採用情報

発達障害の人を積極的に採用しています!という企業

今日はタイトルに書いたような企業さんとアポイントメントがとれた。Kaienの既存の顧客企業以外にも、そういう思いを持って人事計画を作っているところもあるんだなぁと思うと、とても嬉しい。良い関係が築けるといいなぁと思う。

思えば、この1年で色々な方にあった。叩かれることの多いハローワークの中にも、発達障害について深く勉強し、一人ひとりに向かい合っている方もいる。何回か発達障害者の就労研究会でお目にかかった。

有料職業紹介事業でも、つまり同業他社でも、半年ほど前出版された本に僕も寄稿させていただいたテスコ・プレミアムサーチさんや、地方で就労移行支援事業を次々に立ち上げているウイングルさんは発達障害に関して取り組み始めている。当然地方のノンプロフィットでは、先日お伝えした高崎のリンケージさん、それから以前お会いした千葉のビックハートさんなどはだいぶ前から取り組まれている。

支援の輪が広がるというのはあまり好きではないが、少なくとも社会福祉関係者の中では「発達障害」というワードがバズ化してきていると思う。これが冒頭の企業さんのように、会社の人事に広がり、現場に広がり、そしてようやく社会に少しずつ広がっていくのかもしれない。

はじめは一足飛びに世の中の人の自閉症に対するイメージを変えたいと思っていたが、物事には順序というものがあるらしい。もちろん、一足飛びの方策も考えてはいますが、なかなか成功しない。「成功とは、意欲を失わずに失敗に次ぐ失敗を繰り返すことである」(チャーチル)とのことなので、今日のような出会いをエネルギーに、くじけずに頑張ります。

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社会的価値という指標について

昨日、Twitter(KaienJpのアカウント)でご紹介したように、ウェブサイトで公開しているKaienの「社会的価値」の情報を更新した。たとえば、http://www.kaien-lab.com/company/activities/ のページ。

ほとんどのページの左中段にある3つの指標

11月に東アジアの社会起業家サミット(?)なるものに国際交流基金さんとブリティッシュ・カウンシルさんのお力で出席させてもらったときに再確認したのが、自分たちの事業を分かりやすく数字でお伝えしないといけないということ。もちろん売上とか利益が一番いいのだけれども、ビジネスに関わる部分で完全にオープンに出来ないという制約と、まだその数字だけではインパクトにかけるのと、そもそも曲がりなりにも「社会的企業」という側面は否定できずその部分は既存のボトムラインだけでは分かりにくいのとで、もうひとつの数字(ボトムライン)を、特に米国の社会起業家は一生懸命になって公表している。

実を言うと僕はそのあたりきちんと勉強したことがない。これまでその道のおそらく世界的な(?)研究者でもある、共同創業者の徐(通称:ちゅるさん)に任せてきていた。ただ彼も社外取締役という立場で日々の経営にはタッチしていないし、なんだかすごい会社で働いているので忙しくもあり、今回12月から公表している「社会的価値」の計算方法については僕がリーダーシップを取った。

色々考えたんだけれども、今のところは超シンプル。以下の二つの和。

(1)Kaienのサポートによって就職した人が払う所得税の増加分

  • 就職した人が増えれば増えるほど、
  • 就職した人のお給料が高くなれば高くなるほど(※つまりパフォーマンスが認められるほど)
  • 定着率が高まれば高まるほど、、、

高くなる数字である。

(2)就職によって国庫から支給されなくなる生活保護の減少分

  • 就職した人が増えれば増えるほど、
  • またその人が元々経済的に厳しい状況からのステップアップであればあるほど
高くなる数字である。
 
 
もちろん、これに賃金を加えることもできるけれども、税金のところとダウルカウントになるし、そもそも賃金ではなくって、その人が産み出した付加価値のほうを数字に入れるべきなのかなぁと悩んで手を付けていないところ。もちろん、生み出された賃金で消費をするわけで、消費者としてはマーケットを大きくしているわけで、社会的な価値かもしれないけれども、、、そこまで行くと僕の容量を超えているので、誰かの力を借りないといけない。(このへんの金は天下の回りもの、的なことを考えるのが苦手。。。)

