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発達障害天才説について ~マイクロソフトやフェイスブックも!?~

古くはアイザック・ニュートン

20世紀ではアルバート・アインシュタイン

最近ではビル・ゲイツ

こういった人たちが、自閉症スペクトラム(多くはアスペルガー症候群と言われることが多いが)だと噂されている。確かに、例えばアインシュタインは、5、6歳までほとんど言葉をしゃべらなかったといわれ、今で言うと自閉症が即連想される子であったらしいし、大人になってからもその特異な言動はよく知られているところである。またビル・ゲイツにしても、米国に僕がいたときに、「ビル・ゲイツと親しい人の友達」から聞いたのだが、彼は自分の興味のあることは非常に雄弁だが、その他のことになると会話がdysfunctionalな(機能しない、上手くいかない)人だということであった。

またもっと最近、というか現代になると、5億人のユーザを抱えるFacebook。この創業者・CEOであるマーク・ザッカーバーグが、アスペルガーだという噂を聞く。

asperger mark zuckerberg とネット検索すると2万件ぐらいがヒットする。また3年ほど前に放送された米国の番組では、しきりに彼のコミュニケーションや行動のawkwardness(ぎこちなさ、不器用さ)を指摘している。この番組ではFacebookの広報から「CEOは変わっています」と取材陣に忠告したと伝えている。(3分10秒あたり)

ふむ。で、発達障害天才説である。

確かに上述の人たちが発達障害(知的遅れを伴わないタイプでアスペルガー症候群や広汎性発達障害)だという可能性はある。それに、人類の大きな進歩は発達障害の人達によってもたらされている可能性は非常に強いと個人的に思っている。だからこそ、そういった遺伝子が人類の中に残っているのではないかとも。

でも、今の大多数の、圧倒的多数の発達障害の人にとって、「発達障害天才説」はそれがわかってどうなるものでもない。上手に周りとつながれない感覚や、就職に困る状況、職場に定着しにくい状況が変わるわけでもない。あるいはいじめられた過去が変わるわけでもない。

むしろ、かえって無意味な期待をかけられたりして迷惑だと思う。どんなセグメントで切っても天才は存在するわけで、一部の数学者やプログラマーをもって、発達障害はこういうものと決めつけられている気がするからである。

なので、このエントリーをすること自体が矛盾するかもしれないが、天才的な発達障害の人(あるいは発達障害と思われる人)を探すことは意味のないことだと思うので、辞めて欲しいわけである。確かに天才は存在するのかもしれないが、それを取り出したからと言って現状が変わるわけでもない。

初めの一歩の難しさ

発達障害、自閉症スペクトラムの人たちを職場に受け入れている企業はまだ殆ど無い。(実際はすでに社員の中にたくさんいるんだけれども、本人も周りも気づいていないケースが多いのだが、意識的に受け入れる事例はまだ少ない、というのが現実である)

そんな中、その企業・職場にはじめて飛び込む自閉症スペクトラムの方がどのような評価を受けるかというのが、その後、その企業・職場でさらに多くの方が活躍するうえで、どうしても重要になる。ここ数日はそういったことを感じる。

初めの一歩は困難を伴なう

実はお客様からは諸々な印象が寄せられている。「拍子抜けするほど普通」(※付け加えるとすると、適職を与え、ちょっとした気配りさえすればということ)や、「すでに戦力になっている」という声がある一方、「現場の負担感が増している」ようだという声も聞こえてきている。

新しい職場にソフトランディングするのが自閉症スペクトラムの方の多くの方は苦手。その初めの段階をKaienが上手にフォローできた場合と出来なかった場合の違いだと思うが、どうしても本人の評価や自閉症スペクトラムの方の評価に紐づいてしまう。

Kaienでは定着支援をうたっている。特にはじめの1ヶ月が山。先週からある職場でリサーチ業務を始めた方にきょう午前あってきたが、今のところは順調そう。その職場でもっともっと自閉症スペクトラムの方が活躍できる素地を作れるよう、来月ぐらいまでは定着度合いをマメにチェックしたい。

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生の声を頂く

きょう午後はキャリア相談会を実施。大阪からSkypeで参加の方も含めて3人にお会いする。ほぼ予定通りだったが4時間以上かかった。嬉しい感想を頂いたので、ご本人の同意のもと以下引用します。

