採用情報

29人の株主のためにも

今日は須賀さんと事務処理。Kaienの決算は12月締めなので、申告関係と株主総会関係の書類をほぼ完成させた。

Kaienの株主は僕を含めて29人いる。A株とB株という種類株制度を採用しているので、額を出していただいている割に議決権は創業メンバーが握っているのだが、Kaienのキッカケを頂いた貴重な方々。今期は少し難しいかもしれないが、来期こそはしっかりと配当を出せるまでにはなっていたいと思う。

話は自然に今後の事業計画や採用活動へ。どういう事業をどういう人達と進めるか、未来を話すのは楽しい。採用に関しては主に3パターンの人材を考えた。最終的には僕らとウマが合うかと、コミットメント高く、自分の目標とリンクさせて働いてくれるかだろう。今週末は四半期に一度のスタッフ勉強会なので、そこでは今後の展開を議論したい。

キャリア相談会はSkype参加の予定の方がキャンセルだったのでお二人と。両方ともIT業界での経験があるプログラマーだった。最近は事務系の経歴をお持ちの方が多かっただけに、新鮮な感じだった。

明日は東京都自閉症協会・アスペ部会の定例会。感覚機能について。Kaienの業務でもこのテーマについては良く考えさせられることが多い。ちょっとでも今後のヒントになるものを見つけたい。

・・・と、ここまで書いたところで株主のうち2人は日本語が読めないことに気づいた。まあ、僕に一任してくれているケロッグ時代の同級生だけど、ちょうどいい機会だからサマリーだけでも英語にして伝えないとな。

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発達障害の雇用調査スタート!!パート2

先週のエントリーでご紹介した発達障害者の雇用実態調査。NPO法人の東京都自閉症協会と東京都発達障害者支援センター(通称TOSCA)が、企業の人事担当者に対して今月行っている。

昨日新たにHRプロさんにご協力頂くことが出来、今日のメルマガでオンラインアンケートの告知をしていただいた。早速回答が集まった。

一般枠での発達障害と見られる社員の状況や、障害者雇用での採用状況などだけでなく、そもそも企業人事の方々の発達障害に対する印象など、幅広く訊いている。今回は公的な予算を全く取らずほぼ手弁当で行っている。

一度行えばリサーチ内容や方法について様々な知見が溜まると思う。気が早いが、来年度以降は、すこし予算をとって、もう少し大規模にやりたいなぁと思っている。

なお、リサーチ結果は3月上旬にある程度わかりそう。上手く行けばテレビ・新聞など既存メディアで流してもらおうと思っている。4月2日の世界自閉症啓発デイに合わせて。

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Happy Valentine’s Day

今日は夢のある大きなお話を二つ聞き、力をもらえた反面、日々の業務では思い通りに進まないところが多かった。一進一退。

息子が小学校でチョコをもらえたとのこと。ちょっと心配していたので、よかった。終わりよければ全てよし、の日とすることにした。

明日はKaienらしくなくミーティングが多い。効率的、効果的に終わらせるために、準備を万端にしておこう。

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『高機能自閉症スペクトラム障害者のトランジション・リエゾン支援』

  • 発表日:2011年2月13日
  • 主催:発達障害者に対するトランジション・リエゾン支援研究グループ(福井大学・金沢大学・富山大学)
  • 内容:発達障害の学生に対する支援で全国をリードする北陸の3大学が共同で開催した公開シンポジウム『高機能自閉症スペクトラム障害者のトランジション・リエゾン支援』―メンタルヘルスを支え、教育から就労へ―において、「発達障害の強みを活かす職種と弱みを薄める構造化された職場の設定 ~世界と日本の実例から~」という内容を代表の鈴木が発表しました。

海外メディア 『高卒後は支援を受けない傾向 自閉症スペクトラムの成人』

ついさっきまで参加していた富山大学でのシンポジウムでも話題に出ていた点。子供の頃は良いが、大人になるに連れて支援をうけなくなっているという調査が米国で出た。

Post-High School Adults With Autism Use Fewer Services DoctorsLoungeより

まず日本について。今日話を聞いたところ、小中学校では支援体制ができつつあるとのこと。しかし高校は先進事例を除いてぽっかり穴が開いた状態である。大学は僕が知っているだけでは片手で数えられるぐらいの大学で真剣な取り組みが行われている。就労支援になると国費をかなりかけて行われている(ということを今日知った。具体的な額はメモしていないが、これだけの予算を取ってくるのは厚労省内でもご苦労があったろうなぁと思った)。

