にして楽しみながら自分の興味を大学の卒論まで発展、深堀りできるのは、純粋に素晴らしいなと思いました。僕なんて、そういったこだわりのあるテーマが全くないので卒論を書くことができなかったわけですので、(大学時代、専攻していた会計学でテーマなど今も昔も思いつくわけがなく)、、、まるで一本背負いにこだわる柔道家のように、どこまでいっても鉄道で一本背負いをする覚悟でいけば、それなりに丸く収まるのだなぁと思いました。こだわりがあるってすごいことです。

とはいえ、こだわりが上手に発揮できるのは、自分のペースで組手ができるのは大学、大学院までで、仕事になったらたとえ好きな領域でも相手のペースで技を掛けられないといけない、つまり相手のニーズに合わせた作品・商品・サービスを提供しないといけないことがあり、大きな壁になりがちです。ニーズを聞き取り形にするコミュニケーションや想像力が急に求められるわけで、得意なものをただ繰り出していればよいわけではないということです。

この大学と社会とのギャップに早めに気づいているご本人・ご家族は対応が早いですし、気づいていないと後で大きな壁を味わうことになります。まあでも、大学までは気づかないふりでもよいですからすくすくと楽しげに無垢に楽しめるというのも、人間らしく生きる一つの幸せの形だなぁと、そこまでこだわりも深堀りもする分野がなかった人間からはうらやましく思うのでした。

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
Kaien新宿・横浜・秋葉原 池袋は今年3月開設予定
小中高生向け 学習支援&お仕事体験プログラム
発達障害(含・疑い)の大学生向け 学習・就活支援
ガクプロ (秋葉原と新宿で開講中)

テレビ会議システムを導入

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Googleの会議システムである、Chromebox for Meetingsを導入。初めは初期不良化と思われた不具合も自己解決。快適な使用感です。

今5か所、まもなく7か所になる拠点間でのスタッフ会議に使用しているのですが、ガクプロやTEENSでのコミュニケーションの練習にも使えるかなと思っています。

電話は顔が見えなくて、発達障害の大人や子供はほぼ例外なく苦手だけれども、テレビ会議だともう少し親しみやすいところからビジネスコミュニケーションが学べそうだと思うからです。近い将来はテレビ会議システムを使いながらリモートで働くという世界が今よりは格段に普及すると思うので、早めに体験させてあげるという意味でもよいかなぁと思います。

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
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障害年金 認定医に地域差

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スマートフォンにニュースアプリを導入しました。なかなか快適です。いろいろ試しましたが、初期段階ではスマートニュースが使いやすいです。というよりもグノシーの広告か記事かわかりにくいデザインは読みづらいです。でも今日はグノシーで探せた話題から。

障害認定医に地域差、最大14倍 年金支給に不公平も
http://www.47news.jp/CN/201501/CN2015010301000874.html

なかなか日の当たりにくい分野だと思うのですが、

1人当たりの担当件数で見ると最も多い神奈川県と最少の鳥取県で約14倍の差があることが3日、共同通信の調べで分かった。

とのことで、共同通信の記者の専門性の高さに驚きました。記事によると、

認定医からは「更新のケースでは書類1件を十数秒で見ており、まともな審査はとてもできない」との声が上がっている。

そうです。

まず障害年金についての秒解説から。年金制度は、高齢になるともらえる老齢年金だけではなく、障害があると20歳以上ならもらえる障害年金というものがあります。(他に遺族年金がある。) 

障害年金は年齢という絶対的なわかりやすさがないものなので判定する人がいてそれが今回の記事に出ている認定医です。障害年金は「遅れてきた障害」である精神障害や発達障害には厳しめであり、かつ身体障害や知的障害にくらべて精神や発達は見えにくく数値化しにくいことから、認定の難度は高めだと思われます。

生活保護に比べると半分程度ですが、6万円/月ほどもらえる障害年金は、生活を支える上で安心材料になります。就職をしていても最低賃金レベルであることの多い障害者雇用にある人からすると、非常に大きな力になります。例えば最低賃金で一生懸命働いて12万円/月だとしても単純計算で6万円が底上げされればそこそこの額にはなるからです。また、自分も親だからわかりますが、親としても子どもが就職した時の安心感と同じように年金を一度受給できれば(その後は記事にあるように基本的には更新されていくはずなので)安心して死ねると思っている人が多いでしょう。

が、発達障害の、特にボーダー層の人のケースは就職も困難さがあるのにもかかわらず、障害年金が認定されにくいと思われます。知的障害でもないし、生活面で困難さも伴いにくいからです。このため、 客観的に証明がしやすい知的障害というステータスのために、IQテストの前に睡眠不足で臨むほうがよいと嘘とも本当とも思えぬアドバイスをする人もいますし、障害年金を取るために裁判に至るケースは実際あります。 それに記事にあるように地域差があることを見越して、引越しをする人もいるそうですし、障害年金とネット検索をすると、様々な社労士が申請サポートをしていることがわかります。制度が複雑なことと、本人や親が切実なことから、成功報酬でビジネスが成り立つほどの隠れた業界なのです。

そもそも障害年金は昭和19年の戦時中に作られた制度です。詳しく研究したわけではないので間違っている場合はゴメンナサイですが、戦時中=傷痍軍人の増加というタイミングと軌を一にしているのは偶然ではないと思われます。つまり制度の趣旨として精神障害や発達障害という人の生活をサポートするということはなく、戦中の制度がそのまま残されている不思議な例の一つだとも考えられるでしょう。

いくら資産があっても、生涯の稼ぎによって支払いが決まってくる老齢年金と、障害者年金は基本的には年金制度としては財布が一緒。富の再配分というのが年金の趣旨ではないのはわかりますが、現役世代が生まれてきた時代がただただ競争が激烈な社会なので稼ぎがないもしくは足りないのに、障害年金が形式的に処理されて支給されない事態が起こっている一方で、世代が違うだけでストック(資産・貯蓄)があっても潤沢に日々老齢年金が支給されて(ステレオタイプではありますが)のんびりゴルフをしている高齢者層がいるのはなんだか変だとおもいます。

生活保護というものと障害年金というものと老齢年金というものと、いろいろと制度的に疲弊が来ていると思いますので、フローだけではなくストックも見たうえでの生活の困窮度という視点から何らかの制度改正がないと、この国は老齢年金を払い続けてバランスを崩しかねないなと思います。記事にあるように、地域差でバランスが崩れて、もらえるものがもらえない可能性があるのは障害年金の制度としては良くはないですが、その小さな矛盾に切り込むよりも、そもそも生活保護や老齢年金も合わせて考えて、もう少し困窮者、低所得者の現実に即した制度にしてほしいなと思います。

