採用情報

朝日中高生新聞 発達障害のある学生支援についての記事で当社ガクプロが取材されました

朝日新聞の中高生版である「朝日中高生新聞」。中高生のうちから大学での支援の現状を知ってもらいたいという思いから朝日中高生新聞の取材に応じました。当社の大学生・専門学校生向け支援のガクプロが取り上げられています。

メディア掲載情報

福島市の放デイ”ミライムキッズアカデミー福島鎌田教室” TEENSのパートナーに

 全国各地にあるパートナー企業・団体で受けられるTEENSのプログラム。2018年5月からは福島で参加団体が増えることになりました。放課後等デイサービス ”ミライムキッズアカデミー福島鎌田教室” です。詳しくは関連サイトをご確認ください。

 

関連サイト

自分の真面目さを結果につなげる術をもらった ~私とKaien 第15話~

 『私とKaien』は当社の就労移行支援を利用していた訓練修了生や、ガクプロやTEENSをご利用中のお子様を持つご家族など、Kaienと一緒に発達障害の魅力を世の中に広げていただいている方々へのインタビューシリーズです。

 第15話は、Kaien独自求人から就職を決め既に3年目。障害のある後輩社員も増える中、仕事をどんどん任されるようになったEさんにお話を伺います。 

勉強も大学生活も楽しかった、でも論文はしんどかったです

 小中学生時代はあんまり思い出したくないことが多いんですよ…。歴史が好きだったので、休み時間になると歴史の教科書とか資料集とか読み漁っていたんですが、それが浮いてるっていうか、奇異の目で見られて。高校まではしんどいことの方が多かったなぁ。反対に浪人時代は本当に楽でした、って言うのは多分自分だけだと思うんですけど。だって勉強だけしてりゃいいですからね。

 大学、大学院と専攻はずっと日本史です。母親にはサークルにも入った方がいいと言われましたが、合うところがなかったし、自分のやりたい勉強と趣味だけ、って感じでした。趣味のゲームでもコミュニティーとかできるんですが、そういうコミュニティーにもなじめない、っていうのがありました。

 研究がしたくて大学院まで行ったんです。院での生活は楽しかったですよ。ただ、後でこれ、病院から言われたんですが、見通しが立たないととたんにやりづらくなる、という特性があるようなんです。研究になると新しい見解を立てなければならなくなって、そこがダメたった、っぽいんですね。一年留年しました。知識の断片をパズルのようにつなげて組み立てて行くのは楽しかったんですが、そこからさらに新しい見解を出せ、と言われると、どうすればいいのかわからなくなって。なので論文はしんどかったですね。就職を決めてからようやく書き終えました。

区役所勤務は人間関係・常識の押し売りが辛かった…

 最初は区役所に努めました。親の勧めもあって。公務員は成果を求められないからマイペースでできるから、って言われていたような気がします。

 ただ…本当に区役所は酷かったです。上司が濃密なコミュニケーションを求めるタイプで。その上、電話応対をずっと上司に見張られてるんです。発達障害独特のしゃべり方を直せ、って。見張られていると、区民の声より上司の声の方がよっぽど怖い、って感じで、もう頭が働かないし、何も頭に入ってこないんですよ。

 僕はお酒は飲みません、って言ってるのに「飲まなくてもビールだけ頼んどけ」ってタイプの上司もいて…。掃除も本来当番制なんですが、新人は業務を教えてもらっている立場なんだから自主的にやれ、と。反発すると「社会人として生きて行けない」だの「常識を知らない」だの言われまして。

 挙句、私は睡眠が浅くなりがちで、昼休みに睡眠を取らないと後が持たないんです。で、寝てると「みんな昼休み中も仕事してるのに、なんで君は昼寝してるの?」って言ってきて。飲み会の席で上司に「前途は非常に不安です」と言われたこともあります。

 とどめとなったのが、有給を上司に申請したら「これから教えてもらったことを出す段階なのに、なんで有給取るの?」と言われたことです。精神的に参っている状況で、忙しい時期でもないのに、ボロボロになっていても休めない、という風になって、もうそこからは一日中家で奇声を発したり、本当におかしくなってしまって。その2週間後には精神科から診断が出て、一旦休んで、部署替えしてもらって復帰しましたが、結局コミュニケーションの問題などで「使えない」ということになって、3月に自主退職させられる、ってカタチになったんです。

実務形式でタスクを立てながらやっていたのが生きています

 それから民間の職業訓練を経てKaienに通い始めました。Kaienでは実際の仕事を想定して色々タスクを立てながらやっていたので、今の仕事に就いてからやりやすかった、っていうのがありますね。最初からプランがしっかり立てられていました。個人的にはホームページの作り方を学べたのがよかったです。あれからやってないので、忘れちゃったら勿体ないなぁ。残念だったのは、簿記の仕事を訓練でやる頃にインフルエンザみたいな症状になってしまったんです。高熱を出して1週間以上休まざるを得なくて。あそこはちゃんと勉強したかったので、悔しかった。

 訓練生には「面接練習はたくさんやっとけよ」と言いたいです。私はほぼ毎日のようにやりました。秋葉原事業所では公開面接練習っていうのがあったんですが、あれは絶対やった方がいい。他の色々な人に見てもらえると、発見されることがそれぞれ違うんですよね。発見されて、指摘されることがひとつひとつ力になるんです。訓練生のほうが面接官になる、っていう練習も是非やって欲しいですね。自分が面接官をやると、色々見えてくるものがあるので。

トラウマになっていた職場の電話 今は自分から取ってます!

 今の仕事はKaien求人(Kaien訓練生のみを対象にした、発達障害の特性に配慮した求人)で見つけました。障害に配慮をしていただきながら仕事をしています。契約社員で入って一年後に正社員になりました。障害があっても不安なく仕事ができるので、すごくやりやすいです。職場の雰囲気も区役所とは全然違って…ちゃんと報告連絡相談はしていますが、ガチガチで濃密なコミュニケーションではありません。それぐらいでいいよな、と思っています。

 正直なことを言うと、仕事が楽しい、って感覚はずっとなかったんです。それでも、楽にできてる、っていうのは間違いなくて、負担にはならない。もともと仕事が負担というより、周囲の人間が負担だった、っていうのがありますからね。

 ずっと前職の後遺症で、今の会社でも電話が全然取れなかったんですよ。正社員になっても全然取れなくって――1年半かかりました。取れるようになるまで。よく待っていただけたな、と思うんですけれども。そこら辺も配慮していただいていたんだな、と。今はもう一番最初に自分から取りに行ってますね。