それよりも、実は社会保障費が下がるんじゃないか、そちらの数字を取り入れるべきではないか、という話もある。これについてはたしかに早めに「社会的価値」に含めたいと思っている。ただ納得感のある計算方法というのを開発するには至っていないので、これも今のところ見送り。

さらには、自尊心の向上、という部分もとても大きいのだけれども、これはそもそも数値化をどうするか?という点があるので、今のところ見送り。。。もちろん、「自閉症のイメージが変わる」というKaienのミッションに少しでも近づくと何らかの社会的価値が起こりそうだが、そのあたりの定量化も見送り中。。。

そんな手探り状態で始めちゃったの?という感じの指標だが、たしかにその通り。まあ、こう言うことをやっている会社が少ないので、わかるところからでもやってみようかなぁと思ったわけである。もちろん今は数字が悲しいほどに小さいので逆効果では?という心配する声もあったが、これを見て「頼りない」と思われたら、それまで。ベンチャーがこの程度の数字であんまり怖がっていても仕方ない。少なくともマイナスの数字じゃないわけだし。

いずれにせよ、計算方法は今後ゆっくりと見なおしていきたい。なので、突然一桁増えた!!なんてことが起こるかもしれないが、それは計算方法が見直せて、より正確な数字が出せるようになったから、ということになりそうです。

こういうの卒研とか修研でやりたいという人がいましたらご協力しますので、お声がけください!!

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それぞれの週末

第3期にとっては就職活動中の休息。実習や面接などが続いているので、疲れが溜まっていると思う。3期生は無遅刻・無欠勤だったので精神的にも体力的にも安定はしているのだが、やはり見えない就職活動は誰でもストレスが溜まるもの。早く決まればいいなぁと思う。

4期生は無事初日、2日目が終わって初の週末。こちらは参考文献・資料、課題がたっぷりあるので、休める状態ではないかもしれない。。。Kaienのトレーニングプログラムも1~3期生のフィードバックにより大分良質なものに進化してきた。この2ヶ月を有効に使ってぜひ大きく就職に近づいて欲しいものである。

今日は上述のとおり4期生がお休みで静かなオフィスでは、キャリア相談会を実施。お二方が参加された。お一人は関西からの参加だった。KaienではSkypeでの参加も受け付けているのだが、わざわざ麻布十番までいらした。「現実」をお伝えする部分が多かったが、それでも何か有益な情報や連絡先を知ってほしいと、僕らが知っているものは全てお伝えした。今後すこしでも就職に向かって前に進んでほしい。(※キャリア相談会のお申し込みはこちらから)

キャリア相談会の開催の前後にはスタッフミーティング。よちよち歩きの当社には当然だが週末はない。東京自閉症協会が来月ネット上で行う「発達障害者の雇用アンケート」(※Kaienが事務局を仰せつかっている)の作業や、3月に都内で予定しているイベントの企画立案、同時並行でちょっと新しいサービスも始めようかということで、色々と話し合った。乞うご期待。

リラックス出来る音楽をどうぞ シューベルト、アバド、ベルリン・フィル
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だれか一緒にこの児童書を訳しませんか? 7

「Mockingbird」の翻訳プロジェクト。(元々のエントリーについてはこちらから) この件、近況報告を。

作者・出版社にリマインダを送っているのですが、なかなか動いてくれません。予想以上に説得に時間がかかりそうです。興味を示していただいている方が多いとか、色々と言っているのですが。。。

ご迷惑をおかけしております。。。

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Autism Speaksの力(2)

そういえば噂で去年Autism Speaksの人が来日していたというのを聞いていた。今回僕が、あるメディアの暫定コーディネーターとして連絡していたAutism Speaksの方は、その来日したメンバーだったという。政治家や自閉症協会の人や厚労省の人にあったという。「こういう人にあったの?」と聞いてみたら、その通り。やっぱり日本の自閉症関係の中心人物にきちんとあっていた。

Autism Speaksは今年も冬に来る計画があるらしい。彼らが本気で日本に参入しようとしたら、それはそれはすごいことになると思う。今日のAutism Speaksからのメールによると、日本のある分野に興味を持っているとのこと。黒船来襲って感じになるのかなぁ?馬力がある団体なので。