生活保護ももらえず、現代資本主義からははみ出しやすく(つまり失業しやすく)、なので障害年金を受給するために右往左往する当事者や親を見ていると、「頭に合わせた制度(帽子)がある」という理想とは正反対の、「制度という帽子に合わせて頭を削っている」人たちが生まれている現実は、社会にとっては損失でしかありません。制度をかえられるのは政治家ですので、国民がもう少し生産的に時間を使える制度にしてほしいなと、かれらには思います。投票にいけ!!と言われるかもしれませんが、こういう細かな意見は政党には託しづらく、政治家としても行動しにくいと思うので、早めに国民投票を検討してほしいです。

あまり政治には近づかないつもりですが、いろいろと現場を見るとやはり思うことは出てきます。。。今後も折に触れて仕事を通じて見える矛盾をブログにしていきたいと思います。(次に書こうと思っているのがバリアフリー法。バリアフリーといいながら、実は多くの人にバリアを新たに作り出している矛盾をお伝えしたいと思います。法律が悪いというよりも運用が悪くなりがちということなのですが、社会全体としてマイナス面も結構大きい法律だと思います。)

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
Kaien新宿・横浜・秋葉原 池袋は今年3月開設予定
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発達障害(含・疑い)の大学生向け 学習・就活支援
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尊敬

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東京に戻ってきました。桜島の元日の雪化粧や、正月のお神酒など、鹿児島らしさにも触れ、また、久しぶりに数日メールからも遠ざかれました。今夜から全力で仕事です。

半年ぶりに息子に会ってきて、空気読めないところや算数障害的に数字の概念が難しいところは相変わらずだなと思いましたが、不思議な力があるというか、なにせまっすぐに素直に表現をしてくれるので、場を支配するというか、雰囲気を作る才能はあるなと感じました。
 
そんな彼に接していて気付いたことが一つ。自分は「息子のため」に会社を興したのではなく、「息子に影響され」て、起業したのだということです。かわいそうだという面もなくはなかったのですが、自分には無いところを(やや誇張した表現だと)尊敬した、ということが始まりだったように思います。

聞くところによると彼は小学校でも、場の沈黙を打開したり、ずばっと正論を言ったりで、クラスが動く部分もあるということ。発達障害についてなかなか勉強熱心な先生のようで助けられているようですが、確かにそういう力はあるようです。

自分の心に正直に発言し行動する。もう少し言葉にすると、自分の心のうちを聞けるのが息子の強さかもしれません。大人になると、あるいは大多数の人間というのは計算しすぎなのでしょう。論理と勘のバランスを言っている人は、偉大な人に多いですね。羽生名人もよく言っていますし、アインシュタインにも格言があるのを知りました。

当社は6年目に入ります。熱病のように始めたもののまったく専門性も商品もなく右往左往することすらできなかった1、2年目から、いろいろとユニークなサービスが作れて自分でも驚くほどうまく行ってしまった3,4,5年目を経験し、創業10年までのこれからの5年間をどうしようか。実はそれを決めるのが冬休みの僕の宿題でした。

TEENSやガクプロのサービスのように、かなり中身は良くなってきているけれども、まだまだ全くといっていいほど世の中に知られていないサービスをより多くの人に届けていく課題もありますし、大人の就労支援のように首都圏以外でも知る人ぞ知る存在にはなっているサービスを全国にも展開すべきかどうかという規模の問題もありますし、とにかく対人サービスなのでスタッフの質とやる気に左右されますから採用面や人材育成をいかにしようという面もありますし、成長している株式会社にはつきものの上場という(お金は結果的についてくるものという感じで質をとにかく重視していた企業が)お金をまず重視される土俵を目指すかどうかという選択も見えています。考えることは多くなってきています。

起業をやりたくてたまらなかった人にはうきうきする段階なのでしょうが、まったく起業なぞ考えていなかった人間にとっては結構ストレスの多いテーマが多いのです。だからなのか、いろいろと小理屈を重ねて、無駄に考えてしまっている自分になっていたようです。最近、経営者の力は、論理力と直観力を使い分けられる人だなと思い、なので自分も直観はかなり意識しているほうですが、いつの間にか直感を論理化してしまって本当に直観なのか、自分の本心なのかわからなくなってしまっているようです。そういう意味で作為がない息子は新鮮でした。

単純に「みんなが仕事を楽しめるように」、「自分の特徴を受け止め、上手に活用できるように」、「会社が喜んでその人を雇いたくなるように」、という原点をサービスを通じて目指していれば、会社の規模とか周囲の目とか考える必要はなく、できることをしていけばよいのかもしれません。全国展開とか、サービスの拡大とか、上場とか、あまり来るものは論理だけで拒まず、しっかりと心の物差しの鮮度をフレッシュにしておけば、あとは結果を受け止めるべきだと思いました。

ちなみに、直観力のほかに、この結果を受け止める力が息子には、はるかに僕よりも備わっていてその点がすごいと思いました。今回も滞在中に「がっかりすることは
ないの?」と聞いたのですが、そもそも何を聞くのみたいな感じで答えてくれました。その点も息子を見習いたいものです。

まとめると、あまり気張らず、失敗を所与としつつも、原点を見ていれば、まあそこそこの結果はついてくるでしょうという感じです。書いていて思いましたが、違う見方で同じことを言うと、自分と周囲を信じるということかもしれません。

この数年は現場と経営の二足の草鞋を履いて自分を追い込みすぎ、余裕がなくなってきていたので、本当に数年ぶりに数日連続して休めたことは貴重でしたし、自分にゆとりがある時だと息子の良さを再認識できたように一人一人の良さを認めることもできるのだと思いました。僕は現場にこだわりがあり、生涯一スタッフのつもりだったのですが、そろそろ現場を離れ始めないと会社としてはインパクトを残せないなと思いますので、今年からは少し経営に割く時間を増やしていこうと思います。

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発達障害の強みを活かした就職・活躍を!
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Kaienの社会的価値 ~就労支援は税金を2倍にして社会に返している 子どもの支援は?~

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昨日で今年の当社の営業はほぼ終了。朝から飛行機で移動。機上でのアナウンス。「火山活動のため硫黄の臭いがしますがご了承ください。。。」とのこと。 自衛隊機で移動しているかのような錯覚に襲われましたが、飛行機は無事鹿児島空港へ。年越しを鹿児島で過ごすのは5年ぶりぐらいです。桜島は今日は穏やかに見えます。

鹿児島中央駅からさらに南へ

主に移動中に普段はできない仕事を今日はしました。それが、社会的価値の再計算。

これまで当社ではウェブサイトの右端に、社会的価値ということで数字を入れてきました。今月で4千万円超になっています。多いといえば多いのですが、税金を1億円単位で投入していただいている事業としては何というか申し訳ない気持ちがどこかにありました。社会的価値が少なすぎるということです。多額の税金を使わせていただいていながらそれに見合うリターンを社会に返していないという後ろめたさが常にありました。