上司への配慮(こうしてくれれば働きやすい)など、私自身も気付いていなかった点があり、目からうろこが落ちる思いでした。お話出来て大変良かったです。

日が短くなったことを実感。赤坂事務所
夜は赤坂事務所に移動。今Kaienの認知状況を知ろうということで、Kaienについて知っている人、知らない人からへのインタビューを実施中。その担当者(大学生のインターン)から中間報告を受ける。
その結果、お付き合いをする中で(※つまりネットなどで知ったあと、キャリア相談会に参加して、その後職業トレーニングを受け、就職をする中で)Kaienのイメージがいい方向でも悪い方向でも変わっていったり、期待するものが得られなかったりすることもあることが、あるとのこと。

報告を聞いて胸にぐさっと突き刺さるものもあるが、生の声をいただくのは非常にありがたい。厳しいご意見も、もう少し良くなって欲しいという期待を込めてのものだと思うので、出来る範囲で対応していきたいと思う。

なお、このインターン生による調査。今はフォーカスグループへのインタビューというような形だが、近々オンラインアンケート形式による分析も行なおうと思っている。その際は参加、ご協力、お願いします!

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第2期トレーニング 間もなく折り返し点

10月1日から始まったKaienの第2期「発達障害者のためのIT職業訓練」。今日は15日目。全部で32日あるのでまもなく折り返し点ということになる。

だいぶ当社のソフトウェアテストのやり方に慣れてきたみたい。一方で体力的・精神的な疲れや、「もうちょっと良くならないの!」という不満も少しずつ高まってきている。今週は明日も含め休みがたまたま多いので、少しでもスタッフ側も訓練生側も態勢を整えられればと思っている。

なお、今日のお題は、作成したテスト項目を他の人と交換して、自分が作ったのではないテスト項目で作業をしていくというものだった。日報を読む限りは、楽しんでもらえたようではある。

講師や訓練生のフィードバックを活かしながら、日進月歩で内容を良くしていきたい。

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来年1月 中東へ

僕の中東のイメージは極度にステレオタイプ的
自閉症スペクトラムの特性を上手に職業で活かす。これに最初に目をつけたのはデンマークのSpecialisterne社。彼らに引きづられる形で各地で同じような会社や団体が世界で設立されている。

いろいろなバリエーションがあるが、最もKaienに近いモデルで活動している会社が中東にあると聞いたのがつい1ヶ月ほど前。話がトントン拍子に進み、来年1月、視察することになりそう。
Kaienのお客様が発達障害の方を上手に活かしているところを探しているタイミングと重なり、ご提案したところ、その視察旅行先になったというわけ。僕も通訳兼コーディネートとして同行させてもらえそう。

初めての地なので楽しみ。しっかりと彼の地のノウハウを吸い取ってきたい。一方で残念なのが、別の候補地だった米国や英国には行けない点。特に英国はスコットランドが含まれていただけに。。。ヘブリディーズ諸島には一度行ってみたいな。(※ヘブリディーズ諸島は僕の好きなメンデルスゾーンが序曲を書いていて憧れの地。。。YouTubeはその演奏)

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秀逸 札幌市による発達障害・虎の巻

当社スタッフからの情報。

発達障害(主にアスペルガー症候群や広汎性発達障害など自閉症スペクトラムの方)の特性と、俗に言う「定型発達」の人との職場で生じやすい齟齬、またそれへの対処法などを8つのイラストにまとめた冊子がウェブ上で公開されています。その名も「職場で使える『虎の巻』発達障がいのある人たちへの八つの支援ポイント」。