米国の寄付型モデルが日本では通用しないという人もいるけれども、たとえばルーム・トゥ・リードが日本に根を下ろせたように、日本でも不可能なモデルではないはず。(※この団体は、途上国に本を送ったり図書館を建てたりするノンプロフィット。立ち上げたジョン・ウッドはマイクロソフト出身で有名だが、少し自慢すると、僕と同じケロッグの卒業生、つまり大先輩でもある)

会費モデル、あるいは助成金や委託事業モデルで運営している日本の自閉症関係のノンプロフィットがどういう価値を出せるか、競争になるかもしれない。僕も東京都自閉症協会の会員なので、ちょっと対策を考えないとかな。

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4期のスタートと3期の就職活動

賑やかというか騒々しいというか。。。4期生。先週とは麻布十番のトレーニングセンターの雰囲気がガラっと変わった。

初日は僕の担当である。諸々の事務があるからだが、やはりルーティンが少ない初日は、各人の素が見えやすく、今後の各人とのコミュニケーションや方針をアセスメントするのにとても貴重。早速、MTGをして講師の南さんと共有した。明日から充実したトレーニングが行われると思う。

一方で3期生は就職活動が本格化。非常に良い評価をもらった人も。これまでの中で、ビフォーKaienとアフターKaienの差がプラスの意味で大きい人なので、やったねという感じ。気を抜かず、でも体調に気をつけて就職活動の時期を乗り切って欲しい。

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振り切れるIQ

面白い人だった。コードもかけるし、テストの経験もあるし、趣味も幅広いし、発想は柔軟だし、話は止まらないし。。。発達障害の豊かな側面を今日も垣間見させていただいた。こういう人が仕事がなくって困っている社会は残念。

それにしてもはじめて見た。IQが計れないほど高い人のWAIS-IIIの結果を。自分の凡庸さを痛感。

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Autism Speaksの力

ちょっとしたご縁で、あるメディアの方から依頼されて米国にメールを書いている。その依頼は米国の自閉症協会などにコンタクトできないかというもの。

シカゴにいる知り合いに聞いたら、すぐに紹介してもらえたのが、Autism Speaksのシカゴ支部代表。そこからすぐにニューヨーク本部の広報担当を紹介してくれ、あっという間につながった。その間週末を入れても5日程度。Autism Speaksは迅速である。

Autism Speaksのウェブサイト(トップページ)

2005年からの活動というのだからわずか6年程度の団体。それでも日本円で数十億円の寄付を集める巨大組織に成長している。はじめたのはGEの元副社長(かつ当時はGEの参加だったNBCの社長)だったと記憶している。2009年にはオノ・ヨーコさんが自閉症大使に任命された。政府へのロビーイング、自閉症の原因や療育・治療などの研究支援、家族支援などなどが事業内容。なお、前も書いた記憶があるが、理事会にいわゆる当事者を入れていないことで、米国内ではかなりバッシングされていた。今はどうかわからないが、、、。

Autism Speaksといえば、2年ほど前に助成金を申請した経験がある。そのときは却下されたのだが、そのフィードバックがすこぶる秀逸でとても感心したのを思い出した。今回の連絡の迅速さも社会福祉系の巨大組織ならぬ感じがする。意思決定が迅速。たった5,6年で数十億円の団体に仕立て上げるのだから、それはいい人が集まり、がっちりとした組織力があるのだろう。

今朝出したメールに、日本に来るときは一声かけてねぇ、と書いておいた。今度アジアでも彼らに何かしてほしいものである。

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発達障害は一番大変な障害者?

職業トレーニングの第3期が先週終わった。第4期は明後日(27日・木)から。

それにしても1年前の今頃は第1期を始めるために、色々と準備をしていた。結構ひどいことも言われた。、「発達障害というのは一番大変な障害者という認識です。訓練をするとしても一人についてひとりの講師がつかないと無理でしょう」とか。。。しかもこの発言、障害者雇用に関係する公的機関の方だった。。。これからもこの言葉はある意味励みにしていくが、言われたときはさすがにショックを受けたものである。

先日、尊敬する方に言われたのが「世の中が分かってくれると思っていると、世間はいつまでも分かってくれないよ」ということ。Kaienモデルは、自閉症スペクトラムの方を一般の職場で活躍させるモデルなだけに、世の中の方からの理解は必須。設立1年で方向性は見えてきたとは思うが、まだまだ遅々として進まない。