とはいえ、この数字はどこか納得がいかない数字でもありました。就職した人(当社の職業訓練を経て就職した発達障害の人)が払ったであろう過去分の税金しか反映していなかったということです。ほかにも計算式に含まれるべき項目があるはずだと思っていました。

例えば、当社が会社として納めた法人税とか(しかも結構多いのです。中小企業の実効税率が、海外のタックスヘイブンなどを利用してギリギリの節税をしている大企業の実効税率よりもはるかに高いことが納得いかないのですが、それはまた次回以降に議論するとして・・・)、当社のスタッフが払う所得税とか消費税とか、当社で就職した人が今後納めるであろう税金の予想とかが、計算から欠けていたからです。未来のことを言うなと言われるかもしれませんが、投入した税金への回収分はやはり未来分も含めた現在価値で比べないと”投資”の成否がわかりません。

ファイナンス基礎理論 第11回「割引率ってなに?」
http://www.yuichiro-itakura.com/essay/partner_essay/by/by_11.html

で、計算した結果は、1億円税金をつかって当社が就労支援事業をすると、2億円にして社会に返すことができる、つまり2倍にしているということがわかりました。

もちろんいろいろな仮定を置いています。が、それも、かなり保守的に計算していました。仮定としておくのは、当社経由の場合の就職率(約85%)、それに基づく就職者数(毎年100人以上)、平均月給約18万円、定着率(1年後で約95%)、訓練生に占める生活保護の率(数%のみ)などですが、特に生活保護のところなど、現実の数字よりもかなり控えめに計算しています。

当社納税額(今期分)+当社スタッフ納税額(今期分)+当社経由就職者納税額(未来分も含む現在価値)+訓練生生活保護減少額(未来分も含む現在価値)ー当社に投下された税金=社会的価値

今回の数字で一番貢献していたのは、当社経由で就職した人たちの納税額です。要素としては(これまでの障害者雇用としては)高い月給、高い就職率、高い定着率の3つの数字が寄与しています。また、生活保護の人に働いてもらうと、そうでない人(例:親に養ってもらっていた人)を就職させる場合よりも4~5倍ぐらい経済視点からは価値があるということです。貧困層を働ける存在にすることは経済的なインパクトが非常に大きいことがわかりました、

税金投下1億円の時に2倍の価値を社会に返しているということは、上の式でいうと『2億円ー1億円=1億円』という感じです。そこそこ誇るべき数字ではないでしょうか。これまで税金で食わせてもらっている仕事、という肩身の狭い思いをしていましたが来年からは胸を張って倍にして返しています!!といいたいと思います。税金無駄遣い全然していませんし、むしろ増やしていますよ、ということです。

1年ぐらい納得できる計算方法はないかなぁと考えていた結果出てきたものであり、今考え直すと当たり前なのですが、他の就労系の組織の社会的価値にも使ってもらえるかもしれません。あるいはもう使っているものを僕が今日気付いただけなのかもしれませんが。。。

注釈も必要です。一人が就職するためには当社だけの力でなりえることは少ないです。もちろん親御さんの力もあると思いますし、同じ医療・福祉の仲間としても、発達障害者支援センターとか、就労・生活支援センターとか、若者サポートステーションとか、ハローワークとか、 クリニックとか、カウンセリングルームとか、その人たち・組織の成果も全部もらって2倍にしているという計算です。なのですべてを自分たちの手柄にはできません。

一方で、ただ単に発達障害の人を資本主義の歯車として機械的に働かせているだけではなく、夢と希望を与えているとか、ふわっとしたところがもしかしたらあるかもしれず、実際Kaienで訓練をした人や、就職後に充実感もって働き続けている人、そしてそのご家族の表情を見ると、(お世辞も多分にあるのはわかりますが「Kaienがあったから今がある」ということを言ってもらえることを考えると)、数字以上に良いことをしているのかもなぁと、思ったりもします。

いろいろとプラスマイナス考えても、税金を2倍ぐらいにして返している、資本主義としても市民社会としてもきちんと役割を果たしている会社になりつつあるなぁと感じました。

と、ここまでがきょう午前までに計算した話です。そこからが難しかった。というかまだ解けていません。大人以上に計算が難しいものが、子どもの支援の社会的価値の数値化です。午後はそれをずっと考えています。

夜になってもその課題が頭にありながら、ふと、いつもの部屋にはないテレビに久しぶりに接してみたところ、気づきに近いものがありました。番組名は、NHKスペシャル「子どもの未来を救え~貧困の連鎖を断ち切るために~」。横浜の当社事業でお世話になった鈴木晶子さんがコメンテーターとしてスタジオ出演していたこともあり、「おーっ」と見始めました。番組の中で、きょうの僕課題を言葉にしてもらったのが、『子どもの貧困対策は長い目で見た投資』というフレーズ。「そうだよね」と感じたのでした。

当社のTEENS(発達障害児向けの学習支援・お仕事体験)は、貧困層の子ども、貧困世帯の世代連鎖というストーリーからは若干はずれるのですが、将来しっかりと社会で働く力になってもらうために他の多くの子たちとは違うアプローチが必要であるために、長い目で見た投資と考えないといけないということは世代を超えた貧困対策と一緒です。発達障害児をどこかの私立中学・高校・大学に受からせるだけ、つまり受験だけで物事が解決するなら数年間ぐらいの短期間の視点でよいですし、何がゴールかもわかりやすいですが、将来、税金を投下せず、むしろしっかりと払ってもらう存在になるために今何をすべきかという大きな視点だと、その社会的な投資をどの程度発達障害の子どもにすべきかというのは本当に難しいです。

個人的には、当社のTEENSに通った子どもがはつらつと将来働くことが何よりも証明になるのだと思います。しかし、難しい計算になるからこそ、「しっかりとこれだけ今のうちに税金投下したほうが良いよ」、という社会に説明する必要があります。そうじゃないと、ますます社会保障費増額へのプレッシャーが高まる中で削られる予算となってしまいます。『長い目で見た投資』として、こねくり回した数字ではなく、感覚として納得してもらうためにはどうしたらよいのか。。。

正直5年は猶予が欲しいなと思います。TEENSのセッションを見ると、とても普段学校で心の翼を広げられていないとは思えないぐらいのびのびと発言したり行動していたりする子たちに会えます。5年後10年後にはしっかりと働く力になれているのではないかと思います。当社だけの力ではないかもしれませんが、当社での経験や支えが核となって本人が納得して楽しめる就職できるケースを増やしていきたいと思います。