記事に戻る。米国でも、似た状況であることが推測される。つまり(記事では触れられていないが)、高校までは、医学的な診断、スピーチセラピー、ケースマネジメント(SSTのようなものか?)、などのサービスを利用するのが身近なようなのだが、高校を卒業して、いわゆる社会に出るとそれが利用されにくくなるというものだ。

セグメントによって特に利用率が低いという。代表格は、アフリカ系米国人、高機能の人(つまり知的遅れが無い層だろう)、そして低所得者層だという。

記事では、今後、自閉症スペクトラムの大人についても対応が必要、という締め方をしている。米国の場合は、自閉症スペクトラムというと、子どもについての報道が多い印象があった。久しぶりに大人の記事を目にした気がする。

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Kaienの職業トレーニングを全国へ

「はくたか」に乗車中。明日午後、富山大学でシンポジウムに参加する。直江津を過ぎてトンネルが続く。

東京での顧客開拓(つまり障害者雇用枠での自閉症スペクトラムの方の職業斡旋)や、自社雇用(つまりKaienで自閉症スペクトラムの力を活用して自社事業を立ち上げ、雇用数を増やす)のも、まだまだ始まったばかりで悔しい思いをする日々が続いているのだが、Kaienの職業トレーニング+アセスメントを各地に広げようと、今仕込み作業をしている。今日は南さんと須賀さんに集まってもらいデータの作成作業。予定通りには進んだけど、あと1ヶ月は仕込み作業にかかりそうだ。

アセスメントとトレーニングプログラム、運営方法は、色々と失敗を重ね、皆様に御迷惑をかけつつも、徐々に自信を深めつつある。すでに全国各地だけでなく海外からも問合せが来ていて、職業トレーニングを受けるために東京に引っ越してきた方もすでに2人いる。そういった賭けをしていただかなくてもいいように各地に展開できる準備を早め早めにしていきたい。

最後に。デンマークのThorkilからメールが届いた。5月に「第1回Specialisterneカンファレンス」をコペンハーゲンで開くとのこと。僕はいけそうでないのだが、もしこのブログをお読みの方で、ちょうどそのころヨーロッパで、出席したい!!という方がいたらご紹介できると思うので、お知らせ下さい。

お洒落なパンフレット
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第1回 自閉症スペクトラム・アワードのお知らせ

Kaienではなく、NPO法人東京都自閉症協会主催です。

自閉症当事者、家族の視点から、自閉症の啓発に貢献した作品(映画、番組や書籍など)を表彰するという画期的な!ものです。

///ここから///


第1回 自閉症スペクトラム・アワードのお知らせ

自閉症スペクトラムが、広く世の中に知られるようになり、自閉症を題材にした映画、番組や書籍も、たくさん作られています。また様々な機会に、自閉症が報道される機会も増えてきました。しかし、中には当事者や家族を著しく傷つけるものや、誤解を招く内容のものも、見受けられます。一方で、真剣に取り組む人たちの仕事が、周囲から評価されなかったり、批判の対象となることも、珍しくありません。

そこで、東京都自閉症協会では、「自閉症当事者」「家族」の視点から、自閉症の啓発に貢献した作品や研究事業などに敬意を表し、表彰する試みを始めることにしました。

◇ 審査員の募集
◇ 候補作品の募集

締切り2月28日(月)

///ここまで///
今は作品募集の時期で、3~4月に選考が行われるとのこと。

候補作品を推薦できるのは東京都自閉症協会の会員のみになっています。こんな活動もしていますので、興味のある方はぜひ会員になってくださいね。こちらより入会画面へ。

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面接対策

今日はピボットテーブルでのデータ分析など。講師は僕が担当した。

訓練は15時すぎまでだが、今日は用事のある人以外はみんな残って、面接の練習をしていた。19時30分すぎまでオフィスにいて、あーでもない、こーでもないと言っていた。4期生はみんな熱心。

威力を発揮していたのは、PC周辺機器。これでお互いの面接を録画して、編集したものを見て、色々と話し合う。PCへの取り込みソフトも無料だし、編集も本当に最近は個人のPCで楽々できるし、便利な時代だ。