たとえば、今日営業で複数回言われたこと。「うちは身体障害者のみですので、お断りです」。それとか「うちは障害者雇用は考えていないので、お断りです」。

たしかに企業は営利のためにあるし、それのために障害者雇用はせめて身体障害者でないと無理、という論法なのだろうが、まあ、将来、人事の担当者に「あの時から発達障害に目を向けておけばよかったなぁ」と思われるように、着実な成果を上げていきたいものである。

なかには、興味を示してくれる企業もある。

ともに外資系だったが、今日訪問した1社は、2人の発達障害者を雇用しているところ。もう1社は「障害者雇用に関するセールスが1日2,3本来て大変なんだけど、、、」と言いつつも、「他の業者と違うところは何?」と聞いてくれた。そのかたはおそらく米国人なのだが、米国のほうが自閉症スペクトラムに対する啓蒙が進んでいるので、「へぇー」という感じで話を聞いてくれ、資料を送ることを許可された。

まあ、一歩一歩だが、進んでいるのか!? 明日はキャリア相談会。3人がお見えになる予定。

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Echoing Green 第2次審査 書類提出!!

またもやTeam Kaienの無料エッセイ・カウンセリングの力をフルに使い、2次審査用の書類を提出し終わった。

日米韓に散らばっての分業作業のため、本当に終わるのか時々心配になるのだが、いやぁー、本当に頭がさがる思い。週末を潰したり、勤務前の早朝の時間を使ってくれたりして、ビタッと整えてくれました。

今回は、Yoyo、Marc、そしてThienにお世話になった。どうもありがとう!!

提出終了の画面。締切り3時間前です

そもそも、、、この審査はEchoing Greenのフェローの選考に向けてのもの。Echoing Greenは日本ではあまり馴染みがないけれども、「社会的な分野で立ち上げ段階にある団体に投資・支援する」国際非営利団体である。本部は米国・ニューヨーク。合言葉は、Think Big, Be Bold, Drive Change. ちょっと33歳の僕には若者すぎる掛け声だが。。。

僕自身は社会企業というのはいまいち腹落ちしていない面がある。。。が、Kelloggからの勧めもあり、狙えるものはきちんと狙って経営にプラスに働けばいいかなぁという打算的なところもあって、今回のフェローシップにもエントリーしております。

審査が終わるのが3月下旬。上手く行けば残すは最終選考で、5月上旬。チケットを用意してくれるのでタダでニューヨークに行けるんだけれども、今度は本当にピンでアピールしないといけない。しかも2回のロングインタビュー。

英語はもう上達のしようもないので(※決して上手すぎるわけではなく、もう時間がないということである)、しっかりとプランを固め、自信を持って審査員に訴えたいなぁと思う。通じるときは通じるものだ。そのためにも、さらなる実績作りが必要。あと3ヶ月あまり。5月には胸張ってNYに行きたいものだ。

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MBA取得後の社会起業を資金面で支援 ケロッグ経営大学院

「MBAを取得しながら、社会起業家を目指すなら、ケロッグ経営大学院へ」というような感じだろうか?

ちょっと調べ物をしていたら、僕がMBAを取った母校のケロッグで、社会的起業のアイデアを持っている学生に対する資金援助が始まることを、偶然に知った。

この「ケロッグ社会起業賞」は、社会的な起業をするケロッグの学生に80,000ドル=約650万円を贈るもので、今年からスタートするという。 The new Kellogg Social Entrepreneurship Award will provide $80,000 to help a Kellogg student launch a socially responsible business  

しかも、、、さらに驚いたことがある。僕の例、つまりKaienがキッカケになったとのこと。MBA修了後すぐにでも(あまり儲からないことが多い)社会的な会社・団体を設立する人を資金的な面から応援することで、ケロッグから社会起業家を増やしたいのだという。 The new Kellogg Social Entrepreneurship Fellow Award is an expansion upon Keita’s success…

すごいな、ケロッグ。英語だが記事は下記をご参考ください。

The Daily Northwesternはこちらから。Kellogg to award $80,000 for ‘socially mindful’ program