 最近仕事の量や種類が増えて範囲が広がっていて。2016年の4月から派遣社員の契約関係の仕事を本格的に任されるようになり、今まで一人でやっていた仕事を色々な人に引き継がせてもらっています。引き継いだときから派遣社員の数は3倍に増えていますからね。スポットとかルーティン以外の仕事も結構入ってくるので、そこはちょっとしんどいな、と思いつつも、自分で頑張って対応するしかないな、と思っています。excelの関数を使用してリストを作成したり作業を簡単にすることに頭を使うことにも、楽しみを見い出せるようになりましたし。

 趣味のゲームに時間を使っているときが一番充実しています。でも、寝不足になってしまって。ゲーセンまで行ったり、家でも夜にゲームやって…それはすごくKaienの方でも戒められたんです。10時半にはPC見るのは止めて、11時には寝るように、と言われたのに、最近全然守れなくって、11時半とかに平気でなってしまって。不摂生は絶対直さないと、って思ってます。

Kaienと私のつながりは無形なものなんです

 Kaienとのつながりって私にとっては無形なものなんですよね。実務形式で、この仕事を依頼されて、それを期日までに終わらせる、ってカタチでやっていたじゃないですか。Toy-en(職業訓練の一環でリアルに運営されている中古知育玩具オンラインショップ)とかのカタチで、受注から納品まで、という風に。

 やっぱりKaienと自分のつながり、って聞かれるとそれなんですよね。なんて言ったらいいのか――記憶って言っていいのかな。色々やりましたね。ホームページの作成や、部屋のレイアウトの作成、給与の計算とか…。全部が実務に役立った、というより、なんというか、仕事の力、働く力をいただいた、というか。

 仕事はいつもちゃんとやってきた自負はあるんですが、前よりそれを表せるようになったかも知れません。父には「自信が持てた」と言われました。それについてはKaienもですが、今の会社の存在もかなり大きいと思います。上司からも「入社したときより表情がよくなった」ってよく言われるんです。

 今の状況を続けていきたいです。非常にいい状態だと思っているので。部署が変わったりしても今のような生活を続けて行きたいな、と思っています。

 ただ、最近ちょっと仕事の粗さが目立つので、入社したての頃の仕事の精度を取り戻したいと思います。私の強みは正確性にあるはずなので、そこがダメになったらヤバイと感じるんです。失敗した、と感じながら仕事をするのは嫌なんですよ。周囲はみな完璧にやってるのだろうな??――って考えるタイプなので。

Kaienで訓練中に少なくとも60回はやった、という面接練習。これはその質問と回答を書き込んだシートで、赤字は後から気づいた点や反省点。複数の他人の目で見てもらうのが大切だと言う。

(取材 2018年4月)

Eさん: 日本史で修士論文まで書くも研究に行き詰まり、公務員も続けられなくなった5年前に、アスペルガーの診断が下る。以降は自らのスキルを高めつつ障害を受け入れてくれる職場を探し、現在は人事関係の契約事務の仕事に就いて安定した暮らしを送っている。

  • 性別 男性
  • 年齢 31歳
  • 診断 アスペルガー(2013年)
  • 業種 流通
  • 職種 事務職(人事契約)

3冊目の著書が出ます 2018年4月29日発売開始 知ってラクになる!発達障害の悩みにこたえる本(大和書房)

少し前のブログにも書きましたが、大和書房さんから本を出させて頂きます。4月29日発売で、すでにAmazonなどで予約注文が出来ます。

本が出ます。発達障害の子を持つ親支援。当社ウェブサイトをわかりやすく再構成

当社のニュースレター(大人向け、子ども向け)を再編集した単行本です。ウェブサイトで好評を頂いている記事を集め、発達障害のいる親向けにまとめています。出版に合わせて解説記事も追加しました。執筆は私と取締役執行役員の飯島が担当しています。

それほど力んで書いた本ではなく、長年の積み重ねという感じですので、時々にのんびり読んでいただきたいです。お読みになったらぜひ感想をお聞かせください。

【参考】Kaien発達総合研究所 出版物

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知ってラクになる!発達障害の悩みにこたえる本 大和書房

当社のニュースレター(大人向け子ども向け)を再編集した単行本が刊行されました。ウェブサイトで好評を頂いている記事を集め、発達障害のいる親御様向けにまとめています。出版に合わせて解説記事も追加。執筆は当社代表の鈴木と、取締役執行役員の飯島が担当しています。

 

  • 出版日: 2018年4月29日
  • 出版社: 大和書房
  • タイトル: 『知ってラクになる!発達障害の悩みにこたえる本』
  • 価格: 1,500円+消費税
  • 購入サイト: Amazon

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Kaien大阪 設立日記⑤ 認可まであと一歩 日帰りで大阪に行ってきました

首都圏で発達障害に特化した支援事業を展開している当社Kaien。再来月(2018年6月)に大阪に拠点を立てようと奮闘中です。設立日記⑤は前回に引き続き事前準備についてです。

【参考】Kaien(就労移行支援について)
【参考】ガクプロ(大学生支援について)
【参考】TEENS(放課後等デイサービスについて)
【参考】Kaien大阪 設立日記④

前回のブログから1ヶ月弱も経っていました。その間、1週間に一回ほど、大阪スタッフとのやり取り、現地の求人開拓や採用活動などで大阪に行く週が続いています。今日も日帰りです。この時期はリクルートスーツ姿の就活生が多いですね。

新幹線の行き帰りは3時間ぐらいあり疲れます。が、趣味のクラシックを聴くには都合が良く、今日は(こういう時間がないとめったに聞かない)ワーグナー。行きは「トリスタンとイゾルデ」に涙し(とは言っても泣いていませんが…)、帰り道の今は「ローエングリン」です。ワーグナーは最初と最後は良いのですが、途中はどの楽劇も全部一緒に聞こえるのは僕だけでしょうか…。ワグネリアンの皆さま、すみません…。個人的にはモーツァルトの「コジ・ファン・トゥッテ」推しです。

くどいですが「6月1日開所」でほぼほぼ確定

さて、前回の日記でお伝えしたように物件も決まり、順調に行けば就労移行支援事業所 Kaien大阪天六を6月1日に立ち上げることが出来ます。この1ヶ月、内装工事の手配や、机や椅子・パソコンの発注、利用者集めや求人開拓のための挨拶回りをコツコツ行う日々が続いています。

就労移行支援やガクプロを希望する方向けのご利用説明会も今月下旬に開催することが決まり、すでに30~40人の参加申し込みを頂いています。

写真は、新事業所・Kaien大阪天六近くの天神橋筋商店街。JR大阪環状線の天満駅からこの商店街をずっと突っ切ったところが当社オフィスとなります。ただし最寄りは大阪メトロの天神橋筋六丁目駅です。アクセス地図はこちら