札幌にはだいぶ行っていない。。

この冊子は札幌市がまとめたものだとのこと。虎の巻がPDFで入手できるウェブサイトはこちらから。

これまで日本の行政がつくった数々の文章過多のものとは、大きく一線を画す、分かりやすい作りです。

もちろん、非常に簡略につくってあるので、そもそもアスペルガーって、とか自閉症スペクトラムってという、いわば初心者むけだが、とっつきやすくお勧めです。

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コーンフレークではなくMBAのほう

僕はケロッグ関係者だ。

でも、トニー・ザ・タイガーの、つまりコーンフレークを作っている会社の関係者ではなく、、、
でも、ケロッグのコーンフレークには毎朝お世話になっている

経営を学ぶ大学院の一つである、ノースウェスタン大学ケロッグ経営大学院の卒業生である。(英語サイト日本語のWikipedia

シカゴの近くにあるキャンパス。秋は美しいけど、冬は。。。

MBAの入試では、英語テストや、論理テストや、エッセイと言われる小論文や、上司などからの推薦状とかいろいろ揃えないといけないんだけど、最後の難関が面接。特にケロッグは全応募者に面接をかした初めてのビジネススクールとかで、面接の評価はやはり合否の鍵を握る項目のひとつ。

で、実はそれを行うのが卒業生。なんと、今年も僕がその面接官に加わることになりそうです。去年始めて行ったけど、〇〇商事とか、××ファイナンシャルグループとか、△△コンサルティングとか、ピカピカの経歴の人ばかりで、とてもプレッシャーが掛かります。彼らの人生がかかっていると言ってもいいわけで。。。

面接のイメージ映像。僕との面接は笑みが絶えないはず。。。

当然英語で行うので、大変なのですが、新しい出会いはとても楽しみ。たまたま僕にあたった方、どうぞよろしくお願いします!(※とはいえ、面接のその場になるまで当人たちには誰が面接官になるかわからない)

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シリーズ「合理的配慮」 Part 2 合理的配慮はreasonable accommodation?

 

【はじめに】 国連の「障害者の権利条約」に署名した日本。しかし批准のためには、これまでの現行法令では対応できない概念「合理的配慮」に対応する法令を整えないといけない。このため今国内的な議論が行われている。このブログでは5回シリーズで現状分析や僕の考えを書いていく。 過去のエントリはこちらから==> Part 0, Part 1

 

米国ではこんな本も出版されている。副題にはこんな言葉が。
「米国障害者法に利益を出しながら適合する方法」

【本文】 実はこのシリーズを僕が書こうと思ったのが、reasonable accommodationという言葉に出会ったから。端的に言うと、reasonable accommodationの訳として「合理的配慮」というのがあまり馴染むように感じない。違和感を覚える。じゃあ何がいいのと言われると困るのだが。。。配慮というのは誤解をあたえかねない、というのが論旨。

reasonableはいい。これは合理的と訳すのが合理的! つまり理想ではなく、あくまで雇用主にも労働者側にも経済的にも倫理的にも納得出来るところで織り合いましょうという含意があると思う。でもaccommodationを「配慮」と訳すのはどうかな?とおもって、そもそもaccommodationの意味と語源を調べると、以下のようであった。

  • accommodate 収容する、適応させる、宿泊させる
  • [語源] ac=ad(=to)+com(=together)  

配慮というのは、AからBへ一方的な働きかけを連想させる。。。けれども、accommodationというのは、上の訳や語源を見ても、もう少し双方向的な意味があると思うし、そもそもinclusion(=インクルージョン、こちらもしっくりと和訳がないが、一体化とか取り込むとかそういう意味)に近い概念である気がする。

もちろん、厚労省のウェブサイトなどにいけば、条約の原文(英語日本語(ただし日本語は仮訳))が見られるし、このPDFをみれば諸外国の「合理的配慮=reasonable accommodation」の事例が分かるので、それを参考にして考えて欲しいという主張もあるであろう。

が、多くの人は、というより99%の人は、原典にあたるなどという面倒なことはしない。「合理的配慮」という語感だけで自分で判断し行動してしまうおそれがある。

ちなみに米国の例としては以下のものが挙げられている。ただ雇用主側に「過度な負担が無い限り」においてとされているとのことである。

  1. 施設・情報へのアクセシビリティ等
  2. 職務の再編成
  3. 勤務地の変更
  4. 労働時間の変更・休暇の付与
  5. 空席の職位への配置転換
  6. 企業内外における教育訓練・試験
  7. 援助者・介助者の配置

「合理的配慮」と日本語のニュアンス通りに考えてしまうと、なんだか特別すぎることをしないといけないと雇用主が感じることがあると思う。そうするとかえって間口を狭めてしまう気がする。また、支援者としても必要以上のサポートをしてしまうことがありそうだし、当事者・本人・家族の側から見ると過度な期待をもったり、あるいは上から目線でいつまでたっても対等な扱いをしてもらえていないような気もするかもしれない。

