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海外メディア 『自閉症に新療法?高気圧酸素療法について』

2011年2月6日

週末の午前中は海外の自閉症スペクトラム関連情報を探している。今日1つ目は自閉症を治したい人が多い米国のニュースから。

Hyperbaric Oxygen Therapy: New Treatment for Autism? FOX News

このHyperbaric Oxygen Therapy(HBOT)というのは、高気圧酸素療法と訳される。サッカーW杯時のベッカム選手や現日ハムの斎藤投手が使っていたあの疲労回復手段のことのようである。

U.S. Air Forceより

気圧を高めたカプセルの中で、高濃度の酸素で呼吸させる。それによって、脳の膨張を抑えたり、脳の血流を良くしたりするものだという。1セッションあたり120~150ドル(大体1万円ぐらい)かかる。副作用についても触れられている。閉所恐怖症の誘発、耳鳴り、鼻づまり、痙攣など。。。この療法を批判する人たちは、こうしたリスクを犯す価値がないと指摘しているそうである。

なお、記事の最後に書いてあることに僕は強く賛同している。抜粋して訳すと・・・自閉症を完全に「治す」方法は皆無。またこれまで知られている「治療法」についても人によって効く場合と効かない場合がある。HBOTについても、「生活の質をより向上させるかもしれない」方法がひとつ増えたに過ぎない。

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