大阪事業所は”天六”に 天神橋筋六丁目駅近くに6月オープン予定
就労移行支援事業「Kaien大阪天六」をよろしくお願いします ガクプロもオープン予定

就労移行支援だけではなく放課後等デイサービスTEENSも展開予定

実は利用者募集だけではなく、今後関西で当社の事業を展開する上での柱となるスタッフ採用に関する会社説明会も開催を予定しています。直近では4/30(月祝)です。すでに複数のご予約を頂いているようで、関心の高さにまず深謝です。

しばらくは僕が全面的に就労移行支援の一兵卒として線表に入るのですが、いつまでもそうとは言っていられず、次第に僕の代わりになって現場を任せられるスタッフを募集するということも採用活動の狙いでもちろんあります。ですが、今後関西で当社が認められるのでしたら放課後等デイサービス・TEENSも展開したいなと思っています。というわけで、大人向けのサービスに興味のある方だけではなく、子ども向けをしてみたいという方もぜひ当社の会社説明会にお越しください。

 

Kaien大阪 開設スタッフ募集
~発達障害の長所を活かした就労支援を関西に~

食い倒れレポート チェーン店のとんかつ・・・

そして好評を頂いているか疑問になってきた恒例の食レポで締めさせて頂きます。

だんだんバレてきたかもしれませんが、僕は食に全くこだわりがないのですよね…。今日も新幹線に乗り込む前、スタッフの藤江と飯を食おうとなったのですが、まあ近くの手頃なところでと言う感じでとんかつ屋に入りました。安定のチェーン店ですね!!

そういえば目の前に大阪名物 たこ焼き店があったので、せめてそっちに入っておけばよかったと、今更後悔しています。でもとんかつ美味しかったです。写真の一品は…どんな料理名だったか忘れました。「一口なんとか」だったはずです。でも美味しかったです。

来週からはゴールデンウイークに合わせて5泊大阪に行きますので、もう少しまともな食レポをしたいと思います。期待しすぎず少しだけご期待下さい!

AERAに発達障害のある大学生支援「ガクプロ」が掲載されました 5年で3倍…増える発達障害学生 就活で直面する厳しい現実

急増する発達障害のある大学生。就活にどう取り組んでいる状況を取材する中で、”きめ細かな就活支援”のいち例として当社の大学生向けプログラム ガクプロ が取材されました。記事の最後には当社代表・鈴木の「発達障害者の雇用についての課題と展望」についてのコメントも紹介されています。

  • 掲載: 2018年4月9日(ウェブ版AERA dot.は4/12に公開)
  • 掲載: AERA および ウェブ版AERA dot.
  • 記事: 『5年で3倍…増える発達障害学生 就活で直面する厳しい現実』
  • ウェブで読む → こちら

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本が出ます。発達障害の子を持つ親支援。 当社ウェブサイトをわかりやすく再構成

最終ゲラのチェックが今終わったところです。おそらく今月末(2018年4月末)までには出るのではないか?と思われます。

タイトル・出版社・価格・内容などなど

タイトルは出版社の方が最終的に決めますが『知ってラクになる! 発達障害の悩みにこたえる本』になりそうです。出版社は大和書房さんです。価格は…まだ聞いていません…。どのぐらいなのでしょうか?1800円ぐらいでしょうかね…。

当社のウェブサイト(大人向け子ども向け)から再構成された記事が多く、特にニュースレターのコーナー(大人向け子ども向け)をメインに載せています。

奇をてらわず愚直一筋!!

先行書・類書が多い分野です。とはいえ、今回の本。内容は奇をてらわず、まったく実直そのものです。(自分で言っても信憑性がないかもしれませんが…)

当社のウェブサイトを再構成したので無料で読めてしまう内容が多いといえばそれまでなのですが、一度見たことがある方はわかると思いますが、当社のサイトはジャングル…。どこに何があるか分かりづらいぐらい、記事があって探しづらいと言われます。実際、うちの社員でもしっかりと読み込めているかというと難しいでしょう…。

親向けだけど、当社ノウハウの(同業の皆さまへの)ダダ漏れでもある

今回の本は年代別にQ&A式でまとめていますので、読みやすさが圧倒的に違うと思いますし、自分の興味関心に当たりやすいのではないかと思っています。狙いは発達障害の子のいる親に現実と理想を上手く行き来できる力を与えられればという感じでまとめました。

が、これを読めば支援者としてもそれなりのことが言えてしまう(例えば保護者面談などで発達障害の子の現状への対策や将来への見通しなどを、この本のQ&Aをそのまま言えばそれなりに形になってしまう)と思われますので、同業の支援者の皆さまにも良い本かなぁとは思います。

仲のいい二人で書きました

なお自分が著者になっている本は3冊目。出版物を見ると毎年1冊ぐらいのペースで書いていることになります。

盟友?同士?相方?の飯島との共著は2冊目です。1冊目は昨年発売して評価いただいている『発達障害の子のためのハローワーク』。実は『発達障害の子のためのハローワーク』の続編!?を今執筆中で、夏頃に出るかもなぁという感じです。こちらもぜひご期待ください!

【参考】 発達障害オタクトーク ~放課後等デイ・TEENSの現状と今後~ 第1回

前回の目標は本屋大賞 今回は?

前回の目標は本屋大賞でした。ノミネートすらされませんでしたが、、、実は1万部を超える隠れた名著!?となっています。

今回の目標は、前の職場の大先輩である有働アナがNHKを退社されてちょうど月末に本を出されるらしいので、その本(『ウドウロク』)に負けない!にしたいと思います。

朝日新聞 朝刊 生活面 発達障害、働く環境一歩ずつ 法定雇用率、今月引き上げ 専門の支援会社、特性に応じ訓練

2018年4月から障害者の法定雇用率が引き上げられることに合わせて、発達障害の方の特性に合わせた職場も少しずつ広がってきています。記事では、当社が発達障害専門の支援会社として紹介され、職業訓練の様子が取り上げられている他、現状の雇用環境について触れられています。

 

  • 掲載日: 2018年4月3日
  • 掲載: 朝日新聞 朝刊
  • 記事タイトル: 発達障害、働く環境一歩ずつ 法定雇用率、今月引き上げ 専門の支援会社、特性に応じ訓練
  • ウェブで読む → こちら(ログイン要)

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朝日新聞 朝刊 生活面に掲載されました 発達障害、働く環境一歩ずつ 法定雇用率、今月引き上げ 専門の支援会社、特性に応じ訓練

