採用情報

空気を読む力は10代に発達する

正月に見たTEDの中で最もおもしろかったのが、「サラ=ジェイン・ブレイクモア:青年期の脳の不思議」である。

今まで幼児期までに発達がピークを迎えるという考え方が一般的だったが、ここ10年15年のMRIの技術により、青年期(≒思春期)に様々な対人関係をつかさどる機能が脳内で発達することがわかってきたという。

TEDのページから抜粋する。(※一部編集しています) アンダーバーのところに注目してほしい。

青年期に最も劇的に変化するのは 脳の前頭前皮質という部分でしょう。人の前頭前皮質は、他の生物に比べ、脳の中でより大きな比率を占め、様々な機能を果たします。例えば、意思決定計画(※明日、来週、あるいは来年、何をするか計画する)、あるいは不適当な行動の抑制(※つまり失礼なことを口にしたり、ばかげたことをしないように自己を抑える機能)、さらには他人への理解など人との交流にも必要ですし、自己認識でも重要です。MRIを利用して脳のこの部分の発達を追う 研究をすることで、前頭前皮質は青年期に本当に劇的に発達することが明らかにされました。

このアンダーバーの部分は、発達障害の人が苦しみがちのところであり、空気を読んだり人の心を読んだりする部分にもあたる。つまり、「空気を読む力は10代に発展する」とまではいっていないが、かなり近いことを言っているのである。

早期療育が万能であるかのような考えを聞くことがあるし、もちろん重要だと思うが、同じぐらい大切なのが10代から20代にかけての人間関係なのかなぁと思う。我田引水ではあるが、TEENS(発達障害の傾向の10代向け)やガクプロ(発達障害の傾向のある学生向け)はやっぱり価値があるものにしていかないといけないし、挑戦しがいのある発達成長期に即したプログラムなのだと思う。

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冬の札幌出張

札幌はこの5年で3回も講演に呼んでいただいているが、毎回冬。。。今日も寒波の中で冬の大地を感じに参ります。ちなみにいずれもさっぽろ雪まつりの時期ではない。。。

今日伺うのはさっぽろ駅前クリニック。先日、昭和大学烏山病院のイベントでお会いしたばかりである。烏山病院もさっぽろ駅前クリニックも、発達障害向けのデイケアを運営している。ここ数年で全国各地に復職支援、すなわちリワークだったり、就職前の生活リズム改善だったり、病院・クリニックが運営するものがとても増えてきているようだ。

今日は医師が中心。昨日は大学生向けにお話をしたばかりなので、ちょっとばかり頭を切り替えて参ります。

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季刊発達 「特集“発達障害”を問い直す」に寄稿しました

今月下旬の発売とのこと。すでに予約ができるようです。こちら(ミネルヴァ書房)

僕が担当したのは、発達障害の定義の部分で、「発達障害を楽しむ――保護者であり支援者である立場から」ということで結構な文量を書いています。だいぶ苦労して書いたのでぜひ読んでください。

予約・購入はこちら(ミネルヴァ書房)から。

++以下概要です++

【特集】
 Ⅰ “発達障害”とは何か
総論 生活障害としての発達障害(田中康雄)
保護者の思いに寄り添い、家族としての決断や選択を待つ――保健師として心がけていること(大下彩子)
「今、ここを、ともに」生きる視点から発達障害を見つめ直す(岸井謙児)
保育現場から考えること(中村孝博)
診断・医療情報がもつ意味と価値――学校現場の視点から(市野孝雄)
発達障害を楽しむ――保護者であり支援者である立場から(鈴木慶太)


 Ⅱ 発達障害児とその家族を支える営みとは
「接面」の観点から発達障碍を再考する(鯨岡 峻)
「ここなら あったかいよ」――子どもと保護者と保育者と共に暮らしを紡ぐ(和仁正子)
自閉症児と母親、その固有の生を肯定するあり方を求めて(山崎徳子)
「家族」と「当事者」の視点を重視した支援――発達障害をもつ学生の事例をもとに(渡部千世子)
てんかんと発達障碍を併せもつ息子を育てる過程で遭遇した数々の困難とこれから(頼 小紅)


