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namu-corp-kaien
定着支援の”呑み会”
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ADHDのお薬について
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(独り言)当社が大きくならないと、もったいない
一夜明けて今日は取締役会。昨年は成長しながらも無駄が多く、反省点多し。今年は反省を生かし、成長への道筋をつけたいと思っている。今日の取締役会での宿題は、「Kaienが大きくなったら、働く人や利用する人、社会は何を得られるのか?」 というもの。
周囲を見てみると、そのサービスや組織が大きくなっても世の中何を得するんだろうと思うことは多いが、灯台下暗し。自分の組織が大きくなって、何が良いのか、きちんと語る必要が出てきたということである。「当社が大きくならないと、もったいない」と僭越ながら、でも純粋に思うのだが、なぜなのかまだ言葉で説明できにくい。しっかりと考えていきたいと思う。
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「現代のベートーヴェン」をゼロベースで聞きたい
そんな人いたのですね、という印象。今回の報道で初めて知った。ベートーヴェン好きだが、彼が耳が不自由だったから好きと思ったことは一瞬たりともない。今回の作品もよければ今後も演奏されるのだろうし、そうでなければ残らないのであろう。著作権法など大人の問題はあるにせよ、作品がどうかだと思う。(ベートーヴェンは交響曲5,6,9番が有名だが、7番2楽章が美しいので聞いたことがない方は聞いていただきたい。まさに耳がまったく聞こえなくなった頃の作品であるが、聞こえていたとしても価値は変わらない。)
今回の騒動。勝手にわが身に引き寄せてしまうと、、、昨日聞いた「発達障害の学生を支援するスタッフにはどういう人が良いのでしょう」という質問につながった。
これは、僕が昨日登壇した(独)学生支援機構と富山大学が主催・共催した「発達障害学生の特性を生かした社会参入~修学支援から就職支援へのリンケージ~」で受けた質問である。大学で学生支援のチームを作るために、どういうスタッフが適任かということだったが、どうやら「専門的な資格があるスタッフではないと、学内のほかの部署や教員・職員が聞く耳を持ってくれない」ということであった。素人が発達障害の学生をサポートしようと思っても、臨床心理士です!みたいに言わないと、取り合ってもらえないということ、と思われる。
多くの人が真実を見たり理解することは難しく、「人は見たいものしか見ない」(※塩野七生「ローマ人の物語」から、カエサルの言葉として)のは2000年も前から言われていることである。音楽作品を聞くというよりも、全盲の作曲家が書いたものとして消化し、支援の是非というよりも臨床心理士が言ったアドバイスとして消化するのであろう。全盲であるとよい作品になるかはわからないし、臨床心理士が良いサポートができるかもわからない。でも、何らかのストーリーや肩書があった方が、受け手としては頭の中の処理が面倒ではなく、良いものだと想像しやすいのであろう。
当社は、ほぼ素人集団なので、世間に当社がしっかりとサービスをする力があると納得してもらうのに時間と手間がかかる。だからこそ、「ゼロベースで人を見る力」があるスタッフを探さないといけない。(採用情報はこちら) 見たいものではなく、見えるものをしっかり見る力がやっぱり重要だ。(そしてそれは、実は、発達障害の人が得意なことでもある。)
今回の楽曲についても、(何度も試写をしたうえで放送したであろうが、結果的に事態を悪い方に引っ張ってしまった)Nスぺも見ていないし、曲自体も一音も聞いたことがないので、まっさらな気持ちで聞いてみたいと思う。(マーラーに似ている、らしく、マーラー5番ファンの僕としてはちょっと楽しみなのだが。。。あ、それが、先入観なのかもしれないが。。。)
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二つの人事系雑誌に掲載
数日前にもお伝えしたが、今月発売の専門誌にそろって掲載。合わせて14ページの取り上げとなります。取材はこれでしばらく打ち止め。地道に働こうと思います。
人事実務に当社支援事例が掲載
月刊人事マネジメント2月号にインタビュー記事が掲載