2018年4月から障害者の法定雇用率が引き上げられることに合わせて、発達障害の方の特性に合わせた職場も少しずつ広がってきています。記事では、当社が発達障害専門の支援会社として紹介され、職業訓練の様子が取り上げられている他、現状の雇用環境について触れられています。

 

  • 掲載日: 2018年4月3日
  • 掲載: 朝日新聞 朝刊
  • 記事タイトル: 発達障害、働く環境一歩ずつ 法定雇用率、今月引き上げ 専門の支援会社、特性に応じ訓練
  • ウェブで読む → こちら(ログイン要)

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岡山・倉敷市の放デイ”パントーン・フューチャー・スクール 中島校” TEENSのパートナーに

 全国各地にあるパートナー企業・団体でで受けられるTEENSのプログラム。2018年4月からは岡山・倉敷で参加団体が増えることになりました。放課後等デイサービス ”パントーン・フューチャー・スクール 中島校” です。詳しくは関連サイトをご確認ください。

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Kaien大阪 設立日記④ 大阪市へ行政事前相談に行ってきました

首都圏で発達障害に特化した支援事業を展開している当社Kaien。この夏に大阪に拠点を立てようと奮闘中です。設立日記④は事前相談についてです。(当社については以下のリンクをご参照ください)

【参考】Kaien(就労移行支援について)
【参考】ガクプロ(大学生支援について)
【参考】TEENS(放課後等デイサービスについて)
【参考】Kaien大阪 設立日記③

「6月1日開所」を目標に動き始めています

前回の日記でお伝えしたように、ようやくオフィス候補が見つかって、現在ビルのオーナー様とのやりとりの最中です。無事契約ができればよいのですが・・・決まり次第、場所については皆さまにお教えいたします。

ということで、今回の大阪訪問は今の物件に入居ができるという前提で、大阪市の担当者との事前相談に行ってまいりました。首都圏に比べると、採光・換気についての項目が厳しいのですが、その他は今のところ想定内。窓口でも丁寧な役人に応対いただいて、安心して手続きを進められそうです。

あとは集客(利用客集め)と求人開拓。それとスタッフ集めもラストスパートです。今回の大阪訪問でも採用関連の打ち合わせを持たせていただきました。個人的には大阪は初めてで土地勘がありませんので、既に障害者向けの就労支援事業を展開している法人さんにご協力を仰ぐなど、地元の力を上手に活用させていただきたいと思っています。

一緒に働きたい!発達障害の支援者として成長したいという方はぜひ下記のページをご覧くださいませ!!

Kaien大阪 開設スタッフ募集
~発達障害の長所を活かした就労支援を関西に~

食い倒れレポート 今回は日帰りのため喫茶店止まり…

そして好評を頂いているかわかりませんが、最後は恒例の食レポです。

今週の訪問は昼から夜にかけての日帰り出張だったため、夜はバタバタと新幹線に乗り込む形になりました。というわけで夕方、訪問先の合間に立ち寄った喫茶店での写真です。

昭和のイメージがしっかり残る喫茶店で、高校野球を見ながら、老若男女が大阪弁で語らい合っている中での300円のコーヒーは、お手頃なお値段で味もよく◎。プリンは食べなかったのですが、プリンセット推しにぐっと来たので写真をとってみました。次回時間があったら訪問して、濃厚と思われるプリンの味を確かめたいと思います。

Kaien大阪 設立日記③ 2018年6月1日 オープンを目指して

首都圏で発達障害に特化した支援事業を展開している当社Kaien。この夏に大阪に拠点を立てようと奮闘中です。設立日記は1ヶ月ぶりの更新。通算3回目です。(当社については以下のリンクをご参照ください)

【参考】Kaien(就労移行支援について)
【参考】ガクプロ(大学生支援について)
【参考】TEENS(放課後等デイサービスについて)
【参考】Kaien大阪 設立日記②

頃良いオフィスが見つかった!(かも?)

前回も書いたかもしれませんが、不動産業者の方によると大阪市内のオフィスビルは空室率が2%。それってほとんど無いということです。特に障害福祉系のサービスをOKと言って頂けるビルオーナーは少ないですので、気長に探すしかないなぁと思っていたのですが…。

先週末、1件良さそうな物件をお知らせいただき、早速見に行きました。まだ個人的にも社外的にもがっかりしたくないので、詳しい場所は控えますが…

広々とした使いやすい正方形に近いスペースです!!

屋上へのアクセスも可能!!大阪の高層ビル街を見ながら一服できますね。(僕はタバコは吸わないですがスタッフや利用者には吸う人もいるでしょうから)

消防や建築には早速OKをもらったので、今月中を予定している大阪市の障害福祉担当者に事前相談で入居できるかが決まりそうです。もちろんオーナーさんとのやり取りもあるのですが…上手く行ってほしいものです。

出口開拓 早くもスタート!!

今回は(まだ利用者もゼロだというのに)出口開拓のために企業をいくつか訪問させていただきました。生命保険の世界では最も早く1990年代前半に特例子会社として設立されたニッセイ・ニュークリエーション(日本生命の特例子会社)もその一つ。

 

今まで少なくない特例子会社を訪問させていただいていますが、最も設備的に充実した事業所でした。自社ビルですしね…。しかも自社ビルが更に大きくなるということ!!1時間たっぷりご対応頂き、発達障害の人の雇用の現状や、今後の期待や懸念などを伺いました。気が早いですがお力になれたら良いです。

大阪の夜 今回はクジラやイカを頂きました!

そして一日の締めは食い倒れ…ではなくおいしい食事とお酒。またまた男二人でクジラやイカを食しながら、今後のKaien大阪(仮)の戦略について話しました。

当社でよく使う、Why > How > What + Outcome のゴールデンサークルについて。この居酒屋でもお酒をちびりちびりしながら語り合いました。

 

6月1日がXデイ?しばらくは鈴木自身がKaien大阪(仮)の支援者として働きます

まずは就労移行支援事業所を予定しています。今の物件が契約できて、行政の手続きも問題なければ、6月頃を目指したいと思っています。多少前後するかもしれません。

いずれにせよ、利用者確保はもちろん、出口開拓、そしてまだまだ働く仲間を募集中です。採用は妥協はできないため、また支援の質を確保するため、当初は週の半分以上は鈴木自身が就労支援員か職業指導員としてKaien大阪(仮)のシフトに入ろうと思っています。だいぶホテルぐらしが長くなります…。

一緒に働きたい!発達障害の支援者として成長したいという方はぜひ下記のページをご覧くださいませ!!