【連載】
保育に活かせる文献案内
 〈連載4〉保育における美術表現指導(汐見稔幸)
ことばとコミュニケーションを科学する
 〈連載4〉ロボットからみた子どもの性格(玉川大学赤ちゃんラボ)
人との関係に問題をもつ子どもたち 
 〈連載79〉〈ここのいま〉を超えた視点の移動ができるようになるまで(《発達臨床》研究会)
霊長類の比較発達心理学 
 〈連載116〉チンパンジー研究者、母になる――ヒトの生後六カ月から九カ月までの発達(林 美里)
障がいのある子の保育・教育のための教養講座――実践障がい学試論【障がい文化編】
 〈連載7〉世界が「相貌・表情」を帯びる(佐藤 曉)
育つということ――発達臨床のフィールドから
 〈連載16〉不適切な養育環境と子どもの育ち その1 養育環境の安定性(山上雅子)


【発達読書室】
著者が語る『脳科学からみる子どもの心の育ち――認知発達のルーツをさぐる』(乾 敏郎)
書籍紹介
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週刊東洋経済で「うつの正体」を特集 発達障害についても言及有り

1月14日発売の「週刊 東洋経済」は50ページ以上、うつについて大特集。「うつの正体」。本日、出版社からできたての冊子が送られてきた。

もちろん東洋経済なので企業目線が多い。発達障害についてもうつとの関連性から紙面が割かれている。僕もコメントをさせてもらっている。

「企業で必要になる発達障害者の戦力化」ということでプラスの取り上げをさせてもらっていることに強く感謝。

  

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発達障害雇用サミット in 米・ノースカロライナが初開催!!

Kaienを起こす前の2008年と2009年。米国で立ち上げに参画したのが、シカゴ郊外にある非営利団体Aspiritech(アスピリテック アスペルガーとテックを合わせた造語)。まだ律儀に僕をアドバイザーに入れてくれている(こちら)。アスペルガー症候群などの人を雇用してソフトウェアテストをしているNPOである。

そのAspiritechが、First Business Summit on Employing Adults with Autism 「第1回 大人の自閉症スペクトラム雇用 ビジネスサミット」に参加するという。開催場所は、TEACCHプログラムで有名なノースカロライナ州。今回は中小企業が発達障害の人の雇用に与える影響について話し合うらしい。(こちら

なんと参加する企業が多くてびっくり!! なぜKaienが呼ばれていないのだ!!という気がするので、2回めはぜひ参加させてもらいたいし、IN TOKYO を開催したいなと強く思って早速、米国に連絡してみました。ぜひ実現させたい。