今の時点での数値化もできるかもしれません。例えば(1)親御さんが負担が精神的だけではなく時間的にも減る(時間=お金の換算はできます)というご家族支援の効果、(2)学校の先生や職員の人たちがその子へのアプローチが上手になる、負担が減るという効果、などです。(1)にしても(2)にしても、発達障害児の進学や就職、その子ごとの長所や短所への個別のアプローチについての情報は世の中に少なく、そのあたりに適切で的確な支援をできることで間接的に社会に効果を感じてもらうことをTEENSとう事業でまず示したいと思います。

大人の社会的価値は近々ウェブサイトに反映できそうですが、子どものほうは来年の年末年始の宿題になりそうです。今回は他にもプログラム開発やビデオ撮影などのほかに、来年のビジネスプランを書き直す作業など、宿題を溜めすぎて、早くも終わらなそうです。できる限り消化していきたいと思います。

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名前で呼び合う

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貧乏暇なしで今日も仕事でした。年明けに2つの拠点の立ち上げがありIKEAで発注をするものを選定したり、拠点立ち上げによって50人程度のシフトが変わるのでそのパズルのようなExcelを修正したり、新し物好きのためグーグルの新しい会議システムChromebox for Meetingsを一昨日導入したところ早速初期不良が出てメーカーのASUSさんと120分にわたる長時間のストレスフルな電話でやはり解決しなかったり、いろいろ大変な一日でした。

とはいえ、電話の相手との修羅場を味わいながらも、合間合間でTEENSお仕事体験セッション(発達障害児向けのキッザニアとお考えください)を見学する良い1日でもありました。最近はすべてのセッションを見る余裕が少ないので、ながらであってもセッション見学は貴重です。

お仕事体験の最近の設定は、カフェの給仕。Cafe TEENSというお店で働く様々な場面を学ぶというものです。今日は、給仕の言葉遣いや表情・態度がポイントでした。「・・・でよろしかったでしょうか?」という表現がNGとされるなど、なかなか厳しい設定でした。 (ちなみに、この「・・・でよろしかったでしょうか?」は、20年ぐらい前はほとんど聞かない言葉でしたが、15年前にNHKでの初任地鹿児島に行った時に、すべてのお店で過去形をつかっており、南九州の独特な表現と教わりました。それがいつの間にか”海を渡って”、全国津々浦々に広がっているのをみて感動しています)

リアルな設定にもスタッフのこだわりを感じましたが、セッションのやり取りでよいなぁと感じたのが、子どもたちが名前で呼び合っていることでした。

当社では、子ども同士だけでなく、スタッフについてもできる限り名前で呼んでいます。当たり前かもしれませんが、発達障害の(傾向のある)子は、名前で呼ぶケースが少ないと思われ、人を人として認識していないのか、それとも認識しているけれどもそれを言葉で伝える時に名前で伝えるとより温かみがあるのが理解しにくいのか名前を呼ぶことが非常に少ないなぁとかねがね思っていました。なのでTEENSもガクプロもKaienも「先生」とか「ちょっと」とかそういう呼び方はNGにしています。

いくら個性を伸ばしても、いくらとんがりを伸ばしても、やっぱり最終的には対人力がビジネスでは重要です。一匹狼でフリーランスになればよいじゃないかという意見もありますが、だとしたらなおのこと顧客や取引先とのコミュニケーションが必要になります。なので、どうであっても、対人力は重要であり、名前を呼べるというのは最重要かもしれない思っています。(あいさつが重要という人もいますが、正直あまりそうは思いません。というのも、あいさつを叩きこんでも、機械的に覚えるだけで、味噌となる相手を人として認識することにつながりにくいと思うからです。一方で、名前で呼ぶことを繰り返せばしっかりと相手を認識する癖がつくのではないかと思っております。)

また、名前を呼び合っている効果でしょうか、休憩時間なども子ども同士で会話が弾んでいて、なかなかほほえましい感じでした。学校で友達ができない、できにくい、という親の目からは感涙ものかもしれません。(僕も息子に友達はいるの?と聞いた時に、彼が挙げた名前が従兄弟の名前で、それは友達ではない、、、とがっかりした思い出があるものですから。。。) 不思議と事業を通じて想像以上のペースで、場づくり、人のつながりができているのだなと感じます。

今年は忘年会に一つも出席せず(呼ばれず?)、クリスマスの到来もコンビニでクリスマス用のチキンを勧められてようやく気付くというゆとりがない状況で、しっかり現実をニュートラルな立場から見られているか一抹の不安はありますが、現場を見ると羅針盤がきちんと整うような気がします。

宋文洲さんの言葉で、『リーダーにとって現場は実情を知り、アイディアと情熱が湧く場所だけではなく、隠れて傷を癒す場所でもある。』というのがありましたが、そして別に傷は今はそんなにあるわけではないですが、まさにそんな感じだなと思った一日でした。

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鉛筆と消しゴムと下敷き

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今週も2,3度ありました。「ああ、この人も鉛筆と消しゴムと下敷きを使っている」という場面。

Kaienで大人や大学生の発達障害の人と接していると、かなり高確率で鉛筆と消しゴムと下敷きを使っています。僕の感覚では、日本で暮らす大多数の人は中学生から高校生ごろには3点セットを卒業し、大学生や社会人ではボールペンなどに染まっていくのだと思いますが、なかなかその遷移が発達障害系の人には見られません。

理由は単純明快で、決まり事に従う力がある、周囲に流されないという特徴があるということだと思います。別の見方では、変化に弱いということ、あるいは、流行や年相応ということに無頓着だということもあるのですが。。。

鉛筆と消しゴムと下敷きというセットが安心感を生むわけで、小さいころからの繰り返しが重要なタイプの人たちだということがわかります。発達障害の人の価値観を予想しやすい、なので接しやすいという風に僕が思う一つの証左かもしれません。

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投票には行けないのですが、、、

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NHKにいたころ、唯一といっていいほど好きな仕事が選挙報道でした。そのぐらい選挙は好きなのですが、これから数回は仕事の関係でいけないかなぁという感じです。これまでほぼ皆勤賞だっただけに残念ですが、実は今まで以上に仕事としては選挙の結果が気になるようになってきたという皮肉さもあります。

というのも、当社の結構な部分の売り上げは、厚労省の制度に基づいた”報酬”です。決して”補助金”ではありません。介護事業所や医療機関が厚労省の制度に基づいた”報酬”をもらうのと同じ仕組みで当社も売り上げを立てていて、行政からの補助金というのはゼロです。 ただし、”補助”ではないとしても、もともとは国民からの税金だったり、未来から借りる形の国債だったりが、資金源になっているお金で事業を運営させていることにはかわりありません。