なので極端な差別的な扱いは、今回の「合理的配慮」概念を国内法令へ導入することによって、なくなっていくであろう。が、多くの障害者手帳保有者が感じているなんとも阻害されている気分・状況は、この「合理的配慮」だけではなくならない気がする。

そのためにもKaienではしっかりとみんなのパフォーマンスをみせて、同じ土俵でも戦えますよ!という証明をして俗に言う障害に対する認知を変えていきたい。まあそれは別のエントリに譲るとして、次回は諸外国の合理的配慮(reasonable accommodation)について考えたい。

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シリーズ「合理的配慮」 Part 1 これまでの日本の「数ありき」の法律

【はじめに】 国連の「障害者の権利条約」に署名した日本。しかし批准のためには、これまでの現行法令では対応できない概念「合理的配慮」に対応する法令を整えないといけない。このため今国内的な議論が行われている。このブログでは5回シリーズで現状分析や僕の考えを書いていく。 過去のエントリはこちらから==>Part 0 

国連での議論の様子

【本文】Part 1ということもあり、今、「障害者の権利条約」関係で何が行われているのかもう一度整理したい。もちろん僕はにわか勉強なので、各ウェブサイトからの寄せ集めのデータである。間違っていたらご指摘いただきたい。

時系列で見るとこんな感じらしい。

  • 2000年頃 国連内で障害者の権利に関する議論が高まる
  • 2006年  国連総会で採択 (==>20カ国が批准し2008年に発効)
  • 2007年  日本署名 ==> 国内法が未対応であることから、批准に向けて有識者による議論本格化

包括的な条約で、内容は幅広い。生活、教育、福祉、労働・雇用など。なお、この条約の原文はこちら。英語日本語。(ただし日本語は仮訳)

なかでも日本になかったのが、雇用の現場での「合理的配慮」らしい。えっ!!!という感じである。その概念がなかったのですか?と正直驚く。厚労省のPDFの一部をそのまま貼り付けると以下の通り。

『障害者雇用促進法制においてどのような措置を講ずべきかについては、特に、②の職場における合理的配慮の提供というこれまで我が国にはない概念が盛り込まれており、十分な議論が必要であることから、労使、障害者団体等を含めて、考え方の整理を早急に開始し、必要な環境整備などを図っていくことが適当である。』

うーむ。量は考えていたけれども、質についてはまだまだということのようである。 誤解を恐れずに極端なまでに簡略化すると以下のように日本の現状はなると思う。

『日本には法定雇用率という制度があります。従業員の一定割合以上(民間企業で1.8%以上)は障害者手帳を持っている方でないといけません。それに達しないと、一定規模の事業所だと年60万円の「罰金」が事業所に課せられます。でも、「雇用の質」という概念はありませんでした。なので数を揃えればそれで良かったのです。。。』というようになってしまうおそれもある状態というわけである。 (※なお、障害者雇用についてはATARIMAEプロジェクトのウェブサイトがかなりわかりやすい。 )

どうしてこういう状況になっているのかは知らない。もしかすると一般の(つまり全国民が対象となる)労働法で、障害者の雇用の質についても保証されているからなのだろうか??だれかご存じの方がいたら教えてください。

現状を短くまとめたところで、次回Part 2は「合理的配慮はreasonable accommodation」という題で、「雇用での質」を保証する合理的配慮とはなんなのかを考えていきたい。

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米国女優 自閉症啓発のためにヌードに!?

大変に刺激的な表題で大変申し訳ないです。

ジェニー・マッカーシー(37)。元プレイメイトで、前夫との間に自閉症と診断された8歳の子がいるアメリカのセレブリティ。つい先日までジム・キャリーと付き合っていたそう。彼女についてのWikipediaの記事はこちらから。

その知名度を生かしテレビや新聞などの媒体で自閉症についての活動をかなり頻繁に行なっている。なお、彼女は自閉症水銀説を支持している。

今回はまだ本決まりではないようだが、2 million dollars(日本円で1億6000万円)のギャラであれば、「もう一度脱ぐ」と言っているそう。記事はこちらから。ただし英語。

