採用情報

満員のため追加開催 『Kaien式 発達障がい者就労支援セミナー』

教育関係者や福祉施設の方のためのセミナーをFVPさんと開催する。10日ぐらい前に呼びかけたがすぐに満席になったとのことで、追加で開催。くわしくはこちら

当社の顧客は企業であり、つまり発達障害の人たちの活躍の場を増やすことであるので、今回のようなセミナーは福祉の人たちをメインにお話をする場は気乗りがしなかった。「支援者の支援」で、なんだか座布団を重ねているだけのような感覚があったから。

あとは自社内でも知見の共有はかなり難しい。やはり時間をかけて、具体的な人や物事に接してはじめて伝えられるものが圧倒的に多い。話すだけでは伝わらないだろうなという思いがあったから。

実はそうした感覚や難しさはまだ完全に解消されたわけではないのだが、いくつかの理由で行う意味もあるのかなと思い直して、今回の企画を進めている。

まず、Kaienも大きな会社ではないので、どうしてもすべての当事者にサービスが届くわけではない。物理的に通えなかったり、今のKaienのサービスラインナップでは対応が難しかったりするためである。そういった人達にも、Kaienの考えに触れることで、少しでも、なんらかでも、刺激を受けていただいた教育・福祉関係者によって、好影響がもたらされればそれは良いなと思ったことが一つ。

もう一つは、逆の流れで、こういった人なら「Kaienだとうまくアクティベイトしてくれるのでは」という紹介もいただけるのではという思いからである。

実はKaienに来られない層もたくさんいて、地元ではいろいろと見ていらっしゃる人が多いと思うので、Kaienとしても何か得られるものがないか、刺激を受けるつもりで開催しようと思う。

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TEENSのご家族

本格オープン後2ヶ月の発達に凸凹のある10代向けのTEENS。プレオープンの時からすると4ヶ月たった。このタイミングで、塾生のご家族に満足度アンケートを行った。

回答率は驚きの70%超。すこぶる高い。頂いた意見も貴重で為になるものばかり。

ただ、満足度はまだまだ理想とする域には達していない。他に似たサービスのないのではあるが、それを差し引いても当社の努力不足・アイデア不足のところが大きいと思う。ご家族からのフィードバックを元によりよいものを提供していきたいと思う。

TEENSを探して入塾させたいというご家族は、発達障害のコミュニティの中でも、めちゃくちゃアンテナが高く、進歩的な人たちなので、一緒にTEENSを作っていただいている感じである。

宣伝。こういったことを、来月開催のTEENSセミナーでお話するつもり。メインの話は「発達の凸凹を活かした就職活動」についてだが、ご家族からのフィードバックにどうやってTEENSとして応えていくのかもお話ししたいと思っている。

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発達障害の強みを活かす就職術として「教育と医学」に掲載

メディア掲載のお知らせ。今日発売の『教育と医学』(慶応大学出版会)は、成人後の発達障害を理解する、という特集が組まれていて、そこでKaien/TEENSについての論文が掲載された。『発達障害の強みを活かす就職術』というタイトルで、5000字ぐらい。

全国の書店でも手に入ると思うし、アマゾンでも取り寄せられる。値段は720円。

ご家族・教育関係者向けに、ということだったので、いつも以上にシンプルに書こうと思った。それがためか、少し雑な論ではあるかもしれないけれども、書いた自分が読んでも「なるほど~」と思うほどわかりやすいとは思うので、ぜひご一読いただきたい。

なお、僕の論文の前には一緒に研究させていただいている富山大学の西村先生、そして後ろにはやはり一緒に研究している福岡教育大学の納富先生の論文が掲載されている。

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遅れもあるが、もろもろ感謝

元々6月1日出版予定だった自著が現段階で未定に。これ以上は書けず。。。

その他は遅れているものもあるが、多くは予定通り。特に本業の部分は進度が速い。

あまり煽るのもどうかと思ったが、本当に今、Kaienに来ていただけると、人生が一歩前に進むチャンスが大きくなっている。ぜひお越しいただきたい。これも、Kaienを信じて職業訓練に参加し、就職までたどり着き、そして定着してくれた修了生のおかげだと思う。感謝。

繰り返しだが、スタッフとして働くにしても、職業訓練や就職紹介を受ける場としても、いい頃合いになってきたと思う。スタッフの希望の方はこちら。当事者の方の無料相談会はこちら

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残席1とのこと

さまざまなお力添えがあり、Kaienでは各種セミナーを開催予定。6/23(土)はダブルヘッダー。

・10時30分~ 発達に凸凹のあるお子様がいるご家族向け ”TEENSセミナー”
・13時00分~ 発達障がい者就労支援セミナー&セッション(基礎編)