僕としては、大学の経済学部時代にならった経済の法則(特に国債や金利、国の成長性などに関するもの)が軒並み崩れながらも、一応国債は暴落せず、
円も暴落せず、一定の水準を保っているのは不思議なことながらも、新しいエコノミクスの時代に入って学問はこれを今後理解していく、分析していくのだろう
と思っています。(※通常学問は未来を予想しコントロールするためにあるはずですが、経済学に限っては逆になることが多いと思います。) とはいえ、一定水準以上の国債発行は良い効果があるはずはありません。ある程度は国債を発行しないと金融システムが動かないので必要なのが経済理論ですが、過度な借金はもちろんダメで、いまのレベルを適性という人はほとんどいないでしょう。。。

社会保障費の増大を見るにつけ、自社の売り上げが上がることを単純には喜べないという印象があります。もちろん、実はかなり多くの事業が国の制度に基づいた売り上げを立てています。上述の(上場企業も7,8社が取り組んでいる)介護事業、医療機関だけではなく、ゼネコンだって売り上げの多くを行政に頼っていますし、システム関係の企業も行政からの発注は大きいです。人材業でもハローワークの手の届かないところはかなり業者が行政の仕組みを利用してお金をもらってきています。当社はそのうちの小さなプレイヤーの一つということになります。

実は、社会保障費が増えているのは、当社がかかわる障害福祉の分野でも当てはまることは当てはまりますが、ほかの予算/支出のほうがはるかに大きいです。たとえば、代表的な3つの社会保障費(年金、医療費と介護費)と障害福祉を比べると、以下の通りです。2012年度の支出額と2025年度の予想です。(出典 財務省資料  厚労省資料

  • 年金 53.8兆円  -> 60.4兆円
  • 医療 35.1兆円 -> 54.0兆円
  • 介護 8.4兆円 -> 19.8兆円
  • 子育て 4.8兆円 -> 5.6兆円
  • 障害福祉 1.3兆円 -> ? (ただし財務省の資料を見るに「その他」は、ほぼ横ばいの見込み)

あくまで大雑把な表で抜け漏れあります。全体像をとらえるための参考までに。

当然ですが、数字をうのみにはできません。保険制度は国庫負担が100%ではなく一部(といっても相当額)を負担しますし、国が投下したお金も消費に回されたり消費税や所得税で回収したりとお金は回りますので単純比較できないのが難しいところですし、実態をお偉い学者でも把握にしくいところだと思います。が、全人口比で、高齢者は20%、障害者は5%と考えるとその予算(年金+介護は非常に大きいですし、医療のかなりの部分も高齢者)のいびつさには驚きますし、ここまで騒がれている子育て予算もかなり控えめな数字であり、それよりも障害福祉予算は小さいのだなと思います。

一方で、実は”障害者”はかなりの部分医療費を使っている、もとい、医療が障害者を囲っている、という恐ろしい事実もこの国ではあります。(先に聞いた地域医療の講演では、おそらく精神障害での入院数の国際比較で)日本では年間31万人の入院のうち、1年以上の入院が21万人(68%)、5年以上が10万人です。平均在院日数が313日というのは、日本を除く在院日数平均18日の10倍をはるかに超えます。(ちなみに日本に次いで他の国で長いのは韓国の約100日)。人口当たり精神病院数 26.9床/万人(OECD平均の6.8床/万人)ですので、精神病床は世界の2割が日本にある計算だそうです。2005年度でみると、保健福祉費501億円(3%)に対して医療費1兆8863億円(97%)であり、うち1兆4039億円が入院。一方で外来は4824億円ということで、このトレンド(日本だけが精神障害の人を突出して高い確率で入院させるトレンド)はより強くなっているとのこと。ですので医療・福祉の側も障害福祉に対するアプローチを大きく変えないといけないですし、それによりおそらく障害福祉全体で見ると減りますし、入院病棟ではなく地域に帰ることで”患者”も”住民”として楽しい人生が送りやすくなる、はずです。

アベノミクスが成功か失敗かといったら、今のところかなり失敗に近いということは中小企業を経営している身として、地方にしばしば行かせていただく身として実感するところではありますが、じゃあ他の策があるかというとなかなか短期的には難しいだろうなと思います。やはり極端だった円相場を戻したことや、大企業にはしっかりお金が回るようになったところまではしっかりアベノミクスで成果が出たと思います。が、3本目の矢の経済成長は(金融ミニバブルにたよった上滑りの景気回復を目指したのかもしれませんが)通常は1,2年で効果が出るものではなく、10年20年で見るものだと思います。なので、一つの政権に責任を負わせるのは酷かなと思います。

経済成長に魔法はないということかもしれません。経済成長に重要なのは、実は少なく労働人口増と生産性増だけです。

労働人口増には子育て充実と移民の是非が問われるべきだと思いますが、移民はなかなかこの国では議論が進まないと思いますので、10年後20年後ぐらいにようやく話が出てくるのでしょうか。子育ては元気に叫ばれるようになって良かったと思います。問題は生産性増であって、これを今の道のまままっすぐすると機械化、人工知能化が進み働く人が少なくなるという皮肉さも秘めます。つまり労働人口を増やそうとしても機械に置き換えるだけでは成長性を打ち消す可能性があります。

もちろんそれでも良い(一部の働く人ががっぽり儲かってその人が非常に高い税金を負担して社会全体を支える仕組み)という人もいるかもしれませんが、なんか納得できない自分がいます。やはり労働人口を増やすにも、生産性を増やすにも、もちろん機械化や人工知能化はガンガン進めるとしても、良質なリーダーと、落ちこぼれやすい人たちを労働人口にボトムアップするという方向性を取るべきではないかと思います。今回の選挙ではそういう話にはたぶんなっていないのですけれども。。。

念のため図示すると、青色のトップエンドは、思慮深く大胆な行動ができるリーダー層を増やしていかないといけないですし、 オレンジ色のボトムエンドは、社会に参画できるように仕事力をつけるサポートをすべきではないかと思うわけです。そうすれば勝手に真ん中の人は上に引っ張られ、下から突き上げられ、良い感じになると思っています。

実は当社は両方ができる可能性がある会社だと思っています。当社で働く人をできるだけレベルを引き上げ(例えば学生インターンが多いので彼らには当社で学んだことを活かして将来的に活躍してほしいなと思っています)、当社に通っている失業してしまった人やなかなかまだ就職できない人を働けるようにすることが良いかなと思っています。もちろん、まずは自分がよいリーダーとして成長しなくてはな、と思うわけですが。。。

ということでこの文章を書くのに1時間以上使ってしまいましたが、仕事に戻ってダイヤの上と下を磨く作業を続けたいと思います。

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【拡散】 自閉症の成人 投票所に行ったが投票できない時は?