Kaien大阪 開設スタッフ募集
~発達障害の長所を活かした就労支援を関西に~

一番辛い時期に力と自信を蓄えた場所 ~私とKaien 第14話~

 『私とKaien』は当社の就労移行支援を利用していた訓練修了生や、ガクプロやTEENSをご利用中のお子様を持つご家族など、Kaienと一緒に発達障害の魅力を世の中に広げていただいている方々へのインタビューシリーズです。

 第14話はコミュニケーションと衝動性の問題を抱えるSさんのインタビュー。子供の頃から仲間からの疎外感を感じていたというSさん。高校に入ると人目が気になってほとんど登校できなくなってしまいます。卒業したものの定職に就けぬまま、仕事を転々とする日々が続いていました。

この指で何ができるんだ、って7年間くらい思ってました

 スーパーで冷凍食品の品出しをする仕事は、5年くらい続きました。毎日別の場所に行くんです。契約したスーパーの倉庫に、今日は東京、明日は静岡、あさっては千葉、という感じで。人付き合いもなくてこの仕事は楽しかったです。通勤に往復6時間以上かかることもあって、体力的にはしんどかったけれど精神的に楽でした。

 ところが指を切断してしまって。夜中に眠れなくてバイクで走って、急に眠気が来て転倒したんです。医師から「指の血行を悪くするような仕事はダメだ」と言われて、この仕事を辞めざるを得なくなってしまいました。怪我をしたのは26歳のとき、9月12日。なぜか日付まで頭に残っています。最初の3か月くらいは外にも出られませんでした。

 友人の励ましで、少しずつ外へは出られるようになってからも、働くとなると、この指で何ができるんだろう、というのがあって。コミュニケーションの問題――雑談が苦手、というのもありました。新しい職場だと最初は皆よくしてくれるじゃないですか。近寄って来て、色々話してくれるのに、3日とか一週間経つと、相手の表情が何か拒否しているような、そんな感じを汲み取ってしまって。「ああ、やっぱこの人、自分のことこう思ってんだろうな」とか。それでもう辛くなってしまって。

 アルバイトはしましたが、2か月から半年。倉庫で1年続いたのが一番長いですかね。でもそこもやはり人間関係で――いじられる、というか、年下に馬鹿にされているような。もう行きたくない、と思って、そこを辞めてからは、精神を鍛えるために3日間お寺に入って滝に打たれたり、4年近く短期的アルバイト以外は何もやらずに過ごしました。数だけはきっと30種類以上のバイトを経験してると思います。長期契約の予定ではいったのに一日で辞めてしまったり、3時間で仕事の途中に逃げ出したり。本当に履歴書にも書けないし、Kaienのスタッフにも話せなかったようなことが沢山あります。プツンと糸が切れたように「ああ、もう帰ろう」みたいな。

発達障害は生まれつき、って…ふざけるな、って

 30歳で発達障害と診断されました。診断を受けてから2年間くらいが一番辛かった。20歳で社交不安障害と診断されたとき、自分は安堵したんです。今まで性格だとずっと思っていたものが実は病気だった、今までこの病気のせいで苦しんできたけれど、これでもう苦しみはなくなる、と。でも、社会に出たら、どんどんどんどん違う方向に行ってしまったし、最初効いていた薬も効かなくなってしまっていた。そこへ発達障害の診断を受けてガーッと地獄というか、どん底に落とされて、先が見えない、というか。自分を責めて、周りを責めて、もう負のスパイラルでした。薬を大量に飲んで自殺未遂みたいなことをしてしまったこともあります。5日間寝たきりになって。親が介抱してくれて、なんとか生き延びました。 

 自分の中で30歳という年齢は、もう社会で正社員としてしっかり働いている、というイメージ、固定観念のようなものがあって、そういう風にできないのはダメだ、なんとしてでも社会に出よう、お金を稼がなくっちゃ、という気持ちと、今のままじゃ無理だ、という気持ちがぶつかり合ってしまって。焦りというか、落ち着いていられない、というか、そんな葛藤が続きました。

 病院に行きながら横浜のサポステに通い始めて、そこで就労支援を受けるように勧められました。ネットで5か所に絞って、最後に残ったのが東京の会社とKaien横浜でした。Kaienは訓練生がパワポでスライドを見せてくれたんですが、グラフが沢山出てきて、それを全部自分で作った、っていう。レベル高いな、と思って、それで決めました。発達障害に特化している、というのもありましたね。

 でもKaienに通ってそのままスムースに就職、ってわけじゃなかったんです。当時自分は発達障害だということ自体が受け入れられませんでした。自分の何が発達障害なのかもわかりませんでした。説明を聞いても腑に落ちないというか、今でもそういうところは少しあります。今まで社交不安と診断されて治療してきて、じゃあ10年間何だったのか、っていう怒りがありました。発達障害のことを調べていたら「生まれつき」って言われて、「ふざけるな」って両親と喧嘩したり、医者にくってかかったり…。荒れてる、っていうか、そういう時期だったんです。

ノートで感情を整理しつつ通ったKaien

 Kaien横浜では最初週替わり業務のチームに入ったんですが、合わない人がいました。意思の疎通が取れない、急に怒り出したりするような人で。行けなくなっていた時期もあります。その頃書いていたのがこのノートです。Kaienの面接時にも障害に対して対策していることの例として挙げました。認知行動療法の本を参考に自分が続けやすい様に工夫しています。夜に読み返して自分がどういう思考や感情を抱いたのか、見直すんです。そうすると少し落ち着きました。

自分とKaienのつながりが表れている、と持ってきてくれたノート。感情や思考を書き留めてある。お尻のゴムで字を消せるペンで、無我夢中で書いては消し、書いては消ししていたと言う。

 楽しい思い出もあります。営業ゲームという訓練では、チームを組んで決められた品を売り、売上高を競います。自分達のチームは他チームに比べ内向的だったのですが、負けず嫌いな性格が功を奏して全拠点で1位になったんです。自信になりましたね。

 また、オンライン店舗(実際にAmazonなどに店舗を持って、古書、古着、おもちゃなどをオンラインで販売する職業訓練プログラム)で3週間連続で店長業務を任された時は、業務の振り分けや指示に苦労しながらも、やり遂げた時には営業ゲームとはまた違う達成感を得られました。今の会社に入社する事になり急に卒業が決まった時は、もっとオンライン店舗で業務をやりたかった、と感じたほどです。

ここを辞めたら次はないかな、と意識するようになりました

 今は経理の職場にいます。3月で2年になります。経理の人たちは自分の親の年代の60歳くらいの人ばかりなんですけれど。自分だけ障害者枠で30代です。本当にいい方ばかりで、偏見の目で人を見ない、というか、一人の人間として接してくれる――歓迎会までして下さって。