ちょっと今回はあまりに奇抜で僕も驚いてしまったが、米国では今有名人のお子さんが自閉症と診断されると、それをオープンにして、どんどん自閉症の啓蒙活動が進んでいく傾向が見られる。最近ではゴルファーのアーニーエルスがそう。

オープンにすることが本当に家庭のためになるか、本人のためになるかは、それぞれの判断になると思うし、事情によると思うが、日本でももう少し、有名人が議論に入ってきてくれたら、運動を盛り上げてくれればと個人的には感じている。

それにしてもさすが米国と言わざるをえない。。。凄いニュースでした。

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シリーズ「合理的配慮」 Part0

来週NHKのディレクターが取材に来る。12月3日から9日は国が定めた「障害者週間」だそうで、それに合わせて番組を企画しているとのこと。

Kaienは諸々の事情で今のビジネスモデルになった。当初は障害者関係の法令とは関係がないと思っていたが、今は一にも二にも行政の障害者施策や立法の障害者関連法に左右されるビジネスモデルになっている。それがため、障害者の雇用に関する政府・自治体の動きやその背景にあるものは勉強するし、当然それについての自分の意見も湧いてくる。

現在、日本の障害者施策、とくに雇用の分野でキーワードになっているのが、「合理的配慮」である。これまで日本は「数」を目標とした政策をとっていたが、国連の「障害者の権利条約」を批准(訂正:署名。署名後、批准するために以下のような議論をしているわけです。)したことにより、その条約に含まれていながら、日本の法体制に概念がなかった「合理的配慮」をどのように日本の法律や行政の対応に盛り込むかが焦点になっているのである。(というか、そういうことだというのをここ1年でにわか勉強しているわけである)

僕は、一応、外国の事例なども色々と見てきているので、NHKさんとしても企画段階で一度ディスカッションさせてもらって番組の制作に役立てたいということだった。というわけで、その準備もあり、今週末は、にわか勉強を加速させているわけである。すると、うーん、調べれば調べるほど、ブログで書きたくなることばかり。1回で終わる気がしないので、シリーズ化することにした。

書きたいことは、こんなところ。

  • これまでの日本の「数ありき」の法律
  • 合理的配慮はreasonable accommodationか?
  • 諸外国の合理的配慮(reasonable accommodation)
  • 自閉症スペクトラムと合理的配慮(reasonable accommodation)

前置きはこのくらいで、続きは次回Part1で。

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11月のキャリア相談会

以前のエントリで、「キャリア相談会とは何するとこぞ」を書いた。それから2ヶ月程度たっているので、若干の補足を以下に。。。

簡単には自閉症スペクトラムと診断され、あるいは診断されているのではという方とお話をして、Kaienからは現在の事業と、将来予定している事業についてご説明。参加者からはご自身のこれまでと現在、これからについて終業のところを軸に、でも生活に及ぶところまでじっくり伺うという形。

そこでの出会いが職業トレーニングへの興味を高めていただいたり、ご縁があって用意していただいたトライアルの枠で実習をしていただいたりという形につながりつつある。

9月までは月に7,8回実施していたが、今はなかなか人手が足りず月に4回ペースになっている。主に土曜か祝日の開催。

遠方の方はSkypeなどでも参加していただいているし、土曜や祝日はかえって難しいという方は別途時間を設定できる可能性もあるので、ぜひご連絡いただきたい。

通常の申し込みはこちらから。今月(10月)は完全に満席なので、11月分からの申し込みになります。Skypeが良いとか、別途枠を望む、という場合などはメールをお送りいただければ。こちらになります。==> kaien@kaien-lab.com

申し込みのオンラインフォームはこんな感じです

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小学校時代の同級生が亡くなった

双子のお兄さん。一緒に少年野球に入っていた。彼はファースト。僕はショートだった。

僕はボールは取るのは自信があったけど、送球はいつもヒヤヒヤだった。彼の大きな体をめがけて、おもいっきり投げていた。はじめてチームワークというのを教わった場だったと思う。良いチームだった。