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日本自閉症協会で、今般の選挙における「投票所に行ったが投票できない」事態について、声明が出されたとのこと。とてもわかりやすいので以下に貼りつけます。 

何が悪いというよりも、投票について、どういう権利があって、どういう措置・配慮がされていて、どのように声を上げたらよいか、などが書いてあります。特に僕の意見があるわけでもなく情報として拡散させていただきます。

///ここから///

自閉症・知的障害者等の選挙権行使への支援を求める声明

一般社団法人 日本自閉症協会 会長 山崎 晃資

1.投票所に行ったが投票できない

2014 年 12 月 7 日に、東京都港区において、自閉症と知的障害のある青年が、成人して初めての選挙となる衆議院議員選挙に、期日内投票をするため投票所に行ったが、投票できないという事態が生じた。青年は口頭や筆談での意思表示が苦手なため、投票所には家族も同行し、選挙管理委員会職員に代理投票を申し出た。投票所に掲示された候補者名一覧から指さすことも困難なので、候補者名を記入した紙片を見せるなどの方法を家族が提案したが、選挙管理委員会側は、本人の意思を確認する方法が見いだせないとして、投票補助を断り、投票はがきを当協会は、会員であるこの家族からの要請をうけ、総務省及び東京都・港区等の選挙管理委員会と折衝し、以下のように、この事態の解決を図った。

2.代理投票での選挙公報紙等による意思確認を

2013 年の公職選挙法改正により、成年被後見人にも選挙権が認められ、自閉症や知的障害のある人の投票参加が増えている。投票時に自署できない人には、2 名の投票補助者がついて代理投票してもらえるが、投票補助者は投票所の事務員に限られるため、選挙人本人との意思疎通が重要である。代理投票の際に、本人が口頭で意思を伝えられない場合には、投票所に掲示してある候補者一覧表から候補者を指さす方法が一般的であるが、自閉症や知的障害のある人には、それもできない人が多い。総務省は、本人意思の確認方法を投票所管理者の判断に委ねるとしている。最もわかりやすい意思確認方法は、選挙公報紙を示して、本人がその中から候補者を指さす方法である。投票所に備えてある公報紙を用いてもよい。他人に見えないように、別室かパーティションで囲んで行う。長年実施している東京都国立市では、まず公報紙全体を本人に見せ、次にゆっくり開いて指さしてもらう。指さしが不確実ならもう一度繰り返す。これで確定できないときには、付き添い者等との事前協議で、白紙投票としている。選挙人本人が候補者名を書いた紙片を投票補助者に示す方法も可能であるが、投票補助者は、それを参考にしても、本人の意思を確認して代筆することとなっている。上記の青年について、1 枚ごとに候補者の名前を書いたカードを全員分作り、投票補助者の前でその中から 1 枚を選ぶ方法を、家族がその後思いついた。この方法は、東京都・港区の選挙管理委員会も実施可能とのことである。

///ここまで///

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Kaienのノウハウを詰めこんだ「Decobo通信」 楽オクとAmazon(Kindle版)で発売

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色々と大人の事情?があり、Amazon Kindle版は第一号から、従来の冊子版は第二号から楽オクで販売ということになりましたが、無事、本日同時発売となりました。

Kaienのノウハウを詰めこんだ「Decobo通信」 楽オクとAmazon(Kindle版)で発売
http://www.kaien-lab.com/?p=4933

アマゾンでは以下のような感じに、、、

また楽オクでは以下のような感じになっております。

早速両者とも注文が入っているようで何よりです。

問題はこのDecobo通信は、製本などの作業は当社の訓練生が行っているのですが、本ブログがもとになっており、つまり僕がブログを新たな側面から書いていかないと第3号などが出にくい状態になっていることです。まあ他の考えもあるので大丈夫かなと思いますが、そんなに日々新しいものが湧き出るわけでもなく、、、少し対策を考えます。

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地方への出張で気づいたこと

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2泊3日で富山、愛知・豊橋、岐阜・郡上と回りました。郡上ではびっくりするほどの雪(積雪は10センチ以上はあったでしょうか)で帰りを心配しましたが無事東京に帰りました。

今回の出張では、、、

・数年ぶりに東京を3日丸々離れたので、自分がいない会社の進み具合で良いところや悪いところがわかったこと。特に良いところ、つまり自分がブレーキになっているところがどこかがちょっとわかったこと

・地方は、ナカポツセンター(就業・生活支援センター)さんの果たす役割が都会よりも大きいな、という印象をもちました。それ以外でも、人口比で設置されている福祉機関・障害者支援機関が多く感じられました。一人一人のサポートは東京の比ではない気がしました。都会は雑なんだなと思いました。言い訳にはならないですが、厳然と地方のほうが支援者の比率では恵まれているようです。

・発達障害ということについての理解は、一方で、東京のほうがはるかに高いなと思いました。地域はまだまだ一部の人が頑張って啓発し始めたところ。東京は様々な人の力で発達障害の理解が広がりつつあるのだなと比較で気づきました。

・同じ東海・北陸地方ですが、それでも産業に地域差があり、また交通事情に地域差があり、都会のルールや就労モデルは通用しないところが多そうだなと思いました。当たり前ですが、地域に住む人たちの地域の理解を感じました。

つまるところ、地方を考える上で当社だけが得意な部分、地方の方の話を聞く部分、など考えるよいきっかけになりましたし、自分がKaienでする仕事も3日ですがいなくなることで、少し見えたような気もします。

明日は保護者会。旅の疲れを取って臨みたいと思います。

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初雪

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郡上(ぐじょう)にいます。日本の地理に詳しくないので、恥ずかしながら読み方も場所も知らなかったのですが、岐阜県にあり、飛騨・高山の南、下呂の西に位置するようです。岐阜駅からバスで80分。かなり山間です。

昨夜の到着前から雪が降り始めたとのことですが、今朝はうっすらというよりもしっかりと雪化粧をしていました。

午前中は宿で仕事をさせてもらって、午後から講演です。宿の料理は山間の町らしく、かなり味付けの濃い、保存食が中心でした。なんだか注文の多い料理店を思い出しました。

郡上は障害者雇用という概念がある前から!?地域ぐるみで取り組んでいると、昨日講演をした豊橋で聞きました。昨日の会場でもKaienさんは地方はどう考えているのでしょうか?と聞かれて明確な答えが出せないので、きょうも講演というよりも自分の勉強をしっかりさせてもらうつもりで臨もうと思います。