2つは1か月後のイベントだが、お陰様で残席1ということ。今後も不定期で開催する予定なのだが、1回目は割合に少人数でお話できると思うのでぜひお越しください。

くわしくは「Kaien 各種セミナー」から。

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清々しさ

今日はある起業家にあった。3年前に日本に帰ってきてから初めて「こういう人が起業家だよな」という人にあった気がする。

僕はまったく個人的に起業家向きではないのだがなぜか会社を起こしてしまったタイプなので、かえって他の起業家について対抗心がない。それがために自然に向き合える気がする。

名誉とか金とかではなく、単純に起業が趣味なんだろうな、というシンプルな感じが良かった。

明日はそういう話をこちら(ExcelなどのMOS資格でお馴染みのオデッセイコミュニケーションズが送る丸の内インターネットラジオ「アイデアエクスチェンジ」)でしようかなと思って、ちらっとウェブサイトをみたら、前回の登場は小林りんさんではないか。。。この方には僕はすべてを圧倒されるので、かえって雰囲気がガラッと変わって番組的には面白いかもしれない。

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北陸中日新聞に掲載してもらいました

北陸中日新聞の5月18日 朝刊 社会面

ウェブでは読めないようだが、先週、北陸中日新聞(石川県)で取り上げてもらった。上が担当記者からわざわざ送っていただいた新聞記事の写真。

こちらの記事「金沢で誕生の農業法人 発達障害者の積極雇用生かす」の翌日の記事での取り上げである。たしかに農業分野は「あり」。結局のところ、発達障害の力云々と言うよりも、管理者の力が大きいだろうなというのが僕の率直な印象である。

僕の名前の下に(三四)と書かれていた。日本の新聞記事はなぜか年齢を記載するのが常。普段はあまり思わないが、記事にされ、他者の目線で見ると、自分の年齢を突きつけられているような不思議な感じがする。多くの読者からすると「案外若い人がやっているな」と思うのだろうか。

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ニュースの裏 「障害者の雇用率 2%に引き上げへ」

NHKを始めマスコミ各社が今週「障害者雇用率 2%に引き上げへ」を流した。厚労省の発表をそのまま書いたような内容ばかり。実際のところはどう読むのか、ニュースの裏(というか、知っている人には至極当然のことだが)を書いていきたい。

まずはNHKのニュースを転記。

  • 就職を希望する障害者が増え続けていることから、厚生労働省は、企業に義務づけている障害者の雇用率を現在の1.8%から15年ぶりに引き上げて2%とする方針を固めました。企業に対し、障害者を雇用した際に支払われる助成金の制度の活用を呼びかけるなどして雇用を確保していく方針です。
  • 障害者の雇用を巡っては、現在、従業員が56人以上いる企業に対し、全体の1.8%以上の障害者を雇用するよう法律で義務づけています。障害者の社会参加が進むなか、自立を求め、仕事を探す障害者は年々増え、昨年度の求職者は18万2000人余りと、5年前よりおよそ20%増加しています。
  • このため、厚生労働省は企業に義務づけている雇用率を1.8%から2%に、また、国や自治体は2.1%から2.3%に、そして、都道府県の教育委員会は2%から2.2%に、来年度からそれぞれ引き上げる方針を固めました。障害者の雇用率が引き上げられるのは平成10年以来、15年ぶりです。
  • 一方で、義務づけられた雇用率を達成している企業は去年6月の時点で45%と半数以下にとどまっていることから、厚生労働省は、企業に対し、障害者を雇用した際に支払われる助成金の制度の活用を呼びかけるなどして雇用を確保していく方針です。

【表】 就職を希望する障害者が増えて続けていることから
【裏】 一般枠での就職が厳しく障害者手帳を取得しての就労を始めたり、一般枠でうつ等のメンタルの問題から働けなくなり障害者手帳を取得し再スタートを切らざるをえない人が急増していることから

【表】 コメント無し
【裏】 障害者雇用率が未達の企業から徴収した資金で、新たに障害者雇用を始める企業などへの助成金を出す財源が徐々に枯渇していることから、(もっというと、2014年度から雇用率未達の場合に”罰金”を徴収される企業の規模が、現行の従業員201人から101人へと拡大されることを鑑みても、財源の枯渇が見込まれることから)

【表】 障害者を雇用した際に支払われる助成金の制度の活用を呼びかける・・・
【裏】 (これは僕の肌感覚だが助成金目当てに障害者雇用をする企業はほとんど無いと思う。雇うならばきちんと矜持ある雇い方をしたい、働かせ方をしたいという企業が多いと思うので、お金で釣るような理由が一番目に来るのはどうかと思うのだが・・・) それにそもそも基本的には雇いはじめの段階で100万円程度の助成金が出ても、雇用は数年、数十年続くのである。数千万円、場合によっては億単位の「買い物」が雇用であるので当初の100万円程度は冷静に考えるとあまり意味はないと言い切っても良いと思う。

【表】 障害者の社会参加が進むなか、自立を求め、仕事を探す障害者は年々増え、
【裏】 世界的に国家財政や通貨の方向性が見えなくなり、自分の将来を自分で守らなければと思う人が障害者と言われる層でも当然に増えてきていることから