総額2~3万円 
コストパフォーマンスは◎
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親御さんの思い 様々

今日はいろいろな人の人生を背負った感じ。正直、少し気分が重たくなった。

精神科の先生に話を聞いたことがある。他の医者と違って精神科医は、患者の人生をはじめから終わりまで聴かないといけないのでとても疲れると。しかも「治した!」という喜びが得にくい、と。

今日は、Kaien以外のところで、発達障害関係で色々と悩んでいる方のお話を読んだり聞いたりした。いつもの就業関係とは違うところの話だったこともあり、その人たちの事を考え、色々と悩んでしまった。

ひとつは、今度ETIC.さん関係。週末スタートアップマーケットのメンターセッションがあり、僕はまだETIC.さんの庇護下(メンティー)なはずだが、なぜか逆の立場であるメンターを頼まれていて、その参加者の提出した資料を読んだところ、発達障害についての事業案があった。何度も読み返してしまった。うまく言葉にならないが、疑似体験してしまった感じ。それにしても、ETIC.の担当者も言っていた通り、最近本当に発達障害関係のプランが多いようである。

もうひとつは、進学に関する相談。お金を払ってもカウンセリングして欲しいとの事だった。僕の知る他の発達障害関係の機関をお伝えしたが、留学関係という特殊な分野ということもあって、相談先が見当たらないのだという。親御さんの必死さが伝わってきた。本来Kaienで受けられる(あるいは受けるべき)話ではないのかもしれないが、たしかに発達障害で留学関係というと日本でそんなに情報を持っている人はいるはずもなく、今後出来る範囲で情報を提供することにした。

KaienではBest Effortという概念を使っている。正直、この世界に絶対はないし、魔法はない。スタッフが心身共に健康を保った上で出来る限りの力で、自閉症スペクトラムの当事者・家族と一緒に考えていくということ。営利企業で出来る範囲というのをしっかりと定義しておかないと、そもそも継続したサービスが出来なくなる。すこしネガティブな考え方に聞こえるかもしれないが、根本的なところを考えさせられた日だった。

一方で、米国からは1年半ぶりに恩師のBarry Merkinからメール有り。少し元気が出た。近況を英語で知らせろとのこと。Merkin先生との出会いがなかったら起業も考えていなかったかもしれない。色々ありまして、これからもありそうですよ、と伝えておいた。

KelloggでKaienの
ビジネスプランを指導してくれた教授
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加速の前のシートベルト

今日午後あった女性はチャーミングだった。ご本人はどう思われているかわからないが、非常にスペクトラム的な方だった。10分ほどの打ち合わせ。とても楽しく過ごせた。また電話してみよう。

それにしても、なんだか色々と降って湧いてきている。初心に戻ってDecisionを下していこう。明日は、事業計画を練り直し、というか、つくろう。。。ようやくフワフワしていないホンマもんの事業計画をかける気がしてきた。

それと、3月21日に決定した I have a DREAM (発達障害者継続雇用推進会議、Developmental disorders Retained Employment Accelerated Meeting)というイベントについても、今一度戦略を練って、告知文等々を仕上げないと。

東京経営者協会さんからは、僕が東京都自閉症協会の一員として行っている「発達障害者の雇用状況オンライン調査」に、メルマガにオンラインアンケートのURLを掲載する形でご協力いただける旨、連絡頂いた。今週から3回にわたって掲載してくれるという。たくさん集まればいいな。

(※なお、このアンケートは雇用側、主に人事の担当者を対象にしたもので、発達障害者の雇用に関する意識調査や現状について調べたいと思っている) 第1回でまったく予算をつけずに行ったので、サンプル数が気になるが、へこたれずやっていきたい。

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【再告知】富山大学でのシンポジウム 2/13(日)に迫る

今週末、富山に行きます。

公開シンポジウム「高機能自閉症スペクトラム障害者のトランジション・リエゾン支援 ―メンタルヘルスを支え、教育から就労へ―」

まだ少し席に余裕があるとのことですし、無料ですので、ぜひお近くの方はご参加下さい!! 僕はこれからプレゼンのデック作成にとりかかります!

シンポジウムのウェブサイト

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発達障害の雇用調査スタート!!