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「社会を変える」勇ましさの残酷さと、「社会を受け止める」力のパラドクス
夏目漱石の初期の名作「草枕」。冒頭部分から。
智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
世に住むこと二十年にして、住むに甲斐ある世と知った。二十五年にして明暗は表裏のごとく、日のあたる所にはきっと影がさすと悟った。三十の今日はこう思うている。――喜びの深きとき憂いよいよ深く、楽みの大いなるほど苦しみも大きい。これを切り放そうとすると身が持てぬ。片づけようとすれば世が立たぬ。
僕は「社会を変える」という若者や起業家があまり理解できず、遠巻きに見ている。「社会を変える」ことなど神かカエサルでない限り無理であり、人間には社会を受け入れることしかできないと思うからである。「社会を変える」というと威勢は良いが不遜な気がするということである。
また僕らが携わる発達障害の人たちは変化が苦手である。元気な若者が「社会を変えた」結果、規範がなくなりルールがなくなり変化が多くなり、それでついていけていない人たちともいえる。社会を変えられて、まさに「人でなしの国」に連れてこられたような感じに思えている。
社会は勝手に変わってしまう。止めることはできない。しかもどう変わるかは予想できない。偉い人でもわかっていない。例えば世界経済の心肺機能ともいえるFRBの議長が代わったばかりだが、異次元の金融緩和政策をとり続けた前バーナンキ議長時代の金融政策すらまだ評価が固まっていない。
バーナンキ議長の「遺産はまだ固まっていない」とし、「われわれは生き延びた。それによってどんな結果がもたらされるのかは、まだ分からない」と述べた。~モルガン・スタンレー チーフエコノミスト~
誰も彼も明日がどうなるかわかっていない時代。僕は、変えられるとしたら一人一人の価値観をコツコツと変えていくことだけなのではないかと考えている。変化が避けがたいものだとしたら、それを受け入れる力しかない。心理学の世界ではレジリエンス(「抵抗力」「復元力」「耐久力」)だろうか。冒頭の「草枕」でいうと、喜びや憂い、楽しみや苦しみを切り離さず受け入れる力、片づけず世の中を渡っていく力のように思う。
このレジリエンスという力が、レジリエンスとは心理学で完全な対極にある「脆弱性」によってもたらされるというパラドクスが、以下のTEDの動画であり、TEDの中でも再生回数の上位にくる動画である。当社はこういった脆弱性に向かい合いレジリエンスを獲得することで、変わりやすい世の中に適合するという価値観を提示できればと思う。
本当はもっと簡単に書きたかったが、なんだか難しくなった。最終的には「草枕」を読み、TED動画「傷つく心の力」を見てください。
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TEENSに通う子どもたちが作ったウェブサイト「TEENS-EGG」がオープン
クロ現「深刻化する“若年女性”の貧困」
- ここ数年、生活の苦しい10代、20代の女性や、シングルマザーが、特に目立ってきているといいます。店では、子どもを預ける託児所と提携し、その費用を負担。風俗店の中には、託児所を自前で運営しているところもあるといいます。
- この女性は20代のころ、生活のために、一度風俗店で働いた経験がありますが、その後は別の仕事に就いていました。去年、体調を崩して働けなくなり、生活保護を申請しましたが、生活状況を細かく調べるのに時間がかかると言われ、断念しました。
『平成25年度 障害学生支援セミナー【8】「発達障害学生の特性を生かした社会参入」』
- 発表日:2014年2月
- 主催:(独)学生支援機構 共催:富山大学
- URL:http://www.jasso.go.jp/tokubetsu_shien/event/h25seminar_8.html

- 内容:当社の支援事例であるサザビーリーグ社の発達障害者のみの職場など、発達障害の学生が修学から就労まで、特性を生かして社会参入をしていくアプローチについて、講演やパネルディスカッションで当社代表の鈴木が登壇しました。
『人事実務』シリーズ「もっと知りたい 障害者雇用促進への道」
- 掲載日:2014年2月号
- 発行元:産労総合研究所
- URL:http://www.e-sanro.net/jinji/j_books/j_jinjijitsumu/c201402/