 簿記は独学で3級を取って、Kaienに通いながら2級を勉強しました。Kaienのパソコンを使う訓練で、タイピングとか最初は人並みの速さだったんですけど、練習するうちにどんどん速くなるじゃないですか。これだったら事務の仕事もできるかな? って自信が出てきたんです。でもスーパーの仕事には未練があって、実習に行ったりもしたんですけど、スーパーはどうしても人付き合いが発生するので、コミュニケーションが上手くないと無理だな、ってことに気づきました。で、事務一本に絞って求職することにしたんです。

 今の職場でも一回調子を崩して休職してます。賑やかな職場なので、感覚過敏なのか、話し声とかが気になってしまって。自分の他に障害者枠で3人社員がいたんですが、2人辞めてしまい、一人は全くコミュニケーションを取らないタイプの人なので、他に話をできる人がいなくなって、孤独になってしまったこともあります。

 最初は「ここがダメなら次があるさ」くらいの軽い気持ちで入ったんですが、よく考えたら「ここを辞めたら次はないよな」って、段々自分で意識し始めるようになって。「3年間はここにいよう」って決意したんです。それで、なんとか今日まで続いている、って感じですね。あと1年、って考えるととてつもなく長く、しんどくなってしまうんで、1か月、また1か月、って考えるようにしています。

 もうすぐ今の職場に就職して丸2年になります。事務も経理も全くの未経験で休職など色々ありながらも続けられているのは、1年4か月間Kaienで様々なスキルや自信を身に着けたおかげだと感じています。今後の課題は本当の意味での自立です。今は親と同居ですし。一人でしっかり暮らして行けるようになりたいですね。実はKaienの”ようこそ先輩”(就職後半年以上を経た元訓練生の話を聞く定例イベント。)にもお声がけいただいたのに、調子の悪い時期で…。そのうち出られる日が来たらいいな、って思っています。

今の職場に入ってから始めた趣味がレザークラフト。浅草橋まで出て革を買い、自分で型を取り針穴を開けて手縫いしてある。好きなことにはトコトンのめり込む、やりたくなったら止まらない、そんな自分らしさが出ている、と語る。

 

(取材 2018年2月)

Sさん: バイクや釣りを愛し、白に紺のアクセントのシャツが爽やかな青年。30歳で発達障害の診断を受けたのち、Kaien横浜での職業訓練を通して事務職の適性に目覚め簿記を勉強。現在は経理の仕事で就業中。

  • 性別: 男性
  • 年齢: 35歳
  • 診断: ADHD傾向の強い自閉症スペクトラム(2012年)
  • 業種: 通信
  • 職種: 経理

週刊ダイヤモンド 特集「職場の発達障害」の処方箋 2018年3月10日号

『週刊ダイヤモンド』の特集『職場の発達障害 最新情報』で当社のブリッジコンサルタント・東海林がインタビューに応じています。「職場の発達障害の処方箋」として、”発達障害らしい人の能力を引き出す言葉”や”上司のための正しい接し方”をお伝えしています。

  • 掲載日: 2018年3月10日号
  • 掲載: 週刊ダイヤモンド
  • 記事タイトル: 職場の発達障害 最新情報
  • ウェブで読む → こちら(ログイン要)

メディア掲載情報

発達障害の支援に学生時代から関わりたい方へ インターン採用説明会を2/25に新宿で開催 心理・教育・社会学系の大学院生を特に歓迎

新卒採用の時期になりました。当社でもこの4月に8人が入社する予定です。そのうち7人は当社インターン経由。当社の規模だと面接だけでは新卒採用は怖く、基本的にはインターン経由になっています。

【参考】発達障害のミッショナリーを育てたい ~2018Kaien内定イベント~

とはいえ、上の参考記事にある通り、元々は新卒で採用するためにインターンは始めたわけではなく、当社の行動指針「3つの役割」の最後にある”凸凹のある人が仕事を通じて職場に貢献していることを社会全体に伝えること”の一つの手段として活用を始めています。

これまで何人がインターンとして巣立っていったでしょうか?100~200人ぐらい?そのぐらいが今発達障害を理解して各分野で活躍してくれています。こういう目には見えにくいですが徐々に効いていく活動も当社の存在意義の一つだと思っています。

少し経営者目線になりすぎてしまいました。大体年に3回ぐらいインターンに特化した採用説明会を開催しているのですが、開催が1週間後に迫っています。

【詳細】2018年2月 インターン採用説明会を開催 心理・教育・社会学系の大学院生を特に歓迎
【申込フォーム】2/25(日)10:30~ @新宿 

発達障害のお子さまの支援では最もイキイキとした現場を学べるインターンシップの一つだと思います。そんなニッチな体験をしたい人がどの程度いるのか、インターンを始めた当初は少し疑問だったのですが、「教科書で学んだことが目の前に広がっている」だけではなく、インターンに求めているレベルや職務内容が難しすぎず簡単すぎずというらしく「働きやすい」「学びが多い」という感想は多く寄せられます。

もちろん時給も出ますし(1,000円~)、交通費も支給されます。MVPの制度もあって自分の仕事力(支援力だけではなくビジネスパーソンとしての力)を上げるチャンスもあります。ぜひ説明会に一度お越しください。当社が共同開発した『発達障害体験ゲーム』も受けられます。

Kaien大阪 設立日記② オフィスや人員は前進できず!!でも志だけは一歩前へ!!

首都圏で発達障害に特化した支援事業を展開している当社Kaienの大阪設立日記。今回は2回目です。今週も大阪に行ってきました!!(当社については以下のリンクをご参照ください)

【参考】Kaien(就労移行支援について)
【参考】ガクプロ(大学生支援について)
【参考】TEENS(放課後等デイサービスについて)
【参考】Kaien大阪 設立日記①

オフィス探しは振り出しに

実は今回は物件を決めに行ったのです。消防も建築課もOKと言ってくれていた物件を、福祉課に確認するのが大きな目標でした。でもこのあたりが福祉事業の難しいところ。同じルールで運用しているはずが、自治体によって微妙に運用が異なる(この条文は絶対に守れとか、ここはあまり問われないとか)部分があるのです。

結果、残念ながら狙っていた物件では大阪市ではオープンできなさそうということがわかりました。都内や神奈川県内では言われたことのないポイントで驚きましたが、仕方ありません。良い出会いがあると信じて振り出しからですね。

既に関西事業部の社員1号が大阪で活動を始めていますので、早く良い物件を探したいです。

ちょうどバレンタインデーでした!