午前。9人も発達障害の方を雇用している企業を訪問。意気投合! やはり皆さん勤怠安定して、パフォーマンスを発揮されているとのこと。これからこの企業さんの事例をみなさんに伝えて、発達障害の方への企業側の認知を変えていきたいと思った。

午後は、ハローワーク品川・六本木庁舎で行われた発達障害者就労支援者育成事業 【南関東ブロック】で発表。2期生のMさんと僕とで。その他、トーマツさんとISFネットハーモニーさんがいらした。Mさんのプレゼンは素晴らしかった。緊張で前夜眠れなかったらしい。。。引っ張り出してごめんなさい。でもおかげで、今日いらした150人の就労支援組織の方、企業の方、当事者・家族の方は、学びがたくさんあったと思う。

ハローワークでは休み時間にTOSCAの方と打ち合わせ。このときは東京自閉症協会のアスペ部会運営委員として打ち合わせに参加。実は今週から「発達障害者雇用実態調査」をオンラインですることになっていてその最終調整。ようやくすべりこみセーフでアンケートが固まる。結果がたのしみ。Kaienが事務局をしているのだが、おおかたの実務は超優秀なインターン生がしてくれるので安心してみていられそう。

そのオンラインアンケートに誘導するために、発達障害の就業の現場について僕が記事を書いた「人事実務」2月15日号が今日出来上がったらしい。今週中には企業の人事の方の手に届くはず。どういう反応が来るか楽しみだ。

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米国発 移行ツールキットの理念の凄さ

海外メディア情報。2つ目はメディア、という感じではないのだが、やはり米国からの話題。Autism Speaksからお金を貰っているの?と言われそうだが、、、また彼らの情報である。最新のニュースレターで興味深いものが紹介されていた。

Autism Speaksは、このほど無料で「移行ツールキット」をオンライン上で配布し始めた。英語では Transition Tool Kit となっている。ツールキットと言うが基本的には情報を集めたPDFファイルで、子供から大人への移行をスムーズに行うためのものである。14歳から22歳を対象にしている。リンクはこちら

Transition Tool Kitの配布スタートを
知らせるニュースレター

無料でダウンロードができるので、ぜひ英語が読める方はチェックして欲しい。セクションは次のように分かれている。導入、セルフ・アドボカシー、なぜ移行プランが必要か、地域生活、雇用とその他の選択肢、高校後の選択肢、住居、法律面で考えること、健康、インターネットとテクノロジー、秩序を持たせる、結論、リンク集。

なかでも。セルフ・アドボカシーというのがすごい。上手く訳せなかったので、英語のままにした。
さわりに書いてあるのが、「これまでは子供に何をしなさいということを教えてきたり、励ましてきたりしたと思います。だけれども、移行期には、子供たちが自分でどのように決断していくかということが重要です」とある。たしかに一番これが重要だと思う。こういった至極当然なことを最初に持ってこられるのがこの団体のすごいところである。
なお、Autism Speaksとしてはこのツールキットは第2弾。第1弾は、「診断されてからの最初の100日」というのがある。これは僕もだいぶ救われたツールキット。当然米国仕様なのだが、学びも多かった。こちらから。

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海外メディア 『自閉症に新療法?高気圧酸素療法について』

週末の午前中は海外の自閉症スペクトラム関連情報を探している。今日1つ目は自閉症を治したい人が多い米国のニュースから。

Hyperbaric Oxygen Therapy: New Treatment for Autism? FOX News

このHyperbaric Oxygen Therapy(HBOT)というのは、高気圧酸素療法と訳される。サッカーW杯時のベッカム選手や現日ハムの斎藤投手が使っていたあの疲労回復手段のことのようである。

U.S. Air Forceより

気圧を高めたカプセルの中で、高濃度の酸素で呼吸させる。それによって、脳の膨張を抑えたり、脳の血流を良くしたりするものだという。1セッションあたり120~150ドル(大体1万円ぐらい)かかる。副作用についても触れられている。閉所恐怖症の誘発、耳鳴り、鼻づまり、痙攣など。。。この療法を批判する人たちは、こうしたリスクを犯す価値がないと指摘しているそうである。

なお、記事の最後に書いてあることに僕は強く賛同している。抜粋して訳すと・・・自閉症を完全に「治す」方法は皆無。またこれまで知られている「治療法」についても人によって効く場合と効かない場合がある。HBOTについても、「生活の質をより向上させるかもしれない」方法がひとつ増えたに過ぎない。