以上が表と裏でした。

助成金の財源不足はかなり切羽詰まったことになってきたとあちらこちらから聞こえてくるので2.0%とした判断には少なからず影響していると思われる。また助成金の制度も雇用率とセットでこれまで政策を推進してきたので、いきなり無にするとかはできないのであろう。

ただ、厚労省が本当にこの2つのレバーしか無いのかというとそうでもないと思う。

本当に社会参加を促すのであれば、例えば短い時間でも働きやすく、雇いやすくする制度(※短時間労働で生活しきれない部分は国・行政が金銭的にマッチアップする)や在宅での勤務を奨励するなど多様な働き方ができるようにするべきかと思う。もちろん行なっているのであろうが、雇用率と助成金ほど明確に目標にしにくいためか、まだまだ浸透していないように思う。

あるいは重度と言われる身体障害者を除いては、どの障害者を雇っても1ポイント(※ポイントという表現ももちろん色々と感じるところがあるが今日のところはスルーして)にしかならない。そこで、困難さ・困り感の程度に応じて、0~1まで複数段階にわけるような制度を導入するという改善案もあるであろう。0か1かの世界だと、職業人として人はそもそもそういうふうに(つまり健常者と障がい者の2つしかないようなシンプルな)分布はしていないので、どうしても制度の歪みが出てくるからである。

たとえば、障害者の中でも(今まで一般枠で働いていたような)より働きやすい人、うっすらとした人が就労マーケットを抑え始め、障害者の中でもより弱者の部類に属する人たちが働きにくくなるような気がする。正直Kaienもうっすらとした層がどうしても就職支援をしやすく雇われやすいので、もうちょっと違った形で就労支援ができないかと思っているのである。

弱音を吐いても行けないが、こういう企業が動きにくい部分こそ国が動いてほしいなと思う。

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社会起業に必要な要素

ケロッグビズスタイルというウェブサイトでコラムを書かせてもらった。タイトルは「社会起業に必要な要素」。ちょっとビターなテイストのコラムなのだが、ありがたいことに4回シリーズの中では一番読んでいただけたようだ。RTやいいねなどしていただいた方に感謝。

偉そうなことを書くのは大変である。書いたことはしっかりと実行したいと思う。

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千里の道も一歩から

TEENSが面白い感じになってきた。発達に凸凹のある子どもたちが手軽に廉価で楽しく生きるための方法論。この実現を同じ方向性で考えている人たちが見つかった。というより先方から見つけてくれた。大人にも応用できそうである。

今日まで1、2週間は辛いことが色々とあったが、希望を頂いた気がする。「千里の道も一歩から」のまだ一歩目だとは思うが、しっかりとイノベーションを起こしていきたいと思う。

そろそろTEENS(麻布十番本校)も追加の学生スタッフ(インターン)が必要になりそう。基本的には新卒での採用を考えた上でのインターンである。選考は極端に厳しく、大学生の時の僕なら一瞬で落ちていたと思うけれども、ぜひ挑戦していただきたい。応募などはこちらから。

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助成金とのお付き合い

福祉の世界は、国・自治体から降ってくるお金が多い。どうしてもそれに頼りがちなオペレーションになってしまう。Kaienのビジネスプランを3年ほど前に書きながら思ったのが、国の軍門には下らない、ということ、だった。

その決意から3年。実際のところ、だいぶ軍門に下らせていただいている・・・

結果がついてきているので(発達障害の人たちが一人暮らしが出来る程度の給与をもらえる就職口を企業に開拓し、そこに訓練の修了生を送り出せているので)ある程度の納得感は納税者の方にしてもらえると思うのだが、やはりできる限りB2BやB2Cといわれる分野を増やしていきたいと思う。

今年始めた10代向けの事業・TEENS。こちらもB2Cで頑張るつもりなのだが、今日ひとつ助成金を申請した。なんだか初志貫徹できていないのだが、使わせていただいた額以上のパフォーマンスを出すことが重要なのかなと思う。

たしかオバマ大統領が言っていたが「大きな政府か小さな政府かが問題なのではなく、効率的・効果的か否かが問題」という感じで、「誰に払って頂くかのかが問題ではなく、効率的・効果的かが問題」と思い直している。

ちなみに今日申請した助成金はまだ審査に通らないといけないのだが、TEENSのプログラムをより広い地域の方に利用してもらうためのもの。実際すでに北
海道や、長野、静岡など、かなり遠くから通っていただき始めたので、なんというか、しっかりとしたサービスをできる限り広い範囲で、しかも手頃な価格帯で
提供することが目的である。

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秀逸!寺子屋TEENSの作品から

TEENSはKaienが開発している10代向けのプログラム。学習支援と社会性を高める”部活動”という二本柱。他でまったく取り組みがないので試行錯誤であるのだが、ご家族・ご本人のご理解とご期待もあり徐々に形になってきたかなという感じ。