今朝弟さんから連絡があった。僕は中学入学と同時に引っ越したので、彼とは20年会っていない。

明日は通夜である。

此処に書くのが何の意味をもつかよく判らないけれども、今の気持ちを留めるために書いた。 合掌。

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ようこそ課外授業 会計編

今日の職業トレーニング。残念ながらお一人体調崩しておやすみ。。。それ以外は計画通りに進行。

終了後に、会計や財務について10分間でレクチャ。もちろんそういった知識は会社で働く上で会ったほうが良いし、今トレーニングで行っているソフトウェアの操作でもそういった簿記関係の知識はあったにこしたことはない。

とはいえ、もとのカリキュラムに入っている内容ではないので、訓練終了後に有志が残って課外授業を行った。講師は僕。。。

実は大学での専攻も会計。MBAでもAccountingのMajorをとったので、自信満々と行きたいところだが。。。簿記の資格も税理士の資格も会計士の資格ももっていないのでアップアップでした。まあ、でもBSとかIS(あるいはP/Lというのかな)がそもそもどういう考えに基づいて出来ているのかという大上段の話しをしました。なので、細かいところは正しくないのだけど、まあ大きいことが分かることが大事かと。(っていいわけかな)

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オススメ Kaien関係本が相次いで出版

今月から来月にかけて、Kaienを取材してもらった本が2冊出ます。

10月29日発売予定 洋泉社「ちゃんと知りたい 大人の発達障害が分かる本」

正直かなりおすすめです。監修は吉祥寺クローバークリニックの備瀬先生。これまでアスペルガーという特質だけを見た一元的な本ばかりだったと思います。 が、この本では、二次障害のこととか、医者や支援機関との関わり方とか、職場など周囲の人の関わり方とか、非常に多元的にまとめてあります。Kaienの その中で2ページほど出てきます。ムック本なのでイラストが多いはずでかなり読みやすくまとまるのではないでしょうか?繰り返しですがおすすめです。(※ 念のため、いくら売れても僕には一切お金は入りませんので。。。)

 
11月15日号 産労総合研究所「人事実務」

名前のとおり、基本的には企業の人事実務をされる方向けの雑誌です。この中で、企業探訪というコーナーがあり、Kaienを取材していただきました。プロのライターさんに取材、執筆していただいたので、僕が書くよりも第三者目線で、また流麗な文体でまとめていただいているようです。まだ自閉症スペクラムや発達障害について、受け入れていない企業の総務や労務、人事の担当者に呼んでいただきたい記事にまとまりそうです。こちらも是非に!!

++++++

最後に、これはKaienが取材されたわけではないのですが、お付き合いのある富山大学から本が届きました!!今朝到着!!

11月3日発売予定 「発達障害 大学生支援への挑戦 ~~ナラティブ・アプローチとナレッジ・マネジメント」

週末にじっくり読ませていただこうと思います。なにしろ発達障害学生の支援ではおそらく日本でトップクラスだと思われますので、3年半のノウハウがたっぷり詰まっているはず。

 さっ、9時30分から訓練開始。今日は僕が終日講師です。

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自閉症スペクトラムについてのTips(家族療法まとめ&自閉症児のための便利なツール集)

毎月第3木曜日に行われている東京都自閉症協会の定例会。

今日は家族療法について。東京都立小児総合医療センター児童思春期精神科 森野百合子先生。数年前までイギリスに長く滞在されていたということで、その話題がふんだんで参考になった。やはりNational Autistic Societyのウェブサイトの充実ぶりがでたのと、Specialisterneの話題もしていた。スコットランドに第2のオフィスを構えることもご存知だった。(※実は来年初めに僕もそのオフィスを尋ねることが出来るかもしれず、今調整中です!!)

以下僕のメモから家族療法についての抜粋。

  • 問題を個人や診断名に求めず、家族や家族を囲む環境を考慮に入れて、解決を目指す方法 (※換言すると、問題の外在化。問題とそれを持つ個人とを分離するということ)
  • 原因結果説ではなく、原因と結果は混在していて仕分けができないと考える
  • 問題解決のために、①ナラティブアプローチ(問題と見える部分に例外的な見方を複数重ねる手法。こうも考えられる、あるいはそのようにも考えられるなど、複数の物語を違った角度から伝えていく)を取り入れる
  • 問題解決のために、②小さな変化をどこかから起こしていく。(※換言すると、原因を特定して取り除くこともしない)