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2枚目の鏡

今日はキャリア相談会。参加はお二人だった。

終了後スタッフと会話。鏡の話をした。

Kaienに来る自閉症スペクトラムの人は「1枚目」の鏡は理解している人が多い。リアルな鏡、つまり普通の鏡に映し出されるところの、自分の髪型や服など容姿のことである。この視覚で判断できる情報については、自己評価が他人からの評価と大きく違っていることは少なめ。小綺麗な人が多いというわけ。

ただ、いわゆる定型発達の人と自閉症スペクトラムの人との違いは「2枚目」の鏡のクリアさ。つまり行動や発言について他人がどう判断するか、というのも含めてその人の「姿」なのだが、この2枚目の鏡はお金を払えば手に入るものではない。経験の中で各人が獲得していくものである。

2枚目の鏡は見えない

2枚目は当然「定型発達」と言われる人でも、他人になれるわけではないので、完璧なものを持っている人はいないであろう。ただその鏡のクリアさは高い事が多いと思う。しかもなんとなく物心ついてから仕事を始める年頃までにはある程度完成されている。

一方で自閉症スペクトラムの人は意識をしないとこの2枚目の存在に気づかなかったり、なかなかクリアにできないことが多いようである。Kaienのキャリア相談会ではこの「2枚目」の鏡になることを考えている。なので結構ずけずけとこちらの判断をいうことがあるのだが、かえって参加者にはだいぶ喜んでもらえたりする。

そんなことを感じた土曜日でした。。。

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乞うご期待 Kaien初のイベント開催

ちょっとフライング気味での告知。3月21日(月・祝)にKaienとしては初めての規模のイベントを開催します!

今のところ内部では「会社説明会」と呼んでいるイベントだが、Kaienの枠を超えた話題を扱うつもり。これまで開催してきたキャリア相談会と何が違うのか?まだ企画中ですが、以下の通りです。

  • キャリア相談会は「成人当事者」がメイン。今回の会社説明会は「成人当事者」はもちろん、「(幼児や児童などお子さんが発達障害の診断をされているケースも含め)家族」も「支援者」も「企業担当者」も「研究者」も「学生」でも、、、、つまり、だれでも発達障害の人の雇用・就業に興味をもつであれば対象。
  • キャリア相談会は最大収容3人。今回は50人程度と大規模。
  • キャリア相談会は会社説明と個別面談がメイン。今回は、発達障害の雇用・就業についての講演とパネルディスカッションがメイン。
  • キャリア相談会は無料だが、今回は「当事者」以外からは若干の参加費を頂く予定。(※講演者への謝礼・交通費に足る程度)

最近、幅広い層からの問い合わせが増えており、折角なのでKaienの説明だけでなく、今後の発達障害・自閉症スペクトラムの方の活躍の場を多用な視点から考える場にしたい、と思っている。

詳細は後日、このブログやKaienのウェブサイト(http://www.kaien-lab.com)で告知予定。取り急ぎ、場所は北区にある王子駅(JR京浜東北線/東京メトロ南北線)から徒歩5分ほどの会場。時間は13時頃から2時間程度の見込み。

講師は、最近いろいろなところで活躍されていて、僕も1年以上交流させていただいている方。自閉症スペクトラムの心のなかを非常に平易な言葉で語ってくれるので、楽しみ!

イベントの名称は、I have a Dream (Development disorders Retained Employment Accelerated Meeting)にしようかな。英語としてはちょっと変で、実力がバレてしまうが。。。。発達障害についての定着雇用促進会議てな感じです。

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訓練生間のチームワーク

第4期も始まって1週間が過ぎた。最初の週はバタバタするのだが、今回も例に漏れず。少しずつ訓練パッケージとしては質が高いものになりつつある中で気の緩みがあったかな? 一つ一つの経験を活かしていきたい。

びっくりするのは一緒にトレーニングを受ける人達のチームワーク。課題・問題に対して、スタッフの力を借りず、訓練生同士で助けあってくれている。来週からはそのチームワークを補完するツールも導入予定。上手く機能すれば良いなと思う。修了生にも近々にその輪を広げるので、効果が楽しみである。