いつもは平日夕方と週末に開いているTEENSだが、お休みの時は日中にお試し講座を開いている。前置きが長なくなったがそれが「寺子屋TEENS」で大型連休も今日まで3日間開催した。勉強をしたグループやロボットを動かしたグループもいるが、ここで共有しやすい3D動画をご覧頂きたいと思う。

ペンギンをつかったコミカルな動画

上の動画で飛んでいったペンギンの首が最後に飛んでくるという動画(他の子が作成)

西部劇と天罰

ストーリーはおこさんらしく、まあまあ残酷なところもあるが、なかなか工夫をこらしているし、わずか90分の間で他のお子さんと上手にコミュニケーションを取れたりしていてよかったと思う。

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    発達障害丁々発止8 『発達障害の原因は親の愛情不足、日本伝統の子育てで予防可能という大阪維新の会・大阪市議団の条例案について』

    いまだにこれが一政党の条例案だとは信じられないのだが、以下コメント。(※条例案と橋下大阪維新の会代表のTweetを末尾に貼り付けてます)

    まず僕が「家庭教育支援条例」を今日昼に一読したときに思ったこと。「幼いな」ということ。

    • 冒頭からして「かつて子育ての文化は・・・」という「かつて」っていつ??とか、「温かく、時には厳しい眼差し」とか主観たっぷりの表現だし
    • 唐突に発達障害が出てきたり、虐待の問題になったり、章立てが論理的な並びには思えないし、
    • 「保護者」といったら、「親」といったりで、使っている文言も揺れるし、
    • 市の条例案なのに前文のところで「本の未来を託す」という表現が出てくるし(※大阪市の条例なので「本市の・・・」ではないのか?どこか県用の文章をコピペしてきたのが前文になっているのか? それとも、大阪府でもなく、大阪都でもないので、いつのまに大阪維新の会は大阪構想を大阪構想にしたの?)
    • そもそも文章がなんだか中学生が、難しい言葉をたくさん使って背伸びして書いた文章のようだし・・・

    にわかには、大人が書いた文章、とは思えなかった。なので誰かがそれっぽく書いたのかと思ったのだが、橋下さんの反応を見るに本当らしい。。。

    これが「わが国の伝統的子育て」によって得られるレベルであったら僕はその子育ては受けたくなかったしわが子にも受けさせたくない。日本語ぐらいしっかり書けるようになって欲しいし、「バカ文春、バカ新潮」と罵った週刊誌でももう少し理路整然とした文章を書ける人が担当している。「維新政治塾」では政策云々を論じるよりも「我が国の美しい」日本語をきちんと扱えるように義務教育レベルの内容を教えたほうが良いのではないかと思う。そもそも新しい人をリクルーティングする前に今の政党員しかも議員である人たちに「伝統的」な教育を受け直させたほうが良いのかもしれないが・・・。(と少し風刺的に反応してみました m(__)m)

    とはいえ、人には間違えがあるもの。それと社会をよくしたいという気持ちはわかるが、それがこの条例案の肝であろう「伝統的子育て」では。。。科学的でもないし、まったく論理的でもない。

    マイノリティにとって恐ろしいことは、「信頼出来る」と思われている人たちが、本人たちもまったく悪意なく、むしろその状況を懸念するからこそ本気で、まったく反対のことを行なってくれることである。提唱している本人たちも大真面目であるし、それにたいしてマジョリティはあまり反論しないし、一部のマイノリティ(※発達障害に関心がありそうなのは多く見積もっても人口の10%)が騒いでも、怖いのは結局それがスルーされて、世の中ではこの条例案の考え方が「有り」になってしまうことである。

    各所ですでにまとめられているであろうが、念の為に、本条例案での事実誤認や誤解をひとつずつあげていくと、以下のようになる。

    • 軽度発達障害 ==> 知的遅れのない発達障害という意味だろうが、これは誤解を招く(知的遅れがなくても問題が深刻な場合も当然あるのだが軽度というとそちらのほうがよりよいような印象がある)として特に行政や学会ではもう使っていない。
    • ひきこもりは70万人、その予備軍は155万人に及び、ひきこもりや不登校、虐待、非行等と発達障害との関係も指摘されている。 ==> 因果関係と相関関係をぐっちゃにした議論。
    • 乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる ==> 発達障害は先天的・遺伝的であることは科学的にほぼ確か。なので愛着形成云々というのは、言葉を失う感じの誤解。(未だに地動説でなく天動説を信じているのか程度のショック) それに似た症状と発達障害を一緒にするのは、現象は似ているが原因が違うものを十把一からげにして、対応まで一緒といっている暴論にちかい。
    • わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する ==> ひどすぎてコメントをする力を失いそうになるが、なんとかひねり出すと、子育てによって予防や防止ができるわけではなく(※療育やその後の環境調整によって見えにくくなることは当然あるが)、しかもそれが「わが国の伝統的子育て」だとOKというのが発達障害関係の人だけでなく日本以外の諸外国の人たちも馬鹿にするすごい発想だと思う。。。