参加企業は以下のとおり。全部で13社。

  • Arthur
    & Friends, based in Newton, NJ, which operates greenhouses that employ
    disabled adults who grow and market hydroponic produce
  • Aspiritech,
    headquartered in Chicago, which employs high-functioning adults with autism as
    part of a workforce that conducts domestic software testing and provides other
    quality assurance (QA) services
  • Autistic
    Global Initiative in San Diego, whose members on the autism spectrum provide
    professional and consulting services to a range of industries
  • AutonomyWorks,
    also in Chicago, which leverages the unique talents and abilities of people
    with autism to deliver technology services, such as website maintenance,
    reporting and quality assurance, to companies of all sizes
  • Beneficial
    Beans, a Phoenix-based café that trains adults with autism spectrum disorders
    and provides  employment opportunities
  • Inclusion
    Films Workshop in Burbank, CA, which provides vocational training and an
    entry-level knowledge of film and TV production to adults with developmental
    disabilities
  • Lee
    & Marie’s Cakery in Miami Beach, which works with
    the University of Miami/Nova Southeastern University’s
    Center for Autism and Related Disabilities to provide job training and
    employment to adults across the autism spectrum
  • onPareil
    Institute in Plano, TX, which provides training in technology services,
    particularly app development, and employment to individuals with ASD
  • Poppin’
    Joe’s Gourmet Kettle Korn based in Louisburg, KS, which was
    started to create an opportunity for Joe Steffy, a young adult with Down
    syndrome and autism spectrum disorder, to run his own business. Today, the
    company employs several part-time workers and sells snacks at fairs, craft
    shows, car shows and events throughout Kansas and Missouri
  • Rising
    Tide Car Wash, in Parkland, FL, which created a system that breaks the car
    washing process into 46 distinct steps so families affected by autism can
    operate car washing businesses
  • Roses
    for Autism in Guilford, CT, which employs adults with ASD who cut, sort, grade
    and care for the roses grown on a large farm
  • Waggies
    by Maggie & Friends, based in Wilmington, DE, which employs adults with
    intellectual disabilities to bake, package and market all-natural dog treats
  • [words]
    Bookstore in Maplewood, NJ, which operates as a training facility so adults
    with autism can learn retail job skills and move on to larger companies

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2/19 鹿屋市(鹿児島県)での講演

初めて鹿児島県で講演。鹿児島市ではなく鹿屋市で。お申込みは主催団体のウェブサイトから。

なんと僕がNHKで働いていたころ、いわゆる新人時代に取材した先の団体です。10年ぶり以上の再会。不思議なご縁です。

パンフレットをダウンロードできます

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昨年の自閉症研究 トップ10

この世界では最大と思われるAutism Speaksが、2013年の研究トップ10を発表していた。とにかくこの団体はものすごい予算規模で啓発活動だけでなく、大がかりな研究の資金助成にも積極的に乗り出している。英語だが、リンクは以下の通り。Autism Speaks Top Ten Advances in Autism Research 2013

1位は遺伝子の解読によって診断と個別支援が進むというもので、これもやはりAutism Speaksの助成によって進んでいるらしい。“10K Autism Genomes Program” というとのこと。

僕が興味を持ったのは2位の Researchers Identify Earliest Known Sign of Autism; Potential Window for Very Early Intervention

目の動きをとらえる「アイトラッキング」という装置を使うと、早ければ生後2か月でアイコンタクトなどから自閉症の傾向がわかる可能性が出てきたとのこと。画像は研究風景。

早期発見・療育は必要なのだが、Autism Speaksはその必要性を過度と思えるほど啓発していて気がかりではあるが、生後2か月というとやはりその後のプログラムが非常に効果的になりそうな予感はする。

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クイズです 「ADHDの発症率は次のうちどれ? (a)5% (b)11% (c)0%」

答えは(C)の0%で始まる海外ニュースに行き当たった。

ADHDは存在しない(NYポスト)の記事である。それによると、神経学者のリチャード・サミュエル氏が2月に出す本では、ADHDが1990年台に言われていた5%でもなく、現在の米国の公式調査による11%でもなく、存在しない=0%と主張されるとのことである。リチャード・サミュエル氏によると、ADHDという診断ではないが、他の診断に当てはまる場合だらけであるという。

写真もNYポストより

発達障害というのは特に子どもの時は非常に分析しづらいのであるが、やはりこの記事を根拠に「だから大丈夫」としてしまうのは、危険というか成長を阻害する形になる気がする。あとで大人になってからかなり苦労する要因になる可能性がある。診断の有無は別として目の前にある特徴を否定しないで上手に育てて、そして育ってほしいと思う。(※本を読んでいないのでなんとも言えないが、本も特徴・特性自体を否定しているのではなく、単に現象の説明方法の違いだと思う。一つの診断に帰するか、他の複数の診断・解釈を状況に応じて使い分けるか。)