午後に行った面接の練習でもやはりチームの力が出ていた。Kaienでは面接の様子を録画して本人に見てもらうことで気づきを得てもらっているのだが、今日はその「試写(?)」を訓練生全員で行った。他の人の視線や、他の人からの指摘も、Kaienのスタッフからではなくって、同じ立場の訓練生からのほうが力があるように思う。

来週からも一段と忙しくなりそう。

Kaienのトレーニングセンター 屋上から

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キャリア相談会のアンケート

今日もキャリア相談会だった。参加はお二人(+付き添い)。特に楽しいこともない相談会だが、最後は笑顔で帰っていただけた。少しはアドバリューできたと思う。

Kaienでは相談会に参加した方にアンケートをとっている。そのコメント欄を今日はご紹介。(ある期間に頂いた全コメントを掲載。原文ママです)

【キャリア相談会「前」のKaienへのイメージ】

  • 一般的な会社と思っていました。
  • 私みたいな特技とよべるほどのものがない、半端なアスペルガーが行っても大丈夫なのかと心配でした。
  • どちらかというと、数学や機械やパズルに強い理系のアスペルガーの人が訪れる企業さんなのかと思っていました。「アスペルガーの強みを生かす」「コンピューターのテスターなど」ということだったので。
  • もっと会社のオフィスのようなイメージだった
  • この先が不安で仕方がなかった
  • 以前から、KAIEN様の方には一度お伺いしていましたので、事務所の落ち着いている雰囲気や ビジネスライク的なところは察しておりました。以上、自分とKAIENとのマッチしているところ、ミスマッチしているところが共存している事が詳細に分かり良かったと思います。
  • スペシャリスターネなどの企業の例を知っていたので「日本では珍しい取り組みを行っている企業だな」という印象を持っていました。
  • もっとバタバタしているのかと思っていました(ごめんなさい)。
  • ①公的機関の援助とどのように異なるのか ②現状の福祉業界とどのように異なるのか ③トレーニングはどのようなものなのか
【キャリア相談会「後」のKaienへのイメージ】
  • こういう場所でアットホームにやれたほうがいいのかも知れない
  • もう少し長く話し合いをしていただきたかったと思います。
  • 一人一人にむきあって、適材適所をみつけてくれるとおもいました。これからどんどん伸びていく企業さんだと思います。
  • キャリア相談会以前に考えていたような理系に限らず、発達障害の人の適材適所を親身になって考えてくれる企業さんだと思いました。
  • 職業訓練に肩ひじ張らずに通えそう
  • もう少し堅苦しいイメージがあったが、説明会の会場が普段の訓練の現場であるなど、もっと生活観というか、生身の感触が感じ取れて好感が持てた。
  • 高い意識を持って取り組みをしているという印象を受けました。
  • 典型的なアスペルガー症候群の場合、就業の際に大きな頼りになりそうだという印象を受けました。
  • 出来るだけ、希望と現状を的確に掴もうとしてくれている、と感じました。
  • 精神障害手帳を交付され、公的機関援助等で訓練を受けても、結局就業先が決まらない、決まってもミスマッチという事例を耳にするが、受け入れ先企業が理解ある所を選択されておられるので、精神障害手帳交付のリスクを回避する方法があれば、交付を受けると言うことも視野に入れる事ができる。