Kelloggのニュースリリースはこちらから。Supporting social ventures – The new Kellogg Social Entrepreneurship Award will provide $80,000 to help a Kellogg student launch a socially responsible business

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海外メディア 『アーニー・エルスとプレーできる自閉症チャリティーイベント』

南アフリカ出身の世界的なゴルファー、アーニー・エルス。過去にメジャータイトルを3つとっている。

その彼の息子さんが、自閉症と診断され、それを公表したのが2008年3月。今8歳になるという。その後、Autism Speaksのニュースでも取り上げられたりと、非常に精力的に自閉症の啓蒙活動に取り組んでいる。

アーニー・エルスが10日ほど前、すごいプランを発表した。すでに欧米のメディアだけでなく、朝日新聞でも取り上げられているので、今日は日本語で紹介します。

朝日新聞 「胸を張って 募る善意」 

このプランは壮大なもので記事を引用すると、、、
「2人1組のチーム戦を全米32か所で開催。各チームはエントリーの際、最低2500ドル(注:20万円ぐらい)以上の寄付が義務付けられる。そして、勝ち抜いたチームだけがラスベガスで開かれる最終戦へ進み、エルスと一緒にプレーすることができる。だが「勝ち抜く」条件は、ベストスコアを出すか、あるいは最高額の寄付金を提供するかのどちらかだ。さらに、最終戦のエントリーには最低1万ドル(注:100万円ぐらい)の寄付が求められる。」というもの。

APの記事(こちらは英語)によると、商品はアイルランドにゴルフツアーに行けたり、南アにやはりツアーに行けたりするらしいんだけど、そもそもエルスとプレーできるということのほうがすごい気がする。

目的は、「およそ30億円かかる」という自閉症ケアの施設を作るため。エルスによると、あと1年ぐらいで残りの額もカバーできそうだという。

http://www.ernieels.com より

ちなみに、彼のウェブサイトにもこの計画がどーんと載っている。というよりアーニー・エルスのウェブサイトを初めて今日見たが、ゴルファーのページというよりも、半分自閉症の活動家だ。実際、”Years from now, people may remember me as a golfer and a major champion,” Els said. “But I’d like also to be remembered as somebody who took the issue of autism and did something with it.” 「将来、アーニー・エルスというとメジャータイトルをとったゴルファーとして人々の記憶に残るかもしれないが、自分としては、自閉症という課題に取り組み、それについて何かをした人間だと記憶されたいとも思っている」と彼は語っている。

以前、元レッドソックスであり、ダイヤモンドバックス時代はワールドチャンピオンにもなったカート・シリングがやはり息子さんが自閉症とわかったことで、現役を引退し、その後自閉症についての啓蒙活動に取り組んでいることをブログでご紹介したが、スポーツ選手が動くととてもインパクトがある。なにしろ、こういうことに興味のなかったスポーツ好きのおじさま層を惹きつけられる。お忙しい方が多いが、やはり企業などで重要な地位にいる方々が多く、資金力もある。アーニー・エルス、最近はご家族といる機会を増やすために米国ツアーでの活躍が多くなっているそうだが、日本にもぜひ来て欲しいと思う。

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200km 遠路はるばるいらした参加者

今日はキャリア相談会の日。お一人は遠方から参加された男性だった。本でKaienの事を知って参加されたとのことだった。

参加した方からは、平均8.5点(10点)の評価をいただいているキャリア相談会。その方のお仕事ぶりや得意不得意を伺ったり、過去のKaienの事例と照らし合わせたりしながら、助言というよりも、その方の課題がどこにあって、どうしたら良い仕事に出会えたり、どうやったら上手くやり過ごせるかを一緒に考える場である。(※参加申し込みはオンラインで。こちらから)

今日は3人+ご家族で4人もいらっしゃる予定だったので、スタッフの須賀さんと2人で対応しようと思っていたが、お一人キャンセル(しかも今日は残念ながら事前の連絡もなかったようである)があった。それまでのメールなどのやりとりで実は予感はしていた。

色々とドタキャンされて、これまでショックを受けることがあったので、最近はドタキャン率も記録に取ることにしている。今日現在その率は15%。多いのか少ないのかわからないけれども、やはりドタキャンした方とは、その後、あまり建設的な関係になれていない。