    それにしても、読めば読むほど「伝統的子育て」に新興宗教的に心酔している人がこの条例案を書いていることがわかるし、このマインドセットを解くのは結構時間・工数が掛かりそうだなという気がした。

    さて、最後にメディアの役割。実は「自閉症(発達障害の一つ)は親のしつけに関連する」というのは、2008年の共和党の大統領候補、ジョン・マケインも演説で言ったことがある。たしか2008年前半だったと思う。その時メディアは一斉に報道し、翌日マケインが「事実誤認があった」と発言を訂正したことがある。今回は、大阪維新の会という注目すべき、多くの人が期待している政党がつくった条例案でありながら、メディアの反応がいまいちだということ。まじめに「伝統的子育て」を信じている議員たちは「善意」でこの条例案を作っていることを考えると、きちんと声として社会に響かせることは重要である。その役割はマイノリティだといくら今のネットの力を借りてもすぐに風化する可能性があり、だからこそメディアが取り上げて欲しいところなのだが、どうもそうはならない。国会のちょっとした失言を追い回すぐらいなら、こういった10%程度のマイノリティの人が感じている違和感を声として伝えるのがメディアの役割だと思うのだが。。。どうも悲しいことである。

    大阪市のこの条例案。まずは完全に無しにしていただき、その気持ちと目標を論理的に科学的に現実のものに出来る案を作っていただければ良いなと思う。

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    以下、条例案と橋下さんのやり取りを貼り付けておく。

    大阪維新の会  大阪市議会議員団  平成24年5月        
    家庭教育支援条例 (案)

    第1章 総則
    第2章 保護者への支援
    第3章 親になるための学びの支援
    第4章 発達障害、虐待等の予防・防止
    第5章 親の学び・親育ち支援体制の整備

    (前文)
    かつて子育ての文化は、自然に受け継がれ、父母のみならず、祖父母、兄弟、地域社会などの温かく、時には厳しい眼差しによって支えられてきた。
    しかし、戦後の高度成長に伴う核家族化の進展や地域社会の弱体化などによって、子育ての環境は大きく変化し、これまで保持してきた子育ての知恵や知識が伝承されず、親になる心の準備のないまま、いざ子供に接して途方に暮れる父母が増えている。
    近年急増している児童虐待の背景にはさまざまな要因があるが、テレビや携帯電話を見ながら授乳している「ながら授乳」が8割を占めるなど、親心の喪失と親の保護能力の衰退という根本的問題があると思われる。
    さらに、近年、軽度発達障害と似た症状の「気になる子」が増加し、「新型学級崩壊」が全国に広がっている。ひきこもりは70万人、その予備軍は155万人に及び、ひきこもりや不登校、虐待、非行等と発達障害との関係も指摘されている。
    このような中で、平成18年に教育基本法が改正され、家庭教育の独立規定(第10条)が盛り込まれ、「父母その他の保護者は、子の教育について第一義的責任を有する」と親の自覚を促すとともに、「国及び地方公共団体は、家庭教育の自主性を尊重しつつ、保護者に対する学習の機会及び情報の提供その他の家庭教育を支援するために必要な施策を講ずるよう努めなければならない」と明記した。
    これまでの保護者支援策は、ともすれば親の利便性に偏るきらいがあったが、子供の「育ち」が著しく損なわれている今日、子供の健全な成長と発達を保障するという観点に立脚した、親の学び・親育ちを支援する施策が必要とされている。それは、経済の物差しから幸福の物差しへの転換でもある。
    このような時代背景にあって、本県の未来を託す子供たちの健やかな成長のために、私たち親自身の成長を期して、本条例を定めるものである。

    第1章 (総則)

    (目的)
    第1条
    1項 親およびこれから親になる人への「学習の機会及び情報の提供等」の必要な施策を定めること
    2項 保育、家庭教育の観点から、発達障害、虐待等の予防・防止に向けた施策を定めること
    3項 前2項の目的を達成するため、家庭教育支援推進計画を定めること

    (基本理念)
    第2条
    家庭教育の支援は、次に掲げる条項を基本理念として、推進されなければならない。
    (1) 親は子の教育について第一義的責任を有すること
    (2) 親と子がともに育つこと
    (3) 発達段階に応じたかかわり方についての科学的知見を共有し、子供の発達を保障すること

    (社会総がかりの取組)
    第3条
    前2条の目的および基本理念にもとづき、家庭教育の支援は、官民の区別なく、家庭、保育所、学校、企業、地域社会、行政が連携して、社会総がかりで取り組まれなければならない

    第2章 (保護者への支援)

    (保護者への支援の緊急性)
    第4条
    現に子育て中であるか、またはまもなく親になる人への支援は、緊急を要するため、以下に掲げる施策が、遅滞なく開始されなくてはならない

    (母子手帳)
    第5条
    母子手帳交付時からの親の学びの手引き書の配付など啓発活動の実施、ならびに継続的学習機会の提供および学習記録の母子手帳への記載措置の実施 