また午後は懇談会(?)だったが、そこでとても優良なウェブサイトについて教わった。『☆自閉症の子ども・星の子ども☆』 無料でご自身が息子さんのためにつくられた様々なサポートブック、テンプレート、教材用イラスト、学習プリントが手に入る。すごい方がいるものです(驚)

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当ブログの人気記事 トップ5

ふと、これまで書いたブログ記事で何が人気かと思ったら、こんな感じでした。

  1. ワールド・ビジネス・サテライトで明日(27日・金)放送予定
  2. 改めて自閉症スペクトラムを考える
  3. 共同創業者
  4. 発達障害者の障害者手帳交付について
  5. 「ワールド・ビジネス・サテライト」反省会

メディア関係か、自閉症を考える関係が人気のようです。共同創業者も人気ですね。Kaienのスタッフ紹介編はまだまだ続きを考えています!!

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自閉症協会でお仕事中!

僕は、NPO法人東京都自閉症協会の高機能・アスペルガー部会の委員を末席ながらつとめている。毎月第3木曜日は定例会。今日は仕事もちょうどあいだが空いたのでお手伝い中。って、このエントリーしている時点で、お手伝いしていないかも。。。と思ったら、たった今要請が。

きょうのテーマは『発達障害の家族への支援』ということで、都立小児総合医療センターの森野先生が講演。写真は会場のセシオン杉並です。

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3つ折りパンフレット作成

今日は職業トレーニングはお休み。明日からは再びExcelを使ったソフトウェアテストが行われる。昨日のエントリーで書いたように、今回の2期生はレベルが高く、今のカリキュラムでは若干物足りないらしい。とにかく量と質とスピード、すべてを高めてもらうように講師の南さんに強くお願い。あまりにトラブルフリーで総務・広報スタッフの須賀さんも驚いているが、折角なので満足せずにより高いレベルを求めていきたい。

さてさて、今日はその須賀さんと終日作業。作業の一つがKaienのパンフレット作り。A4の三つ折り形式。自閉症スペクトラムの当事者の方へのメッセージが、このブログやTwitter、ホームページとウェブ上に偏っているので、紙媒体を用意したわけである。まあ、今更の感はあるが、Nothing is too late, 何事も遅すぎるということはない!!

で、上のイメージが今日作成したもの。まあ、素人が数時間でデザインしたにしてはまずまずでしょう、ということで早速各所に少しずつ配布していこうと思っている。もちろん事務所のプリンタで刷るのは始めのうちで、できるだけ早めに業者に発注するつもりである。

欲しいという当事者・支援者の方がいらっしゃったらお送りしようと思うので、ぜひKaienにご連絡を。まとめた部数の場合ですが。。。 kaien@kaien-lab.com でメールでお知らせ下さい。

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Echoing Greenのウェビナーに参加

昨夜は23時からEchoing Greenが主催したWebinar(ウェビナー)に参加。来月締め切られる社会起業家フェローシップの説明。おそらく100人程度は世界各地からアクセスしていた。僕は時差を読み誤り21時開始だと思っていたら、23時。。。やりがちな間違である。若干朝方タイプの人間なので23時はすこしおねむ。。。眠い目をこすりこすり参加した。

(※なお、ウェビナーというのはウェブとセミナーを組み合わせた造語。2年ぐらい前?から米国で盛んに開かれるようになった。dimdimという無料で使えるサイトがあり、そこにアカウントを持っている主催者が、複数人を同時に招きウェブ上で物理的に離れた人に講演するという仕組み。日本でもサービスを開始している企業さんがあるらしい。Kaienも全国から問い合わせが来るので近々開催しようかな。ちなみにFirefoxでみた画面はこんな感じ。中央はパワーポイント。右端が参加者によるチャットである)

ウェビナーそのものは非常にオーソドックスなプレゼンテーションだった。多くはすでにウェブサイトに出ている内容をなぞったもの。でも繰り返し語られる bold, innovative ideas とか、root cause という言葉は響いた。

特に「問題の本質」「問題の根っこ」を意味するroot causeはおそらく頻出した単語の最たるもの。「あなた方が取り組もうとする分野はなんで、そこではどのようなroot causeを解決しないといけない」のかという問いは心地良い。

いい刺激をもらったので、第一次審査用の書類。今週中に仕上げたいところ。

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