【お知り合いにKaienの事を伝えるとしたら・・・】

  • 今後の自分のキャリアを色々と相談したいと思った。
  • タイピングのレベルが低かったので 即日練習を始めたことを親に伝えました。
  • 3時間弱の面接で、私の発達障害の特性をよく見抜いてとても適切なアドバイスを下さいました。信頼できる企業さんだと思いました。 Kaienさんがこの先、発達障害の人を社会の中で活躍させ、社会に発達障害を認知させるための布石となることを切に願います。 (以下は、発達障害の友人に対して) ただし、発達障害の人であっても、 社会の中である程度もまれてきて、社会を甘く考えていない人、 自分の弱点を指摘されても謙虚に受け止められる人でないと、Kaienさんの就労支援の意味を成さないようにも思います。
  • 信頼できる感じだった
  • 予想以上に前途多難
  • 「独特のトレーニングをしている」ということと、良いことをしていると実感できましたが、その”良さ”を他人に伝えることはできませんでした。
  • 個別相談の時間があってとても良かった。 自分自身のことをもっと客観的に見る必要があると反省した。
  • 会社や事業内容について分かりやすく丁寧に説明していただきました。  これは自分自身の反省にもなりますが、PCによる情報記入や、面談での自分自身についての説明があまり上手に出来なかったと思います。 事前に少し必要な情報を少しまとめてから行くことができたら、漠然として行くよりも良かったかも知れません。 特に考えを素早くまとめたり、言葉で表現するのが得意でないのでそう思いました。
  • 真摯に面談を行ってくれたのでとても良かった。
  • 公式サイトで分かる情報もあったけど、体験や面談など「生」でないとやりづらいことがあって良かった。行っただけの価値はあった。
  • 思ったよりもさらに小規模だけれど、その分一人ひとりのことをきちんと把握しているように感じた。単に「早くお仕事を紹介する」ではなく、まずその人が「どういう人生設計を考えてるのか」を聞いて、アスペでもきちんとこの先生きていけるように考えさせてくれる所かもしれない。対応がはっきり・丁寧だった。
  • 公的援助とは、一味違ったアプローチで、実務上の問題点を発見できるトレーニングを行っている。 定形発達者では中々、発達障害者の感覚を把握できて居ない、相談者が多いが、発達障害者の感覚をよく理解されていると感じられた。

10点満点で8.5点ぐらいの評価。もう少し効果的にオペレーションして、満足度を上げていきます。今最速で2月下旬になってしまうのですが、相談会へのお申し込みはこちらから。  http://bit.ly/985ume

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第4期4日目 予想通りの賑やかさ

第4期のご報告。4日間無遅刻無欠勤。非常に安定している。昼休みに少しだけトレーニングセンター@麻布十番によったのだが、雰囲気が良いというか賑やかというか。。。面白い人達だ。

第4期の訓練では第3期よりも高度なERPパッケージのテストも計画しているので、はやくアプリケーションの操作や言葉、テストの手法に慣れて欲しい。訓練は2ヶ月。あと28日「しか」無い。並行して就職活動も本格化して特に後半は忙しくなる。

一方で2,3期。今日が「区切りの日」になった人が多かった。今日から待ちに待った勤務がスタートした人。(彼女のように複数の分野で突出した能力を持つ人は、今後もなかなか出会えないかもしれない。) 面接の結果が届いた人。面接を受けた人。就職活動をしながら、Kaienのお手伝いをしてくれている人。

就職活動は本当にストレスがかかるし、就職直後は新しい環境でやはり緊張するだろうが、会社やチームに貢献することを目指して、壁を乗り越えて欲しい。

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1月のアクセス数 トップ5

第1位 『自閉症天才説について ~マイクロソフトやフェイスブックも!?~
第2位 『子どもの発達障害に悩んで首を絞めて殺した疑い、というニュースを見て
第3位 『過剰コミュニケーション
第4位 『発達障害は一番大変な障害者?
第5位 『振り切れるIQ

第1位。実は昨年10月に書いたエントリー。映画「ソーシャルネットワーク」で、フェイスブックを興したマーク・ザッカーバーグがアスペルガー症候群(あるいはそれに近い存在)として描かれているとのことで、GoogleやYahooの検索で僕の記事を見つける人が多く、圧倒的な差で1位になってしまった。こう行った形で僕のブログが読まれるのも不思議な感覚だけれども、今までアスペルガー症候群について知らなかった人が関心をもつ一助になれたとしたらそれはとても嬉しいこと。

第2位。読んでそのまま。悲しいニュース。僕は息子が発達障害と診断されたときにショックをうけたこともあり、なんというのか上手く言葉に出来ないが、殺人まで行かなくても暴力とか育児放棄とか、発達障害はそういった社会の悲しい部分とリンクしてしまっているところがあり、とても胸が痛い。発達障害だと子どもが診断されても、ショックを受けないような社会に一歩でも近づきたい。

第3位。企業の人事の方で、「うちはコミュニケーション力を重視しているので」という発言が繰り返されるのに、僕がすこし切れて書いたエントリー。

第4位。これも第3位と同じく、発達障害と聞いてその言葉だけですべてが分かったかのように言われた過去を思い出し、切れて書いたエントリー。。。最近気が短い、気をつけよう。。。

第5位。はじめて測定不可能なほど高いIQの方の知能テストを見たときの感動と、実際にその人にあったときの印象を書いた短いエントリー。うまいこと仕事見つかってほしい!!

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