    (乳幼児検診時)
    第6条
    3ヶ月、6ヶ月、1歳半、3歳児検診時等での講習の実施ならびに母子手帳への学習記録の記載措置の実施

    (保育園、幼稚園等での学習の場の提供)
    第7条
    すべての保育園、幼稚園等で、年間に1度以上、保護者会等での「親の学び」カリキュラムの導入

    (一日保育士、幼稚園教諭体験)
    第8条
    すべての保育園、幼稚園で、保護者を対象とした一日保育士体験、一日幼稚園教諭体験の実施の義務化

    (学習の場への支援)
    第9条
    保育園、幼稚園、児童館、民間事業所等での「親の学び」等の開催支援

    第3章 (親になるための学びの支援)

    (親になるための学びの支援の基本)
    第10条
    これまで「親になるための学び」はほとんど顧みられることがなく、親になる自覚のないまま親になる場合も多く、様々な問題を惹起していることに鑑み、これから親になる人に対して次に掲げる事項を基本として、学びの機会を提供しなければならない。
    (1) いのちのつながり
    (2) 親になることの喜びと責任
    (3) 子供の発達過程における家族と家庭の重要性

    (学校等での学習機会の導入)
    第11条
    小学校から大学まで、発達段階に応じた学習機会を導入する

    (学校用家庭科副読本および道徳副読本への導入)
    第12条
    小学校から高等学校まで、発達段階に応じて、次に掲げる事項を基本とした家庭科副読本および道徳副読本を作成し活用する
    (1) 家族、家庭、愛着形成の重要性
    (2) 父性的関わり、母性的関わりの重要性
    (3) 結婚、子育ての意義

    (家庭用道徳副読本の導入)
    第13条
    前12条の内容に準じて、保護者対象の家庭用道徳副読本を作成し、高校生以下の子供のいる全ての家庭に配付する

    (乳幼児との触れ合い体験学習の推進)
    第14条
    中学生から大学生までに対して、保育園、幼稚園で乳幼児の生活に触れる体験学習を義務化する

    第4章 (発達障害、虐待等の予防・防止)

    (発達障害、虐待等の予防・防止の基本)
    第15条
    乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる

    (保護者、保育関係者等への情報提供、啓発)
    第16条
    予防、早期発見、早期支援の重要性について、保護者、保育関係者およびこれから親になる人にあらゆる機会を通じて情報提供し、啓発する

    (発達障害課の創設)
    第17条
    1項 発達障害の予防、改善のための施策は、保育・教育・福祉・医療等の部局間の垣根を廃して推進されなければならない
    2項 前1項の目的達成のために、「発達障害課」を創設し、各部局が連携した「発達支援プロジェクト」を立ち上げる

    (伝統的子育ての推進)
    第18条
    わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する

    (学際的プロジェクトの推進)
    第19条
    保育・教育・福祉・医療等にわたる、発達障害を予防、防止する学際的研究を支援するとともに、各現場での実践的な取り組みを支援し、また、その結果を公表することによって、いっそう有効な予防、防止策の確立を期す

    第5章 (親の学び・親育ち支援体制の整備)

    (民間の、親の学び・親育ち支援ネットワークの構築推進)
    第20条
    親としての学び、親になるための学びの推進には社会総がかりの取り組みが必要なため、民間の、親の学び・親育ち支援ネットワークの構築を支援し、推進する

    (民間有資格者の育成に対する支援)
    第21条
    親としての学び、親になるための学びを支援、指導する「親学アドバイザー」など、民間有資格者等の育成を支援する

    (「親守詩」実行委員会の設立による意識啓発)
    第22条
    親と子がともに育つ実践の場として、また、家族の絆を深める場として、親守詩実行委員会を設立して発表会等の催しの開催を支援し、意識啓発をおこなう

    (家庭教育推進本部の設置と推進計画等の策定)
    第23条
    1項 首長直轄の部局として「家庭教育推進本部」を設置し、親としての学び、親になるための学び、発達障害の予防、防止に関する「家庭教育推進計画」を策定する
    2項 「家庭教育推進計画」の実施、進捗状況については検証と公表をおこなう

    橋下徹 ‏ @t_ishin
    発達障がいの主因を親の愛情欠如と位置付け愛情さえ注げば発達障がいを防ぐことができるというのは科学的ではないと思うという僕の考えを市議団長に伝えました。これからこの条例案について市議団内での議論が始まります。是非大阪維新の会市議団に様々なご意見をお寄せ下さい。

    維新の会市議団長に確認をしました。家庭教育支援条例は議員提案の条例案であり発案議員グループが作成し、これから市議団政調会にかけるという段階です。この段階で報道されたようです。これから政調会で議論が始まり様々な方の意見を聴取するようです。

    ただこれは必要十分条件の話ですが、愛情欠如になれば、子どもに多くの悪影響があるのは確かでしょう。しかしだからと言って、子どもに何か問題があるからと言ってその原因は親の愛情欠如だと言い切ることにはならない。ゆえに発達障がいの主因を親の愛情欠如と据えるのは科学的ではないでしょう。