それにしても、明日は朝から東京で個別カウンセリングがあり、午後はガクプロやTEENSの保護者会。雪はまだまだ降りそうで、帰りつけるのが心配です。

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当社は「発達障害対応の池上彰」なのかもしれないです

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明日の講演のため富山から愛知県豊橋市に移動。花の街らしいですが、駅前で鳥か動物の不思議な鳴き声が22時になのに迎えてくれました。豊橋は大学生の時以来です。東大オーケストラに所属していた関係で、夏休みに各地で演奏旅行をしていたのですが、たしか2年生の時の公演先が豊橋でした。もう20年近く前です。記憶はほぼありません。駅前の美しいホテルで今夜と明日午前は仕事をします。

さて、行きの新幹線で少しブログをアップした通り、今日は富山大学で「就職活動の見える化」ということでパネルディスカッションでした。

発達障害大学生に対する社会参入支援 いつもお世話になっている富山大学でお話してきます
http://ceo.kaien-lab.com/2014/12/blog-post.html

コーディネーター:桶谷 文哲(富山大学学生支援センター特命講師)
パネリスト:鈴木 慶太(株式会社Kaien代表取締役)
日下部 貴史(富山大学学生支援センターコーディネーター)
話題提供1「発達障害に特化した職場実習における“見える化”」(40分) 話題提供者:鈴木 慶太
話題提供2「発達障害大学生と社会をつなぐ就職活動の“見える化”」(40分) 話題提供者:日下部 貴史

今日のセミナーのキーワードは『見える化』でした。

発達障害の人の支援で耳にタコができるほど使われる支援のメソッド『見える化』。富山市内の会場に向かう途中で出くわしたNHK富山と、パネルディスカッションの最中で繰り返された『見える化』という単語が脳内でブレンドされたのかもしれません。ふと「池上さんが引っ張りだこになっているのは、社会を見える化しているからではないか」と思えるようになりました。

僕がNHKでアナウンサーをしていたときに池上さん(というより池上大先輩)はちょうど週刊こどもニュースをしているころであり、とてもぺーぺーの人間があえる人ではなかったですし、僕がNHKを辞めて以降はテレビをもっていないので、池上さんの都知事にまで担ぎ出されそうになるほどのご活躍はほとんど知りません。つまり接点はゼロです。NHKに同時期に職員としていたという以外は。。。

でも周囲の反応をチラ見、聞きかじりするかぎり、どうやら複雑怪奇な社会をわかりやすく、つまり視点を与え単純化して判断基準を与えるなどして、見える化している方なのだろうと思えます。そもそもNHK出身ですと、僕も6年間しかいないですが、脚色をして事実をゆがめたり誇張したりというのは良くないと教わりますし、実際そうじゃないほうが素材の味が生きてきます。

この『無添加』で素材を扱うというメソッドを叩きこまれていることが、池上さんの魅力の一つなのだと思います。一見、味気なく、つまらなそうで、付加価値が出ないようですが、ここまで複雑化・高速化している社会だと、無添加でも素材を上手に見える化することで価値が出てくるのでしょう。

実は発達障害の人への支援の時、当社のKaien/ガクプロ/TEENSのいずれのサービスでも、多くの人がなかなか構造化できていない、単純化できていない、文章化できていない現象や価値観や物事を、見える化(言葉にしたり図示したり)している、しかもそれが上手にできているのが、ほかの支援企業・団体と違うのかもしれないなと今日はじめて気づきました。つまり、大変僭越ながら、当社は発達障害対応の池上彰をしている感じなのだと思いました。

今まで(自分から見ると)こんな当たり前のことを(発達障害の人たちに)伝える仕事が、本当に価値があるのかなぁと思っていました。が、池上さんがとことん突き詰めれば「見える人には当たり前のことをきちんと見えていない人にも言語化・図式化して伝える」ということは経済的な価値、社会的な価値を生むということを示してくれています。自分たちのしていることが、もちろん意義の大きさはだいぶ違いますが池上さんとの関連で自分の中ではら落ちできて、有益な日でありました。

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発達障害大学生に対する社会参入支援 いつもお世話になっている富山大学でお話してきます

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発達障害大学生に対する社会参入支援~学生のセルフアウェアネスを育てる「支援の見える化」~

というテーマのセミナーに参加してきます。富山大学で開催されるセミナーはいつもかっこよい名前です。

学生はセルフアウェアネス(自己理解・気づき)を得られる場が少ないものの、卒業後の社会では自身の凸凹に気づいていないといけない状況に直面することから、小中高生向けのややほんわかした希望に満ちた話題よりも、現実的に”気づいて!!”という親や教職員を中心とした周囲の人たちの思いが、本人の気づきがない状態とのズレを引き起こしやすく、課題です。そのあたりのお話を各現場で奮闘されている方々とお話してきます。

今週はこの後、愛知と岐阜に直行します。発達障害者雇用促進イベントでやはりお話をさせていただきます。

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本ブログの人気記事を抜粋したDecobo通信第一号 Amazon Kindle版&書籍で発売間近

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今日は朝から横浜事業所。実は横浜では訓練の中で出版業務を体験できる形になっています。なかでも訓練生がこの社長ブログの優良記事を書籍にする作業が進んでいます。

すでに関係者の皆様にはお配りしている書籍版のDecobo通信(でこぼ つうしん)がそれです。Macなどのデザインも活用してもらって、結構本格的です。もちろんその後の印刷・製本作業まで行きます。今後当社のオンラインショップ(これも訓練生運営)で販売する予定です。

Kaienオンラインショップ
http://kaien-shop.com/

実は同時にAmazon Kindle化も進めていて、もうすぐ販売ができそうな状態まで来ました。以下がテスト版です。書籍バージョンとは同じデザインができないので、少し表紙を変えていますが、なかなか良い感じです。

価格は今日200円とすることに決定。当社が取り上げてもらった『増加する大人の発達障害 職場はどう向き合うか 週刊ダイヤモンド特集BOOKS(Vol.69)』 が200円だそう。それと同等の価値はある!!ということで200円の設定としました。

当社も取り上げてもらった週刊ダイヤモンド
Kindleでも読めます

Decobo通信。書籍でも通販をする予定です。Kindleでも書籍でも発売になりましたらお買い上げの方よろしくお願いいたします。

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障害者枠と農業 隣百姓は今は昔

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秋田での講演から日帰り。自宅に向かう電車の中です。それにしても秋田杉をふんだんに使った、非常に美しい会場でした。

地方で講演させていただくときはなるべく地方の状況を質問するようにしています。将来、当社のビジネスという意味でも重要ですし、やはり東京だけでは世の中は動いていないからです。

そこで「障害者枠っていうと農業とよく言われるけれども、(農業の厳しさを知る秋田のような)地方から見るとそのアイデアの困難さがわかりますよね」という会話になりました。

何を隠そうわが鈴木家も、もとはミカン農家。僕はまったく土いじりはしませんが、父親はすでに半農生活をおくっている血が流れています。農業の厳しさは折に触れて聞きました。またNHK時代に鹿児島で東北で様々に取材した時も、育てることの難しさをしのぐほど、売ることの難しさ(流通の困難さ)を見聞きしていました。

