子どもの発達障害 解説ページを修正・加筆
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TEENS(ティーンズ 発達凸凹のあるお子様向けの放課後等デイサービス)のウェブサイト。子どもの発達障害の特集ページがあります。今日は時間があったので、主だったところを修正・加筆しました。
子どもの発達障害
http://www.teensmoon.com/pdd/definition/
ASD(自閉症スペクトラム・アスペルガー症候群)
http://www.teensmoon.com/pdd/asd/
ADHD(注意欠如多動性障害)
http://www.teensmoon.com/pdd/adhd/
LD(学習障害)
http://www.teensmoon.com/pdd/ld/
幼い我が子が診断されたばかりで、混乱しがちな親御さんでも受け止められるように、可能性(理想)とでも直面するであろう現実を織り交ぜています。例えば、
発達障害は生まれつき脳機能障害であり、”治る”ことはありません。”発達”の障害ではありますが、発達が凸凹であるという意味であり、発達期(幼少期)だけに特性が出るものではありません。しかし、適切な療育や訓練によって症状を改善し、社会へ適応する力を伸ばすことができます。
ただし、周囲の人がうらやむような強力な能力を凸として持ち合わせている人はごく一部ということは早めに理解しないといけません。歴史的に発達障害のある人たちがその特異な才能を人類・文明の進化に活かしたことは事実だと思いますが、圧倒的多数の発達障害の人たちの凸凹はご自身の中での得意・不得意があるというレベルにとどまるのが実際です。
脳の機能が違う(例えば女性と男性も脳が違います)ため、根本的に治すというものではなく、特性を見にくくする薬がいくつか開発されているにとどまっています。基本的には発達障害は生まれてから死ぬまで一生付き合う特性と言えます。
などです。
また、お薬についてもADHDの欄で触れています。該当部分をそのまま貼り付けてしまいますと以下の通りです。
薬は医師のみが処方でき、また副作用の恐れもありますので、当社が安易にお勧めできるものではありません。しかし、科学的に認可された薬であり、生活の質が改善する可能性が高いのであれば、その副作用を考慮に入れたうえで、前向きに検討してもよいと考えています。ただしADHDの傾向がすべて瞬時に消え去るものではなく緩和する程度ですので、安易に服用したり、即効性を期待することはお勧めしません。
コンサータは中枢神経を刺激して注意・集中力を維持するタイプであり、(処方されている方の感想では)効果が比較的短期間で感じられる方が多いようです。ただし中枢神経を刺激するということから副作用を懸念される方は多く、週1回程度は薬を使わない安静の日を設けている方が多数いらっしゃいます。コンサータは濫用を防ぐ目的で、処方する医師側にも登録が必要となっていて、流通が管理されています。
一方でストラテラは前頭葉に効くことで、注意・集中力を維持させるタイプです。薬価が高いため金銭的な負担が多くなりがちですが、コンサータとは違い中枢神経に効くタイプではないため、比較的服用に抵抗が少ない方が多いと思われます。徐々に服用量を増やしていくことが求められていて、じわじわと効果を感じる方が多いようですし、また薬をお休みする日は設けず、日々服用することが求められます。
ADHDの治療薬は周囲は変化を感じるものの、本人は変化を感じないために、服用を止めてしまったり、あるいは服用しないと集中ができないのではないかと、かえって不安になり薬を飲み続けている場合もあり、継続的に医師に相談しながら服用のタイミングや量を決めていくことが必須となります。
疑問点や間違え等見つけられましたらご連絡ください。
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