    市議会での議論後市長として最後は政治決着を図りますが、議論前に僕が市議団の決定をすることは首長と議会の関係上やってはならないことです。そして議員提案条例は議会内議論で決まってしまいます。ただ親の愛情欠如と発達障がいとをイコールにしてしまう考えには賛同できませんので議会に伝えます

    市政における市議団維新の会の方針について僕には決定権はありません。ここまで僕が決定権を持つとそれこそ完全な独裁になってしまいます。僕は府議・大阪市議・堺市議をまとめた全体の方針決定をします。

    ですから僕が知事時代も大阪維新の会府議団にノーを食らったことはいくつもありますし、市長になっても維新の会市議団にノーを食らっていることはたくさんあります。ここは議会と市長できちんとチェックアンドバランスを働かせようと注意しています。

    そこで大阪維新の会の運営方針として、大阪府議会・大阪市議会・堺市議会をまとめた大阪全体の方針については僕が代表を務める大阪維新の会の執行部で方針を固めます。しかし各府政、市政においては、知事・府議団・市長・市議団が独立してやっていく集団にしています。

    議員提案の条例となると、これは日本の地方自治制度の仕組みなのですが、議員間討論で決めて行くことになります。市長が間に入ることはありません。大阪維新の会は日本初の試みの政治団体です。首長が議員集団のリーダーになる。当初首長の独裁になる、議会のチェックが働かなくなると批判を受けました

    客観的な子育て支援は必要です。特に児童虐待の多い大阪においては。ネグレクト一歩手前で子どもが悲惨な状況になっている事案が多いのも事実です。愛情を持って子育てしましょうという呼びかけとしては問題ないのでしょうが、発達障がいの原因とすることには大きな問題があるでしょう。

    このご意見は理ありです。僕は市民に義務を課すことは基本的に好きじゃありません。今回の条例は市議団提案です。市政になると同じ維新の会でも市議団と市長という立場になります。市議団に伝えます。 RT @hirokook: 軽度発達障害(etc)が親の愛情不足とか太古の理論出してんじゃね

    @hirokook このご意見は理ありです。僕は市民に義務を課すことは基本的に好きじゃありません。今回の条例は市議団提案です。市政になると同じ維新の会でも市議団と市長という立場になります。市議団に伝えます。

    以前のブログから
    大阪維新の会 発達障害関連の条例案(!?)のご紹介 (12/05/03)

    発達障害丁々発止5 『新大阪市長・橋下さんの障害者雇用施策について』(11/11/28)

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      大阪維新の会 発達障害関連の条例案(!?)のご紹介

      以前、橋下大阪市長の障害者雇用については、その姿勢と考え方についてブログに書いた(こちら)その橋下さん率いる大阪維新の会だが、昨日?大阪市議団がつくっている発達障害関連の条例案がネットで公開され反響を呼んでいる。僕はいま勤務中なので細かいことは後で書くとしてまず共有を。。。僕も裏をとれたわけではないので、本当にこれを維新の会が作ったのかはわからないのですが。。。

      全文はこちらから=>http://osakanet.web.fc2.com/kateikyoiku.html#4

      特に第4章に驚く方が多いと思うので、以下に貼り付けます。

      第4章 (発達障害、虐待等の予防・防止)

      (発達障害、虐待等の予防・防止の基本)
      第15条
      乳幼児期の愛着形成の不足が軽度発達障害またはそれに似た症状を誘発する大きな要因であると指摘され、また、それが虐待、非行、不登校、引きこもり等に深く関与していることに鑑み、その予防・防止をはかる

      (保護者、保育関係者等への情報提供、啓発)
      第16条
      予防、早期発見、早期支援の重要性について、保護者、保育関係者およびこれから親になる人にあらゆる機会を通じて情報提供し、啓発する

      (発達障害課の創設)
      第17条
      1項 発達障害の予防、改善のための施策は、保育・教育・福祉・医療等の部局間の垣根を廃して推進されなければならない
      2項 前1項の目的達成のために、「発達障害課」を創設し、各部局が連携した「発達支援プロジェクト」を立ち上げる

      (伝統的子育ての推進)
      第18条
      わが国の伝統的子育てによって発達障害は予防、防止できるものであり、こうした子育ての知恵を学習する機会を親およびこれから親になる人に提供する

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        「発達障害を理解するために2」無料ダウンロード開始

        昨年度何度か幕張に呼ばれて、意見を反映してもらった「発達障害を理解するために2」とその付属リーフレットがダウンロード可能になっていたのでお知らせ。

        Kaienニュース 「発達障害を理解するために2」 無料ダウンロード開始
        (※ (独)高齢・障害・求職者雇用支援機構 障害者職業センターの最新支援マニュアルです)