ご縁がない方は残念。その分、200キロの距離をわざわざ来ていただいた方、そういう方になるべく力を注ぎたいもの。

来週。第4期職業トレーニングが始まる。今日はキャリア相談会を開催する前に、4期生を迎える準備をした。配席も決めた。来週が楽しみだし、やはり少しナーバスになる。3期生の就職活動も本格化しているし、なんとか少しずつ前進して欲しい。

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群馬・高崎市のリンケージさんを訪問

成人の発達障害の方の就労問題から、いまでは発達障害児の療育までカバーしているNPO法人リンケージさんを訪問した。つまりはKaienの先輩であり、Kaienよりも幅広く活動している団体。リンケージさんの活動をきいて即アポを入れたのが12月初旬。それから年越しでようやく高崎を訪問した。

ウェブサイトのトップページにある「今日も大丈夫。明日も大丈夫。未来はきっと大丈夫。」という表現に象徴されているように、(Kaienとは違って!?)ポジティブ思考な団体。お食事までご馳走してもらった。

NPO法人リンケージさんのウェブサイト
これまで知らなかった職業評価のアセスメントについても伺ったり、発達障害の子供に関する医療系の仕組みについてなどを勉強させてもらった。そのなかで同じ分野で、似た方向性を見ながら、若干違うポジショニングであることも分かり、どうしてKaienが今の事業を行い、目標を持っているかという自分たちを見つめる時間でもあった。

(過分な評価をKaienに頂いているようであったが)たしかに一緒に何かをさせていただければ、今のKaienには弱い活動領域にもインパクトが及ぼせそうな気がした。具体的な案はまだ閃かなかったのだが、これから何度かディスカッションさせていただきたい。

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当事者団体・イイトコサガシさん

Kaienが後援をさせてもらっているイイトコサガシさんのシンポジウム。今週末1月23日(日)に開催される。こちら。このコミュニティで大変有名な高森さんの後援があるとのことで、すでにキャンセル待ちだということ。盛況素晴らしい。

イイトコサガシさんのブログを久しぶりに拝見したところ、運営スタッフの異動(?)があったとのこと。チームを組むのに苦労した自分の経験と重なった。似た志がありながら、一緒に活動できないということは多い。イイトコサガシさんに残った方も、これから関わる方も、去った方も、ぜひ大同団結で行って欲しい。僕も出来ることがあれば協力したい。

細かな相違でうじうじしていたら、いつまでたっても発達障害コミュニティの外に伝わる活動はできない。メッセージも伝わらない。清濁併せ呑む必要がある。どんな人間も組織も完璧ではない。もちろんダメなものはダメだが、許容する力が重要だと思う。

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定着支援と離職支援

いつもいつもお世話になっている障害者就労・生活支援センターのアイ-キャリアさんの勉強会に出席。珍しい取り組みということで、前半は1時間のお時間を頂き、Kaienの事業内容をご説明した。勉強会は定着支援が最大のテーマだったのだが、そのあたりの趣旨を読み違えてしまい、若干ずれたプレゼンになってしまった気がする。。。

後半はグループに分かれての討議だった。企業の方、区役所の方、就労支援組織の方、厚労省の方、などなどいらした。仕事への取り組みの意欲が高い方が多く、そこにベテラン支援員の経験談も聞けとても有意義だった。

定着はKaienにとっても大きなテーマ。人材紹介をし始めてから6ヶ月たち、事例がすこーしずつ増え始めているからだ。今後予想される様々なケースを乗り越えるために、アイデアもスタッフの間で出つつある。そんななかで定着支援についてのみなさんの経験談はとても参考になった。

今日の討議の中でも発言があったのが、「定着支援」ってどの程度までする必要があるかということ。もっというと、辞めたい人はやっぱりやめたほうが良いケースもあるのでは、ということである。ある会社の方は、「離職支援」をしているといっていた。もちろん定着支援をして続けたほうが最終的に雇用主、本人ともハッピーな場合もあると思うが、残念ながら合わないケースはたくさんあると思う。その時、離職する人にも時間を使い、思いを伝える取り組みはすごいなぁと思った。