- 内容:発達障害は様々な症状があるうえに目には見えにくい障害であるが、特性や特異な能力を活かせば職場の戦力になることがわかっているとしたうえで、”発達障害者雇用支援企業”当社Kaienの取り組みと、発達障害者を採用して成果を上げている株式会社ぐるなびの事例が6ページにわたって紹介されています。
『月刊人事マネジメント』
- 掲載日:2014年2月号
- 発行元:株式会社ビジネスパブリッシング
- URL:http://www.busi-pub.com/index.html

- 内容:当社代表・鈴木へのインタビューです。THE LONG INTERVIEW - この人と1時間。「仕事に対する一途さを発達障がい者たちに学ぶ」というタイトルで8ページにわたり掲載されています。
人事実務「もっと知りたい 障碍者雇用促進への道」に掲載
”ガクプロ” のロゴが決定
TEENSスタッフブログがオープン
久しぶりの小江戸・川越 埼玉県発達障害者支援センターの”まほろば”さんを訪問
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| バス停付近のパノラマ写真 |
TEENSの専門コース 子どもたちが作成したサイトを間もなく公開

写真は、こしょこしょTEENSという、読解力&お仕事体験の作業を、ウェブサイトにアップしている様子。
発達障害を楽しむー保護者であり支援者である立場から
若干誤解を招きかねないタイトルかもしれないが、「楽しむ」というテーマで執筆をした文書が、明後日25日発行の『発達』(ミネルヴァ書房)に載った。
写真を取るのを忘れたが、今日冊子が事務所に届いた。文字だけなのでちょっと読みづらい。。。でも多面的に様々な視点から寄稿された特集なのでぜひお読みいただきたい。Amazonなどでも購入できる。
”コミュニケーションが苦手” な指揮者
クラウディオ・アバドが亡くなった。80歳。最も好きな指揮者だった。
ほとんどこのブログのテーマと関係ない話題だが、どうしても凄い指揮者なので記事にしたかったのと、コミュニケーションという点で彼の特異性があると思うので、取り上げてようと思った。例えば、アバドの追悼記事のうちFinancial Timesに次のような一節があった。
アバドのパラドックスは、リハーサルや私生活ではコミュニケーションが少ない人物なのに、コンサートになるとパワフルな演奏を解き放つところ。The great paradox about Claudio Abbado was how someone so uncommunicative in rehearsal and in private could open up such powerful lines of communication in performance
たしかにアバドの数少ないインタビューを見ると、本当にこの人が稀代の名指揮者なのか、と疑いたくなるほどである。カラヤンやバーンスタイン、クライバーなどに比べるとあまりに”発信”が少なく弱い。イタリアの笑みの絶えないおじさんに話を聞いているような感じである。
一方で、彼は”受信”が優れており、またメンバー同士の横の”発信”と”受信”をかなり促した。Listen、Listenとオーケストラに他のメンバーに意識するように伝えるのがアバドの真骨頂というのが以下の動画である。
指揮官からの命令ではなく、メンバー同士の横のつながりを愚直に伝えているのであろう。このスタイルによって、動画の最後でヴァイオリニストが言っているように「一人ひとり好きに弾いて良いという錯覚に陥らせる点で他の指揮者とぜんぜん違う」結果を出している。しかも「好き勝手にやっていながら音楽としては整っている」というのだから、驚きである。。。
コミュニケーションというとどうしても”発信”の強さに向かうが、実は受信が大事だったり、自分からではなく他人同士の発信や受信を促すというのも立派なファシリテーターなのだと思う。
最後に、僕がアバドが好きな理由は、いつも本当に楽しそうに指揮を振っていたところである。コミュニケーションも発信受信云々の前に、楽しむ、というのが最も大事なのだろう。ドヴォルザーク8番の演奏。フルートのソロの前の表情が良い。
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発達障害のある学生向け「ガクプロ」のロゴ作成
本日から7日間クラウドソーシングの「ランサーズ」で当社サービスのロゴを募集している。
発達障害や生きづらさを抱えた人に共感できるデザイナーの方々から提案があればありがたいです。よろしくお願い致します。
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