というわけで、一番の目的が空振りに終わってしまった今回。早めに道頓堀に繰り出すことになりました。暗い顔をして男二人でお店に入ったつもりだったのですが、なぜかキティーちゃん?風のデコレーションをしてもらい、大阪の底知れぬユーモアを感じた次第です。

Kaienは大阪で何をしたいのか!?

怪我の功名といいますか、二人で大阪でどういう役割を当社が果たすべきか話す時間をたくさん撮れました。やはり発達障害支援に刺激を与える、他では考えていないところを目指す、という勇ましさが必要だよね、ということになり、出来るところからやっていこう!!ということになっております。

まだまだ働く仲間を募集中ですので、ぜひ下記のページをご覧くださいませ!!

Kaien大阪 開設スタッフ募集
~発達障害の長所を活かした就労支援を関西に~

Kaien大阪 設立日記① 苦戦してます 物件探し

Kaienは発達障害の支援に特化した会社です。もう少しいうと、『発達障害』×『仕事』×『強みを活かす』という3つのキーワードの掛け算で成り立っています。6年前に就労移行支援事業所を、5年前に放課後等デイサービスを始めました。それぞれ7拠点ずつ首都圏にあり、その他大学生向けのサービスや企業向けのサービスを展開しています。

【参考】Kaien(就労移行支援について)
【参考】ガクプロ(大学生支援について)
【参考】TEENS(放課後等デイサービスについて)

関西に進出しよう!という話は4年ほど前からありました。また「ぜひ設立してほしい!」という声も何人、何十人、もしかしたら何百人から言われています。しかしご存じの方もいるかもしれませんが、関西の自閉症支援は歴史が深く、実績もあります。むしろ首都圏よりも進んでいる”西高東低”とも言えるかもしれません。その関西に当社が進出する必要はあるのだろうか?結構悩みました。

「Kaienが圧倒的な価値を与えられる」という自信は、大阪に拠点を作ろうと決心した今の時点でもまだありません。むしろ色々と教えてもらうために、当社としても学びを深めよう、一から考えることで新たな発見をしようという気持ちで今回関西の領域に足を踏み入れようと思っています。

Kaien大阪 設立日記①

仮住まいは”なんば”です!

今週は日帰りで大阪出張を行いました。物件探しがメインでしたが、空室率2%という空前絶後の物件難を前に苦戦しています。しばらくはレンタルオフィスでの活動が続きそうです。(なんばパークスにあるリージャスを借りることになっています。2月中旬からは関西社員第1号がオフィスに詰めることになっておりますので、ぜひお越し下さい。)

物件が決まりましたらまた本ブログでご紹介していきますが、物件探しより重要なのがスタッフ採用。元々Kaienの活動に興味があったとか、以下のコピーを見てビビッときたという方がいましたら、ぜひご応募下さい。一次面接から鈴木が行わせていただいております。

Kaien大阪 開設スタッフ募集
~発達障害の長所を活かした就労支援を関西に~

本日オープン 放デイTEENS 7拠点目は「横浜関内」 今後も首都圏を中心に拠点を拡大予定 スタッフは随時募集中!!

小雨の降りしきる中、本日(2018年2月1日)に、放課後等デイサービスのTEENSは第7拠点を開設。場所は横浜市の関内駅近くです。

【参考】TEENSとは?(発達凸凹あるお子様向け 学習支援・お仕事体験)
【参考】TEENS関内(アクセス) (関内駅から6分ぐらい 伊勢佐木長者前駅からは1~2分)

入り口の看板!?用意が間に合わなかったようですが、流石に手書きは手作り感がありすぎますので、じきにまっとうなものに変更されるはずです。

7つ目というのは当社の 就労移行支援事業所 と同じ数になります。また今回は僕がほとんど携わることなく営業開始となり、その点でも感慨深いです。今日は初日ということもあり立ち寄りましたが、スタッフが初々しくお子さんに接しているのが印象的でした。お子さんよりも緊張していましたので…。

利用枠はほぼ埋まったとのことですが、平日の学習支援はまだ数枠残っているということ。今後利用説明会の開催は予定していないため、ご興味のある方は直接体験セッションにお越しいただければと思います。

【参考】TEENSご利用までの流れ

開店祝いは オフィス近くの「ガトーよこはま」のチーズケーキ(画像もガトーよこはまさんのウェブサイトより)でした!

TEENSはこの後も埼玉・千葉・東京の首都圏、また可能ならば関西圏にも拠点を増やしていこうと思います。採用情報は以下のとおりです。児童発達支援管理責任者の方、心理・教育・社会学などを大学で学んだり教員免許を持っているなど児童指導員の資格のある方や、障害福祉の経験のある方は特に歓迎しています。発達障害児の支援を前に推し進めることがTEENSの役割。支援者として成長できるだけでなく、ビジネスパーソンとしても成長できる場です。ぜひご応募下さい。

【参考】採用情報

また、フルタイムスタッフだけではなく、心理教育系の大学院生はインターンとして募集中です。近々インターン採用説明会も開催します。ぜひ足をお運び下さい。

【参考】2018年2月 インターン採用説明会を開催 心理・教育・社会学系の大学院生を特に歓迎

毎年2千億円の公費を計上 発達障害児支援の社会的価値はどれほどか? 英国”インパクトレポート”から見つめ直す放課後等デイサービスの意義

 2018年1月前半、イギリスで就労支援を行う企業・団体の視察研修に当社から2人が参加しました。この視察研修は、J.P. モルガン協賛で特定非営利活動法人ETIC.が運営している就労・自立支援に取り組むリーダーを対象としたプログラム「IMPACT Lab.」の一環で、IMPACT Lab.には当社を含め日本で就労支援を行っている8団体が参加しています。

 支援者インタビュー『懸け橋』。今回は英国視察を終えたばかりの教育事業部担当 取締役・執行役員の飯島さなえに、”発達障害のある子どものための公的補助の価値をどのように評価していくか”に聞きました。

イギリス視察研修から学んだ”社会的価値の評価”の重要性

聞き手)ロンドンで色々刺激を受けられたと思うのですが、研修で最も印象的だったことは何ですか?