もしかしたら昔の農業は良かったかもしれません。変化を象徴するような「隣百姓」という言葉をきょうは学びました。ネットでさがしたら、『隣の百姓が種を蒔けば種を蒔き、水をやれば水をやり、稲刈りをすれば稲刈りをするという、自分では考えず、隣のするとおりに真似をする百姓が自分の事をやや自嘲的に表現する言い回し』なのだそうです。

今の農業は違います。JAを通していてはなかなか稼げないそうですし、それこそTPPなどで一気に外国産が入ってくると、売れる商材を探す力、ブランドを作り出す力が必要になります。右へ倣えでは隣近所で共倒れしてしまうわけです。土に触れて、のんびり、障害者に良いのではないか、という都会の人が考える、農業はすでになくなってしまっているのだと思います。

もちろん、知恵をしぼれば、新しい農業を考え出せれば、当然雇用の受け皿になるはずです。当社は農業に進出する知恵も実現する体力もまだまだないのですが、可能性の道筋は細いもののやはりその先の可能性の大きさは魅力的ですので、特に地方に行った時に農業の話は毎回振ってみようと思っています。

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大都市 対 地方

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今週末は5週目の土日であるため、当社のほとんどの営業が止まっています。TEENSもガクプロも週末に行っているプログラムは月4回なために第5週は空くのです。というわけで昨日は久しぶりにゆっくりとPCに向かうことができ、企画書など仕上げることができました。

今日は第5週ということで、普段は難しい週末の地方での講演を入れられるタイミングでもあります。これから講演で秋田。日帰りになってしまいますが、親の会で話します。なんと1年ほど前から予約していただいたものです。。。

もちろん、そんな早くなくても受けられることが多いのですが、どうしても地方になると特にオフィスの人が手薄になる週末には動きにくくなります。第5週は例外なのです。

地方で話すと、東京や大都市との差をどうすればよい、という質問が出ます。正直わかりません。僕もNHK時代、鹿児島で5年、仙台で1年暮らしたので、地方のテンポ感や常識感はある程度理解しているつもりです。NHKに入局を決めた一つの要因が、地方での勤務に不安があった僕に対して、人事担当者が「鈴木君、日本の地方に住む人は東京に住む人よりも多い。地方で働き、情報を伝えるのは大きな役割」というアドバイスが大きかったです。

世界を見回してもほとんどの人が都市に暮らしているオーストラリアなどの国と違って日本はまだまだ地方に住む人が多いですので、発達障害の子どもや大人も当然たくさん暮らしています。どうしても日本の制度的に、特に雇用の部分は大都市が有利ですが、それを変えるようなことをもう少し会社に余裕が出たら始めたいと思います。

初めての秋田新幹線
これで東北の全県に訪れたことになります

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胡蝶蘭 ビルオーナー様から頂きました

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Kaien秋葉原サテライトが先週末に引越し。今週から本格稼働中です。

新しいオフィスは、包装紙を作る機械を手掛ける(株)東京自働機械製作所さんの自社・本社ビルの3階。上場企業のビルに入らせてもらえることだけで非常にありがたいにもかかわらず、お祝いまで頂きました。本当に感謝です。

役員の方が当社の新宿事業所を見ていただいて、これなら入居してもOKですよとGOサインが出たのが5カ月ほど前。いろいろとありましたが無事営業が開始できてほっとしています。

すでに、次なる展開ということで、今TEENS秋葉原(仮)の物件を探したり、Kaien池袋(仮)の物件を探していますが、発達障害者の就労支援、発達障害児の学習支援・生活支援というだけで、断れることのほうが多いです。そんな中、きちんとご理解いただけたオフィスを探せたというご縁に感謝するとともに、しっかりと皆様のご恩に応えたいと思っています。

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Charm(チャーム)人を魅了する力

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誰の言葉だか忘れたが、有名な経営者の発言で以下のようなものがあったと思う。

「リーダーとしての資質で最も重要なのは頭脳でも技能でもなく人を惹きつける力。チャーミングであることである。」

本当にその通りで、会社というのは人が作るサービスや商品でお客様が喜ぶとお金が入ってくる仕組み。何事も良い人を集めること、良い人の才能を引き出す事が力の源泉になる、このためリーダーが一番重要とされる力が人を惹きつけ(採用力)、引き立たせる力(牽引力)だということだったと思う。

これはどの立場でも当てはまると思っている。例えば発達障害の人の就労支援をしていても、就職しやすい人に共通するのはCharmだなと思うわけである。学歴や職歴、面接のうまさ下手さはもちろん関係するけれども、長い目で見るとCharmがあると人生まるっとうまく行きやすいわけである。

ちょうど明日も講演があるのだが、「うちの子はまだ○才なのだが、将来に向けてどのような支援、どのようなスキルを伸ばして置くことが必要でしょうか」と発達障害児がいるお母様からよく質問される。僕の答えはいつでも「Charm」であるのだが、実は、この辺りを醸成しにくいのが一部の発達障害の人であることも事実だと思う。(※他人の目線がわからず(意図はしていないが)自分勝手にふるまってしまったり、孤立しがちだったりするタイプがいるのは確かで、そうするとなかなかCharmを感じるのが周囲からは難しくなるのである)

一方で発達障害だからこそチャーミングだなと思う人も多く、卑近な例でいうと、自分の息子が自分よりも優れていると思うところはこの辺り。僕は経営者になったまでは良いけれども、やはりCharm力が高くないと苦労するなというのを今日も仕事をしながら感じた。うち親も一生懸命僕を育てたと思うのだが、この程度まで無害化するのが限界だったのかなぁという印象。自分のCharm力の限界を受け入れないといけません。。。

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”外様”の力を使った発信

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知的障害者福祉協会が発行する『さぽーと』誌。
http://www.aigo.or.jp/menu01/

夏にセミナーにお招きいただいた時に、執筆もお誘いを受けた。「であい」という ”知的障害の有る人や福祉に関連した内容で、ご自由にご執筆頂ければ”というコーナーである。

画像は協会ウェブサイトから

きょうは、年末にかけての講演資料を作り続けた一日だったので、頭がまとまっていたこともあり、一気に2,000字の原稿を書いた。主にベースにしたのが、1年以上前に書いた以下のブログ記事。

日本の障害者数<発達障害者数?
http://ksuzuki09.blogspot.jp/2013/07/blog-post_24.html

タイトルは『”外様”の力を使った発信』にしてみた。仕上がりが若干刺激的になってしまったので、少し寝かせてもう一度読み直してから、原稿を送付しようと思う。掲載号は平成27年1月号の予定。

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