再就職は厳しいご時世だが、誰だって数年経てば他の世界を体験したくなることもある。障害の多寡に限らず。特にミスマッチのケースで定着支援をしようとすると、支援者が疲れ、企業も疲れ、結局障害者雇用のイメージが悪くなってしまう。

再チャレンジの仕組みつくってほしいものです。現場が疲弊しない前に。このあたりは国のお仕事だと思います。

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告知:富山大学でのシンポジウム

富山大学で来月お話をさせてもらう。公開シンポジウム「高機能自閉症スペクトラム障害者のトランジション・リエゾン支援 ―メンタルヘルスを支え、教育から就労へ―」の中でだ。

ウェブサイトが完成したというので、富山大学の吉永さんより連絡があった。こちらに転記します。

オンとオフの組み合わせが富山大学モデルの特徴

内容は以下の通り。

  • 「発達障害のある人の就労支援に係る課題 ~教育から企業就労への移行について~」 市川浩樹(高齢・障害者雇用支援機構 障害者職業総合センター)
  • 「発達障害の強みを活かす職種と弱みを薄める構造化された職場の設定 ~世界と日本の実例から~」 鈴木慶太(株式会社Kaien)
  • パネルディスカッション

富山大学の取り組みはKaienも参考にさせてもらっている。どこまで支援をするかという議論は当然あると思うが、ひとつの方向性として形だけ発達障害のある学生のための支援室を作った大学には是非参考にして欲しいなぁと思っている。

入場は無料らしいので是非。

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4期生の面接が終わる

4期生の面接を一日で終えた。僕はもっぱら記録員に徹して、実際の質問はしごと財団の方と、Kaienの講師である南さんにお願いした。5人の合格者を決め、一服。その後、色々と仕事が残っているので、とりかかっている。コーヒーを飲みながら、もう一服中。

このブログは訓練生も、修了生も、読んでいるのを知っているので、すこし悩んだが、やはり書いてしまおう。1,2,3,4期とカラーを感じる。1期生は「個」、2期生は「鋭」、3期生は「静」で、4期生は「賑」かな。

1期生はスタッフが混乱していたこともあったし、そもそも様々な特性の人が入り乱れ、個性が目立った。2期生は鋭敏な方が多く、スタッフも勉強することが多かった。あさってでトレーニング期間が終わる現在の3期生は静かに黙々という感じ。4期生は全体としてみると賑やかになりそう。

それと、近い内にブログにも書くつもりだが、どうしても一般に言われている自閉症スペクトラムの割合に比べると、女性が多くなる。男女比は大体2:1の割合。この傾向は今後も続きそうだ。

それにしても今回は泣く泣く不合格という方が幾人かいた。国・都の予算をいただいての職業訓練(障害者委託訓練)の一環なので、人数が割り当てで決まっている。なのでどうしても受け入れられない枠が出てくる。

障害者委託訓練については来年度も応募するが、一方で国の予算に頼らないKaien独自の訓練も準備を進めている。こちらでは、今回どうしても不合格にせざるを得なかった人にも参加してもらえるチャンスが増えるような形にできるとおもう。残念ながら牛歩のような前進速度だが、それでも輪を広げていきたい。

明日は障害者就労・生活支援センターのアイ・キャリアさんの勉強会でお話させてもらう。プレゼン資料は作ったのだけれども、これで本当に支援者の皆様のニーズにあっているのか??結構不安はあるが、現状をお伝えしてノウハウを共有出来ればと思う。

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夜の作業にはモーツァルトが効く。8歳か9歳の時の作品。

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第3期も残り3日

通院のための休み1日を除けば無遅刻無欠勤の続く第3期の職業トレーニング。

1、2期で色々と学んだ訓練プログラム、プログラムの運営法、問題発生時の対応法、などが活きていることももちろんだが、ないよりも3期生がとてもいい人達で、真面目な人達なのが大きいと思う。残り3日となり、就職活動も本格化してきた。みんな大分ナーバスになっているが、こういった人材にきちんとチャンスが与えられるよう、僕らスタッフも企業にドンドンと代弁していきたい。

明日は新たな出会い。第4期の面接。しごと財団さんが配慮してくれ、通常、募集人数の倍までしか面接ができないが、今回はそれを超えて面接を設定してもらった。深謝。

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