飯島)いきなり核心に入りますが、英のプロボノ企業である運送会社HCTが毎年発表する「インパクトレポート」にみられるような、社会的価値の算出と公表に対する考え方でした。

ざっくり言ってしまうと、イギリスでは社会事業運営のための公的補助や投資を獲得し続けるために、社会的インパクトの測定を盛んに行います。社会的課題の解決に繋がっているか、というだけでなく行政コストの削減されているかも評価され、その結果次第では資金援助を受けることができなくなります。そのため、多くの団体が社会的な価値を証明すべく、事業の価値を定量的・定性的両方の側面から評価・公表をしています。

HCTという団体のレポート。読みやすいよう見せ方もとても工夫されています。

【参考】HCT group impact report

 

当社は就労支援事業で社会的価値を算出済 一方障害児向け事業は未着手

聞き手)企業が社会的価値を算出し発表するという行為は、日本ではまだまだ盛んとは言えませんね。

飯島)実はKaienは毎年の年末に社会的価値の計測を行っているんです。

Kaienは発達障害のある方の就労支援・キャリア教育のサービスを提供しており、利用料の多くは行政が負担をしています。そのため、税金を投入するだけの価値があったかというのを示すためにKaienの就労移行支援を通じて就職した人数や定着した期間などを公表するとともに、増加した納税額や減少すると見込まれる生活保護費の金額から当社に投入された税金の額を差し引き、どれくらいの金額を国庫に返しているのか…つまり消費した税金をどれくらいプラスにかえているかを発表しています。

日本では非常に珍しい例で視察先でも大変ポジティブな評価をしていただけました。

【参考】Kaien社会的価値 ~2017年を振り返る~

ただ、残念ながらこの計算には、私の担当である障害児支援の部門はコストとしてしか入れられていません。就労よりも進学・就学に進んでいく子どもたちが多いTEENSでは、その価値を金銭的に換算しづらいのです。

聞き手)けれど研修を通じて障害児支援部門の社会的価値算出の重要性に気づかれた、というわけですね。

発達障害児向け放課後デイサービスの社会的意義

飯島)はい、その通りです。子ども向けのサービスこそ社会的価値の算出が求められると感じました。

今放課後等デイサービスの利用者数・施設数が急増していて、財政を圧迫していることが問題視されています。これに伴い障害児通所支援にかかわる報酬基準が見直されているわけですが、見直しに当たって、障害児の行動症状の軽重に伴う支援者サイドにかかる手間の多寡や、支援内容の適不適だけしか考慮されていないような気がするのです。

聞き手)もう少し詳しく障害児通所支援にかかわる報酬基準見直しの背景を教えて下さい。

飯島)放課後等デイサービスの総費用額(平成28年度)は1,940億円で、障害児支援全体の68.5%を占めています。この制度が始まった平成24年4月以降、大幅な増加を続けています。また、一部施設ではアンパンマンのビデオを見せるだけ、といったように支援内容が不十分であることが指摘されています。

障害児通所支援に係る報酬・基準について 資料より放課後等デイサービスに関する情報

この問題に対応すべく今年度より人員体制の基準等が見直されたのですが、障害児通所支援に係る報酬・基準に関する会議では支援対象についても下記のように言及をしています。

【参考】障害児通所支援に係る報酬・基準について

聞き手)軽度障害児のみを受け入れ、重症障害児の受け入れを拒否する施設の存在が問題になっていますね。

飯島)そうなんです。現行の報酬区分は、重症心身障害児とそれ以外に分けられていて、軽度の発達障害と強度行動障害の状態にある重度の知的障害であっても同じ報酬単価となっているのです。より簡単に運営して利益を出そうという事業者が多くなることで、障害が軽い子のみ受け入れたり、重度障害児の受け入れを拒否したりという事態につながっていると考えられます。

私も放課後等デイサービスが事業全体としてより重度のお子様も受け入れやすくなる施策の導入に反対しているわけではありません。例えばより手厚い支援体制が必要になる強度行動障害のある子を受け入れた場合に報酬単価を高く設定すること等は重要で、そうあるべきだと思います。

ただし、軽度の障害児の支援に対して批判的であることには疑問が残ります。発達障害のある子どもの支援の必要性は、行動障害の重篤さだけでは判断できません。また、強度行動障害のある発達障害児への支援と普通級にいる発達障害児への支援では、支援者に求められる専門性が大きく異なります。行動障害の程度が”軽度”だからといって、支援が不要なわけでもなければ、アプローチが容易なわけでもありません。強度行動障害のあるお子さんの支援の拡充の問題と、行動障害のないお子さんへの支援の重要度は全くの別のものとして語っていく必要があります。

行動障害はないけれど、通常の教育環境では将来の自立に向けた能力の獲得が難しい子どもたちに必要な支援は何か。それにはどんな効果があるのか。「軽度のみの受け入れ」が施設側の怠惰であるという風潮にはならないよう、これらを明確に示していく必要があります。

IMPACT Lab.の視察の様子 前列右から6人目が飯島

放デイとしての社会的価値を示すには

聞き手)そのためにこそ、発達障害児支援をひとくくりせずに、その中のどんな状態のお子さんに、どういう支援を提供していて、それぞれの支援がどのような社会的価値を持っているか、きちんと算出して示す必要がある、ということですね。

飯島)そうです。やはりオリンピックにせよ市場の移転問題にせよ、税金を使う時はどのぐらいの効果があるか金額で根拠を示さないとなかなか世論は納得してくれません。

発達障害のあるお子さんの将来に向けた教育・支援の必要性を訴える時も、その社会的価値を証明していかなければいけないと今回イギリスに行って強く感じました。TEENSはそれこそ”軽度”の発達障害のあるお子さんが多いため、投下された税金額以上に、社会の発展に繋がるような価値があることを示す方法を模索していきたいです。

いずれ利用中や利用待機中の保護者の方々にアンケートなどのご協力をお願いする可能性もありますので、その時には読者の皆様にもご協力をお願いしたいと思います。

聞き手)社会的価値や成果をわかりやすい形で客観的に表そうとすることで、抜け落ちてしまう視点というものもありそうですが?

飯島)そうですね。定量的に見える部分だけでなく、定性的な分析も必要だと思います。仮にそれほど金銭的なメリットは見えなかったとしても社会全体として人として受け入れる意義はあると思うわけです。ただ今の所は放課後等デイサービスの評判は印象や感情に振り回されやすい状態ですので、数字で示せる意義をまず明確にすることで、示しづらいけれどもしっかり認めてもらいたい意義もくっきり見えて来るのではないかと思っています。

またそもそも公費に頼らない民間サービスの展開も考えています。規制が少ない中でより自由な発想で発達障害のある子どもたちの今を育て将来の可能性を広げていくようなプログラムを提供していきたいです。こちらについては近いうちに情報を公開しますので、今しばらくお待ちください。

聞き手)ありがとうございました。TEENSも含めKaienの手がける様々なサービスの社会的価値を公表する”Kaienレポート”のようなものが刊行される日を楽しみにしています。

 

【参考】放課後等デイサービス TEENSとは
【参考】就労移行支援サービス Kaienとは
【参考】Kaien/TEENS で働く