それにしても驚いたのが、アメリカではすでに10人に一人以上が診断を受けていて、しかもそのうちの3分の2が投薬治療を受けているという事実である。日本でもADHDの治療薬は今イーライ・リリーさんを始めかなり積極的に出回っているので、お気づきの方も多いと思うが、風邪薬とは言わないまでもかなりメジャーな薬に将来的になるのかもしれない。衝動や落ち着きの無さなどは、どんな人でも場面や状況に応じて多かれ少なかれ出てくるものであるからである。

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紅白歌合戦から思ったこと

先の紅白歌合戦では”不思議ちゃん”が様々な場で注目を集めたらしい。僕はいまだにテレビがなく、iPhoneでのYahoo!ニュース情報ではあるが、”不思議ちゃん”が人気でうれしい限りである。

もちろん”不思議ちゃん”だとイコール発達障害だというわけでもなく、そもそも僕は医師でもないから診断はまったくできないのだが、、、発達障害の中に不思議ちゃんが多いのは肌感覚としては分かる。(※こねくり回して言うと、二者は必要条件でも十分条件でもないが相関関係はありそうな気がするということ)

当社の周辺で言うと、男女間で就職率などもそれほど大きくは変わらないなか、結婚の割合は(統計を取ったわけではないのであくまでこれも肌感覚だが)大きく異なる気がする。圧倒的に女性が高い。もしかしたら現代女性全体の既婚率よりも高いかもしれない。”不思議ちゃん”は女性の場合、かなり人気のようだ。

一方で発達障害の傾向のある男性の既婚率の低さは顕著であると思っている。お付き合いや結婚は自尊心の大きなブーストになるので当社事業とまったく無関係というわけではない。

今後そういった方向性で当社が動けないか? 僕自身、他人のことをお節介している暇があるわけではないが、今回の紅白に限らず、ちょくちょく思うことである。

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2014年 今年の目標

明日から本格的に仕事始め。ようやく!ウキウキ!という感じ。休みだとどうしてもリズムが悪く、精神的に肉体的に良くない。今年も仕事以外の趣味を見つけるのは難しそう。

今年の目標はいつもどおり、(1)今あるサービスをより良く強くし、(2)芽が出つつあるサービスを育て、(3)まだリーチできていない層にもきちんと届くサービスづくり・広報での発信をすること。1日1日を最期だと思って、日々を精一杯過ごしていれば結果はついてくると信じたい。

特に3つ目は、昨年は、久米宏ラジオなんですけど(TBSラジオ) に始まり、コトラー教授の私の履歴書(日経新聞)で終わるという、素晴らしい一年だったが、今年はメディアなど他力本願ではなく、自分の力でしっかりとアピールをしていきたいと思う。

例年と違う目標をたてるとしたら「社長らしくする」であろうか。これまであまりにも社長業を考えなすぎで弊害も出てきていると思うので、立場を意識してしっかりと組織を作り上げる1年としたい。

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『発達137号』”発達障害”を問い直す

  • 掲載日:2014年1月
  • 発行元:ミネルヴァ書房
  • URL:http://www.minervashobo.co.jp/book/b147029.htmlblank_blue
  • 内容:発達障害という名が広く認知されるなか「あらためて”発達障害”とは何なのか」を問い直し、今後の可能性について考える特集で、当社代表の鈴木が「発達障害を楽しむー保護者であり支援者である立場から」を寄稿しました。

遺言書とビジネスプランの書き直し

元日。例年通り遺言書とビジネスプランを書き直す作業から一年をスタートさせた。

個人的には、これまでの人生でやり残したことや不安はほとんどなく、いつ神様から声がかかってもよいかなと思っている。いい意味でも悪い意味でも自分の小さな器から考えると波瀾万丈で、「他人の一生分はもう生きた」と思っている。とはいえ悲観的なのではない。良いこと悪いことに直面する中で、お陰様で自分の本来の力以上のものを獲得できた。精一杯日々を送らせてもらっている。遺言書もさっぱりとかけ、爽やかな一年のスタートである。