        Kaienでできている部分、できていない部分、していない部分、書かれていないけれどもしている部分などあるけれども、概ねこの冊子の通りに行えば良いし、行えていない時が多いなと思う、ベーシックな内容がカバーされている冊子だと思う。なお、下にあるように、この冊子の冒頭20ページほどは漫画である。わかりやすいしインパクトがあるのでご覧頂きたい。

        冊子の冒頭にある漫画が秀逸

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          4月のアクセス数 トップ5

          第1位 「アスペルガーの館」 

          第2位 発達障害丁々発止7 『精神科医のエコノミクス』

          第3位 テレビを持っていない元テレビマン

          第4位 発達障害を理解するために 新冊子完成

          第5位 一年に1度の恥 一年に1度の喜び

          1位についてはまだ読んだ感想を書いていないので、この連休中にかければ書きたいと思う。4位についてはついにこちらでダウンロードが可能になった。5位については5月にしっかりとした発表ができそう。その模様はテレビ(日テレ NEWS ZERO)でも取り上げられる予定。楽しみにして下さい。

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            海外メディア 『いじめにあった自閉症児の父親の反応』

            ここ1週間ぐらい各メディアを騒がせている話題のようだ。Father of autistic bullying victim speaks out CNN Anderson Cooper 360. 「いじめにあった自閉症児の父親が話す」

            10才のAkian少年は元来おとなしい子どもだった。が、学校から「椅子を投げたり、同級生を叩いたりしている」と報告を父親が受ける。何かがおかしいと父親は思い、隠しマイクをつけて学校に通わせた所、担任の先生から口頭による嫌がらせを受けていた。

            2ヶ月間、教育委員会(と訳せばいいのだろうか?)にこの教師の解雇をお願いしたが聞き入れられず、最後の手段としてYouTubeで訴えた。これがYouTubeで大反響を呼び、CNNの看板番組のAnderson Cooper 360(もともといじめ撲滅運動を展開して、レズビアンやゲイの子どもたちのいじめの実態なども過去に何度もレポートしている)などで取り上げられた。

            番組の中で父親(Stuart Chaifetzさん、シングルファーザーだそう)や専門家(障害者権利保護の弁護士)が出ているが、3分の2の自閉症児が学校でいじめを受けているという調査があることが触れられている。ひとごとではないし、今回は学校の先生による事件なので、本当に残念なことだが、こういう勇気のある父親やそれをしっかりと取り上げてくれるメディアがいて良いと思う。(大統領選挙をみていると米国のメディアもかなり問題があるのだが、素晴らしいところもある。)

            なお、YouTubeの力で学校は対策を取り、Akian少年も前の状態を取り戻したのこと。

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              講演 「ICT(情報コミュニケーション技術)と自閉症」

              講演の告知。

              東京都自閉症協会(※僕は会員であるとともに役員をしています)の年次総会。総会以外にも、記念講演をお願いしている。去年は脳神経科学からの考察を京都大学の十一元三先生にお願いした。今年は東大先端研の中邑先生・近藤先生によるICT時代の自閉症教育について。体験もある。

              ●特定非営利活動法人 東京都自閉症協会 2012年度 定期総会 

              • 日時:平成24年5月19日(土)午後1時15分~4時30分
              • 会場:こどもの城 8階研修室(渋谷区神宮前5-53-1)

              【第1部】NPO法人東京都自閉症協会総会 (午後1時15分~午後2時終了予定)

              【第2部】総会記念講演(午後2時30分~午後4時30分)

              • 「ICT時代の自閉症の教育・生活とは?」/ワークショップ「iPadを体験してみよう」 講師:中邑賢龍(なかむらけんりゅう)先生(東京大学 先端科学技術研究センター 人間支援工学分野)
              • ワークショップ「iPadを体験してみよう」 ~生活、学習、コミュニケーションをサポートする~講師:近藤武夫 先生(東京大学先端科学技術研究センター  人間支援工学分野)

               
              東京都自閉症協会の会員以外は1000円がかかるのだが、講演へのお申込みは・・・
              FAX: 03-3232-6171
              メール: autism@lapis.plala.or.jp

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                親友はExcel

                NHK時代はWordを少し使うぐらいだったので、20代後半までPowerPointもExcelもほとんど使ったことがなかった。それがなぜか今はExcelが大の親友という感じまでなった。MBA時代は周囲のPCレベルに非常に焦ってExcelを特訓したところ、なぜかとても自分にフィットしていることがわかり、2年生の時はSpreadsheet ModelingというOperationsとFinance, Marketingをカバーする教科のTA(ティーチング・アシスタント)として、ケロッグに雇ってもらったほどである。(※おかげでソーシャルセキュリティーナンバーももらえた。)

                と前置きが長くなったが、そんな僕のExcelへの愛情を知ってか知らずか、日本でマイクロソフト・オフィス関連の資格試験(MOS試験)を実施しているオデッセイ コミュニケーションズさんから取材を受けた。↓ をご覧ください。

                【リレー★エッセイ(Vol.84)】(株)Kaien 鈴木慶太さん ~あなたにとって「仕事・働くとは」~

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