一方、会社は今年で5年目である。まだまだやり残したことが多い。

当社は12月決算なので今日からまた新しい期が始まる。2013年は売上で見ると前年の3倍近くになった。2012年も2倍成長だったので、この2年は変化が大きかったと思う。実際、去年元日に書いたビジネスプランでの当初計画と比べてもスピードが早い。今年2014年は内部固めが目標ではあるが、それでも50%ぐらいの伸びにはなりそうである。

年末に、本来なら2012年のはじめに出版するはずだった自分の本(※装丁デザインも終わって後は印刷だけだったが、内容面で家族のことに触れざるをえないことがあり、最後の最後で出版を見合わせている状態が2年続いている)を読み返してみた。読み返して、またビジネスプランを書きながら、思い直したことがある。 

ひとつは、「発達障害の特性を活かす」という言葉を使っていれば、錦の御旗を持っているような気持ちになっていないかということ。もう一つは、「いわゆる健常者をはっとさせる、対等な人間と思ってもらえる人を送り出せているか」ということである。

一つ目はいわゆるマンネリであり、鮮度が落ちてしまっているのではないかということ。2つ目は、当社に関わるお客様や関係者にとても満足して頂いているので、現状のサービスレベルで僕もスタッフも満足していないかということである。

先の未出版本の中で「満足より感動させる」ことがベンチャーとしてすべきことだと先輩から教わったと書いてある。読み返して数年前の自分に教わるような感じがしている。自分の器を考えると個人的にはこれ以上出来る人にはなれないと思うが、会社の経営者としては会社の文化を僕を超すのが当たり前にしていかなければならない。そうしないと今以上の満足、つまり感動レベルに会社がなっていかないと思う。

仕事帰りに立ち寄った神田明神

今日はこれから、社員の研修用ビデオの撮影の続きである。自分にできることが会社全体から見ると日に日に小さくなって行くので、当社に共感していただける人を採用し、育てていけるかが、今年も課題になりそうである。

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『メンタルヘルスマネジメント』

  • 掲載日:2013年12月号
  • 発行元:技術情報協会
  • URL:http://www.gijutu.co.jp/doc/magazine/mh_2013_12.htmblank_blue
  • 内容:「発達障害が疑われる研究者の理解の仕方と指示の仕方・対応法」を当社代表の鈴木が寄稿しました。発達障害と精神障害の違いや、研究機関で発達障害が疑われる人がいる場合に周囲がどう接すればよいかについて論じています。

障害者雇用ビジネスで学べるちょっと意外なこと

当社Kaienの主たる事業は、当事者の就業支援もあるが、他方で企業の人事制度、とりわけ障害者雇用についての支援が大きい。

何年かこの業界にいさせてもらって感じることがある。それは、お取引をさせていただく企業から学ぶことが非常に多いということである。一体なぜか?

障害者雇用は、全従業員の2%という法定雇用率があり、多くの会社はそのコンプライアンスによって動いている業界である。ただし当然全従業員は、老舗企業、歴史ある企業では、そんなに激変するわけではないので、新たな障害者採用はそれほど多くはない。

一方で、障害者雇用の達成で今苦心されているのは、新興企業である。従業員数が増えるに従って、比例する形で障害者雇用を求められるからである。

違う見方をすると、成熟して落ち着いてしまった企業さんと取引することは少なく、今の時流にあった経営方針やオペレーションをしている企業さんと、当社はお話をする機会が非常に多いのだ。商品・サービスの作り方、人事・教育制度や予算管理の仕方、法律の押さえ方など細かなところを含めて、まさに教科書のように感じられるものである。

今日もある企業で、従業員の安全に関する配慮が驚愕と思えるほど細部まで気を配られている例を知り、その企業の強さを知った。福祉というとどうしても時代の流れからは離れたところにいそうだが、考えようによっては激流も感じることが出来、なので日々興味深く働けるのだと思った。

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研究機関で発達障害が疑われる人がいる場合

技術情報協会の方に依頼されて、研究機関で発達障害が疑われる人がいる場合にどうすればよいのかを、寄稿した。その文章が載ったメンタルヘルスマネジメントという隔月の雑誌(2013年12月号)が今日発売された。

発達障害や精神障害の素人の人が読んでもわかるようにということなので、少し単純化しすぎたかもしれないという反省もあるが、以下の様なストーリー。 まず二次障害の対応が必須。一方で、優しくしなくても大丈夫、助手席ではなくGPSを作る、粒度を下げる、などのアプローチが重要、というもの。

数ヶ月に一回、執筆を頼まれるが、一番苦しい仕事である。。。ぱっと思い出せるところでは、すでに脱稿したが、ミネルヴァ書房さんの「発達」という雑誌にも寄稿させてもらっている。来月発売だったと思う。そちらは、親の視点から書いている。

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久しぶりの東大

2、3年ぶり?で東大に行ってきた。研究者の皆さんに当社のご説明がメインテーマ。

若干早く着いたので少しお散歩。改めて、美しいキャンパスだなと思った。本当に良い環境だと思うので、世界に誇る研究をお願いしたいところです。

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Kaien版 ”ようこそ先輩”

今日は昨日のブログに書いたTEENS(子ども向け)のクリスマス会と、Kaien(大人向け)のようこそ先輩が同時開催。両方とも無事終了した。

新宿で行われたTEENSのクリスマス会。前半しか見られなかったが、学校で萎縮している子どもが多いとはとても思えないほど快活なイベントであった。入ったばかりのスタッフが言っていたが「何が発達障害なのかわからなくなる」という感じである。発達障害というのは多分に環境依存、組織依存、文化依存の特性なのだと思う。

クリスマス会(写真の第2部)ではお仕事体験も組み入れられていた。「コールセンター」や「配達スタッフ」がいて、お客さまである保護者に配達する形。スタッフの工夫が随所に見えた。親御さんの満足度はかなり高かったと思う。

午後は秋葉原に移動。ようこそ先輩。現在の訓練生に対して修了生が体験を語るものである。もちろん僕の出身であるNHKから借用した名前。。。残念ながら、セッションには立ち会えなかったが、その後のピザ・パーティーの様子は少し見られた。

僕は正直、訓練生が就職しても、あまりうれしくはなく、半年や1年たってKaienに”先輩”として戻ってきて、人生が楽しそうであるのを見る時に、ようやくほっとするというか、良かったね、という感じになる。大げさに言うと、修了生の生き方が当社の作品だと思うので、今後も関係を発展していきたいと思う。

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TEENSのクリスマス会

明日はTEENSのクリスマス会。今スタッフは飾り付けなどで忙しそう。大人向けも修了し就職を果たした”先輩”を招きイベント(クリスマスパーティー?)を開くことになっている。それぞれ新宿と秋葉原で別開催なので、僕は両方に顔だけ出す感じになりそうだ。

TEENSの専門コースも今年のプロジェクトが発表したとのこと。同時並行で行っているウェブサイトもあと数ヶ月でお披露目できそうだという。

専門コース成果発表の場面に立ち会えた
今回は”潜水艦”を作成したとのこと

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”マーケティングの神様” コトラー教授の「私の履歴書」(日経新聞)に僕の名前を載せてもらいました

母校ケロッグのコトラー教授が「私の履歴書」が今月掲載されているのは知っていました。でも、名前だけでは有りますが、自分の名前が「私の履歴書」にのるとは。。。今朝知り合いから教わるまで知りませんでした。

ありがたいことです。本当に社会に良いサービスになっているのか(マーケティング3.0の視点)、それを創りだしてくれているスタッフの力を引き出せているのか(MBAの肝であるリーダーシップの視点)、昨夜もこの2つを悶々と悩んだところだったので、改めて原点を思い出させてもらいました。

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